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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第74話☆

1 名前:部隊長がチビ狸呼ばわりされたのこれで74回:2008/06/12(木) 00:31:14 ID:8ouY6Ou+
魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレです。


『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をしたほうが無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」…「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶことが出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけてください。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントすることが多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。

『注意情報・臨時』(暫定)
 書き込みが反映されないトラブルが発生しています。
 特に、1行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えることがあるそうです。
 投下時はなるべく1レスごとにリロードし、ちゃんと書き込めているかどうか確認をしましょう。

リンクは>>2


2 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:32:50 ID:8ouY6Ou+
【前スレ】
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第73話☆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1212585777/

【クロスものはこちらに】
 リリカルなのはクロスSS倉庫
 http://www38.atwiki.jp/nanohass/
 (ここからクロススレの現行スレッドに飛べます)

【書き手さん向け:マナー】
 読みやすいSSを書くために
 ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5301/1126975768/

【参考資料】
 ・Nanoha Wiki
  ttp://nanoha.julynet.jp/
 ・ラグロク
  ttp://homepage3.nifty.com/damenahito2000/
 ・R&R
  ttp://asagi-s.sakura.ne.jp/data_strikers.html
  (キャラの一人称・他人への呼び方がまとめられてます)

☆魔法少女リリカルなのはエロ小説☆スレの保管庫
 ttp://red.ribbon.to/~lyrical/nanoha/index.html  (旧)
 ttp://wiki.livedoor.jp/raisingheartexcelion/d/  (wiki)




3 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:33:28 ID:de04KkJW
高速で2ゲット!ひゃーはー!悔しいだろ!悔しいだろ!ふふふふふ、ふはははは
速度では負けたことは無い。>>3ざまぁwwwwwwwwwwwww我こそが世界最速の2ゲッターである!!
3度の飯より2ゲットなんてね。今まで何度2をとっただろうか。神スレ、糞スレ、数え切れないであろう・・・・
ゲットするだけではつまらない。入念かつ、緻密に、そして長文で、これが我が道。
ッ・・・!!!???しかしそろそろ書き込まないと速度的にまずい。さぁ、我のこの華麗な2ゲットを
とくと、見るがいい!はははははははははははは!!


4 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:36:07 ID:8ouY6Ou+
>>3
あんた・・・それ>>3やで?

5 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:36:58 ID:0UXRgbrF
>>3
………いろんな意味で寒すぎます

6 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:43:15 ID:pEtHrZZR
しむらー縦縦

7 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 00:55:22 ID:Zx8+Is4E
前スレのスカ博士の脱獄物語が面白かったなぁw
はやても作られた人間っていうのは見たことが無かったから。
そして、1乙

8 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 02:12:18 ID:qKUoWxZj
>>7
問題は、人造魔導師で四苦八苦していただろう10年前にあれほどの能力を人工で作れる
技術があることになり、敵にも味方にもAAAクラスがごろごろ発生してしまうという
通常局員涙目な事態が発生する事だな。

9 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 02:24:25 ID:ld3Ec2iz
>>8
捏造使えば色々できそうではあるけどね。
表に出ていないだけで実はエスティア後も何度か転生済みだった、とか。
初期に転生先に使っていたクローンは魔力だけ多い短命の存在で、繰り返すうちに確立されたノウハウの結晶がはやて。
グレアムが破壊手段を確立してデュランダルの作成にかかったから気付く場所に放置した。

・・・この妄想だとはやての実年齢が(下に)すごい事になりそうだ・・・。

10 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 02:52:38 ID:oweNqiwh
>>9
A's開始時点でのはやては肉体年齢は9歳相当でも、実は生まれて3日しか経ってないとか・・・・

11 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 03:27:53 ID:xwFEHK/4
>>2のラグログって何の資料があるん?

12 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 07:29:54 ID:bKtVyC3h
呼称表があった気がするけど……なくなってるね

13 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 09:55:07 ID:4hI5Q4ve
>>10
俺のはやて萌え度が上がった!

14 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 10:24:37 ID:j+fjAblO
どこまでロリだッ!
この淫獣!

15 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 11:22:26 ID:Zx8+Is4E
全ての記憶が捏造ってきついなぁ。
フェイトは本人の記憶ではないけど、一応あるし。
スカとはやてが組んだら、量産型ヴォルケンリッターが出来そうだw
魔力がある限り無限に再生し数が減らないwww

16 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:50:35 ID:qJ//4qhe
anime3鯖あぼーん記念真紀子

17 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 17:55:17 ID:919V79yw
前スレの感想なら前スレでやったほうがいいのでは?
まだ容量に少し余裕があるし

18 名前:562:2008/06/12(木) 19:11:51 ID:IZEKSc41
今が投下チャンス!
まだ誰も手をつけてない題材だったんだな。なのはとフェイトを逆にして色々と考えてたら
妙にしっくりして、先にやってる人がいそうだと不安になったよ。
それでは行きます。

なのはとフェイトの立場が逆だったら?
そんなコンセプトの作品です。

注意事項
・一応は1期の再構成になります
・高町家がアニメより、原作に近い設定になってます
・非エロ
・タイトルは『魔法少女リリカルふぇいと』


19 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:13:00 ID:IZEKSc41
本当に不思議な体験をしました。
不思議な声というか思いに導かれ、動物病院に行ったら、お化けが出てきて、しかもフェレットさんが
喋ったんです。
それだけなら良い……あんまり良くは無いけど、それは置いといて、取りあえずフェレットさんの
言うままに行動したら…………何て説明すれば良いんだろ?
と、とにかく、起こったことをありのままに言います。

スクール水着みたいな恥ずかしい格好で、大鎌を振り回して、お化けをやっつけました!

……って、なります。
コイツ、何を言ってんだ? と、思うかもしれませんが、私にも何が何だか……
しかも、最初に体験しましたと過去形で言いましたが……

「フェイトさん、大丈夫ですか?」

……実は現在進行形で、私の肩の上には喋るフェレットさんが乗ってるんです。
まあ、これからフェレットさんに詳しい事情を聞こうと思うんですが、いったい私は、
どうなるんでしょう?
ところで、フェイトさんとフェレットさんって響きが似てますよね。見てて紛らわしい気が……

まあ、とにかく、魔法少女リリカルふぇいと、始ります。



第2話

魔法の武器はツルハシ



20 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:14:03 ID:IZEKSc41
「と、とにかく家に帰ろう。話しはその後で」
「はい」

フェイトは、もはや戦場か、良くて事故現場としか思えない場所から、急いで家に向う。
ここに居て職務質問でもされたら、かなり困る。
そして、家に帰り着き、家には誰も居ないことに安堵する。

「ま、間に合った……」

高町家の家族は、母の桃子以外は毎晩の訓練で家には居ないが、桃子だけは、パティシエの仕事の
状況に左右される。
今夜は新メニューの開発で遅くなるとは言ってたが、幸か不幸か長引いてるらしい。
一応、家に居ないフェイトを心配して、再び出かけた可能性もあるが、携帯にはメールも着信も
入ってない。

「では、説明をお願いします。あ? お茶を煎れましょうか?」
「いえ、お構いなく」

そして、フェイトの部屋に行くと、状況の説明が始り……

「僕の名前はユーノ・スクライア……」

フェレット……ユーノ・スクライアの説明を要約すると、彼の発見したロストロギアと呼ばれる
古代遺産の1つ、ジュエルシードがフェイトの世界に散らばってしまった。
それを回収するために、ユーノは来たのだが、回収中に魔力が尽き力尽き倒れてしまったらしい。
本来なら1人で、やり遂げようと思っていたのだが、すでに発動したジュエルシードをユーノの魔力が
回復するまで放置する訳にもいかず、一縷の望みに賭け、魔力の素質がある人間に呼びかけたのだ。

「それが私?」
「はい。本当にご迷惑とは思ったのですが……申し訳ありませんでした」
「え? い、良いですよ。別に……」
「それと、迷惑ついでと言ったら何ですが、僕の魔力が回復するまで、ここで休ませていただけない
 でしょうか? お礼は必ず…」
「あ? き、気にしないで下さい。こんな所で宜しかったら、ごゆっくり」
「ありがとうございます」


21 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:15:06 ID:IZEKSc41
ユーノは、魔力が回復したら出て行くつもりのようだが、フェイトは気になることがあった。

「あのですね……」
「はい。何でしょう?」
「ジュエルシードって言いましたよね? それって、ユーノさんの魔力が回復するまでは、
 放っておいて大丈夫なんでしょうか?」
「それは…………発動しない事を祈ってます」
「やっぱり」

そんな気がしていた。フェイトの見たところ、このユーノという人物(?)は、真面目だが責任感が
空回りしている。
ジュエルシードを回収しようとしたのも、フェイトを巻き込んだのも、そして、巻き込みながらも
これ以上、利用しようとしない事も、不器用なまでの生真面目さが原因だった。
ジュエルシードの回収は危険が伴うのに1人で来てしまった。フェイトを巻き込んだのも、回復まで
待てば危険が広がるから。そして、せっかくの使える戦力、フェイトを危険だからと遠ざけようと
している。
冷静な人物から見れば愚かではあるが、フェイトは好ましい性格だと思った。

「手伝います」
「え?」

そんな相手を放って置くことは出来なかった。
もし、回復前に発動すれば、その純粋で真面目な性格から彼は無理してでも行くだろう。

「その、ジュエルシードの封印を手伝います」
「ですが、危険です!」
「回復まで発動しない保証が無いんですよね? それこそ危険です」

ユーノは悩んだ。フェイトの意見は正しい。危険だから、発動前に回収しようと考え、動きの遅い
管理局に連絡も入れずに、ここまで単身やってきたのだ。
だが、同時に、フェイトの思った通り、生真面目な彼は、魔法の無い世界で平和に暮らしていた
少女を戦わせる事に、強い抵抗を感じてもいた。だが……

「私、嫌です。あんなものに、何も知らないまま襲われたら……私だけじゃない。私の家族……は、
 母さん以外は平気そうだけど、母さんは普通の人だし、友達とか、知らない人でも被害にあったら
 絶対に後悔します。あの時、自分が封印を手伝っていればって」


22 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:16:12 ID:IZEKSc41
その言葉が、ユーノの背中を押した。

「では、お願いします」
「はい♪」

その笑顔がユーノの心を軽くしていた。
本音を言えば心細かったのだ。想像を上回るジュエルシードを取り込んだ相手の能力。
攻撃魔法を使えない自分では、最後まで持たないとの不安が襲っていたのだ。

「あの……それでは敬語は止めていただけないでしょうか? お世話になった上に、
 そう丁寧にされると、こちらとしても困ってしまうので…」
「あ? す、すいません。じゃ無くて、ゴメン……で、良いのかな?」
「はい」
「あの……だったら、そちらも。私みたいな子供に敬語って疲れるでしょ?」
「あ? いや、別に……多分、同じくらいの歳かと……」
「え? あの……幾つ?」
「9歳になります」
「一緒だ♪」
「そうなんですか?」
「うん。じゃあ、お互い敬語は無しで♪ 友達感覚のパートナーってことで」
「うん。じゃあ、それで」
「じゃあ、よろしくね。ユーノ」
「こちらこそ、フェイト」

2人は握手……傍から見れば“お手”を交わすと、丁度、桃子が帰ってきた。

「え〜と、じゃあ、ユーノは普通のフェレットってことにして……」

桃子に紹介する前に、いくつかの約束事を決める。
幸い“念話”と呼ばれる会話方法で内緒話が出来るため、細かい事は、その場で相談して判断する事で
決まり、フェイトは母親に、お帰りの挨拶と、可愛いペットを紹介するために部屋を出た。


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇



23 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:17:17 ID:IZEKSc41
翌朝、フェイトは目覚めると、まだ眠っているユーノを起こさないように、そっと部屋を出る。
そして、何時ものように掃除と準備運動を済ませて、棒を握り……

「そう言えば……どうしよ?」

武器の問題。昨夜はバルディッシュの異様なまでの鋭利な光の刃の力があったため、刺した後に
捻っても敵を撃破することが出来たが、本来ならそんな動作をすれば、刺した勢いを殺してしまう。
その事を考えると、ついでに昨夜の格好を思い出し、頬を染めた。

あれは、恥ずかしい。
しかし、服装に拘るなど御神の剣士として……
でも、知り合いに見られたら……
いやいや、そんな時こそ平常心……
というか、何でユーノは、あんなデザインを?
もしかすると、あれが、向うでの正しい魔法少女の衣装なのか?
聞いてみるか?
でも、聞くのが怖い。彼との関係にヒビが入りかねない……

暫く悩んだが、考えるのを止めて、今出来る訓練に集中する。別名、現実逃避。
だが、攻撃に関しての問題は重大であることは間違いなかった。

「よし…………」

捻らないように意識しながら棒を振る。左からの動作は必要ないから、右からの打つ動作を繰り返す。
だが、どうもしっくり来ない。
実際、棒での殴るの動作は、棒を持ってはいるが、パンチと同じく、振るではなく突きになる。
右から殴る場合は、右手を空手の正拳突きと同じように真っ直ぐに突き出し、左手を引くのだ。
そうすると、手の動きは直線の最短距離を素早く動くが、持っていた棒は自然と弧を描く。
さらに、当たる瞬間に手首を返す事で、拳の突きと同様に威力が増す。
この動きは、体術から入ると余計に自然になり、突いた後に手首を返す癖が付いてしまう。
その点、槍や剣術から先に学んだものは斬る動作に慣れて、棒を使った場合、威力は劣るが余計な
動作をしないのだが……

「変わった事をしてるんだな?」
「へ? 父さん! あ、あの……これはね…」
「怒ってないよ。それより、その動き、薙刀にでも興味が湧いたのか?」


24 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:18:39 ID:IZEKSc41
道場に入ってきた士郎が、笑いながら質問する。
士郎としては、いっそ、御神流みたいな影の技を学ぶより、剣道か薙刀のようなスポーツにでも
興味を持ってくれたほうが、娘のためにも良いと思っていた。

「う、うん……そんな感じかな?」
「そうか……でも、随分と癖がついてるな」

士郎は嬉しさ半分、悲しさ半分で呟く。
嬉しいのは、癖がつくまでに何度も繰り返してきた娘の努力が誇らしく。
悲しいのは、役にも立たない技を繰り返してきた娘を憐れに思い。
例えフェイトが御神の剣士になっても、棒術を使う機会など、まず有り得ないだろう。
恭也や美由希は勿論、士郎でも捻る癖がつくまでには棒術にも体術にも馴染んではいない。
その前に剣を握り、剣士らしく直線の動きになる。

「父さん、御神流には槍術や薙刀って無いの?」
「う〜ん……昔は使う事もあったろうが、今は無いから、父さんも無視してるしな」

古流武術が、どんな武器も使うのは、それが身近にある道具だからだ。
昔は、槍や薙刀があった。誰かが持ち、家の何処かに飾られていた。
しかし、今は無い。棒だったら転がっているが、槍や薙刀は転がってはいない。
だからこそ、携帯に優れた小太刀と暗器がメインの武器なのだ。

「そろそろ、剣を握ってみるか?」
「え!? 本当!?」
「ああ、軽いやつなら大丈夫だろう。打ち合いには耐えられないけど」
「あ? で、でも……」

フェイトは、念願の剣を持てると聞いて喜色を浮かべるが、今の彼女の目的はバルディッシュを
扱う事だ。だから、習うなら薙刀の方が良かった。

「その……まだ、怖いかな」
「そ、そうか……」

士郎は、少し寂しそうに呟くと、改めてフェイトの捻り癖を直す方法を考える。
この先、剣を握るにせよ、誤解だが薙刀を学ぶにせよ、今の捻り癖は邪魔になる。


25 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:19:44 ID:IZEKSc41
「そうだ。少し待ってなさい」

そう呟くと、道場を出て、すぐに戻ってくる。その手には海で遊ぶとき用に購入したゴムボートの
オールが握られていた。

「それ、ゴムボートのオール?」
「そうだ。これを使ってみると良い」
「で、でも……」
「オールを馬鹿にしたらダメだぞ。現に琉球空手には櫂術と言って、オールを扱うのもあるしな」
「そ、そうなの?」
「ああ。それに……まあ、振ってみなさい。ちゃんと薄い方で、斬るようにだぞ」
「う、うん」

言われるままに、何度か素振りを繰り返すと……

「す、凄いよ! 父さん。捻った時、分かるよ!」
「だろう♪」

オールだと、真っ直ぐに振れば空気抵抗が少なく、鋭い振りが出来るが、少しでも角度がずれれば、
空気抵抗を感じて遅くなる。

「それと、横からじゃなく、縦から振って、それに慣れたら袈裟斬りで。その方が捻ったり
 しないはずだ」
「う、うん!」

オールを振るのは、見た目は無様だが、気にもせずに、言われた通り繰り返す。
何時もやってる愚直なまでの反復行動。
ただ、何時もと違うのは……

「じゃあ、私は外で振ってくる」
「今日は見ないのか?」
「うん」

……兄と姉が帰ってきたら、見学をするのが日課だった。それが、家族との共通の時間だから。
しかし、今日のフェイトは、1人で訓練する事を選んだ。
彼女に少しずつ変化が訪れていたのだ。


26 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:20:48 ID:IZEKSc41


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇


そして、何時ものように学校に向かうが、今日はユーノから念話で情報を仕入れていた。
幾つかの魔法の知識を聞き、自分も学んだ方が良いと考えていた。

『じゃあ、周囲の被害を抑えられる結界に関しては任せるとして、私は防御と幾つかの攻撃魔法を
 憶えた方が良いんだね?』
『うん。僕は攻撃魔法が出来ないけど、バルディッシュが言うには、君には雷撃魔法の素質がある』
『そうなの?』
『うん。正確に言えば、体質。普通は向き不向きなんだけど、君の場合は魔力が自然に
 電気を帯びるらしいんだ。稀に居るんだよ。魔力変換って才能が。君の場合はそれが電気』
『それって、便利なの?』
『何でもそうだけど、一長一短だよ。雷撃系は威力が高い魔法が多いから優秀。でも、それ以外の
 属性の魔法に不向きになってるんだ』
『例えば炎とかは?』
『属性の無い人に比べて、憶えるのに、かなり苦労するだろうね』
『なるほど……うん。でも、どうやって覚えるの?』
『それは、バルディッシュが上手く引き出してくれる。インテリジェントデバイスだからね。
 自分で考え、必要な魔法を生み出す事も出来るんだ』
『す、凄いんだ?』
『うん。僕の自慢だよ。それと防御に関してだけど、フェイトに怪我をされたら困るからね。
 まず、防御を憶えて欲しい。
 防御に関しては、僕も得意だから、すでにバルディッシュには入力されている』
『う、うん』
『君には、それを引き出して欲しいんだ。一応は自動でも発動して君を守ってはくれるけど、
 それでも、デバイスの自動発動より、術者がきちんと唱えた方が、はるかに優れた障壁を
 作り出せる』
『分かった。それにしても凄いんだね。バルディッシュって』
『うん。僕は親は居ないけど、一族の人たちに可愛がられてね。それで、みんなが協力し合って
 作ってくれたんだ。僕が立派なスクライア族の発掘屋になれるようにって』
『そうなんだ……あれ? スクライア族って遺跡の発掘を生業にしてるんだよね?』
『うん。そうだよ』


27 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:21:54 ID:IZEKSc41
フェイトは嫌な予感がした。
そして、最初に感じた疑問が再び大きくなる。これまでは疑問が多すぎるし、その疑問以上に
対応策を優先してしまったために、後回しにしていた事……

『あのね、ユーノ……ちょっと質問なんだけど?』
『ん? なに?』
『バルディッシュって、何で大鎌なの?』

そう。大鎌なんて、武器としては使い難いこと、この上ない。一応はショーテルの様に、盾を
回り込んで当たるといったメリットがあるが、それより刃物を垂直から真っ直ぐにすれば、同じ重さで
長い間合いが確保できる。距離のメリットに比べると、あまりにも心もとない。
そもそも、あれは農民反乱に使われるくらいで、後は“魂を刈り取る”と言った宗教的な意味合いで
神話などの幻想世界の武器でしかない。
それに何より、悪役っぽかった。大鎌を振るう魔法少女。主人公としては、如何なものかと思う。
だが、ユーノの答えは想像を上回る悪夢をもたらす事になった。

『そりゃあ、使いやすいからだけど』
『そう?』
『何か変かな?』
『うん。だって突けないし、真っ直ぐ振りにく……くは無いか、重さが無いんだから。でも、大鎌って
 武器としては使えないってのが定説なんだよね』
『……………え〜と、だから僕は発掘屋で、バルディッシュは本来は武器じゃ無いんだけど?』
『え?……じゃ、何に使うの?』
『蔦を払ったり……でも、メインは穴掘かな』
「ちょ、ちょっと待って!」

思わず大声を上げてしまい、周囲の注目を浴びる。ちなみに今は授業中だった。

「ご、ごめんなさい」

立ち上がって謝ると、再び席に着く。
しかし、心は乱れていた。
嫌な予感を抱きながら、否定して欲しいと願いながらも確認を取る。


28 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:23:00 ID:IZEKSc41
『ねえ、ユーノ……確認するけど…………バルディッシュって、実は…………ツルハシ?』
『うん。そうだよ。ねえ、バルディッシュ』
『Yes sir どんな壁や床でも掘って見せます』

実に力強い台詞だった。
頼もしい限りである。
しかし……

『ツルハシを担いだ魔法少女……』

もはや、前代未聞どころか、魔法少女への冒涜である。
だが、フェイトには落ち込む暇など無かった。新たな疑問が襲い掛かる。

『ねえ、ユーノ……バルディッシュって、ユーノが使うために作られたんだよね?』
『うん』
『…………じゃあ、今の姿って?』
『ああ、そうだった! これは魔力を節約するための変身した姿なんだよ』

そう。そうなのだ。バルディッシュを振るう以上は小動物であるはずが無い。
そして、フェイトの脳裏に浮かんだのは……

ツルハシを担いだガテン系の巨大フェレット!

……さようなら、可愛い小動物と戯れる日々を夢見ていた昨日までの自分。
さすがに筋肉モリモリな巨大フェレットは怖かった。
あ? でも、小太りで腹巻なんかしてたら可愛いかも……などと現実逃避をしかけてると……

『何だったら、元の姿見る? 少しだったら戻れるけど?』
『イヤ! いい! 今のままの君でいてほしい!』
『そう? うん。分かったよ』


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇




29 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:24:23 ID:IZEKSc41
フェイトは帰り道、アリサとすずかと別れると、少しだけ憂鬱な気分で街を歩いた。
フェレットを飼うと決まった後、フェレットの生態を調べて、結構楽しみにしていたのだ。
その中には、好奇心が旺盛で、人間に懐きやすいという記述があり、活発に動く小動物との
戯れに胸を膨らませていたのだ。

「でも、たしかにフェレットの生態と似てるな……」

スクライア族。遺跡の発掘を生業とする一族。ロストロギアのような重要遺物を発見しても、
私物化したりせず、管理局と呼ばれる組織に渡すようにしている。
どう考えても、彼等の仕事は好奇心を満足させるためとしか思えない。
おまけに、フェレットなのに、凄く人間に懐いている。
すでに、本当は人間がフェレットになるという正解に辿り着けないほど、フェイトの精神は
磨耗していた。

「マッチョなフェレットの一族……」

マッチョなフェレットが、大群でツルハシを振っている姿を想像して、頭が痛くなった。
その時、おかしな感覚がフェイトを襲った。

「これって?」
『フェイト! ジュエルシードが発動してしまった!』
『やっぱり……』
『場所は分かる?』
『うん。この感覚で間違いないんだよね?』
『Yes sir』

バルディッシュに確認すると、力強い返答。

『ユーノは来れる?』
『大丈夫』
『じゃあ、現場で合流。結界の用意を』
『うん、じゃあ、後で』

フェイトは念話を切ると、魔力の気配の方向……神社へ向って走り出した。




30 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:25:37 ID:IZEKSc41


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇


ユーノは、神社の階段でフェイトと合流すると、結界を張る。
そして、階段を登ると、そこには……

「うわ……」

犬の様な不気味な化け物が鳥居の上に立っていた。
だが、明らかに犬とは違う。目が4つあり、長い爪と牙を持っている。
ユーノは、その不気味な姿に、フェイトのような平和な世界で暮らしてきた少女が耐えられるか
不安に思った。

「あれね……バルディッシュ!」

だが、フェイトは臆する事無く進み出て、バルディッシュを起動させバリアジャケットを
身に纏う。
それもそのはず……

「ちゃんと、足が4本ある。ちょっと牙や爪が長いくらい……ただの“ちょっと可愛くない犬”ね」

散々、マッチョなフェレットの姿に頭を悩まされていたフェイトにとっては、どうってことはない。
その、“ちょっと可愛くない犬”が、憐れにも頭上に飛び掛ってきた。

「せいっ!」

今朝、何度も繰り返した、振り下ろしの動作でバルディッシュを一閃させると、綺麗に斧の部分に
殴られた“ちょっと可愛くない犬”が悲鳴を上げて吹き飛ばされる。

「うわぁ……」

ヒクヒクしてる化け物を見ながら、ユーノはドン引きしてしまった。
だが、そこはジュエルシードを取り組んだ化け物。傷付きながらも立ち上がろうとする。

31 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:26:40 ID:IZEKSc41
「サイズフォー……バルディッシュ?」

止めを刺そうと、サイズフォームへの変形を要求するが、バルディッシュから別の提案がなされる。
バルディッシュから送られる術式、それらを読み取り、自分のものにする。イメージするのは針。
御神流の暗器『飛針』をイメージする。
右手にバルディッシュを持ったまま、左手を前にかざし……

『Photon Lancer』
「フォトンランサー!」

トリガーボイスの後に、左手から金色の槍が放たれた。

「……これが、魔法?」
「いきなり使うなんて凄いや……」
「でも……」

予想より、大きな光が出てしまった。大きければ良いものでは無い。自分のイメージと現実を
一致させなければ、使いどころに困る。
もう少し修練しないと、実戦での使用は危険だった。

「封印を!」
「うん! ジュエルシード、シリアル16、封印!」

そして、ジュエルシードを封印すると、結界を解き、石段に座って互いの労を労った。

「それにしても、あんな化け物を見て動じないなんて、凄いねフェイトは」
「……ありがとう。ユーノのお陰だよ」
「僕?」
「うん……私、今日1日で、随分と強くなった気がするよ。主に精神的な面でさ」
「?」

何故か悲しげに呟くフェイトを見て、ユーノは彼女に何があったのかと首を傾げた。
その首を傾げる仕草は可愛らしく、それだけにフェイトは見ているのが辛かった。
本当なら抱きしめてるはずなのに……フェイトはひっそりと涙を零した。


32 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/12(木) 19:27:52 ID:IZEKSc41


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇


「ジュエルシード?」
「そう。貴女には、それを集めてきて欲しいの。母さんの願い、聞いてくれるわね?」
「うん。良いよぉ♪」

気軽にOKする。そこには、何の気負いも無く、ちょっとしたお使いにでも出かけるような
雰囲気がある。

「ありがとう、なのは。それじゃあ、管理外世界だから、色々と面倒な事もあうだろうし、
 一緒にリニ…」
「アルフなら大丈夫です! 彼女は、なのはのフォローをすべく、徹底した教育を施してますから、
 今回の任務も上手くフォローしてくれます!
 3日も頂ければ、第97管理外世界での生活に何の不備もない様になるでしょう!
 なのはは、安心してジュエルシードの回収に専念出来ます!」

リニスは凄く必死だった。いくらなんでも、3日では準備するのは無理だろうと思いながらも、
その迫力に押され、プレシアは引き気味になりながら頷いた。

「で、では、アルフに任せましょう」
「ええ、懸命な判断です。アルフも主の役に立てて光栄でしょう」
「…………本当に使い魔の鏡ね」

自分に逆らいっぱなしの使い魔に皮肉を送るのは忘れない。
こうして、アルフの尊い犠牲の上に、なのは・テスタロッサは第97管理外世界へと旅立った。



続く



33 名前:562:2008/06/12(木) 19:29:09 ID:IZEKSc41
投下終了です。

それでは今回もキャラ紹介

ユーノ・スクライア
フェイトに変な誤解をされてしまったフェレットに変身する少年。
実は、この後も、その外見の可愛さ故に悲惨な、ある意味幸せな運命が待っている。
彼が、何故あのようなバリアジャケットをデザインしたかは永遠の謎。友達にだって言えない事って
あるよね? でも、基本的には善人で、良い子なんですよ。


バルディッシュ
遺跡の発掘のために作られた平和を愛するツルハシ型のデバイス。
元々、フェイトとバルディッシュのコンビは変えられないと考え、何とかユーノが持っててもいい
理由を考えてたら思いついたのがツルハシ。
何故かRHを持ってるより納得がいってしまった匠の一品。


34 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:37:55 ID:ssdeJlbM
>>33
GJ
なんかユーノはこっちの世界のほうが幸せになれそうな気がするんだがw

35 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 19:45:35 ID:aLZTueE2
>>33
ツwwルwwハwwシww
漢らしいぞバルディッシュww

嗚呼勘違いする天然フェイトそん可愛いなぁ…
GJでしたー

36 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:05:58 ID:xUlWIFag
まぁ、塹壕とかで一番人を殺した武器はスコップとかだったからありじゃない?

37 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:08:50 ID:w4Qpk9BQ
GJです!ユーノの手伝いをする高町フェイトもプレシアの娘のなのは・テスタロッサも
どちらの陣営も本編よりほのぼの度がアップしてて良いですね〜。
ツルハシ型デバイス・バルディッシュは面白い発想ですwたしかに発掘をするスクライアにはピッタリですねぇ。

38 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:28:55 ID:lVtv/p1a
>>36
その内殴ったり千切ったりする巨大ペンチ型デバイスも出てくるのですね。わかります。
だが、
ツ ル ハ シ だ と(゜◇゜)~
バルディッシュガツルハシ?ツルハシがバルディッシュ)違
夢も希望もない魔法少女に俺が泣いたwww
しかしなんだ。じゃあこの後の出てくるデバイスは勇者王の如く工具というのかね。
アイゼンはトンカチで納得だが。

39 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 20:29:15 ID:5r8uB1Qx
バルディッシュが鎌じゃなくてツルハシだったのにフイター!!
このユーノ、テー○ルマウンテン登った事アリソーw

40 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:03:02 ID:ld3Ec2iz
俺は『ツルハシを担いだガテン系の巨大フェレット!』に吹いたわけだがw
あれか、横たわるのは犬と豚のアレなのかwww

41 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:06:14 ID:u82lne2N
すげぇいろいろな意味ですげぇgj


42 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:08:58 ID:8+3N7Ldt


43 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:20:06 ID:R4kmo17B
え〜…そろそろちょいと書かせて頂きますが……よろしいですね?

・先生またやってしまいました。今回も『なのは×スカ』ですよ。
・本局の人間が活躍してる状況が嫌なレジアスになのはがハメられてスカに売られてしまう
・だからレジアス好きな人注意
・とりあえずレジアスからなのはを買ったスカだけど、改造した方がむしろ弱くなる程の
なのはの完成度に脱帽。で、とりあえず何度も抱いて性の奴隷にする事によって
自分の操り人形にしてしまおうと考えるのだけど………
・NTR注意。(なのはがスカに…と言うのもあるけど、逆に言えばなのはがウーノから
スカを取っちゃうって事にもなっちゃうわけで…)
・エロ(でも後半はエロ度低め)
・レイプ注意
・スカがなのはを抱くSSは以前もやりましたが、今回はもっとこーネチネチ行きます注意
・ほんの少しだけソープネタもあります注意
・最初はスカが一方的に…ですが、次第になのは×スカになっちゃいますw
・なのはが完全にスカ側に付いてしまい、それによって風が吹いて桶屋が儲かる的に
スカ側勝利エンドになってしまう
・ナンバーズが基本的に空気です注意(ウーノは辛うじて出ますけど、それでも空気に近いです注意)
・スカ側視点でハッピーエンドだけど、本編と比較して考えたら鬱かも注意
・負けてしまった後の六課側の顛末に関してかなり悲惨な所あるかもしれません注意
・最後の最後に少しだけオリキャラ(と言うかパロキャラ?)登場
・タイトルは風が吹いて桶屋が儲かるにちなんで『レジアスがハメて管理局崩壊』
・前回、行開けが少なくて読み難いとの苦情があったので可能な限りあけたりしてみました
(その変かなり下手だと思いますが、ご了承下さいorz)
・長いので数回に分けて書きます。

44 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 1 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:21:11 ID:R4kmo17B
ミッドチルダ時空管理局地上本部に勤めるレジアス中将はミッド地上の平和を守る事に
命を懸けていた。しかしその事に必死になりすぎるが余り、本局の人間が介入する事を
快く思わなかった。無論本局側としてもミッドチルダが平和である事に越した事は無いのだが、
レジアス中将本人としてはミッドチルダ地上の平和は地上本部の人間のみの力で守りたかった。
だからこそ…本局側の人間が中心になって作られた機動六課の存在が目障りで仕方が無かった。

「う〜ん…どうすれば良いか……。」
自分のオフィスで一人考え事をしていたレジアスであったが…
「そうだ! この手があるでは無いか!」
と、彼にあるアイディアが浮かんだのであった。

間も無くして、レジアスは彼がマークしている本局側の人間の一人。
戦技教導隊の一員で、機動六課の中心人物の一人である高町なのは一等空尉を応接室へ呼んだ。
「御用とは何でしょうか?」
「まあまあ、そうかしこまらずに…ゆっくりしたまえ。」
故意にレジアスは愛想良く振りまくが、明らかに似合わない。
「実はね、私は君には期待しているのだよ。君が教導官として地上本部に勤める武装局員達を
強くしてくれれば、それだけミッド地上の平和が守られる確率が上がって来るからね〜。」
「は…はぁ…。」
そうしてレジアスはビンに入った飲み物を取り出す。
「本来なら高級酒を出したい所だが、君はまだ未成年と言う事で高級オレンジジュースを
取り寄せておいた。まあ飲みたまえ…。」
と、レジアスはなのはにグラスを渡し、オレンジジュースを注いで行く。
「あ…ありがとうございます…。」
管轄は違っても、やはり将官クラスの人間から直々にこういう事されるのは申し訳無いと
思いながらもオレンジジュースを頂いた。

それからも色々レジアスと今後に付いて話し合ったりしていたのであったが…
急になのはは強い眠気を感じ、ソファーに寄りかかる形で眠りに付いてしまった。
「やっとオレンジジュースに仕込んだ睡眠薬が効いて来た様だな。」

45 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 2 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:21:46 ID:R4kmo17B
眠りに付いたなのはの姿を見て、レジアスはニヤリを笑みを浮かべると共に
彼が裏で繋がっていたジェイル=スカリエッティへ連絡を入れた。

レジアスがやろうとした事。それはなのはをスカリエッティへ売る事だった。
勿論、管理局側にはなのはが脱走したと言う事にした上で…。
かつて親友だったゼストを売った事もある彼にとって、元々快く思っていない
なのはを売る事等造作な事では無かった。
「本当に良いのかい? レジアス中将。」
「うむ。改造するなり、人体実験に使うなり好きにするが良かろう。」
ミッドの奥地の誰にも見付からない山奥で、密談するレジアスとスカリエッティ。
「分かった。ならば彼女は私が持ち帰ろう。」
交渉は成立し、なのはは本人が知らぬ間にスカリエッティに買われてしまった。

未だ睡眠薬によって眠り続けているなのはを自身のアジトに持ち帰ったスカリエッティだが…
彼のパートナーを務めるウーノと二人きりになった所で愚痴を零した。
「レジアス中将め…本当にとんでも無い物をよこしてくれた物だ…。」
「あの魔導師の娘…そんなにとんでも無い代物だったのですか?」
少し戸惑いながらも問い掛けるウーノだが、スカリエッティは困った顔のまま言った。
「とんでも無いも何も…バケモノだよコイツは! 今だって彼女の首やら手足やらに
リング状の小型AMF発生装置を付けて、なおかつ部屋全体にAMFを幾重にも
発生させて何とか魔力を抑えられている程だ! 特に恐ろしいのは彼女は
何の改造処置等も施されていない自然のままの人間だと言う点だ!
あんなのがいたんじゃ…私が今まで人造魔導師とか戦闘機人とか色々
研究して来たのは何だったんだ…って思うよ…。レジアス中将は改造でも
何でもすれば良いと言ったが、あそこまで完成度が高いと改造した方が
むしろ弱くなるかもしれないし…。」
「そ…そこまで…。」
思わず熱くなってしまうスカリエッティだが、それだけ彼がなのはの存在に
ショックを受けている証拠とも言えた。それにはウーノもショックを隠せない。

「で…では…今の寝ている間に処分してしまうのはどうでしょう?」
「馬鹿! そんな勿体無い事出来るワケ無いだろ! あれだけの逸材を処分してしまう等
勿体無い! よって彼女は五体満足のまま私のコマにするんだ!」
やはり何時に無く熱いスカリエッティに慌てるウーノ。

46 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 3 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:22:26 ID:R4kmo17B
「で…では早速洗脳の準備を…。」
「いや…それもダメだ。科学的な洗脳では何かの拍子で洗脳が解けてしまう可能性がある。
よって、彼女が自分から私側に付く様に仕向けるのだ。」
「それは一体どうするのですか?」
スカリエッティの考える洗脳方法が理解出来無いウーノだが、彼は堂々と部屋の出口へ向かった。
「安心したまえ…それに関しての方法は考えてある。名付けて…『人間苦痛には耐えられても
快楽には耐えられない作戦』だ…。」
「人間苦痛には耐えられても…快楽には耐えられない…?」
ウーノが呆然とする中、スカリエッティは悠々と部屋を出て行った。

一方、なのはは目を覚ましていたものの、自身の今置かれた情況に困惑していた。
無理も無い。目を覚ました時には全身に強力なAMF発生装置をはめられ
魔力を封じられた上に、部屋全体にもAMFが展開された見た事の無い場所に
寝かされていたのだから…

「こ…ここは……。」
「お目覚めかね…高町なのは君…。」
「あ…貴方は…ま…まさかジェイル=スカリエッティ!?」
なのはは慌てた。一応管理局の持っていた情報で彼についての事はある程度
知ってはいたが、直接彼とこんな間近に出会う事は初めてだったからである。
「何故貴方が!?」
思わず部屋の端へ下がり寄りながら問うなのは。だがスカリエッティは余裕の笑みを浮かべる。
「君には大変気の毒な事だが…運が無かったんだよ…。」
「え…。」

スカリエッティはなのはに全てを話した。自分とレジアス中将が裏で繋がっていた事。
そしてそのレジアスにとって本局の人間であるなのはは目障りな存在であり、
この様になのはを眠らせた隙にスカリエッティに売った事。その上さらにレジアスは
なのはを脱走者として処理し、もう管理局には戻れない事等…全てを話した。

「そ…そんな…嘘だよ! 信じられない!!」
「残念だがこれは紛れも無い事実だ。これが君が正義と信じていた管理局の実態なのだよ。
どうかね? 私と手を取り合って自分をこんな目にあわせた管理局に復讐する気は無いかね?
君にその気があるならば私も快く受け入れるつもりだが…。」

47 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 4 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:23:35 ID:R4kmo17B
と、スカリエッティはなのはを自分の物にする作戦に関して、まず懐柔する所から始めた。
もっとも、それはまず初めとして儀礼的にやっただけであり、彼はそれで彼女があっさり自分に
付くとは考えていなかった。そして…その通りだった。
「断る! 誰が貴方みたいな時空犯罪者なんかと…。それにレジアス中将と繋がってるって
言ってる点から考えて…その誘いも私を騙す為の演技かもしれない! だから信じられない!」
「じゃあどうするのかね? 君のデバイスは私が預かっているし…魔力も完全に
封じられた状況だと言うのは君にも分かるはずだ。」
「………………。」
確かにスカリエッティの言っている事も事実。それにはなのはも黙り込んでしまうが…

暫し沈黙が続いていたが、その後でなのはは叫んだ。
「きっと私の仲間が…フェイトちゃん達ならレジアス中将の企みに気付いて…助けに来てくれる!」
なのはは仲間を信じた。フェイト達を初めとした仲間がきっと助けに来てくれると…信じた。
しかし、その必死に主張もスカリエッティには嘲笑の種にしかならない。
「そうかねそうかね…。ならば私にも考えがある。意地でも君には協力してもらうよ?」
「!!」
なのはは思わず身構えた。スカリエッティは意地でもなのはを自分の物にしようと
していると悟った以上…自分の身の危険を感じたのである。
「何をするの!? 私を改造でもするの!?」
「そんな事はしないさ…。君の様な優れた魔導師は改造した方がむしろ弱くなってしまう。
科学者としてそれは非常に悔しい事だが…。君には五体満足のまま私に協力してもらう。」
「じゃ…じゃあ…一体何をすると言うの…?」
なのはは内心焦りながらも平静を装いつつそう問い掛けるが…

そこでスカリエッティはまた何やら語り始めた。
「私は最高評議会のメンバーがアルハザード技術を応用して作った人工科学者と言うべき存在だが…
それでもやはり人間であり…男である事は他の者達と何ら変わりはしない。無論そうなると
女性に興味があると言う点に関しても他の男と変わりはしないわけだ…特に君の様に
美しい女性が相手となるとなおさらだ。」
「え…。」
なのはは思わず顔が赤くなるが、スカリエッティは不敵な笑みを浮かべながら歩み寄った。
「君が私に協力する気が無いと言うのなら仕方あるまい…。だが…今の君にはいずれにせよ
ここしか居場所が無いワケで…。でだな…私が何を言いたいのかと言うとな…?
君には当分の間、私の性欲処理をしてもらおうと言う事だ…。」
「え…え…え…え〜…!?」
なのはの顔はますます赤くなった。だが…次の瞬間、スカリエッティはなのはをベッドに押し倒していた。

48 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 5 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:24:35 ID:R4kmo17B
「嫌ぁ!! やめて! やめてぇぇ!!」
なのははもがき、あがいた。しかし、既に何度も前述されている様に幾重にも及ぶAMFによって
魔力は封じられ、その上スカリエッティの力がまたなのはの予想以上に強く、逃れられない。
「恨むならば自分の不運を恨みたまえ。」
「嫌! 嫌ぁ!」
なのははなおも必死に抵抗するが、スカリエッティは構う事無くなのはの豊満な乳房の
谷間へ顔を埋め、頬擦りして行く。それがなのはにとって相当に心地悪い。
「うむうむ…。魔導師としてだけでは無く…女性として見ても君程の逸材はそういないぞ。」
「そんなの…お前なんかに言われたって嬉しくない!!」
なのはは顔を真っ赤にし、涙目になってスカリエッティを睨み付けるが、
スカリエッティはやはり構う事無く…なのはの乳房を掴み、上下左右に揉み解していく。
「く…悔しい…魔法さえ…魔法さえ使えれば…。」
なのはは歯を食いしばってスカリエッティの愛撫に耐えるしか無かった。

スカリエッティの手際は上手く、既になのはの服の上着はおろかYシャツのボタンさえ外され、
その若く豊満な乳房が露とされていた。それを直接鷲掴みして上下左右に動かしながら揉み解すのである。
「ほうほう…実に柔らかく張りのある乳房だ。私も科学者だからね〜。こういう方向性の
改造を依頼される事もあったのだよ。しかし、君の乳を揉んでいると何の改造処置も受けていない
生まれたままの女性のカラダも捨てた物では無いと思わせてくれるよ。」
「く…う……悔しい……。」
スカリエッティはなのはの肢体を褒めてはいたが、なのは本人にとって嬉しいはずが無い。
むしろ屈辱だ。乳を揉まれると言う行為そのものは以前にも彼女の親友の一人である
八神はやてから受けた事はあったが、同じ女同士だし、軽いイタズラで済める代物。
だが今のスカリエッティにされている様に、好きな相手でも何でもなく、それも
時空犯罪者に乳を揉まれ、好き勝手にされる等決して心地よい物であるはずは無かった。

その後もスカリエッティの愛撫は続いた。ただ乳房を揉み解すだけでは飽き足らず、
ついにはその口で乳首に吸い付いて来たのである。
「んぁ!」
思わずなのはも喘いでしまう。が、それがスカリエッティには心地良く聞こえる。

49 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 6 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:25:16 ID:R4kmo17B
「フフフ…なのは君も感じておるな?」
「そ…そんな事無い!! んぁ!」
スカリエッティの唾液ですっかりびしょ濡れになってしまったなのはの左乳首から、
舌と乳首とで唾液の糸が繋がったまま口を離したスカリエッティの言葉に
なのはは顔を真っ赤にしながら否定するが、直後、スカリエッティに右乳首を突付かれ喘いでしまった。
「まあそう恥かしがらずとも良い。君のカラダが素晴らしい事は今君を直接抱いている
この私が誰よりも分かっている事だ。」
「く……悔しい…悔しい……。魔法さえ使えれば…魔法さえ使えれば…。」

なのはは悔しくて悔しくて仕方が無かった。魔力さえAMFで封じられていなければ
スカリエッティとてなのはにとってはただの人に過ぎないのだが…魔力を完全に封じられた今は別。
この通り、なのははスカリエッティに完全に手玉に取られていた。そこに戦技教導官、
エース・オブ・エースの高町なのはの姿は無く、ただただ男に辱められるオンナの姿があるのみだった。

スカリエッティはなおもなのはの乳房を手で揉み解しつつ、左右の乳首に交互に吸い付いていた。
まるで母親の乳を吸う赤ん坊のごとく、スカリエッティは一心不乱になのはの乳首を吸い続けるのである。
「ん…く…大の大人がそんな事やって恥かしく無いの…? この赤ちゃん!」
何時までも好きにはさせないとばかりになのはは思い切ってスカリエッティを罵倒して見た。
幾らスカリエッティでも赤ちゃん呼ばわりされてしまえば、怒るに決まっている。
そうなれば冷静さを失い、反撃の糸口を掴む事も出来るのかもしれないとなのはは考えた。しかし…
「赤ちゃんでも良いよ。赤ちゃんらしいやり方でなのはママのおっぱいチューチューさせてもらうでちゅ。」
「う…………。」
今スカリエッティはさらりと凄い事を言った。それにはなのはも真っ青になるのだが…
次の瞬間待っていたのはスカリエッティによるさらなる乳首攻めだった。

「んぁ!!」
スカリエッティはなのはの左乳首に吸い付き、まるで乳首を引き千切らんばかりに強く吸引しようとする。
さらにスカリエッテイの口の中で吸われて伸びた乳首を舌でペロペロと嘗め回すのである。
それだけでは無い。吸い付いてない方の乳首に対しても、指で摘んだり、引っ張ったり…
先端に爪を立てて弄くったりと様々な愛撫を行っていたのだ。
「ん! んぁ! んぁぁ!」
そうなればなのはも思わず顔を真っ赤にして喘いでしまう。
「ほら見たまえ。やっぱりなのはママは感じているでは無いか。」

50 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 7 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:26:11 ID:R4kmo17B
ベットリと唾液の付いた乳首から口を離し、嫌味たっぷりにスカリエッティは言う。
「だが、何時までも乳ばかりを攻めていても飽きられるな。と言う事で…。」
「んっ!」

スカリエッティが次に行った事。それはなのはの唇を奪う事だった。
家族を除き、キスなどまともにした事の無かったなのはにとって、それは
ファーストキスも同義。これもまた悔しい事だった。しかし、先程の乳攻めで
体力を消耗した今のなのはに抵抗出来る力は無かった。
「ん…ん…ん…ん…。」
スカリエッティはなのはの唇を貪るように吸い付き、舌同士を絡め合わせた。
そうしている間にも手でなのはの乳房を揉み解したり、乳首を弄くったりしているのである。
もはやなのはにはどうする事も出来ない。
「(悔しい…悔しい…悔しいよ…。)」
なのははスカリエッティの愛撫を受けながら、必死に耐えるしか無かった。

「おっと…私ばかりやっていては不公平だ。君にも何かさせてあげよう。」
「え…。」
そう言ってスカリエッティは突然なのはから唇を離した。二人の舌の間からは
唾液の糸が繋がっていたが、それを構う事無く立ち上がり、自分のズボンの
チャックを開いて…彼の怒張したモノをなのはの眼前へ差し出したのである。
「え…これって…。」
「君にも見て分かるだろう? チ○ポだよ。さあ…しゃぶりたまえ…。」
「え…………。」
なのはは愕然とした。スカリエッティはフェラチオを要求していたのである。
当然なのはは好きでも無い男…それも時空犯罪者のモノを口に咥えたくない。
だが…スカリエッティはそれを許してくれる男では無かった。
「さあ! 早く!」
「んっ!!」
スカリエッティはなのはの頭を掴み、強引に自分のモノをなのはの口の中へ押し込んだ。

「ん…ん…ん…ん…。」
なのははもはやスカリエッティのモノをしゃぶり、嘗め回すしか無かった。
そして、スカリエッティはなのはの頭を優しく撫でながら言うのである。
「うむうむ…良い感じだ。あと言うまでも無いと思うが…歯を立ててはならぬぞ。
そうすれば…どうなるか…君にも分かるはずだ…。」
「ん…。」

51 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 8 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:27:02 ID:R4kmo17B
なのはだって誰が好き好んでスカリエッティのモノをしゃぶり、嘗め回す物か。
出来る物ならばスカリエッティのモノを噛み千切ってやりたかった。
しかし、今のなのはには出来なかった。そんな事をすればどんな報復が待っているか分からない。
少なくとも抵抗する術を持たない今やってはかえって逆効果。だからこそ大人しく
スカリエッティのモノを嘗め回すしか無かった。
「(うう…気持ち悪い…気持ち悪いよぉ…。)」
なのはは目から涙を流していたが…まだ序の口に過ぎなかった。

「うむうむ…中々上手では無いか。そろそろ出てしまいそうだ…。」
「(え!?)」
スカリエッティが若干痙攣していた事になのはも気付いた。
そう、彼の射精が近かったのである。今のままではなのはの口の中に射精されてしまう。
なのははスカリエッティのモノを口から離したかったが、スカリエッティはなのはの
頭をガッチリ押さえている為、逃げられない。その上彼自身もまた…
「君の口の中で出すから…全部飲んでくれたまえよ。」
「(そ…そんな…。)」
もう覚悟を決めるしか無かった。そして次の瞬間…

                     びゅっ!

「んぁ!」
「あ…。」
射精の快感に思わず喘ぐスカリエッティだが、なのはは苦痛で仕方が無かった。
自分の口の中にぶちまけられたイカ臭い精液を全て飲み干さなくてはならないのだから。
「(う…んぁ…気持ち悪いよぉ…。)」
なのはは必死に飲み込もうとしたが、やはり不味い物は喉が受け入れない様に飲み込めない。
その上吐き気さえ感じてしまうのである。だが、吐いてしまったらスカリエッティに
何をされるか分かった物では無い。なのはは目から涙を流しながら…何とか飲み込んだ。

「おお…本当に飲んでくれたか…。嬉しいぞなのは君…。」
スカリエッティはまるで良く出来たペットを褒めるかの様になのはの頭を撫でながら
なのはの口からモノを引き抜く。なのはは吐き気に耐えながら口を押さえていたが…
「さて…次は下のお口で言って見ようか?」
「え!?」

52 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 9 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:27:52 ID:R4kmo17B
なのははまたも愕然とする他無かった。スカリエッティはついになのはとのSEXを
要求して来たのである。

「いっ嫌! 嫌だよ! 私まだ処女なのに…。」
なのはは泣きながら後ずさりしようとするが…次の瞬間にはスカリエッティに捕まれていた。
「おおそうか…君は処女か…ならばますますやりたくなったぞ。」
「嫌ぁ!!」
取り返しの付かない事を言ってしまったとなのはは内心後悔した。
なのはの処女発言がスカリエッティの性欲をますます燃え上がらせたのである。
スカリエッティはなのはのスカートに手を突っ込み、純白のパンティーを下ろすと共に
太股を掴んで脚をM字に大きく展開させたのであった。
「あっ! 嫌ぁ! 見ないでぇ!!」
「ここを見ずしてSEX出来るとでも思うのか?」
下の口をマジマジと見られたなのはは顔を赤くしながら目を背けるしか無い。
だが、スカリエッティは構う事無く未だ怒張していた自分のモノをなのはの股間へ押し当て…

「痛ぁぁぁ!!」
なのはの悲痛な叫びが部屋中に響いた。
スカリエッティの固いモノがなのはの閉じられていた下の口を少しずつ左右に開きながら…
その奥へと…押し挿ったのである! 当然なのはの処女膜も容易く貫かれ…処女血が迸ると共に
なのはに破瓜の激痛が襲いかかった。
「んぁぁぁ!!」
「ハッハッハッ! 本当に処女だったとはな! 素晴らしい! 素晴らしいぞなのは君!」
破瓜の痛みに苦しみもがくなのはを抱き締めながらスカリエッティは歓喜を上げた。
そして、間髪入れる事無く腰を動かし、ピストン運動のごとく突き上げ始めたのである。
「あ! や! 痛! 痛ぁ!!」
まだ処女膜を貫かれた傷が残った状態で突かれては痛いのは当然。またも悲痛な声を上げるなのはだが
スカリエッティは突くのを止めないのである。
「大丈夫! 大丈夫だよ! 痛いのは最初だけだ! 直ぐに気持ち良くなるよ!」
「嫌ぁぁぁぁ!! 痛い! 痛い!」

部屋中になのはの悲痛な叫びとスカリエッティの歓喜の声。そして二人の吐息とベッドを
ギシギシと揺らす音が何分間にも渡って響き渡った。

「あ…あっ…あ! ああ! んぁ! んぁ…あっ!」
気付いた時には、なのはは『痛い』と叫ぶ事は無くなり、何とも言えない喘ぎ声に変化していた。

53 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 10 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:28:39 ID:R4kmo17B
「どうだね? 私の言った通り…気持ち良くなったであろう?」
「そ…そんな事は…んぁぁ!」
必死にスカリエッティの言葉を否定しようとしたなのはだが…直後に突き上げられ、妨害されてしまった。
もはやなのははスカリエッティの突きに合わせて喘ぎ、腰を動かすメス犬となる他無かった…。
それだけでは無い。スカリエッティはなのはを突きながらも唇を奪い、乳を弄くったりもしたのである。

「さてさて…そろそろ出るぞ。」
なのはの膣に挟まれたモノを抜き差し続ける中で、スカリエッティはついに射精意を感じた。
これにはなのはも自分の膣内に容赦無く射精されると覚悟したが…意外な事に
スカリエッティは即座にモノをなのはの膣外に抜き出し、なのはの乳や顔面目掛けて射精していた。
「え………。」
スカリエッティの意外な行動に理解出来ないなのは。だがスカリエッティは優しく言うのである。
「もしかして中に出すとでも思ったのかい? まあそれも悪くは無いがね…
だが私はもっと長い間君で楽しみたいのでな…。だからこそ外に出した。
もっとも…君が私の子供を産みたいのであるならば中に出しても構わないがね…。
だがいずれにせよ今日はもう遅い。ゆっくり休みたまえよ…。」
そう言い残し、スカリエッティは悠々と外へ出て行った。

「う…うう…く…悔しい…悔しい…悔しい…。」
一人になった後で、なのははベッドに横たわり泣くしか無かった。
好きでも無い男に…それも時空犯罪者に犯され…処女を奪われてしまった。
だがその様な身体的な意味のみならず、心に…精神的な何かも大きく傷付けられた様な
気がして、なのはは悔しくて悔しくて仕方が無かった。
「助けて…誰か助けてよ…フェイトちゃん…はやてちゃん………助けてよぉ………。」
なのはは泣きながら助けを呼んだ。しかし無情にも助けは来る事は無かった。

54 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/12(木) 21:30:19 ID:R4kmo17B
本日はここまで。続きは次の機会にと言う事で。

後…今の内から謝っておきます。
前半のスカが嫌がるなのはを無理やるパートでパワー使い果たしちゃったせいか
後半が結構グダグダになってしまったりしてますスマソセン…

55 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:37:34 ID:PpiaZpCP
最近ドクターの活躍が多くて、嬉しいわぁん〜〜♪

56 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:50:35 ID:Yit9aUX8
それにしても、ここのところのドクラーばやりは何なんだろうw
そして、この話では存在スルーされているくさいユーノに泣けるw

57 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:50:59 ID:Yit9aUX8
ドクラーってなんだ・・・

58 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:53:33 ID:EsAKcMoP
>>56
よくあること。

59 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 21:55:43 ID:lVtv/p1a
>>57
ガジェットの亜種じゃないか?もしくは自律AI持ってるマスター型とか。


60 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:09:48 ID:OB99xJ+U
>>57
マヨラーの類似品か?

61 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:14:11 ID:PpiaZpCP
ドクラーがいるなら、マグラーもいそうな気がする。

62 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:15:39 ID:8+3N7Ldt
狂気のフェイト×クロノですか

63 名前:69スレ264:2008/06/12(木) 22:21:53 ID:nE5Wvm/z
業務連絡です。
70スレの保管完了しました。
職人の方々は確認お願いします。

64 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:25:15 ID:zaF9yYru
>>54
本編の内容より注意書きの多さに笑ったwwwwwwwww
GJ!

65 名前:554:2008/06/12(木) 22:28:45 ID:lyoy4QUB
クリニックFの続きよろしいでしょうか?

66 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:33:10 ID:8ouY6Ou+
おう、カモンベイビ〜♪

67 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:33:58 ID:OB99xJ+U
支援支援

68 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:36:08 ID:EmoRYFbO
>>34
GJ!
練習の成果ででてよかったですね。それにしてもツルハシかついだ魔法少女とはw
しかし、道場にいるフェイトは絵になりますねえ。

>>54
GJです。後半も期待しています。

69 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:37:29 ID:OnA2BCFJ
>>65
前スレ埋めには無理なサイズですよね?

70 名前:554:2008/06/12(木) 22:39:34 ID:lyoy4QUB
ありがとうございます。そして、それではいきます。

・カップリングはジェイル(あえてこう表記)×ウーノ
・スカの性格がかなり変化してます。それについては後に触れますが、気になる人はNGしてください。
・なのはキャラはスカとウーノ以外はフェイトくらいしか出ません。しかもかなり後半。よってほぼオリジナルストーリー。
・NGワードは「小さな町の小さな診療所 クリニック・F」です。

それでは原案の73スレ381氏に多大なGJを送りつつ、投下したいと思います。

71 名前:554:2008/06/12(木) 22:40:31 ID:lyoy4QUB
>>69
たぶん前スレはオーバーしそうです。
司書さんの負担軽減の意味でもこちらのスレに投下したいと思います。

72 名前:554:2008/06/12(木) 22:42:03 ID:lyoy4QUB
「か、可愛い? ドクターが私に可愛いだなんて……夢じゃないですよね、頬を抓っても痛くな「何か言ったかい、ウーノ?」
「……いえ、なんでも」

 行進するかのように腕を大きく振って歩く護と、何を考えているのか全く分からない無表情で護に付いていくジェイル、そしてそんな二人に付いていきながらも顔を真っ赤にして俯きながらその後ろを歩くウーノ。
 歩く町並みは木の匂いが漂ってくるのではないかと言うほど、木造家屋がきちっと揃えたかのように綺麗に並んでいる。そんな暗くなりかけた町から徐々に灯りが点き始め、道端の電灯にも光が点る。
 赤とんぼのメロディーが町に流れ始める中、護たち一行は今まさにシャッターに手を掛け店じまいをせんとする書店の主人に声を掛ける。

「兄ちゃん、鞍馬さんとこのネコ見なかった?」





○ 小さな町の小さな診療所 クリニック・F ○







73 名前:554:2008/06/12(木) 22:42:49 ID:lyoy4QUB
「ネコ? ああ、三毛猫なら居たぞ」
「どこに行ったか分かる?」
「んー、ついさっきそこの曲がり角を左に曲がってってのは見たぞ」
「ありがと、兄ちゃん!」
「おう、もう遅いから早く家に帰れ、っとジェイルさんも一緒ですか」
「お疲れ様です、立川さん」

 男の名前は立川隼(たちかわ はやと)。町で一番大きい―――とは言っても都会と比べればささやかなものだが―――本屋である立川書店の二代目である。
 ジェイルたちと隼との親交はそれなりに深く、クリニック・Fの広告を掲載してもらっている。そして何よりウーノの暇つぶし用の本は気前の良い立川書店の店主から破格の値段で提供されているものである。
 ウーノは申し訳なく思っているが、隼からしても在庫をそこで捌けるのでかなり合理的なのである。
 ジェイルの方も後橋や低崎への買い物の際に隼の用事も一緒に済ませてくるなど、診療所と本屋の主同士でかなり親密な付き合いが続いているのである。
 そんな隼はシャッターをガラガラと音を立てて閉めながら、笑顔でジェイルとウーノに笑顔で会釈し、彼らもそれに微笑で応える。
 と、ここでジェイルは護が既に曲がり角を曲がって先に行ってしまったことに気が付いた。

「おっと、私たちは護を追いかけなければならないので、これで」
「ああ、そうですね。それじゃ、お気を付けて」


74 名前:554:2008/06/12(木) 22:43:39 ID:lyoy4QUB
 隼に別れを告げ、若干の早歩きで護の後を追うべく隼の指さす曲がり角を曲がる。
 普段から大好きな虫を追いかけ野山を駆けずりまわっている護は、そのせいかかなり足が速い。そして体力もある。普段運動不足のジェイルにしてみれば到底適わない相手である。
 先刻見たときは走っていたから見失ってしまうかな、とも思ったジェイルだったが、その可能性はすぐに否定された。
 曲がり角を曲がって数メートル行った先に、護がその場に固まったまま道の真ん中に立ちつくしていた。
 視線の先には三毛猫と、それを眺める護の姿がそこにあった。そして、護の見つめるその先には三毛猫と、そして遠目でも綺麗だと分かる小学生であろう女の子がその三毛猫を抱きかかえ、愛おしそうに微笑んでいた。
 その姿はまるで陶器の人形のごとく高貴で穏和な雰囲気を醸しだし、そして彼女の腕に抱かれる三毛猫に向けられた笑顔がその可憐さをより一層引き立てていた。

「綺麗だね」
「え、あ、ああ。そうだな」

 ジェイルはその姿に圧倒される護に気づかれぬようそっと近づき、声を掛ける。
 護は案の定気づいていなかったらしく、ジェイルが後ろから声を掛けるとびくっ、と体が震えた後、曖昧な返事を返すことくらいしかできなかった。
 それだけ護は動揺していた。あの人見知りのネコがここまで他人に懐くこと。その点だけに置いても動揺を引き起こすには充分な理由だが、何か他の感情が今まさにこの瞬間、護の心の中に静かな音を立てて燃え始めたようだった。
 後からぱたぱたと追いかけてくるウーノは分からないが、少なくともジェイルは、護がその瞳に宿している何かに気づいたようだった。
 ジェイルはその事実に含みを持った笑みでフッ、と笑った。その隣にいる護やウーノにさえも聞こえるかどうかすら分からないような笑い声とも言えない息吹に、ネコを抱えていた可憐な少女が自分のことを見つめている集団が存在していることに気づく。

「…………」


75 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F@入れ忘れたすまんorz:2008/06/12(木) 22:44:53 ID:lyoy4QUB
 そこからの反応は文字で表すととても簡単なものだった。
 彼女から放たれていた穏和な雰囲気。それが全て消え失せ、同時にこちらを睨み付ける。ネコはその雰囲気に気押され、彼女の腕からするりと身を抜け出し、一緒にいる機会の多いウーノの元へと走り寄る。
 ウーノがネコを抱き上げ首を撫でると、いつものようにゴロゴロと音が鳴る。どうやら何か危害を加えられるようなことはしていないようだ。そして、ウーノは先程までこのネコを抱いていた主―――見た目は護と同じくらいの年齢かそこらの女の子。彼女へと視線を向ける。
 ウーノだけではなくジェイルも、そして護ですらも感じるその明確な意思表示。すなわち、拒絶。来ないで、という彼女の視線。
 今まで纏っていた高貴で穏和で、それでいてどこか温もりのあるあのオーラ。
 その雰囲気が、ジェイル達一行を発見した、ただそれだけのことでガラリと変わってしまった。
 そしてそのまま、彼女はくるりと踵を返すとこちらを振りかえることもなくどこかへと消え去ってしまった。
 ジェイル達はそのあまりの存在感にただ立ちつくすことしかできなかった。


□   □   □   □




76 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/12(木) 22:45:41 ID:lyoy4QUB
「お会計は七百六十円です」
「いやあ、この診療所が出来てわしら大助かりじゃよ」
「ありがとうございます。そう言って頂けると私たちも励みになります」
「いやいや、礼には及ばないよ。あ、じゃあ孫が待ってるから」
「はい、お大事に」

 診療所の扉に吊してある季節はずれの風鈴がチリンと音を立てて扉が閉まる。
 昨日のちょっとした騒動から一日。今日は花の金曜とも言われる、週の終わり。

「……それにしても誰なんでしょうね、あの子」
「さあ、ね。今となってはどうにもならないことだ」

 平日の、ちょうど一時を過ぎたあたり。ジェイルのそばにある机には出前で頼んだきつねそばが手つかずの状態で二杯置いてある。
 今のお客が去って仕事が一段落した二人はちょっと遅めの昼ご飯と洒落こむことにした。ジェイルの手元でパチンと割り箸を割る音がする。
 土地柄、葱のたくさん入ったきつねそばを、ズズッといかにも日本人的な啜り方でジェイルはきつねそばを胃に収めていく。
 そして小銭をレジカウンターに入れたウーノがもう一つ用意してある椅子に座り、ジェイルと同じようにパチンと音を鳴らして割り箸を割る。程なくしてウーノからもズズッとそばを啜る音が聞こえる。

「何か私たちを怖がっているように感じましたし。あ、唐辛子を取って頂けますか?」
「っと。私たちの本性を気づかれたようには思えなかったが。仮にそうだとしてもあの断固拒絶の睨みが護くんにまで及んでいたことの説明がつかない」



77 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/12(木) 22:46:09 ID:lyoy4QUB
 そう言いながら赤いパッケージに包まれた七味唐辛子をウーノに渡す。たっぷりの葱の上に掛けられた七味唐辛子とそこから上がる湯気がとても食欲をそそる。
 何か思慮するような目をしながらきつねそばを啜る二人。ちょっと見れば穏やかな時間が流れているようにも見えるが、しかし二人の間には何か緊張した空気が流れていた。

「やはり、我々は作られた命だと言うことが……」

 ばれてしまったのだろうか。ウーノは言葉が尻すぼみになりながらも言葉を紡ぐ。
 ウーノは悩んでいた。自分は目の前にいるドクターによって作られた存在だ。それは理解しているし、受け入れている。
 けれどもそれは表面上だけのことであって、自分の内面では稼働し始めてそれなりの時間が経った今も、それをまだ受け止められないで居るウーノがいた。
 自分は作られた存在だ。そのことは理解している。理解はしているが、自分のこの感情までもが目の前で美味しそうにきつねそばを啜っているドクターによって作られたものなのだろうか。
 仮にそうだとすると、いろいろと辻褄が合った。
 ドクターに従順に従うことが自分の使命だと自分でもウーノは理解しているし、それがドクター・スカリエッティによって創造された物だということもウーノは分かっていた。
 だがそれ以上の感情が、ドクターを、いや、ジェイルを私は――――

「どうしたんだい? 我が妻ウーノよ」

 ウーノの葛藤を見透かしたかのようにジェイルが聞く。
 我が妻。そうだ、今自分はこの世で唯一のジェイルの妻というポジションに嵌っているのだ。
 だから今は、何も理解できていない今は。その感覚に酔いしれても良いと、ウーノの本能は告げていた。

「なんでもありません、あなた」




78 名前:554:2008/06/12(木) 22:50:47 ID:lyoy4QUB
今回の投下分は終了です。
なんかオリキャラしか出てこないのはスレ的にマズい気が……。そのあたりどうなんですかね?


キャラ紹介

立川 隼(たちかわ はやと)
高校を卒業後に親の跡を継いで本屋の店長をしながら地元の青年団にも所属する。
性格は真面目で典型的な好青年。周囲からの評判もいいが、ここぞというところで一歩引いてしまうクセがあり自身の悩みの種になっている。
ちなみに”隼人”としないのはストーリーとは関係ない細かな理由。


深山 護 (ふかやま まもる)
生まれも育ちもこの地で、ネギとコンニャクが大好物な小学校六年生。
トンボやカブトムシといった虫が大好きで、休みの日には連日野山を駆けめぐり、大好きな虫を捕りに出かける。
感情を常に表に出して行動するアツい少年。


ちなみに町のモデルはネギとコンニャクで有名なとある町です。
筆者も何度か訪れていて、あのひなびた雰囲気がとても好きです。

79 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:02:53 ID:8ouY6Ou+
おう・・・なんか凄いSSだ。

こんな空気のSSは初めてじゃないか? なんというか和やかで緩やかな時間と環境に生きるスカとウーノが見ていてホッとする。
つまりは「GJ!」という事です。

80 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:13:19 ID:OnA2BCFJ
>>78
余計なこと言ってすみません。
ほのぼのGJ!

81 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 01:10:11 ID:ZyweWquL
前スレ終了

>>1

>>63
保管庫の人たち皆乙

82 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:15:10 ID:yO9n/hw6
>>81
お前さんも乙
…って言うかさぁ…あんな変な(面白い)AAどこで拾ってくんの?

83 名前:73スレ381:2008/06/13(金) 03:55:39 ID:00fgNjTi
>>78
GJ!
良いなあ。ほのぼのしてて和むなぁ。しかも、俺が垂れ流した設定をこんなにも汲んでくれるなんて、目から涙が。
氏がこれを文章化してくれて本当に良かった。俺が挑戦していたらきっとこんなに和む雰囲気は出せなかったはず。

84 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 07:23:21 ID:tVnwqwz6
>>83>>78の関係こそがほのぼの

85 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 15:18:32 ID:q2IB4kEP
>>33GJ
『バルディッシュ。通称ステキツルハシ。掘削の天才だ。
中将のケツだって掘ってみせらぁ。でもレイハさんだけは勘弁な!』
な電波浮かんで来た。

86 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 17:27:26 ID:8zsDnqrx
>>33
GJです、バルディシュ=つるはしの衝撃的正体判明w
しかし、遺跡発掘につるはし使ったら遺跡壊さないか?などという
突込みが思い浮かんだが、どうでもよいかw

87 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 17:51:29 ID:YwzRCVHg
魔法に非殺傷設定があるなら、ツルハシに非(遺跡)破壊設定があっていい。

88 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 17:55:34 ID:WgE1gKeN
>>87
それってどうやって発掘するんだ?
まさに魔法だわwww

89 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:00:00 ID:V0SJcRab
達人の腕ならば壊しても同じ位置に嵌めれば元通りに
これぞ戻し破壊

90 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:10:47 ID:SnWxvj+T
>>87
なるほど、バルの魔力刃=地質調査魔法だったと。
砂などの含有量を判別して遺跡以外を削岩する便利機能付き!
隔壁と4番を判別した壁抜きができるなら破壊する物質が選べてもおかしくないしな。

91 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:13:33 ID:w/6lybaY
>>89
BJかD○K自重www
もしくは明治時代の浪人、超自重www

92 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:18:22 ID:hftmNPnX
筋肉質の巨大フェレットが黄色ヘルメット被ってタバコ吹かしたり酒をあおったり
すみっこでさいころ賭博してる光景を想像して何故か和んだのは何故だろう

93 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:36:18 ID:YwzRCVHg
でも使用通貨はペリカw

94 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:40:48 ID:kQ2dFVpJ
なんというか某魔法先生のエロオコジョを思い出したw

95 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 18:54:34 ID:HJrUEohg
>>92
9歳の少年が全く同じ事やってるよりいくらかマシだからじゃない?

96 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 19:45:32 ID:2Sc6NZrn
近世ヨーロッパでは子供が炭鉱で働かされてたがな

97 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 20:38:53 ID:Zu/c8FBD
ミッドじゃ子供が最前線で戦ってるな

98 名前:ザ・シガー:2008/06/13(金) 21:31:46 ID:gzRf7VSy
あと10分くらい最後のチェックしたら投下します。

外道主の方を。

99 名前:ザ・シガー:2008/06/13(金) 21:46:25 ID:gzRf7VSy
では投下します。
「守護騎士と外道主」も第二話、シグナム姐さんが男共にリンカーンされる話です、そういうのダメな人はなるべく目を背ける事を推奨します。

あと、無論内容はエロスと夢がいっぱいです。

100 名前:守護騎士と外道主:2008/06/13(金) 21:47:39 ID:gzRf7VSy
守護騎士と外道主2


夜天の守護騎士。夜天の魔道書を守り、様々な魔法を蒐集するプログラムとして作られた最高のベルカ騎士である。
その将であるシグナムは今、まるで愛玩動物の如く全裸に首輪と鎖で飾られていた。

彼女目の前には無数の屈強な男達がその一糸纏わぬ艶めかしい裸体に視線を釘付けにしている。
そのたわわに実った淫らな乳房に、引き締まった腰に、肉付きの良い尻に。
まるで粘り気すら感じる餓えた男達の舐め回すような眼差し。筆舌に尽くし難い視姦が烈火の将の身体を襲う。
シグナムは背筋に、戦いとはまるで別物のおぞましい寒気を感じた。

男達は息を荒くして興奮するが、領主の言葉に従いかねる。なにせ相手は高名なベルカの騎士だ。
彼女達ヴォルケンリッターの噂はこの領地全域に響き渡っている。
いくら極上の美女とは言えど、勇猛果敢な騎士に姦通を働く度胸はそうそう湧くものではない。


「“嬲れ”って言われてもなぁ・・」
「ああ、あの騎士様を犯すなんて・・」
「でもすげえ身体だぜ」
「うう〜、見てるだけでイっちまいそうだ」
「最後にカミさんとヤったの結構前だからなぁ・・・堪んねえぜ」


裸体のシグナムを前に男達は口々に相談をする。
下半身は既にいきり立っているが、いまいちに煮え切らない。
そんな男達に、領主がシグナムの首輪の鎖を引いて彼女を無理矢理引っ立てた。


「おいおい、なにを躊躇してるんだい君達は? 私が“良い”と言っているんだ、なにも問題はないよ」
「くっ!」


力任せに首輪の鎖を引っ張られてシグナムが苦しそうに呻く。
だが主は少しも遠慮などしてはやらずに彼女をそのまま自分の前に引きずり倒した。
倒れた拍子に地面に押しつぶされた乳房、扇情的にくびれた腰から桃のような尻にかけてのラインがさらなる獣欲を誘う。
領主はさらにポニーテールに結われたシグナムの緋色髪を乱暴に掴んだ。


「それにこいつも“こういうの”は好きなんだ、遠慮なんかしない方が喜んでくれるさ」
「なっ! 待ってください主・・・私はそんな・・」


シグナムが主の言葉に抗議しようとするが、その刹那彼から投げかけられた鋭い視線と凄絶な気迫に彼女の言葉はそこで止まった。
守護騎士にとって絶対的な支配者である主君に逆らう術などありはしないのだ。
彼は手に掴んだ美しいシグナムの緋色の髪を乱暴に引き寄せながら彼女に念話をかける。


『なに言ってんだ? この前だって城の衛兵10人とヤってヒイヒイ嬉しそうによがってたじゃねえかよぉ』
『そ、そんな・・・それは主がやれと言うから・・』


101 名前:守護騎士と外道主:2008/06/13(金) 21:48:12 ID:gzRf7VSy
『ああもう、ツベコベ言ってんじゃねえ!』


主は念話で苛立たし気に怒声を飛ばすと、そのままシグナムを男達の方に向かって力任せに突き飛ばした。
烈火の将は地べたに倒れ、無数の屈強な男達の只中に放り込まれる。
男達は彼女の周囲をグルリと囲み、雄を誘う淫らで美しい身体を見て唾を飲む。

その彼らに主はさらに煽りの言葉を放った。


「病気の心配も妊娠の心配もない、前でも後ろでも好きな方を好きなだけ犯してくれたまえ♪」


主の言葉を受けて男達はしばらくの間耐えていた理性に限界をきたし始めた。
たおやかな肢体を持つ極上の美女を好きなだけ弄んで良い、等と言われて我慢できる男がいようか?
雄の欲望を滾らせた屈強な男達は、ギラついた眼で少しずつ将ににじり寄っていく。
男達の獣欲が滲み出したかのようにその場の空気が熱を持ったような錯覚を感じる。息苦しい程の無数の視線にシグナムは戦闘とはまったく違う恐怖を覚えた。


「領主様がそう言うなら・・・」
「遠慮なんかしなくて良いやな」
「ああ。俺ぁ前からこの騎士様の身体を好きにしてみてえと思ってたんだ」


まず一人の男の手がシグナムのその大きすぎる程の乳房に伸び、力を込めて乱暴に鷲掴む。
愛情なんて欠片も無い、好色な興味だけを込めた愛撫で柔らかい乳肉がもみくちゃにされた。


「くぅっ!」


暴力的に乳房を弄られ、苦痛さえ感じた将は眉を歪めて身をよじる。
だが抵抗など出来はしない。
守護騎士にとって絶対的な存在である主君から厳重に彼らに逆らわないように言い含められている。
彼女に出来るのはただ従順に男達の慰み者になる事だけなのだ。


「うわぁっ、柔らけえ〜♪ こりゃ良い〜乳だぜ」
「おい、俺にも触らせろよ」
「俺も俺も! 俺も触るぞ」


シグナムのすぐ傍に集まった幾人かの男達が我も我もとこぞって彼女の乳房に手を伸ばす。
何本もの腕がたわわに実った二つの果実を捉えた。


「くっ!・・はぁぁっ!」


乳房全体を力を込めて揉みしだかれ先端の乳頭や乳輪をいじくられて、その痛みにシグナムは思わず喘ぎ声を漏らす。


102 名前:守護騎士と外道主:2008/06/13(金) 21:48:39 ID:gzRf7VSy
将は身をよじって少しでも乱暴な愛撫から逃れようとしたが、そのしなやかな四肢を男達の腕が取り押さえ拘束した。
肉体労働に従事してきた男達の太い腕が万力の如く彼女の手足を捉える、その様はまるで邪悪な毒蜘蛛の巣に美しい蝶が捕らえられた様だった。


「もう我慢できねえ・・」
「ああ、これ以上は限界だぜ」
「そろそろ本番としゃれ込もうぜ」


男達は口々にそう言うと、ズボンのファスナーを下ろし次々に己の欲望を曝け出す。
そして猛々しくそそり立った肉棒が無数に現れる。
男達の肉棒は、それはもう鼻が曲がりそうなくらいの凄まじくすえた匂いを発している。場には筆舌に尽くし難い性臭が漂いだした。

目の前に突き出された数々の歪な肉の槍に将の顔は青ざめる。
これだけの数の男にメチャクチャに犯されるという逃れられない現実が背筋を凍らせるような怖気を感じさせた。
だが欲望を滾らせた男達にはそんな事などお構い無しだ。
そして全裸になった一人の男がシグナムの前に進み出る。


「さて、それじゃあまず最初は俺からいかせてもらうぜ」
「早くしろよ? 俺ぁもう待ち切れねえんだ」
「安心しな、最近は“ごぶさた”だったからすぐに終わらせてやるよ」


男はそう言うとシグナムの身体に覆いかぶさり、猛々しく屹立した己の肉槍を彼女の秘所に押し当てた。
乱暴な愛撫しか受けていない彼女の膣口は無論欠片も濡れてはいないがそんな事を気にされる事はなく姦通はすみやかに行われ、きつく閉じた肉穴に肉棒が無理矢理挿し貫いた。


「くぅぅっ!」


それはほとんど苦痛しか伴わず、シグナムは唇を噛み締めながら呻く。
だが男は彼女の苦痛などまるで意に介さず、きつく締め付ける淫穴のもたらす快感に酔いしれてまるで発情期の獣のように腰を激しく動かし始めた。


「うおぉ〜っ! 騎士様のマンコすげえ気持ち良いぞ!! すぐに出ちまいそうだ!!」


男は心底気持ち良さそうな声で叫びながら性衝動に任せて何度も何度も力強く腰をスライドさせる。
肉棒に走る快感に苦痛を伴う行為にシグナムの表情が強張っている事など男は気にも留めない。

その男が下卑た欲望と共に将の身体を貪っていると、周囲の男達も我慢の限界を迎えて彼女の淫らな肢体に群がり始めた。
数えるのが馬鹿馬鹿しくなるほどの数の肉棒が異臭と共に雌騎士の身体に殺到する。


「もう俺も我慢できねえ!!」
「俺もだ!!」


まるで砂糖に群がる蟻、それも肉の槍と燃える獣欲を滾らせた屈強な雄蟻共が次々にその肉槍を将の身体に押し付けていった。
無理矢理その手に肉棒を握らせて強制的に手淫をさせ、顔や口に肉棒を押し付け、その艶やかな緋色の髪を肉棒に巻きつけて扱きだし、彼女のたわわな乳房に何本もの肉棒が押し付けられ柔らかい乳肉に沈み込む。


103 名前:守護騎士と外道主:2008/06/13(金) 21:49:20 ID:gzRf7VSy
膣だけでなく体中が雄の欲望のはけ口になる、それは男女の営み等という生易しいものではない。
あえて言うなら無数の獣が獲物に行う一方的な蹂躙だった。


「ああ〜、騎士様の乳マンコ堪んねえ〜♪」
「こんな柔らけえ乳ぁ初めてだぜ」
「髪コキってのも中々良いぜ?」
「騎士様〜もっと力込めてチンポ握ってくださいよ?」


雄共は口々に勝手な事を言いながら将の乳房から髪や手に至る様々な場所で存分に肉欲を楽しむ。
既に先走りの汁気で彼女の身体はあちこちを塗らされ汚れている。


「くっ! 勝手な事を・・・はうんっ!」


彼らの蛮行染みた行為に鋭い瞳で睨もうとしたが膣を抉る肉棒の衝撃にシグナムの口から若干甘えた声が漏れる。
そして彼女の膣を汚していた男が腰の動きを一段と早くすると同時に呻くような声を上げた。


「ああクソ! もう出るぞ!!」
「くうぅ! はぁ・・熱ぃっ!!」


瞬間、騎士の体内で肉棒の先端から白濁が爆ぜた。
ドクドクという脈動と共にまるで溶岩のように熱く粘り気を帯びた精液を吐き出されてシグナムは身体を内側から焼かれるような錯覚すら感じた。

さらには将の乳房に髪や手を汚していた肉棒も遅れて発射。
豊満な乳房・艶やかな髪・しなやかな指に次々に青臭い精液が降り注ぐ。
瞬く間に彼女の身体は性獣共の白いクリームで鮮やかにデコレーションされる。上気した肌を染めるその様はどこまでも淫靡で蟲惑的だった。


「ああ〜・・・気持ち良かったぜ。こんな良いマンコ初めてだったわ」


存分に将の膣内に射精した男は心底満足そうに漏らす。
そして血気溢れた周りの男が“次は自分だ”と、こぞって彼を押しのける。


「そりゃ分かったからさっさと俺らにも代われ!!」
「分かったって、んな押すな」
「んじゃ次は俺だ」


先の男を押しのけた新しい男は、シグナムの首に付けられた首輪に繋がる鎖を乱暴に掴むとそのまま大量の精液と僅かな愛液に濡れる秘唇に己の肉棒を挿し込んだ。


104 名前:守護騎士と外道主:2008/06/13(金) 21:49:56 ID:gzRf7VSy
遠慮なく力を込めた侵入は即座に奥まで達し、肉棒の先端が膣の奥深くを抉る。
その瞬間、シグナムの身体に苦痛ではない甘い電流が駆け抜けた。


「ひゃあぁっ!」


将のしなやかな腰がのけ反り、たわわな乳房が揺れる。
苦痛ではない、間違う事なき快楽が彼女の身体を襲ったのだ。


「へへっ、騎士様もようやく“良く”なったみてえだなぁ」
「なっ! なにを・・・私は気持ち良くなど・・はうぅんっ!!」


男の勝手な言葉にシグナムは反論しようとしたが、その瞬間に膣の奥を擦りあげられた快楽に上ずった甘い声を漏らす。
男はその様にひどく面白そうな顔で下衆な笑みを浮かべ、彼女の頬をべろりと舐めた。


「ほらほら、口ではなんと言っても身体は正直なもんだぜ騎士様よぉ。無理しないで楽しみなって?」


男はそう言うと突如として将の背中に手を回し、彼女を抱き上げながら立ち上がる。
そして背に回した手を肉付きの良い尻に回してぐっと横に引っ張り、不浄の尻穴を曝け出した。


「おう皆ぁ、騎士様のケツマンコが寂しそうだぜ? 誰か慰めてやんな」


シグナムはその言葉に顔を青ざめた、だが彼女のそんな様子を気にかける人間などいはしない。
そして一拍の間も置かずに、新たな雄が己の肉棒を彼女に向けて歩み寄っていった。


「うほっ♪ 上手そうな尻穴だぁ、たっぷり可愛がってやんぜ〜」


凄まじく硬くなった男根が将の菊門に押し付けられ、閉じた穴を力ずくで姦通。
本来は勃起した肉根を受け入れる場所でない筈の器官を無理矢理犯され、シグナムは息苦しささえ感じる程の圧迫感を感じた。
あまりの衝撃に口は酸欠の魚のようにぱくぱくと開く、声を発することも出来なかった。
だが次の瞬間に彼女は声を発した・・・・・両の穴を蹂躙する肉の衝撃によって。

シグナムを犯す二人の男は彼女を貫いて抱きかかえたまま盛大に上下に揺さぶった。
二本の硬い男根がそれぞれのリズムで以って、膣と肛門の二穴を犯す。
将はその蹂躙に、ただただ喘いで正面の男にしがみ付く事しかできなかった。


「はぐぅううっ!!・・・はああぁぁっ!!・・・まっ、待て・・こんな・・激しぃ・・」
「なに言ってんだい騎士様? まだまだこんなもんじゃねえぜ?」


105 名前:守護騎士と外道主:2008/06/13(金) 21:50:30 ID:gzRf7VSy
「そうそう、まだたった三人しかヤってねえんだからよぉ」


男達はそう言いながら蹂躙のリズムを早めていく。
何度も何度も将の身体を上下に揺らし、思う限りに彼女の肉穴を肉棒で味わい尽くし楽しむ。
男根がシグナムを犯し貫く度に彼女のたわわな乳房と美しい髪が揺れ、口元を濡らす唾液や瞳を潤ませた涙が飛び散って輪姦をさらなる淫蕩で染める。

そして遂に二本の槍に限界が来た。


「うおっ、出る!!」
「ああ、俺も出すぞ! 騎士様ぁケツマンコで受け止めてくれ〜!!」


ビュクビュクと音を立てて濁りきった青臭い白がシグナムの膣と肛門の中で解き放たれ、彼女の体内を焼く。
精液の熱は脳まで溶かすような気さえするほどに熱い。


「はぁ・・はぁ・・・熱い・・・」


蹂躙のもたらした熱に、腹からなんとか搾り出すような力ない声でシグナムは喘いだ。
だが彼女に休む事など許されなかった。


「きゃあっ!」


次の瞬間には、シグナムの身体が今まで犯していた二人の男から解放されて地べたに下ろされた。
そしてまた新しい男達が彼女の極上の肢体に群がる。


「次は俺だぁ! 騎士様のマンコを是非とも味わいたいぜ〜」
「なら俺は尻穴でいくぜ」
「おいおい! 勝手な事言うなよ? まあ、なら俺はその乳使わせてもらうけどよぉ」


そう言うや、肉欲に浮かされた雄の群れはひたすらに将の身体を貪った。
それはまるで生贄を喰らう邪悪な儀式。
止める者など誰もいない淫らな地獄の宴がさらなる灼熱を帯びていった・・・





「にしてもすげえなぁ〜・・・こりゃ一日じゃ終わらねえんじゃねえか?」


領主は目の前の光景を呆れたように、そして嬉しそうに眺めながらそう呟いた。
目の前では一人の女を相手に時を忘れてひたすら貪る雄共の群れ。


106 名前:守護騎士と外道主:2008/06/13(金) 21:51:02 ID:gzRf7VSy
昼頃始まった淫獄の宴は日が沈んでもまだ終わる気配が見えないでいた。

数え切れない男達が代わる代わるにシグナムを犯している。
時間の感覚が無くなりそうな蹂躙に、もう彼女の瞳は半ば正気の光を失ってさえ見える程だ。
既に彼女の身体で精液のかかっていない場所などありはしない。シグナムは身体の隅々まで雄の白に染められて性臭を満遍なく刻まれていた。

主はしばらくその宴を眺めていたが、夕の肌寒さに飽きを感じ始める。
そしておもむろに隣の初老の執事に声をかけた。


「そろそろ、冷えてきたなぁ。・・・俺ぁそろそろ帰るわ、後の撮影とかよろしくな」
「かしこまりました。ですがお一人では少々危険ですぞ、あなたは御領主なのですから・・」
「分かってるって。“使い”は呼んである」


彼がそう言った刹那、二人の下に空から赤毛の幼い少女が降ってきた。
赤い髪をおさげに結った紅色の騎士甲冑の少女、守護騎士ヴィータである。


「おう、よく来たなヴィータ〜♪」


主は陽気そう言ってヴィータに軽く手を振るが、彼女の瞳は僅かな恐怖や戸惑いに彩られていた。
これは無論、仲間である騎士シグナムが受けている凄まじい淫虐な宴を目の当たりにしての事であるのは言うまでもない。
主はそれを見透かしてか、ひどく嬉しそうな黒い笑みを少女に浮かべた。


「ああ、“アレ”か? なぁ〜に、気にするな。あれくらいなら壊れやしねえさ」


そう言いながら主はヴィータの頭を撫でる。瞬間、少女は身体を強張らせてビクリと震える。
小さな彼女の肩が小刻みに震えているのを主は見逃しはしなかった。


「それじゃあ帰ろうかヴィータ、今日は街を歩いていこう」
「は、はい・・」


二人は工事現場を後にして、そのまま城に向けて歩き出した。
無論、主の脳裏には“この鉄槌の騎士の美少女を今夜どうやって責めたててやろうか”という嗜虐的極まる思考のみに染められていたのは語る必要もないだろう・・・


(今夜はヴィータにするかねぇ。さぁ〜て・・・どうやって遊んでやろうか)


白いコートに身を包んだ長身痩躯の領主の顔には、まるで闇が取りついたような邪悪で・・・そして無邪気な笑みが張り付いていた。


続く。


107 名前:ザ・シガー:2008/06/13(金) 21:54:33 ID:gzRf7VSy
投下終了です。
輪姦とかあんま書いた事ないから自身ないわ。

そういえば、前スレでヴィータのリクエスト出した方いましたよね? ですので次回はヴィータをメインでいきます。

108 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:01:36 ID:mbwhbq6G


109 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:06:40 ID:NGDrcVoQ
シガー氏は天才でらっしゃる
さてシャマルが出てくるまで裸で待つか…

110 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:45:45 ID:pEHLP03k
エリキャロルーのドロドロ物語りマダー?

111 名前:69スレ264:2008/06/13(金) 22:46:02 ID:xxX/kpYp
業務連絡です。
71スレの保管完了しました。
職人の方々は確認お願いします。

112 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:48:50 ID:1OB3nOji
昨日のレス見て思ったが俺も「Little Lancer」のアフターストーリー…激しく見たいです…
最近アルカディア氏って来てくれてるのかなあ…

113 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 22:55:13 ID:/sLtMPTd
>>107
本当はやて以前の主からはこういう事やられてたかも…って思い始めて来ましたGJ

>>111
司書様お疲れ様です

11時頃に先日の続きを投下したいですが宜しいでしょうか?

114 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 22:58:25 ID:oucT/FTi
進路クリアー、システムオールグリーン
発進どうぞ

115 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 23:00:43 ID:/sLtMPTd
では11時になりましたので投下します。

・先生またやってしまいました。今回も『なのは×スカ』ですよ。
・本局の人間が活躍してる状況が嫌なレジアスになのはがハメられてスカに売られてしまう
・だからレジアス好きな人注意
・とりあえずレジアスからなのはを買ったスカだけど、改造した方がむしろ弱くなる程の
なのはの完成度に脱帽。で、とりあえず何度も抱いて性の奴隷にする事によって
自分の操り人形にしてしまおうと考えるのだけど………
・NTR注意。(なのはがスカに…と言うのもあるけど、逆に言えばなのはがウーノから
スカを取っちゃうって事にもなっちゃうわけで…)
・エロ(でも後半はエロ度低め)
・レイプ注意
・スカがなのはを抱くSSは以前もやりましたが、今回はもっとこーネチネチ行きます注意
・ほんの少しだけソープネタもあります注意
・最初はスカが一方的に…ですが、次第になのは×スカになっちゃいますw
・なのはが完全にスカ側に付いてしまい、それによって風が吹いて桶屋が儲かる的に
スカ側勝利エンドになってしまう
・ナンバーズが基本的に空気です注意(ウーノは辛うじて出ますけど、それでも空気に近いです注意)
・スカ側視点でハッピーエンドだけど、本編と比較して考えたら鬱かも注意
・負けてしまった後の六課側の顛末に関してかなり悲惨な所あるかもしれません注意
・最後の最後に少しだけオリキャラ(と言うかパロキャラ?)登場
・タイトルは風が吹いて桶屋が儲かるにちなんで『レジアスがハメて管理局崩壊』
・前回、行開けが少なくて読み難いとの苦情があったので可能な限りあけたりしてみました
(その変かなり下手だと思いますが、ご了承下さいorz)
・長いので数回に分けて書きます。

116 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 11 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 23:02:37 ID:/sLtMPTd
翌日から、本格的にスカリエッティの専属性処理係としてのなのはの生活が始まった。
確かにアジト及び敷地内の外に出る事は出来ないが、普通に食事は出るし、
敷地内の娯楽施設の利用も出来る。いわば軟禁に近い状態なのであるが…
代わりにスカリエッティ直々に性的奉仕を要求されてしまうのである。

「ん…ん…ん…ん…ん…ん…ん…。」
その日の晩、なのははスカリエッティのモノを乳房に挟み、先端を嘗め回すと言う、
俗に言う所のパイズリをさせられていた。なのはの豊満な乳房の谷間に挟みこんだ
スカリエッティのモノを上下左右に揉み扱きながら、なのははただひたすらに嘗め回されるのである。
「うむうむ…実に上手だななのは君…。今の君に戦技教導官は無理だが…性技教導官になって
娼婦を養成をする事ならば造作な事では無いだろう。」
と、スカリエッティはなのはの頭を優しく撫でながら褒めるが、なのはは嬉しくも何とも無かった。
「(く…くやしい…何が……何が性技教導官…よ…。)」
なのはは耐えるしか無かった。耐えて耐えて…仲間が助けに来てくれるのを祈りつつ、反撃の機会を待った。

しかし無情にもなのはに救助の手が差し伸べられる事は無く、スカリエッティに
実演を兼ねた性的調教を受ける日々が続いた。単純にSEXさせられるのは当然なのだが…

「なのは君。君用に新しい服を用意しておいた。着てみたまえ。」
と、スカリエッティが突然なのはに服を持って来た。今のなのはに彼に逆らう力は無く、大人しく
その服を着用するが…それは何と彼女が戦闘時に着用していたバリアジャケットと同じ形をしていた。
「君のデバイスを解析している時に見付けた君専用バリアジャケットを模して作ったレプリカだよ。
もっとも…普通の布で作ってあるから防御性能は無いに等しいがね…。ならば何故私がそれを
作ったかと言うとだな………?」
次の瞬間スカリエッティはなのはをベッドへ押し倒し、無理矢理四つん這いにさせたのである。
「単なるオンナとしてだけでは無く、魔導師として…エース・オブ・エースとしての
君を犯して見たかったのだよ! だからこそワザワザその様なレプリカを用意したのだ!」
「え!? あっ! 嫌ぁぁ!!」
スカリエッティは四つん這いにしたなのはの背後から覆い被さる形で抱いた。
それは俗に言う後背位と言う体勢。

なのはは後背位によるSEXが大嫌いだった。いや、正常位によるSEXも相手が
スカリエッティでは勿論嫌なのは変わらないのだが…そうで無くても後背位は嫌だった。
正常位はお互い向かい合ってSEXするから、男女共に対等と言う感じがし、
相手が自分の好きなならば…それは喜ばしい物かもしれない。しかし後背位は違う。
自分が相手の男に尻を向け、背後から一方的に突かれる。それが男尊女卑を連想させて嫌なのだ。

117 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 12 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 23:03:57 ID:/sLtMPTd
その上、今のなのははバリアジャケットのレプリカを着用させられている。
そう、なのははオンナとしてのみならず、魔導師としてもスカリエッティに屈服させられてしまった…
征服されてしまった…そう連想させ…なのはは悔しくて悔しくて仕方が無かった。

「それそれ! もっと腰を動かしたまえなのは君!」
「うっ! く…悔しい…悔しいよ…んぁぁ!」
なのはを背後から突きながら尻を叩くスカリエッティの愛撫になのはは耐えるしか無かった。

その時のSEXもやはりスカリエッティは膣内に射精するような事はせず、外に出した。
「ふ〜…。たっぷり汗をかかせて貰ったよ。やはり科学者と言えども軽い運動は必要だと改めて思ったよ。」
「こ…こんな運動なんて…嫌だよ…。」
激しいSEXを終え、スカリエッティはまるでスポーツで汗をかいた後の様に
清々しい様を見せていたが、なのはにとっては嫌な汗でしか無かった。
だが、そこで突然スカリエッティはなのはを引っ張り部屋から連れ出したのである。
「さあ! これから風呂にでも入って汗で汚れた身体を洗い流そうでは無いか!」
「え!? えええ!?」

なのははスカリエッティにアジト内に存在する大浴場に連れて行かれてしまった。
スカリエッティの尖兵である女性戦闘員ナンバーズ達は既に入浴を終えた後で、
大浴場はガランとしていたが、そこにそれぞれ全裸のスカリエッティと
無理矢理裸にされ、混浴させられたなのはが入ってくるのである。
だが、ただ普通に入浴するだけでは無かった。

「さて…なのは君…。私の身体を流してもらおうか?」
「え…あ…ハイ…。」
スカリエッティがなのはに要求した事。それは半ばソープ嬢まがいな行為だった。
なのはの身体…特に乳房に石鹸をタップリと塗り付けた後で、その乳房でスカリエッティの
体中を洗わされるのである。浴床に寝そべったスカリエッティに跨って、石鹸を塗り付けた
乳房を両手で掴んでスカリエッティの背中へ擦り付けて行く。なのはにとって身体的にも
精神的にも心地悪い物だったが、それがスカリエッティには心地良いのである。

118 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 13 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 23:04:57 ID:/sLtMPTd
「うむうむ…実に良いな。この柔らかく温かい感触が実に良い…。」

なのはは悔しいながらもスカリエッティの要求通りに身体を洗う他無かった。
ちなみに、モノを洗う際はやっぱり乳房の谷間に挟んで扱いたりするのだが、
そこでまたスカリエッティが射精してしまい、洗い直しになってしまう事もあり、
その力加減が実に難しかった。

お互い身体を洗い終えた後で、二人は一緒に湯船に浸かっていた。そしてスカリエッティは
大胆不敵にもなのはの肩に手を置き、抱き寄せながら言うのである。
「どうかね? ここでの生活も悪くはあるまい? なのは君?」
「何処が………。」
なのはは悔しさをむき出しにしつつ呟くが、スカリエッティは怒る所か笑う。
「手厳しいね。だがいずれは慣れるよ…。君もここでの暮らしにね…。」

スカリエッティの言った通りだった。やはり慣れとは恐ろしいのか、
毎日毎日…スカリエッティの性的奉仕をさせられ続ける内に、なのはも
何時しかその生活に慣れて行き、上手になっていた。
だが、それがなのはには悔しくて悔しくて仕方が無かった。
こんな事が上手くなっても嬉しくも何とも無いのに…日々性技が
上達して行き…スカリエッティに抱かれる事も苦に感じる所かむしろ
快感を覚える様になっていた自分を…心の底から憎んだ。

だが…ついに…ついに恐れていた事が起こってしまうのである。

その日もやはりスカリエッティはなのはの部屋へ訪れるのであるが…その先が違っていた。
「まあ今日は色々疲れているだろうからゆっくり休みたまえよ。」
「え…。」
スカリエッティの対応になのはは唖然とした。何時もならば有無を言わせずに押し倒し、
性的奉仕を要求して来ると言うのに、これは一体どうした事だろうと考えていたが…

119 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 14 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 23:06:19 ID:/sLtMPTd
「幾らなんでも毎日毎日SEXSEXじゃ君が可哀想だからね。
少しくらい休みの日があっても良いさ。それとも…SEXして欲しかったのかい?」
「そ…そんなワケ無いでしょ!?」
顔を赤くしながら否定するなのはだが、スカリエッティは笑って部屋の戸を開く。
「そうか…。それなら良いんだ。今日はゆっくり休みたまえよ。」
そう言ってスカリエッティは部屋から出て行ったが…ここからなのはの身体にある異変が起こるのである。

「う…な…何…この感じ…何か…身体が…ムズムズする…。」
スカリエッティが部屋から出て数分後、何か嫌な感触を感じたなのはは思わず股間を手で押さえていた。
「え…アソコが濡れてる…どうして…。」
特に股間に刺激が与えられたワケでも無いのに、なのはの股間は愛液でまみれ、パンツを濡らしていた。
それだけでは無い。まるでなのはの股間が刺激が欲しいと訴えているかの様に、なのはの脳へ
命令して来るのである。
「う…う…んぁ!」
なのはは思わず濡れたパンツを下ろし、股間に勢い良く指を刺し込み、かき回していた。
「んぁ! んぁぁ! んぁぁぁぁ! 何で!? 何でぇぇぇ!?」
なのはは一心不乱に指で股間を掻き回した。しかし、そうしても身体のムズムズは止まらない。

「やはり…そろそろ効果が現れると思っていたが…。なのは君もついに性の奴隷への
第一歩を踏み出した様だね…。」
別室でモニターを通してなのはの様子を見ていたスカリエッティはそう呟いた。

そう、これこそスカリエッティの目的。ただ単純に自分の性的欲求を満たす為に
なのはを抱いていたのでは無く、何度も何度も抱き続ける事によってなのはをSEX依存症にし、
スカリエッティとのSEX無しでは生きられないカラダにしてしまう事だったのである。
そうなれば、なのはは魔法の力を取り戻してもスカリエッティに逆らえなくなる。
後はスカリエッティとのSEXをエサに色々命令すれば良いだけの事である。

「んっ! んぁぁ! んぁぁぁぁ!!」
スカリエッティとのSEX禁断症状に陥ったなのはは必死に自慰行為をする事で
何とかそれを抑えようとしていたが、やはり抑えは効かず、苦しみ…のたうち回っていた。
だが、そこでスカリエッティが部屋に入って来るのである。

120 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 15 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 23:07:56 ID:/sLtMPTd
「どうしたのかね? 騒々しい…。」
故意に知らない振りをするスカリエッティだが、次の瞬間なのはは
スカリエッティに対して自分から股をM字におっ広げ出したでは無いか。
「あっ! スカリエッティ! お願い! お願いだから! 挿れて! SEXさせて!」
なのはは目から涙を流し、自分の股間をスカリエッティの眼前で指で掻き回しながら哀願した。
「お願いだからSEXさせて! じゃないと私…私…本当に気が狂ってしまいそうだから!!」

スカリエッティの思惑通り…なのははスカリエッティとのSEX依存症になっていた。
「そうか…SEXして欲しいか? ならばこれからは私の事をドクターと呼びなさい。」
「ハイ! ドクター! だから…お願いします! SEXさせて下さい!!」
「ならば…これからは私の言う事を聞いて…協力してくれるかい?」
「ハイ! 私ドクターに協力します! 協力させて下さい!」
言ってしまった。なのははついに言ってしまった。自分でもおかしいと思いながらも…
カラダの求める欲求には敵わず…スカリエッティを求めてしまっていた。
「よろしい。ならば挿れてあげよう。」
そしてスカリエッティもまた、なのはの要求通りに自分のモノをなのはへ挿入した。
「ん! んはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その時のなのはの表情は口で言い表す事等不可能な程歓喜の表情に溢れていた。

この日以来なのはは変わってしまった。
もう…完全に引き返せない所まで…来てしまっていたのである。

スカリエッティは数日様子を見て、なのはが完全にスカリエッティとのSEX依存症に
なってしまったと確認した後で、なのはに掛けられていたAMFをある程度解除した。
スカリエッティにとってなのはを性の奴隷にする事等、彼女を自分の手駒にする為の
手段に過ぎない。そしてなのはが管理局で戦技教導官をやっていた経歴を買い、後で
SEXする事を報酬に、スカリエッティは自身の尖兵としていた女性戦闘員ナンバーズに
訓練を付けるよう頼んだのであった。無論、なのはのAMFを解除する前は、
AMFを解除した直後に掌を返して来るのでは無いか? と懸念された。

121 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 16 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 23:09:41 ID:/sLtMPTd
しかしなのはは掌を返す事は無く、大人しくスカリエッティの頼みを聞いた。
もしかするならば…なのはも今の自分がもうスカリエッティとのSEX無しでは
生きられないカラダにされてしまっていた事を知っていたかもしれない。
その状態で掌を返す様な事をするのは、即ち自分の首を締めるも同義なのだから…

なのはのナンバーズに対する教導が始まった。当初はやはりなのはが元々
管理局魔導師だったと言う点から非協力的であった彼女達だが、次第に
彼女の実力を思い知る事となり、その日の教導が終了した頃にはそれぞれに
彼女に対する尊敬と畏怖の感情を持つ様になっていた。

「ハァ…ハァ…。本当に改造も何もしてない生身の人間なのかよアイツ…。」
「訓練内容も基本的なもんばっかだったけど…それが逆に辛い…。」
「ドクターがショック受けるのも納得が行くってもんだよ…。」
訓練場の床の上に汗だくで横たわった状態で、息も絶え絶えながら彼女達は
それぞれの感想を述べ合っていた。
「だが…管理局も地に堕ちたもんだよな。あんな逸材を自分で捨てちまうんだから…。」
「言えてる。だがおかげで我々が彼女による高度な訓練を受けられるんだ…。」

魔導師と戦闘機人と言う違いはあれども、『戦う』と言う行為は変わらない。
だからこそ強いなのはに対し、早くも彼女達の中にはなのはに対する尊敬の念が芽生え始めていた。

さて、ナンバーズに訓練を付け終わったなのはが何をしていたのかと言うと…

「あはっ! んはっ! んはぁぁ!」
ベッドに寝そべったスカリエッティに跨って嬉しそうに腰を振るなのはの姿がそこにあった。
「ナンバーズ達に訓練を付けて君も疲れているだろうに…良くやるね〜なのは君。」
「私をこう言うカラダにしたのはドクターのくせに!」
軽くスカリエッティを睨み付けるなのはに彼も笑みを向ける。
「悪かった。だが一応君も疲れているのでは? と思ったのだよ。悪く思わないでくれ。」
「それなら大丈夫だよ! ご飯食べた後でもデザートが別腹なのと同じ事だから!」
彼女が例に挙げたデザートは別腹発言…。要するにスカリエッティとSEXする為の
体力も別に取ってあると言う事である。だからこそ激しい訓練を終えた後もこの様に
腰を動かす事も出来たのだろう。

だが、いずれにせよなのはは変わってしまった。
以前ならば、スカリエッティに嫌々やらされていると言う印象だったと言うのに
今は自分からスカリエッティに股開いて腰振っていたのだから…。
それのみならず、スカリエッティとの人間関係的にも以前に比べると何処か親密さが感じられた。

122 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/13(金) 23:10:52 ID:/sLtMPTd
とりあえず今回はここまでです。
大体これで前半が終了したと言う感じです。

次回から本格的になのは×スカモードに移行します。

123 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:24:06 ID:i/L7orjo
六課の顛末が今から(((((((;゜Д゜)))))))なんですが。

しかし、スカなのはよいっ!
(この書き方だとなんか別の特殊ジャンルのようだw)
GJ!

124 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 23:30:08 ID:W3hZn6VP
おのれスカめ、なんとマニアックな。
しかし最期が気になる。
GJ!

125 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:05:52 ID:N2cTe2n2
おもしろくない

126 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 00:15:37 ID:gOoNE97Y
>>107
外道主GJ!凌辱と言うにはちょっとぬるい気もするけど
鬱と絶望のどん底に突き落とされる守護騎士は良いものだ
ヴィータ編楽しみにしてます

127 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:02:13 ID:ucNziLr1
投下よろしいか。
何もなければ三分後に開始するッス。

128 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:06:48 ID:ucNziLr1
じゃ。

前スレ>>392-393の続きです。
予定はなかったけれど、スカ×はやてが猛烈に書きたくなったので。

注意・スカハーレム状態
   スカ超捏造、というかお前誰だ状態www

タイトル「特別な人」
レス数7


129 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:07:39 ID:ucNziLr1
      1

「解析シークエンス終了。本日のプログラムを終了します」

 機械的な声と共に開く扉。
 そこからギンガとスバルが出てきたのを待ちかねていたように、二人に飛びつく別のなのは。
 極度の疲労でもつれる足、倒れる身体を支えて、なのははギンガとスバルを用意していた椅子に座らせた。

「ギンガ、大丈夫?」
「……はい。大丈夫です、隊長…。それより、スバルは?」
「あたしなら、大丈夫だから…ギン姉」
「スバル、ゴメンね、ゴメンね」
「……謝らないで…ください、なのはさん。これはあたしとギン姉が志願したことなんですから」

 タイプゼロと呼ばれる二人を調査すれば、スカリエッティ率いる戦闘機人に対する有効な対抗手段が発見されるのではないか。
 それは、末端の課員など帳簿上の数字としか思っていない誰かの、ただの下らない思いつきのはずだった。
 その案は、即座になのはによって潰された。しかし、もともと管理外世界の出身、
さらには実力とはいえ異例のスピード出世を遂げた彼女に敵は多い。
「自分の手柄を得るために管理局の強化に反対している」との風説までが流布しているのだ。
 それをどこからか聞きつけたスバルは、自ら実験対象となることを志願。それに続く形でギンガも志願したのだ。
 本人の志願であれば、いくら管理局遊撃部隊長の高町なのはといえども無闇に拒否はできない。
 だが、それは実験や調査というよりも拷問に近いのではないか。二人の消耗度合いを見ればそうも言いたくなるなのはだった。

「だって、このままじゃ…二人とも…」
「もともと、あのときなのはさんに助けて貰った命じゃないですか…」
「そんなつもりで助けた訳じゃないっ! 二人がこんな辛い思いをしなくても、スカリエッティの戦闘機人ごとき、私が倒すから!」

 その言葉に無謀はない。現に、なのはの戦力そのものを疑う者は管理局にはいないだろう。
そして、なのはで勝てない相手に挑むという者もほとんどいないだろう。
 しかし、高町なのはは一人だけ。ただ、一人だけなのだ。
 対する戦闘機人は、複数確認されている。
 今のところ、正面から一対一で戦闘機人と戦い、勝利できると考えられているのは二名のみ。なのはともう一人だけだ。
 他の遊撃部員〜ティアナやエリオたちでは複数で一人に当たるか、何らかの策が必要となるだろう。

 タイプゼロの調査、そしてそれに基づいた対戦闘機人の戦法の確立は急務なのだ。




 もっとも、実はスカリエッティの側はそれどころではないのだが…………



130 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:08:30 ID:ucNziLr1
       2

 こんな時間に?
 シャワールームから出たはやては、入れ違いに入ろうとしていたウーノと行き当たる。
 訝しげな顔も一瞬。はやてはすぐにウーノの行動に思い当たった。
 夕食時のことだ。
 スカリエッティとのアイコンタクト。ウーノはほんの少し顔を赤らめて、微かに頷いていたではないか。

 ………抱かれたんや?

「あら、はやて。貴方もこんな時間にシャワー?」
「……寝付けんかったんですけど……ウーノさんも?」
「ええ。空調の調子が悪いのかしら」

 ………嘘や!

「早く寝ないと、明日が大変よ。私たちは戦闘機人だから、多少の睡眠不足は平気だけど」
「はい。もう寝ますから」
「それがいいわ。私もそうするから」

 これで何度目だろうか。
 ウーノと二人きりになる機会がある度に自問する。
 確かにウーノは美人だ。スタイルも物腰も。なにより、ドクターの個人的秘書でもある。身の回りの世話だってしているのだ。
 だけど、ウーノ自身はドクターのことをどう思っているのだろうか。
 ドクターとの同衾は、ウーノにとって義務なのだろうか、それとも自分の意志なのだろうか。

「あ、あの…」
「なにかしら?」
「……なんでもない」
「そう。今の貴方、とても恐い目をしている。それは、なんでもない人の目の色じゃないと思うけれど?」
「!」
「たまに、そんな目をするのよ、クアットロも。……本当にたまにだけれどね」
「そんな目て…」
「この私にこの場所で隠し事ができるつもり?」

 各自の部屋というプライベート空間を除けば、スカリエッティのラボの中にウーノの目が届かない所など無い。
それはいつも感じていることだ。

「それとも貴方の気持ちに気付かないほど、私が馬鹿だと言うつもり?」
「そんなことはないです!」
「ありがと。でも、少なくともドクターは気付いていないわよ。貴方や、お嬢様の気持ちには。
………ドゥーエやトーレ、クアットロの気持ちにもね」
「…フェイトちゃんも…」
「それがどこまでの深さかはわからない。だけど、命を救われた感謝以上の感情を持っているように見えるわ。
それは、貴方も同じだけど」
「ごめんなさい」
「謝る必要なんて、ないでしょう?」

 ウーノはシャワールーム前に置かれたマッサージチェアに腰掛けると、はやてにも隣に座るように促す。

「私としては、貴方が羨ましいのだけれど」


131 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:09:20 ID:ucNziLr1

      3 

 簡単な話だった。
 クアットロが作戦を指揮する。
 トーレが直接戦闘を指揮する。
 ドゥーエが潜入工作を担当する。
 そして、ウーノはドクターの身の回りをお世話する。
 スカリエッティの因子を直接受けた四人は、いわばナンバーズの上級士官である。
 妹たちとはやはり違うのだ。
 そして、妹たちにとってのスカリエッティはより父親に近い。
 四人にとってのスカリエッティは父親というよりも伴侶、あるいは愛人なのだ。
 員数外のフェイトとはやてがスカリエッティをどう思うか。それはナンバーズの思慮の外にある。
 それでも、ウーノははやてがスカリエッティに好意を持っていることを喜んでいた。
 それは、はやてにはわからない感情だった。
 ウーノがスカリエッティを愛していることは、端で見ているだけでもわかる。そして、スカリエッティが彼女に応えていることも。
 それがウーノだからこそ、三人の妹は何も言わず自らの任務を果たしているのだろう。

「はやてなら、ドゥーエやトーレはわかってくれると思うけれど」
「クアットロは駄目なんやろか?」
「クアットロは、貴方と適性がそっくりだもの。指揮タイプで、策士で。だから、ライバル意識があるのよ」

 だから、これがフェイトならばトーレが駄目出しをするのだろう、とウーノは笑う。
 そしてウーノは再び、はやてがスカリエッティに好意を持つことが望ましいという。

「私たちにはできないことが、はやてにはできるから。もしかしたら、お嬢様にもできないことかも知れないから」
「あたしにだけしかできへんことやなんて、もうあらへんよ。
“闇の書”があった頃のあたしやったらわからんけど…。今のあたしができるんは、ご飯作るくらいや。
指揮や立案はできるけど、戦闘機人でもあるクアットロのほうが、あたしと違って前線指揮もできるし」
「だけど、貴方は私たちとは違う。“人間”でしょう?」

 “人間”ならば子を為すことができる。と続けるウーノに、はやては愕然とした目を向けていた。
 例えどれほど愛し合おうとも、自分たちには子を作ることはできない。それは、痛切な告白でもあった。

「だから、本当は貴方がドクターの伴侶になるのが一番いいの。私たちは、あくまでもドクターの麾下だから」

 そしてウーノはイタズラっぽく笑った。

「本妻さんが許してくれるなら、愛人でもいいけれど」
「そんなん、許しません」

 しかしキッパリと言うはやて。

「いっそ、ドクターに世界征服してもろうて、一夫多妻したらええんよ。みんな仲良う、暮らすんや。
ウーノさんも、ドゥーエさんも、トーレも、クアットロも、フェイトちゃんも、あたしも。みんなで」

 二人の笑い声が、深夜のシャワールームに響いた。



132 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:10:08 ID:ucNziLr1
       4

 スカリエッティは、自室のシャワーを浴びていた。
 もともと、自室にシャワーが完備されているのは彼だけである。女性陣は共同シャワールームということになっている。
 別に、一人だけでいい思いをしているわけではない。
 共同浴室だろうが個室の浴槽だろうが、ここにいる男は元々彼一人なのだ。意味がない。
 勿論、混浴という選択肢もあるのだが、いや、一度試したこともあるのだが。
 
「ドクター、それ、何っすか?」
「興味深いです。これが男性の…」
「なにか邪魔そうなものがぶら下がっていますが、ドクターは平気なのですか?」
「動くには不自由そうですね」
「最大の弱点が露出しているというのは、あまりにも不利ではないですか?」
「しかし、表皮には守られているようだ」

 ナンバーズ達の情け容赦ない好奇心の前にトラウマを作りかけたのだ。
 やはり、混浴するなら少数精鋭だな、と彼は結論して、それ以来は一人で自室の浴室を使っている。 
 ただし、今日は一人ではない。
 同じ空間には、別にもう一人がいる。
 真っ赤になって、俯きながら。

「無理はしなくていいと思うよ、はやて」
「む、無理やありません。あたしはドクターと一緒に入りとうて…」
「恩返し、などと考えているのならやめた方がいい。私はそんなつもりで君を助けたわけではないからね」 
「そんなん、考えてません。あたしはただ、ドクターのことが…」
「ジェイルだ」
「…え?」
「ウーノに聞いていないのか?」

 スカリエッティは、ウーノの合図でシャワー浴びていた。だから、ウーノが入ってくると思っていた。
 ところが、シャワールームに入ってきたのははやてである。
 ウーノが一枚噛んでいるのは間違いないのだ。

「ウーノさんには…チャンスを作ってもろうただけで…」
「そうか。じゃあ覚えておきたまえ。ここでは私のことをジェイルと呼んでおくれ。
ドクターでも、スカリエッティでもない、ただ、ジェイルとだけ呼んでくれ」
「はい。……ジェイル」
「はやて……。本当にいいんだね? 私は、君の行為に関係なく、君に対する扱いを変えることはない。これまで通りだ、これからも」
「その方が、嬉しいです」
「だから、君がこんなことをしなくても、君の扱いは変わったりしないんだよ」

 思わずはやては、スカリエッティの首根っこを掴むように詰め寄っていた。

「あたしが、ジェイルのことを好きになったんです! 抱かれたいと思ったんです!! ……ここまで言わな、あかんのっ!?」
「……すまん」

 スカリエッティは、そのままの体勢ではやてを抱き締める。

「私は、よく言われるんだ。朴念仁だと……。それでも私は私だ。変えられんよ。すまない…」
「厄介な人やな、と常々思ってます。変わり者で、ワガママで、天才で、気まぐれで………でも時々、ひどく優しくて」




133 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:11:05 ID:ucNziLr1
       5

 シャワーは止めず、水の流れる中で全裸の二人は抱き合っていた。
 水音に混じって微かに聞こえるはやての喘ぎ。

「ジェイル……あぁ……」
「君とこういう関係になるとはな。最初は、管理局に恨みを持つ君を見かねて引き入れたつもりだったのに」
「嫌…ですか?」
「まさか。私だって男の端くれだ。魅力的なうら若き女性に対する欲望は人並みにあるつもりだ」

 短く切りそろえた髪から、肩、胸元へと流れるお湯。その湯の流れに従うように、スカリエッティは唇をはやての身体に這わせていた。 
 唇を乳房で止め、両の乳房を支えるように両手で覆うと、わざとらしく音を立てて乳首を吸い始める。
 流れる湯を啜ると、意地悪くはやてに呟く。

「こうしていると、君の母乳を飲んでいるようだな」
「やっ……そんなん、出ません…」
「出るようになるさ、いずれ」

 乳首から下乳を丹念に舌で清めながら、流れに合わせて両手ではやての身体をさする。いつの間にか、両掌にはボディシャンプーが。
 腰から脇にかけて揉みほぐすように丹念に泡立たせ、そのままはやての両手を捕らえ、万歳させるようなポーズで固定する。
 スカリエッティの舌は、はやての脇を舐めていた。

「ひゃっ! そ、そんなとこ…あかんっ!」
「何故かな?」
「そんなとこ、舐められたらっ…あっ!! 恥ずかしっ、ジェイルっ!」
「裸で男の前に立つような娘に今更恥ずかしいと言われてもな」
「ひっ…あっ、ひゃあああっ!!」

 脇の柔らかい部分を掻き回すように、舌先が回っていた。回りながら時折突く。

「きちんと処理をしているんだな。いい身だしなみだ」
「やっ、言わんといてっ……恥ずかしぃ……」
「恥ずかしがると、乳首が尖るのかな? 面白い性癖だ」

 はやての両手首を右手に掴み、舌を脇に這わせたまま、左手が乳首を捻る。
指先は実験者の器用さと戦う者の力強さで、くりくりと乳首を弄くっていた。
 喘ぎのタイミングを読んでは、舌は脇から右の乳房へ。指は左の乳房から左の脇へと。責めどころを変えては蠢いている。
 乳首と脇を断続的に責められ喘ぐたびに、スカリエッティははやてに囁く。

「胸と脇でこれだけ喘ぐなんて、君は随分いやらしいんだな」
「くぅ…そ、そんなん…ジェイルが……ジェイルが上手すぎるから…ひゃっ!」
「脇を責められて喘ぐ子が、いやらしくないと?」
「やぁ…もう、そんなとこ、舐めんといてぇ……ひっ、あっあああっ…」

134 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:12:27 ID:ucNziLr1
      6

 シャワールームの壁に押しつけられるはやての身体。
 上気したその身体は、湯を浴びたことだけのせいではない。
 短く継がれる息。焦点の定まらぬように戸惑う視線。俯き加減の顔。
 幾度かの小さな絶頂を通り過ぎた者特有の表情だった。
 胸、脇、臍。それらへの愛撫刺激だけで迎えた絶頂の連続に、はやては理性を溶かされつつあった。
 スカリエッティはそのはやてを壁に押しつけ、シャワーを止めた。
バスタブに程よく溜まったお湯のおかげもあって、浴室内は快適な温度を保っている。湯冷めの心配はない。
 床に跪いたその頭は、はやての股間に埋められていた。
 液体を舐め、啜る音。その音が定期的に強くなる度に、はやての身体がピクリと震える。

「……そこ、ええ……気持ちええ……」
「シャワーを浴びた後だというのに、こんなに汚すなんて、本当に恥ずかしい子だな、君は」

 人差し指と中指が、十二分に濡れそぼった秘部へと当てられる。
 刺激に対応したそこはぬめぬめと粘るようにてかり、指に開かれるとぱっくりと開く。
 あまり開きすぎないように注意して、二本の指を差し入れていく。
 はやての嬌声に、指の動きが微妙に変わった。
 二本の指が徐々に開き、それぞれの第一関節だけが曲げられる。
 曲がった指先は膣壁を擦り、はやての嬌声をさらに大きく多くしていく。
 さらに手首を捻り、抉るような回転で膣壁が擦られると、はやての身体は痙攣するかのように跳ねた。

「そ、そこはぁ、ああっ! ふっ…ひっ……ふぁああっ!!」
 
 二本の指がまるで独立した生き物のように、はやての内で暴れていた。
 さらに指の動きを求めるかのように愛液が分泌され、スカリエッティの指はてらてらと濡れ輝いていた。
 そして指の動きとは別に、舌と唇はクリトリスを責める。
 唇で挟み、舌で転がす。同時に指が中側をくすぐる。
 残った左手は、泡まみれの身体を所構わずさすっている。
 痙攣のように震えた身体はやがてガクガクと大きく震え始め、はやては跪いたスカリエッティの頭を抱き締めていた。
 瞬間、頭を強く抱き締め、言葉にならない喘ぎが一段と大きくなる。
 直後、力が抜けた身体が壁にもたれかかったままで、ズルズルと滑り落ちるように床に座り込んでしまう。
 呆けた、それでも幸せそうな顔ではやては跪いたままのスカリエッティを見上げていた。
 二人の唇が合わせられる。そして囁くスカリエッティ。

「はやて……。私はまだ、満足していないよ?」

 持ち上げられるはやての身体。

「身体を拭いて、ベッドに行こうか」



135 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:13:08 ID:ucNziLr1

      7

 翌朝の食事当番はウーノだった。
 だから朝はゆっくりと眠ることができる。
 それが、はやての油断だった。
 寝ている場所がスカリエッティの部屋。そこでゆっくり眠る。ということは……

 全員の揃った食卓へ、はやてはスカリエッティに伴われて姿を見せることになった。しかも、出てきたのはスカリエッティの部屋。

「あら〜。はやてちゃん、どうしてドクターと一緒なのかしら?」
「クアットロ……今、眼鏡の奥がキランと光らんかった? 気のせい?」
「勿論、気のせいよ、はやてちゃん」
「そうだよ。クアットロの言うとおりだよ。はやてが後ろめたいことがあるからそういう風に見えるんだよ」
「フェイトちゃんまで!」
「どうかしたのかね? 二人とも」

 スカリエッティの平和な、ある意味では大間抜けな疑問に、フェイトとクアットロは朝食の皿に顔を埋めてしまった。

「ああ、それからはやてが担当していた作戦指揮担当は、クアットロに戻す」
「本当ですか!?」

 復活するクアットロ。

「ああ。妊婦に作戦指揮を任せるのはどうかと思うからな」

 ウーノとトーレ、セッテを除くナンバーズが盛大に朝食を噴いた。クアットロは白髪化している。フェイトは皿から帰ってこない。
 はやて自身も、唖然とスカリエッティを見ている。

「え、え、え…」

 確かにシたけれど。シャワーの後でいっぱいシたけれど。身体を拭いてもらってからいっぱいシたけれど。
 でも、妊娠って、流石に気が早いような。

「どうした、はやて。……今はまだでも、いずれそうなるだろう? それとも、また私の勘違いなのか?」
「え、えっと、それは……」

 そこでようやく、スカリエッティは周囲の様子に気付く。

「……なにか、あったのか? 皆」
 
 はやてとウーノは、溜息をついたお互いに苦笑するのだった。

136 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/14(土) 01:13:56 ID:ucNziLr1


以上、お粗末様でした。


ちなみに、冒頭でギンガとスバルがやっているのは、
「ご飯を何日我慢できるか」という実験ですのでご心配なく。
二人とも半日でリタイアしました。
    

137 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:34:19 ID:OeUuH4Yz
>>136
ちょw
GJだけど。GJだけど! なんかあとがきでいろいろ台無しだwww

138 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:43:24 ID:0vK+q1bl
>>107
なんて外道野郎なんだ、でもマワさせたのを見てただけだしヌルい様な気もするな。
次はヴィータか、ヴィータ好きの自分的には嬉しい様な辛い様な。
守護騎士たちは主を恐れているような感じだけど、なんでナハト(リインT)は主ラブな状態なのか、不思議だ。

>>136
GJ、ドクターの天然振りがイイ、これからもスカ一味には頑張って欲しい。
ってか管理局どんな恐ろしい実験をって心配したら「何日ご飯我慢できるか」ってアホか。
それが分かってどうなるんだよ、兵糧攻めでもするのか?
半日しか我慢できん二人とそれをかなりマジで心配するなのはも、なんていうか…アホめ。

なんかアホアホ言ってるが別に作者氏へのアレのつもりじゃないんだゼマジで。
ツッコミてやつだぜ。

139 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 01:45:38 ID:TWxIwMHG
>>136
タイプゼロ……恐ろしい子――なんて燃費が悪いんだwww
GJ

140 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:33:50 ID:d5ZXbFry
個人的に思い入れ無いから理由が分からんが


なんだ、このスカ祭りはw

141 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 02:47:12 ID:gaaFk65A
>>136
GJ、スカ博士の戦力が増大したから、
六課の方は、教導隊の方々でも引っ張ってこないと勝ち目薄いなw

>>139
無補給耐久試験というなら、なんかそれっぽい不思議w
まぁ実際はタイプゼロとスカ製ナンバーズは基礎技術は同じでも設計思想やらなにやら
色々違うらしいから、分析しても、今までギンガやスバルの定期健診で得たデータ
以上のものは出てこないだろうな

142 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 09:24:05 ID:ouKmvL+M
昨今の流行りはスカリエッティですか?w

無性にスカを殴りたくなってきたwww

143 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 11:13:46 ID:XqaAH7l+
【表現規制】表現の自由は誰のモノ【97】
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news2/1213115574/

144 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 12:02:10 ID:lViMo/HP
本編で扱いが悪かったキャラが唐突に流行ったりするからな、このスレ

145 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 12:06:36 ID:pbZt7TPb
むしろ本編で扱い悪い分二次創作で愛でようという

146 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 13:45:53 ID:gj98jCZ4
予測不能・・・だが、それがいい

147 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 14:39:00 ID:t61TKopi
性欲という言葉ほど、スカに似合わん言葉も無いなw

148 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 14:54:00 ID:Jt/qFgm+
だが二つ名は無限の欲望だし

149 名前:B・A:2008/06/14(土) 15:43:39 ID:MvWCABGb
どうもお久しぶりです。
ふっと休暇が貰えたので昨日の夜から全力で書き上げたんですが、今は投下大丈夫ですか?

150 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 15:52:08 ID:eNoOjxaR
>>149
やっちまえ

151 名前:B・A:2008/06/14(土) 15:53:32 ID:MvWCABGb
それでは、いかせてもらいます。


注意事項
・B・A版エリルー時空のお話
・主人公はヴィヴィオ
・オリキャラが出ます
・非エロです、そしてバトルです
・sts本編から11年後の物語
・フェイトが天寿を全うしております
・その他かなりの捏造多し
・タイトルは「Das Erbe zur Zukunft」 意味:未来への遺産
・ヴィヴィオいじめ継続中
・もうやめて、とっくにヴィヴィオのMPは0よ、な展開です
・その後は、もう止めて、とっくに○○○のライフは・・・・・・・な展開


152 名前:Das Erbe zur Zukunft@:2008/06/14(土) 15:57:05 ID:MvWCABGb
第10話 「赤き盾」



灰色の光が空間を満たし、ヴィヴィオの姿が光の渦へと飲み込まれていく。
撃ち抜いたという確かな手応えにRHを持つ手が震える。かつての自分なら撃つことすら困難だった大規模砲撃魔法、それが聖王の記憶から引き出した戦闘記憶のおかげでいとも容易く制御することができる。
焼け付きそうなくらい加熱されたリンカーコアから汲み上げた魔力を、一分の隙もない術式で以て形を与え、渾身を込めて撃ち放つ。
今日まで思い描いてきた憧れの人の象徴。
不屈の心の具現、スターライトブレイカー。
その光は正に天地を引き裂く凶星の輝き。
そして、あらゆる攻撃を無効化する鉄壁の守りである聖王の鎧。
正しく無敵、故に最強。
自分を止められる者など誰もおらず、ただ湧き上がる衝動のままに理想を体現できる。
この力で全ての悪を消す。
あの情けない名前だけの聖王の代わりに、この世界に真の平穏を与えて見せる。
もう誰も苦しまず、誰も悲しまない世界を作ってみせる。

「そうよ・・・・・・私はあいつを超えた、聖王を超えたの・・・・・・・私は聖王よ、聖王の力を手に入れたの。
これならなれる。なのはさんになれる・・・・・・あの人の想いを継げる・・・・・・・私があの人の代わりにこの世界を・・・・・・・・・」

まるで自分に酔っているかのようにセリカは空中でクルクルと身を躍らせる。
頭上に広がるのは黄砂で汚れた土色の空、眼下で繰り広げられているのは一進一退の攻防戦。
今のところ機動六課は保っているが、自分達の隊長が落とされたと知れば士気も下がり、瞬く間に鎮圧できるだろう。
後は六課が運んでいたアレを回収し、あの人のもとに帰るだけだ。

「さあ、RH。ゴミ掃除といきましょう」

RHの先端を眼下のスターズ分隊へと向ける。大魔法の余韻にもう少し浸っていたいところだが、自分の役目はアレを手に入れることだ。
目障りな連中はさっさと片付けるに限る。

「さあ、あんた達の正義を・・・・・・・」

いつものように儀式の言葉を告げた瞬間、白煙を吹き払って一発の魔力弾が頬を掠めた。
もちろん、自動展開された疑似・聖王の鎧のおかげでダメージはない。ダメージはないが、セリカの顔には明らかな怒りの色が浮かんでいた。

「Sランクの集束砲・・・・・・・理論上では聖王の鎧を突破し、一撃で息の根を止められるはずなのに・・・・・・」

「はぁ・・・・はぁ・・・・・・」

白煙が晴れ、ヴィヴィオの姿が露になる。
額から出血しているが、それ以外に目立った外傷は見られなかった。唯一変化があるとすれば、レイジングハートとバリアジャケットの外見が
砲撃を受ける前と変わっていることだろうか。一般的な杖の形をしていたレイジングハートは鋭利な金色の槍へと姿を変え、
バリアジャケットは純白の脚線を露にしていたタイトスカートがロングスカートへと変更され、胸元に飾られていた深紅のリボンも取り払われている。


153 名前:Das Erbe zur ZukunftA:2008/06/14(土) 16:00:11 ID:MvWCABGb
「咄嗟にバリアジャケットをエクシードモードに換装したのね」

ヴィヴィオが母であるなのはから受け継いだバリアジャケットには二つの形態がある。
一つは汎用性と魔力消費に優れた教導用のアグレッサーモード。
そして、高速機動と省魔力の概念を捨て去った完全なる戦闘用のバリアジャケット、エクシードモードだ。
セリカのスターライトブレイカーが直撃する寸前、ヴィヴィオはバリアジャケットをエクシードモードに換装することでバインドから脱し、
同時に防御魔法を展開、三重の障壁を総動員することで辛くもあの一撃を耐え抜いたのである。

「その防御と聖王の鎧、私程度の魔力じゃ抜くのは容易じゃないか。さすがは聖王、生き足掻くのがお得意ね」

「違う・・・・私は聖王なんかじゃ・・・・・」

「じゃあ、あんたは何だって言うの? なのはさんの娘? 管理局の魔導騎士? そうね、確かにそれもあんただわ。
けど、そんなものは全部後から上書きされたもの。あんたの本質はあのムカつくテロリストが言っていたじゃない」

「違う!」

引き絞るような声と共にディバインシューターが乱射され、セリカに降り注ぐ。今の彼女にとっては防御する必要もない弱々しい攻撃だ。
どれだけ全身を叩かれようと、疑似・聖王の鎧が展開し続けている限り自分がダメージを負うことはない。

「何が違うの? 何も変わらないわ」

「私はヴィヴィオ・T・スクライア、なのは・T・スクライアとユーノ・スクライアの娘・・・・・・聖王なんかじゃない!」

「それが間違いだって言っているのよ!」

まるで空気を断ち切るようにRHを一閃させ、一条の砲撃をヴィヴィオの体に叩き込む。
感情が乱れて我を失ったヴィヴィオはそれを避けようともせず、体が虹色の光に包まれる度に体内の魔力が削られていく苦しみが全身を駆け巡った。

「あぁぁぁぁぁぁっ・・・あぁぁぁぁっ!!!」

次々と撃ち込まれる砲撃の嵐にヴィヴィオは空中で独楽のように回転し、錐揉みする。
今のヴィヴィオはまるでようやっと空が飛べるようになった新米魔導師のようだ。成す術もなくセリカに弄ばれ、砲撃を浴びる度に聖王の鎧が強制発動してリンカーコアが悲鳴を上げる。


154 名前:Das Erbe zur ZukunftB:2008/06/14(土) 16:03:37 ID:MvWCABGb
「痛い、それとも苦しい? けどね、その痛みをもっと味わっている人がいるの。もっと苦しい目にあっている人がいるの。
こうしている間にも、大勢の人がこんなはずじゃない人生を嘆いている。私はそれをなくしたい。だから私は力を手にいれた。
私の綺麗事が、あんたの純潔な夢を撃ち抜ける力を。そうよ、これは綺麗事、痛みを知らない私が勝手に口にしているだけの絵空事。
それでも、ただ安穏と生きていたあんたよりもよっぽど建設的でマシな考え方よ」

「わ、私は・・・・・・・」

「何だって言うのよ! なのはさんに甘えられるあんたが、才能の塊で、英才教育も受けられて、社会的な後ろ盾だってあるのに、
何にもせずにただ自分の夢しか追いかけていなかったあんたが、そんなあんたが何を口にしたって、私以上の綺麗事にしかならないわ! 
自分の力を認めているですって? だったら聖王という称号も受け入れなさい。自分にとって都合の良い幸せにしか目を向けていなかったあんたには、絶対にできないでしょうけどね」

「・・・・・・っ」

「自分が一番幸せなことにも気づいていない癖に、どうしてあんたがなのはさんの娘なのよ・・・・・・どうして、あの人の思いを継げるはずのあんたは何もしていないのよ」

湧き上がる怒りのままにセリカは砲撃を撃ちこんでいく。
胸を占めるのはヴィヴィオへの憎悪。
ずっと抱いていた彼女への怒り。
他人よりも多くの幸せを持ちながら、それに気づいていない愚鈍さ。
他人よりも多くの不幸を知りながら、それから目を背ける臆病さ。
自分には理解できない。
ただ幸せなだけだった自分には、苦しみも喜びも知っているはずの彼女の気持ちなんてわかるはずがない。
けれど、それでもわかることは一つだけある。
彼女は、自分の力をただ管理局に命じられるがままに行使しているだけだ。やろうと思えば世界だって変えられる。
なのに、それをしようともしない。
自分にはわかる。
幸せだった自分にはわかる。
平凡だった自分にはわかる。
大いなる力には大いなる責任が伴う。
臆病なヴィヴィオは、その責任に耐えられない。何故なら、彼女が執着しているものはそんものではないから。
もっと小さくて平凡なもの。
彼女が執着しているもの。
ヴィヴィオが最も大切にしているもの。
それは今だ。
今の幸せがなくなってしまうこと、変わってしまうことを何よりも恐れている。
けど、自分は違う。
仮初の幸せなんていらない。
自分の周りだけが平和だなんて耐えられない。
みんなに笑顔でいて欲しい。
大勢の人が安心できる世界であって欲しい。
そのためなら、例え今の平穏を失うことになっても良い。
だから力が欲しかった。高町なのははその象徴だ。
幾多の次元犯罪を解決に導いた管理局の伝説のエース。
けれど、もう彼女は戦えない。十二年前に目の前にいる忌々しい聖王を助け出すために無茶をし、命を削ってしまった。
その代償にヴィヴィオは高町なのはの娘となり、彼女の愛を精一杯受けて大きくなった。
なのに、ヴィヴィオは何もしようとしない。
母親の意思を継ぐことも、母親のように戦うこともせず、ただ自分の力を認めて貰うためだけに生きている。
胸に燻るのは嫉妬心だ。
自分が欲してやまない環境。
世界を変えられる力。
憧れの人。
その全てをヴィヴィオは持っている。
何より、彼女は高町なのはから戦う力を奪う引き金となった。
それだけでも、怒るに十分な要素だった。


155 名前:Das Erbe zur ZukunftC:2008/06/14(土) 16:06:39 ID:MvWCABGb
「あんたなんて、なのはさんの娘にならなければ良かったんだ!」

込み上げる怒気をデバイスへと込め、その先端をヴィヴィオへと向ける。
ほとんど傷を負っていないが、度重なる砲撃を受けてヴィヴィオの魔力残量はかなり消耗しているはずだ。
恐らく、これ以上は聖王の鎧と防御魔法の同時展開等できないはず。
容赦なんて初めからする気はない。
最も効率の良い方法で、最も確実に敵を葬り去る。それを実践するだけだ。

「ディバイン・・・・・バスタァァッ!!」

砂塵を引き裂く灰色の閃光がヴィヴィオに向けて放たれる。
直撃コース、この速度では回避はほぼ不可能だ。ヴィヴィオに残された選択肢は真っ向から受け止めるだけ。
だがそれも不可能なこと。ここまでの戦闘で聖王の鎧の厚さはだいたい把握している。どれほどの魔力を込めれば突破できるのか、わからないほど自分は馬鹿ではない。

(これで、今度こそ私の・・・・・・・)

「レイジングハート・・・・・・ブラスター1、リミットリリース」

セリカが勝利を確信した瞬間、ヴィヴィオは禁断の言霊を宣言する。
激痛が全身を駆け巡った。
痛いなんてものではない、死ぬほど痛い。
聖王の鎧の強制発動以上にリンカーコアが酷使され、底の尽きかけた魔力を強引に絞り出される。
その僅かな魔力は瞬時に何倍にも膨れ上がり、血管と言わず神経と言わず、全身の至る所を蹂躙しながらレイジングハートの魔力回路へと注ぎ込まれていく。
ブラスターシステム。
レイジングハートに搭載されたリミットブレイクモードで最後の切り札。術者の魔力を限界以上に底上げし、肉体への過負荷と引き換えに己を強化する奥の手だ。
それ故に危険性も高く、長時間の使用は生命の危機にも影響してくる。だが、ヴィヴィオはそれを躊躇なく使用し、爆発的に膨れ上がった魔力をフレアのようにまき散らしながら
回避不可能と思われた砲撃を紙一重で避けて見せる。

《Axel Shooter》

間髪入れずにアクセルシューターの弾幕が空間を包み込む。だが、所詮はただの誘導操作弾。自分を傷つけることなどできるはずがないと、
セリカは余裕の笑みを浮かべて疑似・聖王の鎧を展開する。
次の瞬間、降り注いだ三十二発のアクセルシューターは灰色の魔力の鎧を強引に押し破り、セリカの体を蹂躙した。


156 名前:Das Erbe zur ZukunftD:2008/06/14(土) 16:09:50 ID:MvWCABGb
「きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

八方から撃ち込まれたアクセルシューターの痛みにセリカは悲鳴を上げる。
それによって生じた隙を突くように、ヴィヴィオは更にアクセルシューターを撃ち込んでいく。
一発撃つ度にリンカーコアが悲鳴を上げていく。
魔力が全身を駆け巡る毎に生命の灯が揺らいでいくのがわかる。
それでもヴィヴィオはブラスターシステムを解除しようとはしない。

「違う・・・・違う・・・・・私は聖王なんかじゃない・・・・・・・私は、聖王なんかじゃ・・・・・・」

「ぐあぁっ・・・・ああぁぁっ!! な、なぜぇっ・・!」

「私はヴィヴィオ・・・私は高町ヴィヴィオ・・・・・ヴィヴィオ・T・スクライア・・・・・・高町・スクライア・・・・・・・私は・・・・・・・」

心がどんどん冷たくなっていく。
先程まで、あんなに身を案じていた親友を攻撃することに何の躊躇もない。それどころか、目の前でのた打ち回っている彼女のことを疎ましいとさえ思っている。
だって、彼女は自分の全てを否定したのだ。
ずっと誇りに思ってきた、高町なのはの娘になれたことを。
聖王のクローンとしてこの世に生れ、兵器として利用され、殺意の牙すら向けたにも関わらず、彼女は自分を愛し、母親になると言ってくれた。
だから、その思いに精一杯報いようと魔法を覚え、立派な魔導騎士になることを夢見てきた。
例え相手が誰であろうと、自分は胸を張ってあのエース・オブ・エースの娘なのだと言えるように努力してきた。
その全てが、彼女の一言によって否定されたのだ。

『あんたなんて、なのはさんの娘にならなければ良かったんだ!』

それは生まれを否定する言葉。それだけは絶対に受け入れてはならない。受け入れてしまえば、それは自分がただの兵器でしかないことを認めてしまうことになる。
そんなのは嫌だ。
自分は戦うための兵器なんかじゃない、困っている人を魔法で助ける魔法少女だ。
なのは・T・スクライアの娘なんだ。

「私は・・・・・ヴィヴィオ・タカマチ・・・・・・スクライアだぁぁぁぁぁっ!!!!!」

「ああぁ・・あぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」

グラリと揺れたセリカの体が地面に激突する。
痛みで手足がまともに動かない。魔力が切れかかって疑似・聖王の鎧も徐々に揺らぎが起き始めている。
恐らく、次の直撃は耐えられないはずだ。

「がぁ・・・ぐぅぅ・・・・・・け・・・ど・・・・・・」

RHを杖にして、言うことを利かない体を無理やり起こす。
こんなはずはない、こんな惨め姿はありえない。
自分は聖王になったのだ。例え紛い物だろうと、それが力であることに変わりはない。
なのに、何故その力が通用しない。
瞬間、形容できない激痛が脳髄を突き刺した。


157 名前:Das Erbe zur ZukunftE:2008/06/14(土) 16:11:54 ID:MvWCABGb
「ああああああっ!! ああああぁぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!?」

耐え切れずに地面の上でもんどり打ち、獣染みた悲鳴を上げる。
だが、苦しむセリカの姿を見てもヴィヴィオは攻撃の手を緩めようとしない。
喉を込み上げてくる血に噎せながらも魔力を絞りだし、アクセルシューターでセリカを滅多打ちにする。
最早、それは完全なるオーバーキルであった。

《お嬢様、これ以上は彼女の生命に関わります。攻撃の中止を・・・・》

「・・・・さい」

《お嬢様!》

「うるさい! ブラスター3、リリース!」

《ダメです。ブラスター3の使用はマスターから禁じられていることをお忘れですか? お嬢様の命に関わるのですよ》

「今のレイジングハートのマスターは私よ、私の言うことを聞きなさい」

《いいえ、私のマスターはあなたのお母様です。そして、私はマスターよりあなたの身を任されています。危険な行為をこれ以上続けさせるわけにはいきません》

現に今だって、ブラスターシステムの出力をギリギリまで抑えて少しでもヴィヴィオの負担を減らそうとしているのだ。
しかし、ヴィヴィオは聞き分けのない子どものように頭を振り、声を張り上げる。

「だったらもういい!」

《お嬢様!》

半ば強引にデバイスの制御を奪い、砲撃の発射プロセスをマニュアルで進めていく。

「ディバイン・・・・バスタァァッ・・・」

「あああぁっぁぁっ・・・・・」

砂を搔き毟り、射線上から逃れようともがくが、それよりもヴィヴィオの砲撃が到達する方が早い。


158 名前:Das Erbe zur ZukunftF:2008/06/14(土) 16:15:12 ID:MvWCABGb
「セリカァァァっ!!」

不意に虚空に出現した魔法陣から飛び出したケーニッヒが、セリカを抱きかかえて地面を転がる。
直後、先程までセリカが倒れていた地面を極太のディバインバスターが削り取り、痛々しいクレーターが造り上げられた。

「ケ・・ケイン・・・・・」

「喋るな、聖王の因子を打ち込んだ副作用が出たんだ。それよりも撤退するぞ」

「だ・・・め・・・アレを・・・・・・」

「大丈夫だ、既に作戦は完了している」

「・・ああ・・あああぁぁ・・・・・・」

「そうだ、お前は無事に任務を全うした」

「・・・・う、うん・・・・私・・・・できた・・・よ・・ね・・・・」

その言葉を最後に、セリカは気を失った。
どこか安心したような笑みを浮かべている彼女を見て、ケーニッヒの胸中に罪悪感が渦巻く。
作戦にリアリティを持たせるためとはいえ、彼女を疑似餌に利用したのは失敗だったかもしれない。
聖王の記憶を使用するためのリスクがこんなにも大きいとは知らなかった。もし最初から知っていれば、例え聖王に対抗するためと言われても反対しただろう。

「手間かけさせる奴だ、こいつはな」

自嘲気味に呟き、スターズ分隊と戦っていた仲間に撤退命令を出す。これで後は結界を解除し、ロデオが転送魔法を使って全員を送り返すだけだ。
それまで、何としてでもセリカを守り切らねばならない。
そう思った矢先、ケーニッヒは周囲一帯の魔力残滓がある方向に流れていっていることに気づいた。

「なっ・・・・!?」

ヴィヴィオの足下に虹色のミッド式魔法陣が展開しており、レイジングハートの先端にこの場で使い捨てられた多くの魔力が集束していっている。
背筋を走る危機感にケーニッヒは加速魔法を使用してヴィヴィオから距離を取る。だが、かの砲撃魔導師を母に持つヴィヴィオにとって、
互いの間に横たわる無限にも似た距離など、然したる障害とは成り得ない。むしろ、それを覆してこその砲撃魔導師の称号。
視界に入った時点で、最早彼らはヴィヴィオの射程内なのだ。


159 名前:Das Erbe zur ZukunftG:2008/06/14(土) 16:17:44 ID:MvWCABGb
「ブレイク・・・シュートッ」

ブラスターシステムによって強化されたディバインバスター・エクステンションが二人に向けて加速する。
咄嗟に体を捻り、ケーニッヒは回避を試みる。だが間に合わない。間延びしていく景色が、高速化する思考が直撃を告げている。
己の死を悟ったケーニッヒは、せめてセリカだけでもと彼女の体を庇うように抱きしめて砲撃に背を向ける。
直後、ケーニッヒの足下に魔法陣が展開し、彼らは虚空に溶けていくように何処かへと転送されていった。





激しい衝撃が全身を貫き、背骨に焼けるような痛みが走る。死を諦観したケーニッヒの意識は、それによって急速に現実に引き戻された。

「ぐぅぅっ!! ロデオの奴、無茶をしやがって」

砲撃が直撃する寸前に強制転送されたので何とか事なきを得たが、どうせなら転送先ももう少し考えて欲しいものだ。
そんなボヤキを口にしようとした瞬間、腕の中で小さくなっているセリカが再び痙攣を開始した。

「あぁぁぁっ・・・ぐああっぁ・・あぁぁぁっ!!!!」

「セリカ! おい、しっかりしろ!」

「ぐああっぁっ・・・・ちが・・・そんな・・・・わたしは力を・・・・・あいつに勝って・・・・・・・あんな奴に・・・・・どうして・・・・!!」

「セリカ・・・・セリカッ!!」

激痛で身を捩じらせながら、まるで壊れたレコーダーのようにセリカはうわ言を繰り返す。
こんなはずではなかった。
こんなはずでは。
こんな惨めな敗北なんて。
こんな・・・・・・・・・・・。




160 名前:Das Erbe zur ZukunftH:2008/06/14(土) 16:19:53 ID:MvWCABGb



魔力を使い切り、落下してきたヴィヴィオを間一髪駆けつけたエリオが抱きかかえる。
抱き止めた彼女の体は火傷しそうなほど熱く、額からは玉のような汗が噴き出ている。
危険な状態であるのは誰の目にも明らかだった。

「すぐに治療を、それと積み荷の確認だ」

「はい!」

敬礼するスターズ分隊のメンバーにヴィヴィオを預け、エリオはルーテシアのもとへと戻る。
とりあえず動ける程度にまで回復した彼女は、疲労で動けなくなっている部下に代わって一足早く護送車両の荷台に乗せられた積み荷のチェックを行っていた。

「ヴィヴィオの様子は?」

「かなり酷い。レイジングハートが抑えてくれなかったら腕一本の話じゃなかったかも」

「聖王の鎧も、ブラスターシステムの反動までは封じられないのね」

「むしろ、リンカーコアが酷使されて逆効果だ」

リンカーコアに直結し、意思に関係なく常時発動する聖王の鎧。そして、リンカーコアに過負荷をかけ、魔力を大幅に強化するブラスターシステム。
そんなものを同時に使用すれば、たちまち魔力を枯渇させて苦しむのは目に見えている。

「ところで、積み荷の方は?」

「それが・・・・・・」

何やら顔色の優れないルーテシアの言葉に、エリオは一抹の不安を覚える。

「私達は確かに任務を全うしたよ・・・・・・・誰も死なせなかったし、積み荷を積んだ車両も守り切った。神様に誓ったって良い、誰も車両には近づけさせなかった」

「待って・・・まさか!?」

慌てて護送車両の荷台に飛び乗り、仰々しく鎮座している大型ケースの蓋に手をかける。
既にルーテシアが中を調べたのか、鍵はかかっていなかった。

「そんな・・・・・・」

ケースの中身は空だった。
そこにあるべきロストロギアはどこにも存在しない。もちろん、ケースを抉じ開けたような形跡もなかった。
その時、エリオの懐で携帯電話が着信を告げた。
ディスプレイに表示された名前はクロノ・ハラオウン。その表記に、エリオは胸がかき乱されるような錯覚を覚えた。


161 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 16:23:04 ID:1Enn0jTe
支援

162 名前:Das Erbe zur ZukunftI:2008/06/14(土) 16:28:39 ID:MvWCABGb
「もしもし・・・・・」

『エリオか・・・・すまない、こちらのミスだ』

「積み荷のケースは空でした・・・・・・・・六課を、ルーを嵌めたんですか?」

『僕も今知ったばかりなんだ。すまない、もっと早くに気づいていれば、こちらから裏を回して君達に撤退命令を出せたのだが・・・・・・・・』

「それじゃ、やっぱり・・・・・・」

『ああ・・・・・・ロストロギア“バビロンの鍵”は別ルートで移送されることになっていた。君達は囮として利用されたんだ』

考えてみればこんなに仰々しい警備を布いていたのでは、ここに宝物があるとこちらから宣伝しているようなものだ。
そして、それを行っているのがあの機動六課であると知れば、誰も積み荷のケースが空だとは思わないだろう。
その盲点を逆手に取り、移送予定のロストロギアは別ルートで少数に守られながら本局に運ばれる手筈になっていたのだ。

「それじゃ、ロストロギアは無事なんですか?」

『・・・・・・・・いや』

歯切れを悪くしながらも、クロノは淡々と事実を報告する。

『つい先程、何者かの襲撃を受けて強奪された。我々の完敗だ』




163 名前:Das Erbe zur ZukunftJ:2008/06/14(土) 16:32:10 ID:MvWCABGb



その日、ミッドチルダの全メディアを通じて犯行声明が出された。
その組織の名はロート・シルト。
代表の名はシエン・ボルギーニ。
通称、エスパーダ。
これは、とある新聞記事に掲載されていたその全文の抜粋である。

『ミッドチルダに生まれ、ミッドチルダに暮らす愛すべき者達よ。我が名はシエン・ボルギーニ・・・・かつて、エスパーダと呼ばれた男だ。
まず初めに、諸君らに謝罪せねばならないことがある。我らはこれより時空管理局に弓を引き、この世界を混沌へと誘わねばならない。
だが、誤解しないでほしい。我らは決して争いを求めているわけではない。権力など欲してはいない。我らが求める者はただ一つ、日々を安穏と暮らせる世界、真の平和だ。
それは、君達一人一人の胸の根底に根付く人類共通の思いのはずだ。だが、世界をよく見て欲しい。争いが絶えず、他世界から犯罪者が流入する不安定な社会。
確かにミッドの治安は向上した。八神はやて以下、管理局地上本部の手腕は見事だと言わざるをえない。しかし、それで良いのか? ただ平和を築けばそれで良いと? 犯罪を抑止すればそれで良いと? 答えは否だ。
諸君、忘れないで欲しい。我らは常に危機に晒されている。他次元という、身近でありながら限りなく遠い世界によって。そう、争いが起きるのは人と人との交流が盛んに行われるからだ。
多くの他者が出会えば、それだけの数の確執が起きる。私はそれが我慢できぬ。これは私個人のわがままだ。しかし、人類全体の渇望でもある。誰もが心の中でこう願っているはずだ。争いたくない、傷つけ合いたくないと。
ならば、我らがその願いを叶えよう。我が組織ロート・シルトが諸君らを守る盾となり、遍く悪より諸君らを解放しよう。その第一歩として、我らはミッドチルダを現管理局体制から脱却させ、
次元世界における完全なる独立を実現させる。諸君、君達が絆を育まねばならないのは顔も見たことのない異世界の友ではない。すぐ横にいる親しき他人だ。諸君、我らはロート・シルト。諸君らを守る赤き盾であり、
この世界を閉ざす者達である。ミッドチルダは今後、他世界からの一切の干渉を拒絶し、内政に専念することこそが真の平和への第一歩である。諸君、約束しよう。これより起こる争いが生みの苦しみとなることを。
必ずや愛する家族と共に過ごせる穏やかな世界を作ってみせると。諸君、我らはロート・シルト。盾を染める赤き血は諸君らのものではないことを約束しよう』

後に、ロート・シルト事件と呼ばれるミッド史上に残る次元犯罪事件は、こうして幕を開けた。

                                                                                 to be continued


164 名前:Das Erbe zur ZukunftJ:2008/06/14(土) 16:36:45 ID:MvWCABGb



その日、ミッドチルダの全メディアを通じて犯行声明が出された。
その組織の名はロート・シルト。
代表の名はシエン・ボルギーニ。
通称、エスパーダ。
これは、とある新聞記事に掲載されていたその全文の抜粋である。

『ミッドチルダに生まれ、ミッドチルダに暮らす愛すべき者達よ。我が名はシエン・ボルギーニ・・・・かつて、エスパーダと呼ばれた男だ。
まず初めに、諸君らに謝罪せねばならないことがある。我らはこれより時空管理局に弓を引き、この世界を混沌へと誘わねばならない。
だが、誤解しないでほしい。我らは決して争いを求めているわけではない。権力など欲してはいない。我らが求める者はただ一つ、日々を安穏と暮らせる世界、真の平和だ。
それは、君達一人一人の胸の根底に根付く人類共通の思いのはずだ。だが、世界をよく見て欲しい。争いが絶えず、他世界から犯罪者が流入する不安定な社会。
確かにミッドの治安は向上した。八神はやて以下、管理局地上本部の手腕は見事だと言わざるをえない。しかし、それで良いのか? ただ平和を築けばそれで良いと? 
犯罪を抑止すればそれで良いと? 答えは否だ。諸君、忘れないで欲しい。我らは常に危機に晒されている。他次元という、身近でありながら限りなく遠い世界によって。
そう、争いが起きるのは人と人との交流が盛んに行われるからだ。多くの他者が出会えば、それだけの数の確執が起きる。私はそれが我慢できぬ。
これは私個人のわがままだ。しかし、人類全体の渇望でもある。誰もが心の中でこう願っているはずだ。争いたくない、傷つけ合いたくないと。
ならば、我らがその願いを叶えよう。我が組織ロート・シルトが諸君らを守る盾となり、遍く悪より諸君らを解放しよう。
その第一歩として、我らはミッドチルダを現管理局体制から脱却させ、次元世界における完全なる独立を実現させる。諸君、君達が絆を育まねばならないのは
顔も見たことのない異世界の友ではない。すぐ横にいる親しき他人だ。諸君、我らはロート・シルト。諸君らを守る赤き盾であり、この世界を閉ざす者達である。
ミッドチルダは今後、他世界からの一切の干渉を拒絶し、内政に専念することこそが真の平和への第一歩である。諸君、約束しよう。
これより起こる争いが生みの苦しみとなることを。必ずや愛する家族と共に過ごせる穏やかな世界を作ってみせると。諸君、我らはロート・シルト。
盾を染める赤き血は諸君らのものではないことを約束しよう』

後に、ロート・シルト事件と呼ばれるミッド史上に残る次元犯罪事件は、こうして幕を開けた。

                                                                  to be continued


165 名前:B・A:2008/06/14(土) 16:38:57 ID:MvWCABGb
以上です。
えぇ・・・・・何故かJが二つあります。上の奴は無視してください。
司書の方、>>163は保管しないでください。

とりあえず、ようやく大ボスの登場。イメージCVは皆さんが想像する渋いおじ様ボイスです。
しかし、演出のためにセリカがヴィヴィオを責めるのは心苦しいなぁ。
さて、残り一週間また頑張ろう。
支援ありがとうございました。

166 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 16:41:37 ID:t+bHVjgI
お疲れ様〜!

……けど、どうせ最後は管理局側が勝つんだろうと思うと楽しめない……
ここはセリカ側の勝利を願って続きを待とう

167 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 16:47:39 ID:vNWUwP8I
ごめんなさい、ロートシルトで吹きました…

むぉぉぉ〜ん!!

168 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 17:32:28 ID:Giu3Evao
>>165
GJ!色々面白いことに。
つか、セリカのは憧れを通り越して崇拝になってるなこりゃー。よくあることだがw
結局、なのはの強さに憧れていたみたいだが、なぜそこまでして力を求めるのか
劣等感はあったみたいだが、世界を変えたいとまでは普通思わんしなぁ
しかし本当に"親友"だったのかこの二人は…?

169 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 17:52:50 ID:eNoOjxaR
>>168
なぁに世の中親友を売って出世する奴も居るからこれ位

170 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:29:07 ID:dylH4+T4
>>165
GJ中々凄い事になってますね…

あの…6時30分過ぎた辺りから先日の続きやりたいのですが…どうでしょ?

171 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:33:16 ID:dylH4+T4
では…時間になりましたので投下しますね。

・先生またやってしまいました。今回も『なのは×スカ』ですよ。
・本局の人間が活躍してる状況が嫌なレジアスになのはがハメられてスカに売られてしまう
・だからレジアス好きな人注意
・とりあえずレジアスからなのはを買ったスカだけど、改造した方がむしろ弱くなる程の
なのはの完成度に脱帽。で、とりあえず何度も抱いて性の奴隷にする事によって
自分の操り人形にしてしまおうと考えるのだけど………
・NTR注意。(なのはがスカに…と言うのもあるけど、逆に言えばなのはがウーノから
スカを取っちゃうって事にもなっちゃうわけで…)
・エロ(でも後半はエロ度低め)
・レイプ注意
・スカがなのはを抱くSSは以前もやりましたが、今回はもっとこーネチネチ行きます注意
・ほんの少しだけソープネタもあります注意
・最初はスカが一方的に…ですが、次第になのは×スカになっちゃいますw
・なのはが完全にスカ側に付いてしまい、それによって風が吹いて桶屋が儲かる的に
スカ側勝利エンドになってしまう
・ナンバーズが基本的に空気です注意(ウーノは辛うじて出ますけど、それでも空気に近いです注意)
・スカ側視点でハッピーエンドだけど、本編と比較して考えたら鬱かも注意
・負けてしまった後の六課側の顛末に関してかなり悲惨な所あるかもしれません注意
・最後の最後に少しだけオリキャラ(と言うかパロキャラ?)登場
・タイトルは風が吹いて桶屋が儲かるにちなんで『レジアスがハメて管理局崩壊』
・前回、行開けが少なくて読み難いとの苦情があったので可能な限りあけたりしてみました
(その変かなり下手だと思いますが、ご了承下さいorz)
・長いので数回に分けて書きます。

172 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 17 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:34:08 ID:dylH4+T4
「何て言うかさ〜。最近のドクターって何処か明るいって言うかさ〜。何でかな〜?」
「そうなの?」
何時の間にか、知らず知らずの内にナンバーズと打ち解けていたなのはであったが、
とある日の訓練の休憩時間に雑談している際、その様な話を聞いた。
「ちょっと前まではさ〜本当暗くてね。私等でも近付き難いって言うか…そんな
感じだったんだけど、最近はそういう事無いんだよね〜。」
「そう言う物なのかな?」
「あんたなら分かるんじゃないの? 毎晩ドクターと色々してるんだし〜。
って言うか、最近ドクターと一番話してるのってあんたの様な気がするんだけど。」
「え!?」
痛い所突かれてなのはは頬が赤くなってしまった。どうやらナンバーズ的にも
なのはとスカリエッティの性活は周知の事実らしい。そこは少し恥かしかった。

その日の就寝前、なのはは休憩時間の雑談中にナンバーズ言われた事について考えていた。
「確かに私はドクター…スカリエッティと毎日SEXする様な関係になっちゃった…
って言うか…そうしなきゃ生きられない体にされちゃったワケだけど…。」
普通ならそうまでされてスカリエッティを憎まないはずは無いし、最初の頃は
確かに無理矢理自分を犯し、処女を奪ったスカリエッティを憎んでいた。
しかし、今は不思議と彼に対する憎しみが湧いて来ない。それ所か…彼の事を
考えると…知らず知らずの内に頬が赤くなってしまうのである。
「そ…そんな! 何で!? 私は…そ…その……。」

なのはの顔は赤くなり、思わずベッドの上でのた打ち回っていた。
スカリエッティを思い浮かべつつ自慰行為をしながら。
何時の頃か…なのははスカリエッティを愛する様になってしまっていたのである。
どんな嫌な相手でも何気に付き合っていると慣れると言うが…それと同じ事が起こったのだろうか?
何時まで待っても助けに来る気配さえ見せないフェイト達に失望したからと言う事もあるかもしれない。
スカリエッティ自身もまた、確かになのはに性的奉仕を要求して来てはいたが、
それ以外に関してはワリと親切な所もあったし、当初考えていた程悪人と言う印象は持たなかった。

173 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 18 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:34:36 ID:dylH4+T4
もしくは、スカリエッティを愛すると言う行為は、スカリエッティとのSEX依存症に
されてしまった自分に対する逃げ道だったと言う考え方も出来るが…いずれにせよどうでも良い事。
少なくとも今のなのはは…スカリエッティを愛してしまっていた。

一方その頃、自身の研究室で夜遅くまで研究に勤しんでいたスカリエッティであるが…
そんな彼に何気無くウーノが尋ねた。
「ドクターも飽きませんね?」
「何がかね?」
「あの魔導師の娘の事ですよ。確かに彼女の実力の素晴らしさは認めますし、彼女を
コントロールする為にドクターが毎晩やっている事が必要な事も分かります。
ですが…そう毎晩続けて飽きないのですか? …と思いまして…。」
ウーノは内心なのはに少し嫉妬していた。長い間スカリエッティと付き添って来た身としては
突然転がり込んで来たも同然のなのはにスカリエッティを取られてしまうのでは無いか?
と内心恐れてさえいた。それ故にこの様な事を言ってしまったのだが、スカリエッティは…
「う〜そう考えると確かにな〜。でも…不思議と飽きが来ないんだよな〜。」
「え…。」

スカリエッティの発言にウーノは少し唖然とするが、ここで少し話を変えて見た。
「ドクター…言うまでも無いとは思いますが…彼女と毎晩すると言う行為は勿論
彼女をコントロールする為の手段に過ぎませんよね?」
「当然だ。」
きっぱり答えるスカリエッティだが、ウーノは少し信用出来なかった。
「ですが…彼女についての事を話している時のドクターは少し嬉しそうですし…
たまに顔が赤くなる時もあります。まさかとは思いますが…彼女に気を許し過ぎてはいませんか?」
「そ…そんな事は無いぞ! 彼女はナンバーズ同様私の兵隊だ!」
「だから言わんこっちゃない…。思い切り顔真っ赤ですよ…。」

なのはがスカリエッティを愛する様になってしまった様に、スカリエッティも知らず知らずの内に
なのはを愛する様になってしまった。もっとも…それを自覚したのはウーノに突っ込まれた事が
きっかけであるが…。当初はなのはを自分の手駒にする為の手段として
彼女を何度も抱き、性の奴隷にしようとしていたはずなのだが…気付いた時には
彼女との関係は親密になり、愛してしまっていた。

174 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 19 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:35:06 ID:dylH4+T4
「愛と言う感情は科学的には精神病の一種…脳が生み出す錯覚に過ぎない。
だが…その感情があればこそ人は…他の様々な生物は世代を重ね、子孫を増やして
来たのかもしれない。そして私もまたその様な感情を抱きつつある…。
やはり……私も人……オトコと言う事か……フフ…。」

既に説明された通り、スカリエッティは最高評議会メンバーがアルハザード技術を使って
作り上げた人工天才科学者とも言える存在。技術発達の為の研究を行う科学者としてのみ
存在価値があった彼も…人を愛してしまった。彼も…ヒトとしての理からは逃れられなかったのである。

数日後、もはや日課と化していたスカリエッティとなのはの夜のSEXが行われるのであるが、
何時もなら、SEXを終えるなり直ぐに部屋を出ていたスカリエッティが部屋を出る事は無く、
なのはと同じベッドで一晩を過ごしていた。そんな最中…

「なのは君は…今でも帰りたいと考えているかね?」
「え…。」
何気無く訪ねたスカリエッティに対し、なのはが彼へ顔を向ける。
「いや…何となく思ったのだよ。やはり君も管理局と言う元の鞘に納まりたくは無いのかね? とね…。」
穏やかな表情で訪ねるスカリエッティだが、なのははかすかに笑いながら答えた。
「でも…私はもうあちらじゃ脱走者扱いになってるんでしょ? ドクターと裏で癒着してた
レジアス中将のおかげで!」
その時のなのはの顔は確かに笑っていたが、言い方にはかなりの嫌味の含まれており、
スカリエッティも内心気まずくなった。
「今更帰った所で脱走者として殺されるだけだし…。何より今の私はもうドクターと
一緒じゃ無きゃ生きられないカラダにされちゃったしね…。ドクターのせいで!」
やっぱりなのはの口調にはかなりの嫌味が含まれており、スカリエッティはますます気まずくなる。

「す…すまない…なのは君…。」
思わずスカリエッティは謝っていた。彼は今まで非人道的な違法研究を初めとし、様々な悪行に
手を染めて来た。それ故に少々の悪行では罪悪感さえ感じなくなってしまっていたと言うのに…
今のなのはに対しては思わず謝りたくなる程の罪悪感を抱いてしまっていたのだ。
しかし…なのはは笑って言うのである。

175 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 20 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:35:51 ID:dylH4+T4
「どうして? どうして謝るの?」
「だってそうじゃないか…。君の人生を私が滅茶苦茶にしてしまったも同然じゃないか!」
「確かにそうだよね。ドクターは私の処女奪うだけじゃなく、人生も滅茶苦茶にしちゃったもんね!」
笑いながらあっさりと言うなのはにスカリエッティはますます気まずくなる。だが…
「でも…今の生活も悪くは無いって思ってるよ。住めば都って言う言葉もあるし…ドクターも…
ナンバーズのあの子達も思ってた程悪くは無いって分かったから。クアットロ一人を除いて…。」
最後の一言が微妙だったが、クアットロが嫌な奴と言うのはもはや仕様と言うか…
それが彼女のアイデンティティ(?)なのでスカリエッティも突っ込まないでおいた。

「なのは君…。」
やはり彼女に対して罪悪感を抱かずにはいられなかったスカリエッティだが、
なのはは突然彼を抱き締めて来た。
「だから…おねがいドクター…。貴方だけは…貴方だけは私を裏切る様な事はしないで!」
「なのは…君…?」
その時のなのはの目には涙が浮かんでいた。やはり強がってはいても内心寂しく、
悲しかったのだろう。無理も無い。スカリエッティと裏で癒着していた人間とは言え、
同じ時空管理局の…それも地上本部総司令のレジアス中将にハメられる形で
この様な事になってしまったのだ。その上彼女が信じていた仲間も助けに来てはくれない。
もはや彼女にとって信じられるのは自分自身と、今寝食を共にしている
スカリエッティ達だけなのである。そして…次の瞬間スカリエッティもまたなのはを抱き締めていた。
「ああ裏切らないとも!! 君は…私が…守ってみせる!!」

スカリエッティは思わずそう宣言してしまっていた。宣言せずにはいられなかった。
本当ならば、なのはも自分の手駒にするはずだったと言うのに…それ以上の感情を持つ様になった。
これもまた…愛と言う物なのだろうかと…内心思った。

この時を境に、本格的に相思相愛になってしまったなのはとスカリエッティ。
だが、スカリエッティにはまだ心残りがあった。それはウーノの事である。
彼女がなのはに嫉妬していた事はスカリエッティもある程度分かっていたし、
長年連れ添って来てもいた。だからこそ、スカリエッティはなのはを愛してしまう行為が
ウーノに申し訳無いと考えてもいたのだが…ウーノは意外にも怒る事は無かった。

176 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 21 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:36:33 ID:dylH4+T4
「私はあくまでもドクターに従うのみですから…。最終的な決定はドクターにお願いします。
それに何よりも…私にはこちらがありますから…。」
ウーノは自分の下腹部を摩りながらそう言った。スカリエッティは万一の時に備え、
ナンバーズに自分の記憶と人格を引き継いだ本物と寸分違わぬコピーを仕込んでいた。
つまり、スカリエッティがなのはと一緒になる道を選んだとしても
自分の中にもスカリエッティがいるから大丈夫と言う意思表示であると言えた。
「そうか……迷惑を掛けてしまうな…。」
「いえいえ…ドクターの幸せが私の幸せですから…。」

間も無くして、なのはとスカリエッティは結婚した。二人の余りの親密な関係に、ナンバーズから…
「いっその事結婚しちゃえば良いのに…。」
と突っ込みを入れられた事がきっかけではあるが、二人のまんざらでは無かった為…
本当に結婚してしまった。

そして、式に使えそうな広さがあると言う事で、アジト内のガジェット用格納庫を
態々結婚式上にしてしまい、なのはとスカリエッティの結婚式が行われていたのである。
『シンロウシンプトモニエイエンノハンリョトナルコトヲチカイマスカ?』
と、何故か神父役に起用したのがガジェット(それも結婚式用に態々新規でプログラム作成した)
だったのがいささかシュールではああったが、ナンバーズ達の見守る中、めでたくも
なのはとスカリエッティは結婚したのであった。

こうして高町なのははなのは=スカリエッティとなった。だが…式を終えた後、
アジトの奥でウーノのすすり泣く声が密かに聞こえていた事を知る者は本人以外にはいない。

一方なのはとスカリエッティは初夜を過ごしていた。
「新婚旅行は当分先になりそうだが…我慢してくれ。」
「それは別に構わないけど…ジェイル…って呼んで良いのかな? 貴方…ナンバーズに
自分のコピーを仕込んでいたって言う話は本当?」
痛い所を突かれてしまった。結婚早々言う話では無いだろとスカリエッティも思っていたが…
「別に私にまで自分のコピーを仕込むなんて事はしないでよ? 私は…私と貴方の
二人の子供を産みたいんだからね!」

177 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 22 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:37:48 ID:dylH4+T4
なのはは少し嫌味っぽくスカリエッティを睨みながらそう言った。
いずれにせよ、なのはは本気だった。本気でスカリエッティの子供を産んで、伴侶として
生きるつもりでいた様子であった。

それから間も無くして二人は一糸纏わぬ姿で身体を重ね合わせた。
「今回はもう外に出したりはしないからな…なのは君…。」
「どうぞ…ドンと来てよ…ん…。」
スカリエッティはなのはへ挿入すると同時に唇を奪った。今までも何度もやった
二人にとっては当たり前だった光景。しかし…この日は違った。結婚初夜だけは…
今までとは違う何かを二人は感じていた。単なる性的欲求を満たす為の行為では無く、
純粋に愛を育み、子孫を残すと言う行為の為のSEX。クローンなどでは無く、
自然の摂理によって誕生する新たな命を生み出す為に必要不可欠な愛の共同作業。
それをなのはとスカリエッティの二人はやるつもりでいた。

「(フェイトちゃん…みんな…さようなら…。私はジェイルの子供産んで…ジェイルと共に生きるから…。)」
スカリエッティと汗だくになるまで獣の様に激しく交わり続ける中、なのはは心の中で
自分のかつての仲間達に別れを告げた。

なのはとスカリエッティがよろしくやっていた間も、スカリエッティ一派と管理局の争いは続いていた。
戦況はスカリエッティ側が圧倒的に優勢。何故ならば、なのはが完全にスカリエッティと共に
生きる道を選び、また彼女が直々にナンバーズ達を鍛え直した事により、たでさえ強かった
ナンバーズがさらに強くなっていたからである。その上管理局もなのは不在によって
新人達が中々育たず、特にティアナは本来ならば、手柄を焦った事からなのはに頭を冷やされて
反省し、それによって人間的にも魔導師としても大きく成長するはずだったと言うのに、
なのは不在によってその様な事が起こらず、弱い上に味方に誤射する等足を引っ張る行為を
立て続けに起こしてしまうと言う散々な結末を迎えていた。

途中ナンバーズが連れ帰り、洗脳したギンガもまた…彼女をなのはが世話をした事によって
本来ならばスバルとの戦いで敗れる事によって洗脳が解けるはずだったと言うのに、
逆にスバルを返り討ちしてしまい、そのままお持ち帰りすると言う違った結末を迎えていた。

178 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 18:38:54 ID:dylH4+T4
今日はここまで。次回書き込み分で完結する予定です。

179 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:46:25 ID:FG6nF4y0
もう二度と書き込むな
このなのユー派の裏切り者

180 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:48:29 ID:pzCizPGv
つまらん、はよ氏ね

181 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 18:58:32 ID:hE24pYRZ
NG推奨

182 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:02:23 ID:OeUuH4Yz
>>179
いきなりどうした? 気に入らんならスルーを。

183 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:09:31 ID:FG6nF4y0
スルーしようとしてもつい読んじゃうんだよ。
お気に入りの作家さんだから。
それだけにあんな作品を書くのが許せないんだ。

184 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:13:53 ID:nlXDG4lF
じゃあせっかくだからおれはこの>>178を応援するぜ


185 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:16:14 ID:d5ZXbFry
まあ、もちつけ。
最近のユーノの扱いもあるだろうが、同じ作品ばかりやる人など居ない。


ていうか、そのあたりの書き込みユーノの印象下げようとする奴にしか見えなくもある

186 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:17:06 ID:PE/DPDJE
このスレは18未満はお断りだ、このゆとりが。
ぐだぐだ言うぐらいなら自分で書け、それが出来ないならスルーしろ。
その程度できないなら今後一切書き込むな。

187 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:18:13 ID:nVVZt3/y
>>183
嫌ならレスつけなければいいのに・・・バカな生き物だなあ。

188 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:21:36 ID:qJF0izwa
なるほど、なんでユーノが嫌われるか不思議だったんだが、
こんな奴がいるからなんだ。

189 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:24:46 ID:d5ZXbFry
いや、どのキャラにも似たファンはいる。
ただ、なんか最近多いんだよな。

190 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:35:13 ID:2PGJlAPe
このスレでこの言葉を書き込むことになるとは思いもしなかったんだが…
>>185…誰と戦っているんだ?

191 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:36:27 ID:zq73Zvl9
>>188
正直に言うと、なのユー派と反なのユー派?の激突はキャラスレ(ユーノスレ)でも迷惑してる。
でもキャラスレだから仕方ないとあきらめてるけど……、エロパロで迷惑かけるなこの馬鹿>>183

192 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:37:19 ID:t6JNSdBR
>>189
ただ前からその気はあったがな。某スレの雰囲気持ち出そうとするし。>YUNO厨
ここが何のスレかっていうのをわかってないガキが多い気がする。


193 名前:69スレ264:2008/06/14(土) 19:38:55 ID:VXN/n4dq
なんか変な盛り上がりをしてるみたいだけど業務連絡です。
72・73スレ保管完了しました。
職人の方々は確認お願いします。

これで追いついたかな。

194 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:39:00 ID:+YIGhPaH
別に嫌ならスルーすれば良いのに私はアンチって好きじゃないけど
完全否定するようなことしませんよ
その場合は見ないようにすればいいのですから
注意書き読んでないのでしょうか

195 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:39:12 ID:eNoOjxaR
と言うか本当にユーノが好きな奴なのか?
と言う疑問を持ってしまう俺が居るわけだが

196 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:39:45 ID:LeMQQgn7
18歳未満はこれないように本当にフィルターかけたほうがいいとこういうときにおもってしまうな
普段はそういうの反対なのに・・・

197 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:45:43 ID:2PGJlAPe
>>193
おつです
褒美にウチのインゼクトをファ〇クしていいぞ

198 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:45:48 ID:d5ZXbFry
>>190
いや、毎度このユーノ絡みでただ暴言はくだけの奴いるだろ。
普通そんなんやってたら、さらに扱い悪くなるのわかるもんだし。

199 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:48:21 ID:wkbALfMj
つまり>>183
SA☆I☆TE☆I
なんですねw

200 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:50:41 ID:P5waCfnt
>>191
そっちのはそんな大袈裟な構図じゃないぞ。馬鹿とそれを諫める奴がいるだけだ。

まあ>>183……お前はここにも向こうにも金輪際書き込まない方がいい。
ろくな事にならん。

201 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:50:54 ID:Jt/qFgm+
>>198
そーゆー時はNGにしてほっとけ
相手にするから付け上がる

そいつも含めてユーノ厨とか言われてるのは諦めろ
もう手遅れだ

202 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:55:24 ID:2PGJlAPe
>>198
そうなのか?
嗜好カップル以外の作品とその感想は大抵全く読まないから事情は知らないが、今回のに関しては
嫌NTRが騒いでいるように見えるんだけど

203 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:56:01 ID:g7aO2t/J
てか>>178ってユーノのユの字(シャレにあらず)もでてなくない?
>>179って単にユーノ信者のふりをして荒らしてるんじゃないの?

204 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:59:22 ID:uj34LvjO
エロパロ・キャラ板名物の特定CPに対するネガキャンですね
皆さんご存知ありませんでしたか?

205 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 19:59:55 ID:hxGhkx9f
>>165
GJ!!
待ってましたあああああ!!
妙に長いと感じた数週間でした。
セリカの気持ちも理解できないこともないが、それでも賛同はできないな。
ヴィヴィオにはぜひ頑張って欲しい。
そしてラスボスの登場!
誰が対決するのかはわからんけど、エリオの活躍を期待してしまう…


前から思ってたけど、ユーノに関してだけ不幸な展開になると必ず否定、非難派がでるんだよな
正直うざい…

206 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:00:32 ID:9Ot2DF19
>>203
>>178がユーノメインで書くことが多かったから、それで勝手に勘違いしてるんだ。
特定カプしか書かない人は確かにいるけどさ、それを強要する事は誰にもできないってのを理解するだけのおつむを持ってないんだろ。
いったいいくつなんだか……精神年齢が20以下ってのは間違いなさそうだが。

207 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:02:59 ID:Jt/qFgm+
大体この作者なのユーの時はフェイトを貶めたりする人だし
作風が気に入らないなら見なければ良いだけの話
>>1も理解できないアホに関わるな
纏めて透明あぼーんで快適だというに

>>205
一応、別にユーノに限ったことでは無い
エリオだろうがフェイトだろうがそういう奴はいる
でも、なのはの時はあんまりでない印象

208 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:03:05 ID:lViMo/HP
こんだけレスがあってろくに感想がない◆6BmcNJgox2氏が不憫

209 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:03:45 ID:YC1Et8Bj
>>203
保管庫で「ユーノ×なのは」タグを検索してみ ◆6bmcnjgox2氏が最多
今までなのユー作品を多く書いてたから、勝手に仲間と思ってたんじゃないの。
裏切り者とか言われて氏も当惑してるだろうよ

とりあえず>>1嫁でFA
こういうことが無いように、注意書きが推奨されてるのに…

210 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:04:37 ID:jXAuraUk
まあそろそろこの話題は止めてフェイトそんの尻回りの
エロさについて語り合うのが変態紳士のたしなみってもんだぜ

211 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:06:13 ID:KlOFOrBe
フェイトさんは尻よりも胸の方がエロい
反論はさせん

212 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:09:39 ID:Jt/qFgm+
なんだと!?
9歳時のフェイトを否定するというのか!?

213 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:10:45 ID:uj34LvjO
結局はディスプレイの向こうの最後のインターフェイスである
個人に還元される問題だから、根拠ない党派争いはしょうもない

フェイトさんのエロさは太ももに集結しとる

214 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:13:31 ID:KlOFOrBe
貴公等、そのたくましい妄想力を持って考えてみるがよい
ノーブラのフェイトそんがその場で垂直跳びを繰り返すさまを

215 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:14:32 ID:WpUwZnCs
>>207
フェイトさんはなのはに依存してる風な印象を受けることがあるから、それが悪性変異してお馬鹿キャラな扱いになることは多いな。
まあ、氏の作品に限ったことでもないが。度が過ぎるとちょっと、なぁ。

>>211
同志よ! まあ、無印と二期の頃はふともも派だったが。

216 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:16:20 ID:vNWUwP8I
乳は乳、尻は尻
大切なのはそれがフェイトさんの物であるかどうかだ
揺れようが無かろうがフェイトさんならエロいのは当たり前だ

せっかくだからここで俺は縄跳びをさせるぜ

217 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:17:52 ID:TWxIwMHG
フェイトさんは全てがエロイに1票

218 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:19:12 ID:luhNumGZ
>>216
こんがらがってぶっ倒れて、さながら緊縛プレイみたいになるんですね?

219 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:19:30 ID:eNoOjxaR
>>217
禿げ上がるほど同意

220 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:19:50 ID:pzCizPGv
サイヒさんはなのユーとフェイクロをずっと書いてくれてるから
◆6bmcnjgox2はカスだな

221 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:23:17 ID:uUYR5NYU
ソニックフォームよりも通常のバリアジャケットの方にエロスを感じる俺は異端

222 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:23:33 ID:YC1Et8Bj
やはり顔が大きなファクターだろう
考えても見ろ、もしも…もしもフェイトそんがつるっつるのハゲだったなら…?
おまえらはそれでも同じエロスを感じることができるのか!?

223 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:24:33 ID:ucNziLr1
だれか「九歳はやてちゃんwith車椅子」の同志はいないか。

224 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:24:48 ID:Jt/qFgm+
家族総出でジムで運動していたら、当然のように前屈みになってしまうエロノ…
あれ?俺的にフェイトそんよりリンディさんのが凶悪な気がしてきた

225 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:24:48 ID:Q+A1OeZp
>>222
よかったのかい?ここにはレジアスで股間のアインヘリアルがGIN☆GINになる変態魔法男子の集積所なんだZE?

226 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:25:07 ID:t6JNSdBR
sageような>>220
あと、他の職人さんを比較に持ち上げるのはよくないからやめよう。

227 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:27:34 ID:Jt/qFgm+
>>222
俺は訳あって出家したフェイトそんの尼僧プレイすら妄想して見せるぜ!

228 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:28:07 ID:Q+A1OeZp
流れは猥談のようなのでガチでお世話になったSSってある?

229 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:28:59 ID:KlOFOrBe
>>224
リンディー、フェイト、アルフ…ハラオウン家は全員凶器だな
え、エイミィさん……?

230 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:29:39 ID:t6JNSdBR
サイヒ氏の作品。特にクロフェ>>228

231 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:30:31 ID:qJF0izwa
>>223
むしろ、はやてちゃんの属性は車椅子の病弱キャラにあると思ってる俺がいる。
だから、部隊長になると、エロシーンを想像し難くなってだな……

232 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:34:23 ID:jXAuraUk
>>228
4の422氏の『散ル明日』

233 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:34:56 ID:d5ZXbFry
>>231
勢いで好きな相手を誘う、でもいざとなると弱気になるタイプで想像してる

234 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:37:19 ID:YC1Et8Bj
>>228
ぬるぽ氏と640氏の陵辱物

235 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:39:49 ID:KlOFOrBe
>>231
車椅子はやては同年代の子とのラブラブがイメージしやすいな
部隊長だとなぜか出世のために体を売ったり、上司に弱みを握られ泣く泣くといった鬼畜展開が
イメージしやすいなぁ

236 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:43:02 ID:ucNziLr1
九歳はやてwith車椅子で鬼畜展開をやろうとしたら、マジでシャレにならんくなったので泣いてやめた。

237 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 20:59:30 ID:CMqXat7f
>>179
自分のお気に入りのカップリング以外認めないのならここに来るな。うざいよ?

238 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:04:23 ID:ioeEhGhH
正直釣られすぎだろ

239 名前:B・A:2008/06/14(土) 21:07:13 ID:MvWCABGb
>>193
乙です。
まさか連載の保管ついでに登場人物紹介までつけて頂いているとは知りませんでした。
ところで、あれはあのままで良いんですか? 中にはかなりふざけた紹介文もありますし、ネタばれ的なものも含まれていますけど。

240 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:11:14 ID:+/nT/+49
>>238
俺は釣りには見えないがな
多分本気で言ってるんだと思うぜ
前からユーノ好きってイタイ奴……というかガキが多めな感じあるし
普通に好きって人には迷惑以外の何者でもないだろうけどな

241 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:15:04 ID:s8HFuHSC
どのキャラでも一緒さ。

そして、どのキャラが好きな場合でも、ごく一部の阿呆のせいで、全体がレッテルを貼られるわけだ。

242 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:16:58 ID:Jt/qFgm+
終わった話題蒸し返すな
もっと楽しい話題振れよ

キャロの為にお赤飯を炊くフェイトそんとか萌える

243 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:17:45 ID:+lCmi8I8
俺にディバインバスター撃ってくれるなのはさんとか萌える

244 名前:69スレ264:2008/06/14(土) 21:18:05 ID:VXN/n4dq
>>239
オリジナル要素が強かったので補足として入れておいたのですがまずいですかね?

245 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:18:47 ID:Q+A1OeZp
>>238
この反応率の高さ=暴防衛プログラムにより触手凌辱されるリインフォース
しかしプログラムが暴走してしまったことで異常なほどの快感を得てしまう
こうですか、わかりません

246 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:22:22 ID:YC1Et8Bj
>>243
それよりなのはさんと水鉄砲で勝負しようぜ
勿論、動きやすいようになのはさんは上着は脱いでる
キャッキャウフフと遊んでるうちに水がかかってチョットずつスケてくるんだ…ゴグリ

247 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:25:00 ID:ucNziLr1
「結構強いですね、この水鉄砲の威力」

なのは「大丈夫なの、水鉄砲も非殺傷設定なの」

 そんな水鉄砲は嫌だ。

248 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:26:32 ID:OeUuH4Yz
>>242
キャロならまだいいけど、エリオの時にもお赤飯炊いて、
真っ赤になってソニックムーブで逃げてったエリオを見てオロオロするフェイトさんもなかなかw

249 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:27:51 ID:FBC44F5v
俺は「はだかのなのはさん」と「エースオブエース最大の武器」
だったかな。あれは良かったよ。

250 名前:249:2008/06/14(土) 21:28:39 ID:FBC44F5v
あ、題名があやふやでごめん。

251 名前:B・A:2008/06/14(土) 21:29:45 ID:MvWCABGb
>>244
まずいというか恥ずかしいというか。
なにせ紹介文の半分は本編のシリアスさを緩和するネタ要素で作りましたから。
本編の情報を何も知らずにまず人物紹介から読む人があれを読むと考えると、やはりきちんとしたものを載せておきたいと思っているのですが。

252 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:30:44 ID:CMqXat7f
>>248
男で赤飯って?

253 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:31:20 ID:N6EapbG8
>>178
何だか色々言っている輩がいるみたいですが、私はGJの賛辞を送ります。

しかし、なのはがスカ側に付いた事で−

・ナンバーズ:なのはの指導で劇的にパワーアップ

・ナカジマ姉妹:共に囚われスカ陣営に。こちらもなのはの指導で劇的にパワーアップ

・ティアナ:あまり成長出来ず、事実上戦力外

・エリオ&キャロ:なのはがいないので、成長の度合いは低め。ティアナよりはマシ?


ここまで酷い事になるとは…まともに戦えるのはフェイト、はやて、ヴォルケンリッター…あとはクロノとシャッハ位かな?
駄目だ、質はともかく量で完全に負けてる。

レジアス中将も今になって馬鹿な事やったと後悔してそうですね
きっと後世の歴史書には『救いようのない馬鹿』と書かれるでしょうね。
いっそのこと、管理局の腐敗を知ったフェイト達もスカ陣営に移っちゃえ

続きを楽しみにしてます

254 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:34:45 ID:KlOFOrBe
>>252
つまりエリオきゅんは男の娘ということなのだろう

255 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:35:09 ID:OeUuH4Yz
>>252
それはまあ、ほら、アレだよ……ねえ?
初潮を赤飯炊いて祝うのってミッドでは無さそうだから、知らずに精通の時にもやっちゃいました、みたいなw

256 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:36:22 ID:Jt/qFgm+
いくらなんでもエリオのアレをフェイトそんが把握できるか…?
初めて暴発させた時に誰に相談するかだが…いくらなんでもフェイトには相談できんだろ
相談相手はヴァイスかクロノ、ユーノってところか?

いや、子供達のパンツを(勝手に)洗っていてアレの痕跡に「なんだろうコレ?」なフェイトそんも捨てがたい…

257 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:38:44 ID:ucNziLr1
……フェイトさんが毎日弄ってたんだよ。

で、その日始めて発射したんだよ。

つまり、発射できるようになる前から色々と弄っていたフェイトさんが…あれ、なんか黒くて素早いものが近づいて…

258 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:41:09 ID:b+y+LiI7
>>256
口が堅そうなグリフィス、時期によってはザフィーラもありか。

でも、多分第一発見者は、アイナさん?

259 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:42:41 ID:nlXDG4lF
相談したユーノにロストロギアで女の子にされて種付けされるエリオですね

260 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:46:31 ID:Jt/qFgm+
なんでそうなるw

まぁ、多分相談相手はクロノだろ
長谷川さんのアンソロ的に考えて

261 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 21:47:13 ID:FBC44F5v
>>177
GJ!
うわぁほとんど積みの状況じゃないですか。
なのはが抜けた穴が本当に痛すぎですね……。
このまま三ヶ所で敗北してしまうかもしれませんね。続きを楽しみにしています。

262 名前:69スレ264:2008/06/14(土) 21:49:46 ID:VXN/n4dq
>>251
了解しました。
では改定版をtxtファイルにでもまとめてアップロードしていただければこちらで差し替えます。
それと今のは一時的に目次から外しておきましょうか?

263 名前:554:2008/06/14(土) 21:52:26 ID:Q1BQUiCZ
はやてに奪われた妻の座も、このSSならウーノのもの!

そんな話の続きを投下しようと思うのですが、よろしいですか?


>>262
出来れば私の名前欄は544でお願いしたいです。
時間が余ったときでよろしいですので、よろしくお願いします。 そして、お手数をおかけします。

264 名前:554:2008/06/14(土) 21:56:18 ID:Q1BQUiCZ
スイマセン554でしたwwwww

自分のコテハン間違えるの二度目wwwww

265 名前:B・A:2008/06/14(土) 22:02:42 ID:MvWCABGb
>>262
実はそこが問題なんですが、僕はそのtxtファイルでアップロードというものがさっぱりわからんのです。
面倒でなければ、こちらに投下したものを保管時に既存のと取り替えて頂けるのならこっちとしては凄く助かるのですけれど。

266 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:04:53 ID:Jt/qFgm+
>>263
トリつければ?
数字だけだとレス番と混合しやすいし、成りすましとかもありえるし

勿論投下はOK

267 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:04:53 ID:pbZt7TPb
メモ帳に書いてロダにageるんじゃダメなのかい?

268 名前:B・A:2008/06/14(土) 22:09:14 ID:MvWCABGb
>>267
そのロダが何なのかわからないんです。
ネット歴は長いですけど、ここに来るまでロダの存在すら知りませんでした。
今もそのロダを使うにはどこに行けば良いのかわからないんです。

269 名前:69スレ264:2008/06/14(土) 22:09:54 ID:VXN/n4dq
>>263
名前欄というと作者ページの題目の方ですか?
それともスレ別著作一覧の表や作品ごと著者名の表記ですか?
とりあえず後者の方は対応しておきましたが。
>>265
別にそれでも問題ありません。

270 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:12:03 ID:ucNziLr1
>>268
ttp://www.1rk.net/
ろだのリンク集だよ

271 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:15:03 ID:pfd4SAIw
>>268
ねらーにしては珍しいなあ
メジャーなところっつったら斧とかどうでしょ。

画面中央「Axfc Uploader」をクリック→txtファイルのの容量に合わせて上げるところを決める
(4MB以下なら「Helium (〜4MB)」と書いてあるところ)→決めたところに入り、「ファイルを投稿する」
でいけるかと。
アドレスはこれね ttp://www.axfc.net/

272 名前:B・A:2008/06/14(土) 22:22:02 ID:MvWCABGb
>>270
>>271
ありがとうございます。
なにせ、今までロダを利用する機会は皆無でしたから。一つ勉強になりました。

>>269
ご親切な人が教えてくれましたので、ロダでやってみようと思います。

273 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:25:23 ID:YC1Et8Bj
まずは参照ボタンを押して、うpしたいファイルを選択な
それからDL・削除の両パスワードを設定だ

274 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:26:45 ID:uUYR5NYU
司書さんがリアルタイムチェックしてるなら、『うpろだ.org』とかもアリかな? とか思った↓
http://www.uploda.org/
参照→ファイル選択→削除PASS設定→『うpします』ボタンをポチるだけのお手軽仕様、流れやすいけどね

275 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:34:44 ID:rHmjcC7r
狂信者しか居なくなっちまった…

276 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:38:34 ID:h32AUPTA
エリオがこっそりパンツを洗っているのを物影からよだれを垂らしながらみてるキャロとフェイトを想像した俺はキャロでオナってきますね。

277 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:39:57 ID:t61TKopi
SS書くのうまくする為に、どんなことをしてます?
>>職人のみなさん。

278 名前:554:2008/06/14(土) 22:40:16 ID:Q1BQUiCZ
もう一度、投下いいですかね?(コッソリ

279 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:40:58 ID:IcBRa756
>>278
良いに決まっているじゃないか。

280 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:41:02 ID:YC1Et8Bj
カモン

>>277
書き手の控え室スレに行きなさい

281 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:43:44 ID:DiaFjDY+
とにかく本を読む。
自分は乱読するタイプだから休日とか朝一に出かけていって終日図書館に居座って片っ端から読む。
児童文学とか哲学書とかジャンルはばらばらだけどそれがまた面白い。
面白い本に出会うと創作意欲が湧いてくるから指の赴くままにSSを書く。
その繰り返し。
いい刺激になるインプットがないと納得のいくアウトプットが出せないのは難点だなー

282 名前:554:2008/06/14(土) 22:45:58 ID:Q1BQUiCZ
>>269
確認いたしました。 ありがとうございます。
お手数をおかけして申し訳ありませんでした。


それでは、良い頃合いですので投下したいと思います。
・カップリングはジェイル(あえてこう表記)×ウーノ
・スカの性格がかなり変化してます。それについては後に触れますが、気になる人はNGしてください。
・なのはキャラはスカとウーノ以外はフェイトくらいしか出ません。しかもかなり後半。よってほぼオリジナルストーリー。
・NGワードは「小さな町の小さな診療所 クリニック・F」です。

それでは原案の73-381氏に多大なGJを送りつつ、投下したいと思います。


283 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:46:54 ID:Q1BQUiCZ
 今日は午前のみの診療である土曜日。都会の医者ならば大忙しになるであろう時間帯だが、鶏が平気で道を歩っているような田舎町ではその原則は全く役に立たない。
 ウーノは受付の椅子に座って隼からもらった雑誌を読み、ジェイルは診療室ではなく別の部屋にいるようだ。
 外で聞こえる雀の鳴き声と、ウーノが雑誌のページを捲る音以外は何一つ物音のない、いたって平和な時間。
 ジェイルは分からないが、戦闘に自分の存在の主を置くよう作られたウーノにとって少し寂しい気持ちもあるが、心の大半は待ち望んだ時間という認識だった。
 彼と二人きりで、二人だけで生活するこの空間。ウーノはここにいる時間が何物にも代え難い有意義な時間として心底から愛おしく感じていた。
 今、彼はこの場にいないがそれも仕事故。彼が自分を食べさせるために頑張っているのだと思うと、自然と頬が熱くなり、彼をより一層愛せずにはいられなくなる。
 自分は変わったな、というのはもはや否定できない事実であることはウーノもとうに理解している。
 今までも彼のことを第一に考え、そして行動してきた彼女だったが、今はあの時とは違う、別の感情で動いているのだと、ウーノはそう思おうとしていた。
 自分のこの想いが作られたものだと、プログラムされたものだと、そんな言葉でこの気持ちを片づけたくなかった。
 自分がジェイルを想うこの気持ちは本物だと、ウーノはそう信じている。
 ふと時計を見るともうすぐお昼の時間だ。今は何もすることがないし、お客もいない。
 ウーノはおもむろに立ち上がると、受付に「ご用の際はインターホンを押してください」の看板を釣り下げ、顔を赤くしながら満面の笑みで事務所の奥へと消えていった。
 彼女が向かった先は、キッチンである。


   □   □   □   □   □




284 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:47:36 ID:Q1BQUiCZ
 診療所にウーノしか居ない理由。それは事務室の奥にあるドアをくぐれば分かることだ。
 その奥は厳重に施錠された耐火ドアがあり、その先にはかつてのスカリエッティのラボを思わせる何とも怪しげな研究室があった。
 しかし違うのは、生態ポッドなどの巨大な人間観察用の器具はそこになく、あるのは金属加工機や電動ドライバーといった本格的な大工道具、それに数々の薬の入った棚に調剤用の機械など、かつてのラボとはまるで想像も付かないような器具の数々だ。
 今もそこでジェイルは何やら巨大な機械の内部に頭を突っ込み、半田ゴテを片手に金属線と格闘していた。

「よし、これで完成だ」

 そう言って腕を組むジェイルの前にあるのは誰が見てもそれと分かるような、立派な電気マッサージ器だった。
 無限の欲望の効力を自身が作った薬で抑えている身だとはいっても所詮はまやかし。抑えられる規模にも所詮限度があった。
 その欲望を、ジェイルは人間に見いだしていた。
 自分の勝ちがほぼ決定していたようなあのゲームを、最後の最後でひっくり返されたこの世界からやってきた人間にジェイルは単純に興味を持った。
 もちろん彼女たちによってデータ的な面で興味深い研究結果が得られるとは思っていなかった。何せあのゲームは成功率百パーセントの状態から汚水を飲まされたようなものだ。
彼女たちのことを何もかも知っていた上で負けたのだから、それ以上のものは得られないだろう。


285 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:48:11 ID:Q1BQUiCZ
 だから、ジェイルは彼女たちのとっていた行動にやたらと心、精神面での何かが関わっていると考えた。
 現にゆりかごのメイン動力炉を小さな騎士に破壊されたときもそうであったし、三人が倒されたあの見習い執務官との戦いの時も、彼女は最後まで諦めるということを知らなかった。
 人間というのはやはり、データなどでは計れるものではないのかもしれない。そう考えたジェイルが行っている行動が、まさしく今の状況である。
 人間と密接に関わり、そして交流する。この半年間でジェイルは彼らからたくさんのことを学び、そして自身もその医学技術によってたくさんの人を助けてきた。
 この半年間、あの時のような自分の身を内側から全て焦がすかのような、あの激しい快楽などとはついぞ縁がないが、それでもこの日々にジェイルはかなり満足していた。
 自分が完成させた電気マッサージ器にスイッチを入れる。すると貼り付けておいた端子の先から微弱な電流が流れ出す。自分の少年時代、何かを作っては遊んでいたあの頃に戻った気がして、ジェイルはしばし時を忘れていた。
 そのことに気が付いて時計を見れば、ちょうどお昼を少し過ぎた頃。
 「昼ご飯にしようか」と一人呟くと、ちょうど完成した電気マッサージ器を抱えて階段を上り出す。
 彼が向かう先はキッチンである。


   □   □   □   □   □




286 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:48:53 ID:Q1BQUiCZ
「あらドクター、完成したのですか?」
「ああ、おかげさまでね。それでどうだい、時間も時間だし昼ご飯にでもしようじゃないか」
「それでしたらご安心を。今ちょうど作っているところです」

 ジェイルは持っていた機械を端に置いて椅子に座り、ウーノはフライパンの上で焼いていた卵焼きを皿に盛りつける。
 この何もない田舎にも男女が二人同じ家に住んでいれば、どこでも見られる情景である。
 さして特別なものでもない。ただ、それは客観的に見た場合であって、そこに生活する人間は大好きな人と常に一緒にいられる。そんな夢にまで見たような幸せを噛みしめ、生きている。
 それがどんなに素晴らしいことなのか、本人達でなければ分かることではないが、美味しそうにサラダを食べる二人の表情から全てを伺い知ることが出来るだろう。

「今日も美味しいな、ウーノ」
「あ、ありがとうございます」

 顔を真っ赤にして俯くウーノにとって、それは途方もない快楽である。
 自分の作った料理を愛しい人が美味しいと言ってくれる。たったそれだけなのに自分の心は早鐘を打ち、頬は汗を掻くほどに熱くなる。
 あの頃のジェイル・スカリエッティはもう存在していなかった。敵味方関係なく冷酷だったあの頃の面影はどこにも見いだすことは出来なかった。
 同じなのは、薬の影響か当時の金色から深い青色へと変化した目の色以外の容姿と、いかにも科学者といったふうな口調だけ。今は自惚れていなければ、自分を大切に思ってくれている彼が居る。
 それだけなのに、それだけなのに自分の気持ちは高騰し、それ以上会話が出来なくなってしまうウーノの姿がそこにあった。
 やがて居づらくなったのか、ジェイルが何か話を切り出そうと口を開く。


287 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:49:32 ID:Q1BQUiCZ
「そ、そうだ。あの娘の話なんだが」
「あ……は、はい」
「何故なんだろうか、あそこまで我々を拒絶するのは」
「そうですね、私たちの方ではなく女の子の方に何か事情があるのでは?」
「ふむ……」

 ジェイルが考えるときにいつもするポーズである、顎に手を当てて物思いにふけり出す。
 すると何かを思い出したように、ウーノが胸の前で手を叩く。

「あ、道理でどこかで見たことがあると思いました」
「え?」
「いえ、似てるんですよ、彼女」
「誰にだい?」
「ディエチです」

 ディエチ。かつてクラナガンを震撼させた戦闘機人、ナンバーズ。その十番目。
 ジェイルはあの無口で無表情なディエチと、敵意むき出しのノーヴェのようなあの時の女の子がどうして似ているのか、一向に理解できなかった。

「理由を聞かせてくれるかな?」
「彼女はネコには屈託のない笑顔を見せていましたでしょう? ディエチも普段は仏頂面なのにふとしたときに笑顔になったりとか、ありましたよ」
「そうなのかい?」
「任務中に花を見つけて笑顔になったり、メガーヌさんの姿を見て心を痛めたり。ただ、任務の支障になるからと、普段は隠していましたが……」



288 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:50:04 ID:Q1BQUiCZ
 もちろん、私たち姉妹じゃないと分からないくらいですけど。と、ウーノは付け足す。

「オットーやディード、それにセッテなどは完全に無表情と言っていいかもしれませんけど、ディエチは違うと思います。あの娘は姉妹の中でチンクと同じくらいに心の優しい娘でしたよ」

 実際にジェイルも、ディエチが聖王ヴィヴィオをゆりかごの聖王席に座らせる際に、渋るような口ぶりをした。という事実をクアットロのレポートから聞いて知っている。
 ふむ、とジェイルは一度下を向いて唸ると、考えがまとまったのか、ウーノの方を改めて向き直る。

「ではあの娘は何らかの外的要因によって感情を外に出せなくなっている、とでも言いたいのかい?」
「そう考えれば、合点が行きます」

 サラダを食べ終えたジェイルはそのまま牛乳を口に入れ、ゴクリと喉を鳴らす。
 唇の上にほんのりと白い跡が残り、その顔に笑いをこらえられなくなったウーノが思わず口を押さえる。
 数十秒してようやくそのことに気が付いたジェイルはほんのりと頬を赤く染めながら、ぶっきらぼうに言う。

「それで、どうするんだい? それが事実だとしても護くんの力にはなってやれそうにない」
「……ふふふっ……あ、ああ、それが事実でも私たちはどうすることも出来ないですよ。その外的要因というのも何のことだかさっぱりですし」

 口を押さえながらウーノは言う。


289 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:50:35 ID:Q1BQUiCZ
「でも護くんの力に、とは、どういうことです?」
「まあ分からないのなら気にしないでいいさ」
「あ、酷いですよドクター! 私を世間知らずのどうしようもない女だなんて!」
「そ、そこまで言ってないだろう」
「いーえ、言いました。だいたいドクターは―――

 ピーンポーン。
 どこからどう見ても新婚ホヤホヤの夫婦を演出していたジェイルとウーノはキッチンに響き渡るインターホンの音で我に返る。
 ジェイルは動じていないようで、そのまま速やかに診察室へと向かったが、対するウーノは自分の今までしてきたことの恥ずかしさにしばらく動くことが出来なかった。


   □   □   □   □   □


「産まれそう?」
「ああ、もうすぐ産まれそうでさあ。だけどいつもとは比べ物にならないくらいの痛がりようなんだ」

 やってきたのは、都会ならもうすぐ定年退職を迎えるであろう白髪交じりの男性だった。
 慌てているらしく、声を詰まらせながらジェイルに状況を説明していく。

「妊婦ですか。それで、年齢は?」
「ああ、八歳なんだ」
「はあ」

 八歳で産まれそうなのだから七歳で身ごもったと言うことになる。
 人間という生き物はそもそも生物学上不可能なのは明白である。それをさも当たり前のように言う男性に、田舎には常識が通じないのか、とよく分からないことをジェイルは考えていた。


290 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:50:59 ID:Q1BQUiCZ
 それでも生物学上はあり得ないのだ。あり得ないことが起こっているならもう一度詳しく聞く必要がある。

「体重は?」
「えっと、だいたい二百五十キロってとこだ」
「…………」

 自分の理解できる範囲を超えていた。思わず思考停止してしまうジェイル。
 そこへやっと膠着状態から戻ってきたウーノがスリッパの音をパタパタと立てながら診察室に駆けつける。

「なあウーノ、体重二百五十キロで八歳の妊婦の人間を聞いたことがあるかい?」
「人間?!」

 ウーノへの問いかけだったはずだが、意に反して男性が素っ頓狂な声を上げる。

「ああ、言ってなかった! 牛だよ牛。今苦しんでるのは乳牛」
「ああ、そうですか………………牛?」

 時計はお昼を過ぎて三十分ほど。
 小さな診療所はまたも小さなトラブルに巻き込まれそうだ。


291 名前:小さな町の小さな診療所 クリニック・F:2008/06/14(土) 22:53:42 ID:Q1BQUiCZ
順調に73-381氏の立てたフラグを回収しております。
今回は出てきませんでしたが、まだまだオリジナルキャラクターが控え室に準備中です。
何度も言うようですが、果たしてこんなにキャラクター増やして大丈夫なのかと……。


それでは、もう一度73-381氏にGJを送りつつ、投下を終わります。

292 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 22:53:43 ID:QVTu3Dgs
◆6bmcnjgox2氏のSSで議論を呼んでるようですが、まぁ人の好みによりますし、
自分も基本ユーなのですが、だからと言って他の人に文句言うことはあまりしたくないですから…。

まぁそれはそれとして、実は◆6bmcnjgox2氏の前々作で、スカがユーノと友達だった事あって、なのはの身柄要求した描写がありましたが、
あれで「もしなのはが要求に応じてたら」という妄想から、アレの三次創作みたいなネタが浮んで、現在無謀にも練成中なんです。。。
前述のように基本カプはユーなのですが、エロシーンにはユー×なの×スカで3Pつー、初エロSS書きのクセにドエライもん入れる事になりそうで、
試験週間的な今、脱稿いつになるか解りませんが、もし完成したらココに投下してもよろしいでしょうか?
当然、最終的な許可は◆6bmcnjgox2氏にお任せしますが、
もしよろしければ>>277と同じく、1レスはどの程度の量にすれば良いか等、ご教授お願いします。

293 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:03:48 ID:bNtDPPi/
しかし・・・・・・◆6bmcnjgox2氏もとんだ災難だな。
このせいで今後今までみたいななのユーも書きにくくなったかもしれないしなぁ。

こんなときだからこそ◆6bmcnjgox2氏のファンとして応援させてもらいます。

294 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:07:49 ID:jr36RJqK
>>554

GJでした!
さぁ、頑張れドクター。ゴム手袋とロープを武器に新たな命を救ってみせろ

こういう場合、彼はどうするのだろう・・・?予想通りへっちゃらでこなしてしまうのか
案外、専門外過ぎてドタバタしてしまうのだろうか・・・?

どうでも良い話だけど、確か自然分娩の最年少記録は12歳だったかな



295 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:09:55 ID:/EzcKYSC
俺は6bmcnjgox2氏ファンだからこれからも支持するべ。

296 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:14:46 ID:ucNziLr1
>>277
読む。書く。楽しむ。

>>292
自分は一画面一レスが基本。それが見やすいかと思って。

>>291
がんばれ田舎医者!
牛っ子の名付け親になって、「13番」とか付けるんだw

297 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/14(土) 23:15:56 ID:dylH4+T4
まさか私の投下した話に関してここまで凄い事になるとは夢にも思いませんでしたorz
現行の分完結させた後は当分なのスカネタは封印しようかなとか思う今日この頃…
(と言うか現時点ではこれ以上そのネタ頭に無かったりしますし)

実は大人なのは×子供ユーノネタをストックしてるんですけど…

>>291
八歳の妊婦!? って所でかなり焦りましたが、牛と言うオチで内心安心した自分がいます。

>>292
それは別に構いません。
後書き方に関してですが、事前にワードかメモ帳辺りに書いてから
コピー&ペーストは最低限やっておいた方が良いと個人的に思います。

298 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:17:19 ID:B9sCHKBF
>>291
ほのぼのジェイル×ウーノ
ええな〜

ほのぼの過ぎて…………夜の営みが気になってしょうがねーじゃねぇかYO!!!

次回に期待せざるを得ないw


299 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:19:44 ID:TMosxEn6
>>293
安心汁!
今書いてるユーなのが完成したら、ためらうことなくドカーンと落とす気満々ですから、我。

300 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:23:35 ID:YC1Et8Bj
>>291
GJ
ここのスカリエッティはいいね

>>292
投下終了の1秒後…さてはお主、投稿前にリロードしなかったな?
気をつけたほうがいいよ

301 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:24:00 ID:EcSiRbc4
>>297
俺はなのユーよりなのスカのが好きだから封印しないで欲しい。
むしろなのスカメインでやって貰いたいぐらいだ。

他の職人さんももっとなのスカとかレジなの書いて欲しいんだぜ

302 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:28:00 ID:ucNziLr1
はやスカとなのスカは来たので、そろそろフェスカかな。
だ、だれか、頼む……
意表を突いてスバスカ、ティスカ、キャスカ(なんか気が触れそうだ)とか…

303 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:32:33 ID:nlXDG4lF
キャロとスバルならキャスバルになるんじゃないかな?

304 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:33:50 ID:XXSilPvG
>>302
フェスカは以前投下されてなかったか?
研究室を与えられたスカのところにやって来るフェイトさん、みたいなのが。

305 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:36:59 ID:g7aO2t/J
>>303
本局をクラナガンに落とすんですね?わかります

306 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:46:37 ID:lViMo/HP
「ミッドチルダに住むものは自分達のことしか考えていない!だから抹殺すると宣言した! 」

307 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:52:20 ID:IcBRa756
>>291
超GJうううぅぅぅ!!! こりゃ良い、実に良いっすよ!!

なんかこうね、見てて肩甲骨の裏側が蚊に刺されたような感覚っつたら良いの? そんな感じになりました。
ウーノ姉の可愛さが異常です、もう見てるだけでもんどりうって転げ回りそうでした。

それと氏はオリキャラ増えるのを気にかけているようですが、是非とも氏の好きなようになさっていただきたい。

308 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:52:38 ID:TWxIwMHG
なるほど、キャロとスバルはフュージョンすると性能が三倍アップの赤い彗星になるんですね

309 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:52:50 ID:XXSilPvG
>>306
シャアがスカで、連邦がレジアス、ロンドベルは機動六課かw

310 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/14(土) 23:55:31 ID:jr36RJqK
「盾の守護獣は・・・伊達じゃあ無いッ・・・!!!」

311 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:01:23 ID:z5EYpI2K
はやて「すまない、皆の命をくれ」
立場的にゲンヤでもいいか

312 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:03:04 ID:F+3mg5Pw
>>310
いやいやいや、なんでザッフィーなのよ
ブラスターをファンネル扱いでなのはでいこうよ
「ブラスターモードは伊達じゃない!!」ってこれじゃ、アクシズ壊しておしまいか

313 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:08:23 ID:ucNziLr1
>>311 
「堪忍やけど、皆の命、あたしにもらえへんやろか」


314 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:13:21 ID:WbIn9W0j
なんか、〜スカって聞くとそのキャラのスカプレイしか想像できない俺はどうすればいいんでしょう

便所l λ……少しばかりこもってくるわ

315 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:13:44 ID:Do39JhUV
ブライトはクロノな気がするんだ
歴戦の艦長だし…

316 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:25:23 ID:Emd7ggDv
>>165
GJ!
セリカはもう完全になのはを崇拝視している…自分もそんな印象を受けた。
だからこそ、八つ当たりにも近い形でヴィヴィオに対して当たっている感じがするな。
ヴィヴィオはそんなわららずやさんぶっ飛ばすべきだ!
そして最後の決着は主人公(?)つまりエリオに

317 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:27:39 ID:F+3mg5Pw
>>315
若くて館長になったしな
ついでになのは(アムロ)、フェイト(カミーユ)、はやて(ジュドー)達に苦労させられてそうな辺りもいいな
ついでに子供は二子で男女だし……ん?片方管理局に反乱起こして死んじゃわね?

318 名前:73スレ381:2008/06/15(日) 00:28:51 ID:ZmGOSvsO
>>291
GJ!
まさかアレを全部回収する気なんですか? なんと、あなたは神か。
ディスプレイが霞んで見える。


>>315
クロノとエイミィは少し弄ったらブライトとミライになるな。
はやてはハヤトなんてどうでしょう。

319 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:33:39 ID:YerDy0zB
しかし、スカ祭りが終わらんなあw

そろそろスカレジくるか?

320 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:36:55 ID:ZE0/GrO4
スバルとセインのエロス分が足りない

321 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:47:05 ID:tPQll0+2
>>320
では聞くが、どういうシチュエーションで相手は誰なら良いと思う?

322 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 00:54:30 ID:xTC/NdGu
>>317
しかもクロノが刑を執行した事になるんだな

323 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:10:45 ID:J9SOXKTa
スバル・ギンガ・ノーヴェで、
『ジェ○トスト○ーム○タック!』


324 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:12:40 ID:5OsE5t86
なのはさんが「連邦の白い悪魔」

……そのままじゃないか…

325 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:15:35 ID:cE8v4z1g
>>323
いや、ここは−

ギンガ「スバル、ノーヴェ、奴にト○プラーを仕掛けるわよ!」
スバル「おう!」
ノーヴェ「おう!」

だろう(爆

326 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:25:23 ID:Rx+cNdqG
ユーノはなんだろ……カムランとかかな
自分に出来る範囲でなのは達をサポートするって感じで

327 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:44:17 ID:ZmGOSvsO
>>325
ギンガ「ジ○ットォォォッ!」
スバル「セン○メンタルゥゥゥ・・・・・」
3人「ア○ァァック!!!!」


きっと誰もわからない。


>>324
白い悪魔と聞くと、ヘタレな美形スパイを思い出す僕はどうすれば良いw

328 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 01:56:37 ID:tObKhELs
>>327
あの最高の妹がいるゲームでいいのか?
ヒロインが二人だったりもする

329 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 02:10:52 ID:ZmGOSvsO
>>328
イエース。
アレだけシナリオが他と毛並みが違って吹いたわw

330 名前:B・A:2008/06/15(日) 02:22:23 ID:ZmGOSvsO
>>269
登場人物紹介の改訂版をロダにアップしました。初めてだったんでクリックするのが凄く緊張しました。

IDはhttp://www1.axfc.net/uploader/He/so/109801.txt
パスはB・A

です。
お手数ですが、よろしくお願いします。
それとロダを紹介してくれた方々、改めてお礼を言わせてください。ありがとう。

331 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 02:42:57 ID:tObKhELs
>>329
ムエカッチューアとかもあったな
この話すると歳がバレそうだ

332 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 02:49:24 ID:DLG8YmIK
水都いずみさんコッチ帰ってきて、
なアレでいいのか。
しんのすけのママはもう聞き飽きたよ。

333 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 04:26:34 ID:R6E+Y/hk
>>165
亀ですが。GJです。セリカ、ヴィヴィオの逆鱗に触れてフルボッコ
自分の都合ばかりgdgd並べ立てる時点で自身の持つなのは象に陶酔しいている
視野の狭さが良く出てますね、同時に一側面では真実でもありますから、
ヴィヴィオが狼狽するのも当然というものですね
さて、裏で動いてる組織の声明、本心は別だろうけど建前だけでも、権力握りたいです
としか、読み取れん上、経済を完全に無視、とかミッド出身者とそれ以外の区分は?
とか、突っ込みどころ満載w 本心は一体何処にあるのやら

334 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 05:57:16 ID:l9OPuXhK
>323
トーレ&セッテ『ジェットストリー……』
フェイト「やかましいっ!」

「れ、
 練習したのに……!」

335 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 07:03:56 ID:p9RBgWk6
◆6bmcnjgox2はいいかげんなのユー書けバーカ

336 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 07:45:19 ID:+EEDfq0X
日曜…そら沸いても来るか……

337 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 08:28:23 ID:7H5n4891
最近、どうにも捏造ばかりな気がする。たまには本編に準拠したSSが読みたい。
何でこんなに捏造がはやるスレになっちまったのか。

ひどいもんだ。

338 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 08:43:14 ID:xTC/NdGu
ぶっちゃけ、3期は本編通りに書くとヘイトになるし……

339 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 08:49:09 ID:a+u336hG
本編ここなんか嫌だった、こうだったほうがってのが書く動機でもあるんじゃね

340 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 08:50:25 ID:2AHDb1LL
完全な原作準拠じゃクロエイくらいしか書けないしな……
まぁ、恋愛物が全てと言う訳でもないがな

341 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 09:36:52 ID:1VvE9z7J
>>340
いや多分そういうことを言ってる訳じゃないと思うぞ

ってか>>337は自分が気に入らないからって、
ひどいもんだとか乞食の分際でワガママ言うのは止めろ
どうしても読みたかったら自分で書け

……日曜はやっぱガキが沸くな

342 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 09:42:09 ID:4HaRgqtB
>>334
ぐりふぉんwww

343 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 09:55:51 ID:XMg6laUN
あれな事ばかり言ってると投下できなくなる控え目な職人もいることを忘れるな

344 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:02:29 ID:SIfKboNo
>>338
それ自分は厨二病ですって言ってるようなもんだよ
ヘイトなんて意識してやらない限りはありえない

345 名前:562:2008/06/15(日) 10:22:08 ID:ScgmKkSw
>>343
たしかに、投下しにくいw
実は、昨日の夜に投下しようとしてたけど、ユーノ問題で尻込みした。

まあ、非エロなんだから関係ないと思うけど今回ユーノの出番が多いし
媚びてると思われたら嫌だったから、投下出来なかったチキンな捻くれ物です。

でも、出来上がってはいるし、昼頃に投下しようと思いますが、おk?

346 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:42:19 ID:jfukTwTD
誘い受けしてる暇があったらさっさと宣言して落としてくれ
すでに完成してるのに投下は昼頃とか、他の人の投下もないのにわざわざ投下の許可を求めるとか
そういうのいらないから早く読ませてくれよ

347 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:43:38 ID:5OsE5t86
>>337
じゃあ自分で書け。とは言わない。
どんなネタが見たいかくらい、投下してくれ。
本編準拠の解釈って、実は人によって結構差があるんだぜ?


348 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 10:53:06 ID:vRZ5Lg3U
>>345
お願いします
非エロでも投下全裸で待ってます

349 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 11:29:07 ID:lu+GQHI5
>>337
要はハッピーエンドしか受け付けません、ってことだろ。
あるかもしれない別の可能性を模索して楽しむのが二次創作の醍醐味だと思うんだけどなあ。

350 名前:562:2008/06/15(日) 11:50:10 ID:Pq8UXvNO
それでは、メシも喰ったし、ちょっと早いけど投下します。

なのはとフェイトの立場が逆だったら?
そんなコンセプトの作品です。

注意事項
・一応は1期の再構成になります
・高町家がアニメより、原作に近い設定になってます
・魔法の設定なんかは、作者が「魔法が科学? なら多分こんなもんだろう」って設定を使ってます。
 間違ってたらゴメンなさい
・非エロ
・タイトルは『魔法少女リリカルふぇいと』

351 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:51:18 ID:Pq8UXvNO
え〜と、突然ですが昔話しというか、私がもっと小さかった頃のことです。
私の父さんは、ボディガードの仕事をしてたんですが、仕事で大怪我をしちゃって……
それで、小さかった私は1人で家で留守番をしてたんです。
まあ、ボーっとしてるのも可哀想って事で、母さんやお姉ちゃんがアニメのDVDなんかを借りてきて
それを見てたんですが、結構ね、魔法少女ものって見たんですよ。
うん。実は少し憧れてました。でもね……

ツルハシ担いだ魔法少女なんか見たことありません!

それと、お供のペット。結構、可愛いのが多いんですよ。だから、ユーノも可愛いし、ちょっと
嬉しかったりしたんです。でもね……

マッチョで巨大なフェレットは使い魔としてどうでしょう?

もう、おかしいですよ。なんで、こう人の淡い夢を打ち砕くんでしょうか?
まあね、私は衣装が黒いし、地味な性格だし、主人公向きじゃ無いって言われそうですが、
でもですよ。最近は黒いのが正義で、白いのが悪って話しも多いじゃないですか?
例えば仮面ライダーとか? ちなみに、何故、仮面ライダーを私が見てるかと言うと、母さんの
代わりにお兄ちゃんがDVDを借りてきた事があってですね、その時が仮面ライダーだったんです。
まあ、あのお兄ちゃんですから、子供向きって条件を満たしただけでも殊勲ものですよ。
母さんやお姉ちゃんは呆れてたけど面白かったよ。

え〜と、まあ、愚痴ってても仕方ありませんし、前向きに生きようと思います。
ユーノも、マッチョだからって、苛めたりしません。仲良くやっていきます。

それでは、魔法少女リリカルふぇいと、始ります。


第3話
街には危険な女の子


352 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:52:21 ID:Pq8UXvNO
「フォトンランサー!」

フェイトのトリガーボイスに従い、金色の槍…否、針が飛翔する。
金色の針に撃ち抜かれると、ジュエルシードを取り込んだ化け物はふらつきながら倒れた。

「ジュエルシード、シリアル20、封印!」
『Sealing』

そして、ジュエルシードを、また1つ封印し、ホッと息をついた。

「これで5つ目、好調……だよね?」
「うん。正直、こうまで上手く行くとは思ってなかったよ」

ユーノは、本当に驚いていた。自分が最初にした苦労はなんだったのかと、疑問にさえ思う。

「それに魔法も使いこなしてる。今のも飛ぶ魔法の大きさを変えてるんだよね?」
「うん。大きい方が威力はあるんだ。でも、小さい方が連射がしやすいし、不意を討つのに適してる。
 状況によって大きさを変えれば、かなり使えるね。魔法って」
「いや……フェイトの使い方が上手いんだよ。それに覚えるスピードも早い。本当なら、もっと
 苦労するんだよ」
「そうなの?」

すでにフェイトは一通りの防御魔法と飛行魔法、そして、攻撃魔法には威力を自在に変えられる
飛び道具としてフォトンランサーをマスターしていた。

「多分、魔導師としてのランクはAAくらいはあるんじゃないかな?」
「う〜ん……AAとか言われても、しっくりこないかな」
「それもそうか……まあ、説明すると長くなるし、フェイトは強いって自信を持って良いよ。
 ジュエルシードを取り込んだ下等生物くらいなら、難なく倒せる」
「そうなんだ……あ、そうだ。バインドって言ったよね。それを少し教えて欲しいんだ」
「バインド? 別に良いけど……なんで? フェイトに必要は無さそうだけど?」

砲撃のような相手に避けられる可能性の多い攻撃を主体とする魔導師と異なり、高速機動で接近戦を
主体とするフェイトは、無理に敵を拘束する必要は無い。
相手が人間なら、別の理由で拘束する必要も出るが、彼女の目的はジュエルシードの封印なのだ。

「ちょっとね……私の戦闘スタイルには、合ってると思うんだ」
「?……そうかな?」


353 名前:337:2008/06/15(日) 11:52:42 ID:7H5n4891
3期の本編の設定の中で書くことができないのかということかな。

このスレの職人諸氏には新キャラを登場させたり、新たな設定を書く能力がある
のだから、現況の本編キャラや設定を活かした方が、深く読みごたえのある2次創作が
できると思うんだよな。

354 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:53:23 ID:Pq8UXvNO


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇


翌日は、休日だったため、フェイトとユーノは朝から魔法の訓練のために公園に来ていた。

「じゃあ、結界を張るよ」
「お願い」

そして、結界が張られると、バルディッシュを起動させ、バインドの基礎を学ぶ。

「う〜ん、だったら、こうして…………どうだ!?」
「え!?」

フェイトの手からは1本の光のロープが伸びていた。

「それって、チェーンバインドの応用?」
「うん……鋼糸をイメージしたんだけど、太すぎるな……」

フェイトは、あくまで自分の戦闘スタイルには“御神流”を使いたかった。
二刀は使えないが、接近戦用にバルディッシュを、飛針の代わりにフォトンランサー、
そして、鋼糸の代わりに目を付けたのが、ユーノのチェーンバインドだった。

「もう少し、細く……」

鋼糸に近付くよう、細く形成しなおす。
だが、途中で霧のように消えてしまった。

「あれ?」
「バインドって拘束用だからね、細くしすぎて“拘束出来ない物”になれば、もう術式として成立
 しないよ」
「そ、そうか……魔法って科学と一緒なんだよね」

魔法が思いを具現化する力なら、明確にイメージすれば可能だろうが、実際は結果として成り立つ
計算をしなければ、魔法は成立しなかった。


355 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:54:29 ID:Pq8UXvNO
「うん。細すぎて拘束できない太さで拘束する。そんな矛盾は魔法として成り立ちはしないよ」
「う〜ん、そうか……じゃあ、どうすれば……」
「一応、確認なんだけど、鋼糸って言ったよね? どんな武器?」
「うん。これなんだけど」

そう言って、ポケットからリールを取り出す。巻かれているのは、通常の糸では無い。特殊な繊維に
ごく微細な鉄粉を焼き付けたものだった。

「それって、最初に僕を助けるのに使った……」
「うん。これはタイプK9、家では9番って言ってるけど、物を絡め取ったり、対象に巻きつけて
 拘束したりするのに使うんだ。
 お姉ちゃんなんかは、7番を使ってるけど、それだと、人なんかに軽く巻きつけて鋭く引くと
 結構ダメージを与えられる。
 ちなみに父さんと、お兄ちゃんは、0番まで使えるよ」
「その0番ってのは?」
「…………人の首くらいなら軽く」

そう言って、手刀で首を切る仕草をする。

「それ、絶対にバインドじゃ無いから!」
「そ、そうだよね。言われてみればそうだよね」

ユーノは意外と恐ろしい女の子だなと思い、同時に彼女の実家の“技”に溜め息を吐く。
しかし、アイディア事態は悪くはない。そもそも魔法なんてものは、フェイトにとっては特別な
能力だが、ユーノにとっては単なる技術でしかない。
その技術を本人に適した戦闘スタイルにアレンジするには……

「う〜ん……フェイトは、その9番を魔法で作りたいの?」
「えっと、出来れば状況で使い分けたいんだけど……ほら、鋼糸は携帯に便利だけど、やっぱり
 何個も持ってると邪魔になるし、怖いのは急に使うときに間違った番号を使ったら……」

ユーノは想像する。動物病院で助けられた時は、その9番を巻きつけられてフェイトの元に
引き寄せられた。あの時、フェイトが間違って0番というのを使っていたら……

「…………フェイトの元に辿り着く前に真っ二つ」
「ち、違いよ! そんな事ないって! だって、何重かに巻いたんだから………輪切り?」
「もっと酷いって!」


356 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:55:32 ID:Pq8UXvNO
空中でハムのように輪切りにされる自分を想像して絶叫する。

「大丈夫だよ。私、9番しか持ってないし」
「そうは言っても……ハァ……まあ、それは置いといて、とにかく、フェイトがしたいのは
 太さや構造を変えることで切断から捕縛まで、同じ原理で操作できる糸を魔法で作成。
 で、良いんだよね?」
「うん! そう、それだよ!」
「うん。だったら……」

フェイトとユーノは2人で協力して術式を作り上げる。
バルディッシュの光の刃を形成する術式にバインドの形と操作を混ぜたり、色々と試みる。

「少しは、格好がついてきたけど…………ユーノ、お腹空かない?」
「じ、実は……」
「お弁当、食べよっか?」
「うん」

すでに時間は昼を過ぎ、2人は空腹を感じて用意してきた弁当を広げる。
そして、空腹が収まると、今度はフェイトが眠気を覚え、昼寝になってしまった。

「そう言えば、ここのところ忙しかったからね……疲れても仕方ないか」

安らかに寝息をたてるフェイトを見ながらユーノは呟く。
ただでさえ、早朝と夜に御神流の訓練を行ってるのに、その上にジュエルシードの回収と魔法の勉強。
どう考えても小学生には荷が重い毎日だ。
むしろ、周囲に疲れを見せないことが異常とすら言える。

「気付かなかったな…………バルディッシュ」
『何でしょう? マスター』
『フェイトの体調、君は気付いていた?』

フェイトに無理をさせてしまった事を悔やんだ。本来なら自分がなすべき事なのだ。
同時に彼女の傍らにあるバルディッシュが何も言わなかったことを不満にも思った。
バルディッシュほどの高性能デバイスなら術者の体調に気付かぬはずがない。
そのため、フェイトを起こさないための念話での問いかけには責める気持が含まれていた。


357 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:56:37 ID:Pq8UXvNO
『お言葉ですがマスター、彼女の体調に異変は見当たりません。いえ、無いと断言できます』
『そ、そんなはずは……』

だが、バルディッシュの返答はユーノの予想を裏切る。

『本当です。彼女はたしかに、疲労を感じました。だから今、休んでいるのです。
 しかし、マスターが考えておられる様な身体の不調は、全くありません。
 今の休養も、彼女の目指す術式に目処が立ち、軽く休んだ方が集中して出来ると計算した上での
 睡眠です』
『で、でも……』
『本当です。では、こちらから質問しますが、彼女が目指す術式の完成まで、どれくらいかかると
 お考えですか?』
『…………夕方までは、かからない』

フェイトは、1時間くらい昼寝すると発言した後、眠り始めた。
今から本当に1時間後に目覚めるとしたら、夕方までには充分に完成するだろう。

『マスターの、お気持は分かります。ですが、彼女を侮ってます。信じられないでしょうが、
 彼女は、自分の体調を自ら管理し、有事の際にも動けるように余裕を持って行動しています。
 もし、この瞬間にジュエルシードが発動すれば、彼女は直ぐに目覚め、行動をするでしょう』
『し、信じられない……』
『お気持は察します。ですが、事実です。マスター、高町フェイトは、マスターが思っている以上に
 恐ろしい少女です』
『…………………………』

ユーノは黙り込んだ。出会ってから今までの多忙な毎日とフェイトの身体能力に自己管理のレベル。
どう考えても小学生の子供の“業”では無い。
大人びてると言われる自分ですら、目の前の出来事に左右され、よく無茶をする。
現に、今の状況がその結果だ。

『御神流か……』
『彼女が、やっている武術ですか?』
『うん…………正気じゃ無いよ』

子供のフェイトを、そう作ったであろう、彼女の家に伝わる武術。
ユーノは、その武術に寒気すら感じていた。


358 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:57:43 ID:Pq8UXvNO
『こんな平和な世界で、人殺しの技なんて……』
『………ですが、次元世界を見渡せば、そう珍しい例でもありません』
『そうだけどさ……』
『マスターも、子供らしいとは言えません』
『僕はスクライア族だ。これが普通の…』
『彼女は“高町”なのです。家に伝わる……』
『違う! それは“御神”もしくは“不破”なんだ。“高町”じゃ無いんだよ!』
『マスター?』
『気付いたんだ。フェイトの両親や兄弟は、彼女が御神流を学ぶ事に心の底から賛成してないって』
 
ユーノは、フェイトの家で暮らすようになり、高町家の家族を観察していた。
少し変わった家庭事情があるが、それでも優しく明るい家庭。ユーノは、全員を好きになっていた。
その中で、気付いてしまった。フェイトの微妙な立ち位置を。

『フェイトは、本当なら武術になんか興味を示さない、普通の女の子でいる事を望まれてる』
『ですが、彼女の天分は際立っています。そして、彼女自身が望んで学んでいるのです』
『そうだけどさ……でも、それって家族の振れ合いを求めての事だと思うんだ』

ユーノは、直接は聞いていないが、フェイトの行動から、彼女が学ぶ理由を正確に察していた。
フェイトは、幼少時に1人でいた時間が長いため、より強く家族といる時間を求めた。
その方法が、兄や姉と一緒に武術を学ぶ事だったのだ。
そして、それは同時に、士郎がフェイトには戦いは向いていないと思う理由でも有った。

『マスターは後悔してるのですか? 彼女を巻き込んだ事を』
『うん……僕は、もしかすると、フェイトに最後の一押しをしてしまったのかもしれない』

普通なら、これから思春期を迎え、やがて家族より友人や恋愛を大事にするようになるだろう。
それが当り前の事だ。その時に、自分には戦いは向いていないと気付き、もっと他にやりたい事が
出来るかもしれない。
だが、フェイトは、すでに命の危険がある実戦に突入した。自らの判断というより、状況に流されて
戦士になってしまった。

『冷たいようですが、もう、後悔しても手遅れです』
『わかってるよ……』


359 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:58:44 ID:Pq8UXvNO
ユーノは溜め息を吐いて、スヤスヤと眠るあどけない少女を見つめる。
自分との出会いが、彼女に良い方向に働く自信が無かった。

『ねえ、バルディッシュはフェイトのこと、どう思う?』

本来、発掘用に作られ、あまり戦闘は好きでは無い、相棒に語りかける。
もしかして、フェイトのことを快く思っていないのではないかと不安が過ぎった。

『…………優秀で、真面目な少女です』
『好きか嫌いかでは?』
『…………好きです。しかし私のマスターはユーノ・スクライア、アナタです』

ユーノは、複雑な表情で微笑む……もっとも、フェレットの姿では分かりにくいが……自分に忠誠を
誓うデバイスが心強かったが、それでも自分が巻き込んだ少女を大切にして欲しいと願う。

『バルディッシュ、今後は、事件が解決するまで、もしくは彼女が協力するのを嫌と言うまでは、
 僕より彼女のことを優先して欲しい』
『……………………それは命令でしょうか?』
『お願いだよ』
『…………マスターの頼みとあらば』
『ありがとう、バルディッシュ』

それから。きっかり1時間後にフェイトが目を覚ますまで、ユーノとバルディッシュは互いに
沈黙を保ち続けた。


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇




360 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 11:59:49 ID:Pq8UXvNO
「テック○ンサー!」
『…………………………………………!』
「バルディィィィィッシュ!!!」

フェイトは完成した鋼糸タイプの呪文を使って、投げ飛ばしたバルディッシュを掴むと、そのまま
振り回す。
だが、足元でユーノに絶叫されて、慌てて手元に引き寄せる。

「だ、大丈夫だよ。ちゃんと捕縛してるし」
「デ、デバイスは投げる道具じゃ無いんだよ!」
「え? いや? でもね……武器って、こう使い方が多いと助かるかな……って?」
「だからバルディッシュは、元々武器じゃないの!」
「え、えっと……お、怒ってる?」
「…………………………………………」
『…………………………………………』
「ゴメンね。ユーノ、バルディッシュ」

ユーノは深々と頭を下げるフェイトに、これ以上は文句も言えず……だが、先程のフェイトが寝ている
間の会話を思い出すと、心の中で涙しながらバルディッシュに謝罪する。

『………………………………』
「ん? バルディッシュ?」

その沈黙の間に、バルディッシュからフェイトに向って、新たな術式が送られてくる。

「これ……うん、そうか」
「新しい呪文?」
「うん。これならフォトンランサーの応用だから、すぐに出来るよ」

そう言って、サイズフォームのバルディッシュを構えると……

『Arc Saber』
「アークセイバー!」

そして、サイズフォームの光の刃がブーメランのように飛翔する。


361 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 12:00:53 ID:Pq8UXvNO
「うん。これならバルディッシュを投げ飛ばさなくても、同じような効果が出せるね。
 ありがとう、バルディッシュ♪」
『お気遣い無く』

ユーノは、その様子を見て安堵する。
さすがにバルディッシュが本気で拗ねたら、扱いに困るところだった。

「それにしても、フェイトの魔法も一通りは、これでOKだね」
「うん。そうだね……バルディッシュでの接近戦、フォトンランサーで直線的な射撃、
 アークセイバーで曲線的な射撃、あとは鋼糸を使って補助……もう少し、小さい番号が
 使えれば良いんだけど、まだ……」

魔法で作った鋼糸は、0から9までの番号をトリガーボイスとして使用し、チェーンバインドと
ほぼ同等の頑丈さで自在に動かせる“9”から、最終的に見えない糸での斬撃に使用する“0”まで
術式は出来ているが、今のフェイトの魔術の操作能力では、縛ったら相手が痛がる程度の6番までしか
使用は出来なかった。

「すぐには無理だよ。もっと、魔法に馴染まないとね」
「うん。分かってるよ。それにしても今日はありがとうね。ユーノ」
「大した事はしてないよ」
「そんな事ないって! だって、ユーノがいなければ正しい術式なんて上手く使えないよ」
「そんなこと……は、まあ、感覚で変な魔法を作られるよりは良いんだろうけど……」
「感覚で魔法を作るって、そんなこと出来るの?」
「たまにいるらしいよ。そんな変な人が……まあ、大抵は失敗するし、普通の魔導師じゃ
 そんな馬鹿なこと考えないけどね」


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇




362 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 12:02:02 ID:Pq8UXvNO
「クチュン!」
「い、今のクシャミ?」
「う、うん」

鼻をこすりながら、なのは・テスタロッサはティッシュを取る。
今、彼女達が居るのは、第97管理外世界の遠見市にあるマンションで、先程、時の庭園から、ここに
到着したばかりであった。

「風邪には気をつけなよ。ここは異世界なんだから、水とかにも気をつけてくれないと」
「分かってるって♪ それより、アルフこそ休んで良いよ。この3日間、ほとんど寝てないでしょ?」

本気で3日で管理外世界での生活が出来るようにしてしまった自分の使い魔を心配する。

「あたしは全然平気だよ! なのはが行くんだったら、何処まででもついて行くからね」
「ありがとう。でも、少しくらい…」
「なに言ってんだよ。寝てる間に、なのはの初仕事が終ったら、悔やんでも悔やみきれないさ」

アルフは愛する主人のためなら、どんな事も厭いはしなかった。正に使い魔の鏡である。
それ故に、周囲から同情されるのだが……

「ありがとう。アルフ……でも良かった。早めにアルフを休ませてあげられそう」

なのはは、窓の外を見ながら、そう呟いた。

「え? こ、これは!」


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇




363 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 12:03:12 ID:Pq8UXvNO
家路についていたフェイトとユーノは、ジュエルシードの発動の感覚と同時に起きた地震に驚く。
揺れは、しばらくして収まったが……

「な、なんなの?」
「これは……運が悪い。人間がジュエルシードを発動させてしまったんだ」

街のあちこちに巨大な樹木が生え、地面や建物を侵食している。
そして、フェイトが何よりも困ったのが……

「どうやって封印を……ジュエルシードは、何処にあるの!?」

今日やった訓練を嘲笑うような存在。今のフェイトの能力で出来る事が見当たらなかった。
その上に結界で覆う事すら出来ない大きさだ。

「と、とにかく近付こう! 接近すればジュエルシードの反応を察知できるはずだ!」
「う、うん!」

今、バリアジャケットを纏うのは勿論、バルディッシュもあまり人に見られるのは拙いと考え、
待機モードのまま手に握り締め、走り出す。


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇


とあるビルの屋上に、なのはとアルフは立っていた。そこから見える光景にアルフが感嘆する。

「うひゃあ! 派手に発動してんね」
「何だか簡単そう。毎回、こんなのかな?」
「残念だけど、そりゃ無いよ。プレシアの話しだと、ジュエルシードは、覚醒すると近くにいる生物の
 意思を汲んで発動するんだってさ。つまり、そこら中にいる生物からランダムで選ぶ以上は……」
「数が多い生物、要するに下等生物になるんだっけ?」
「そう」
「じゃあ、今回のは?」
「たまたま“運良く”人間が発動させてくれたんだろ?」
「アハハ、幸先が良いね♪」
「なのはの日ごろの行いが良いんだろ?」
「えへへ♪ じゃあ、始めよっか……レイジングハート」
『Area Search』


364 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 12:04:40 ID:Pq8UXvNO


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇


フェイトは地面を伝う巨大な根の上を走りながら、ジュエルシードの反応を探る。
だが……

「だめ、大きすぎて、何処に……ユーノは?」
「ゴメン! でも、何処かにあるはずなんだ」
「うん……そうだよね。いくら大きいからって、限度はあるんだし」


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇


「見つけた! レイジングハート、ディバインバスター、長距離射程モード!」
『Shooting Mode Set up』
「ここからなら余裕で捕まえられるけど……それだと、面白くないよね?」
「うん。せっかくだし、最初は発動させた奴の顔も拝んどこうか」

レイジングハートの先端が音叉のような形になり、杖全体が伸びると、光の羽を広げる。

「それじゃあ行きます! 照準セット、見ててよアルフ!」
「うん! やっちゃえ! なのは!」

使い魔の声援を背に、トリガーボイスを唱える。

「ディバイィン バスタァー!」


◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇   ◇◇◇




365 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 12:05:42 ID:Pq8UXvNO
「今、少しだけ反応が?」

フェイトは、ジュエルシードの感覚を察し、そちらを見上げる。
だが、木の影になって見難く、根を伝いながら、そちらに近付いていく。
そして……

「居た……あの人たちだよね?」
「うん。間違いないよ」

繭に包まれたような状態で寄り添う少年と少女。

「今、助ける」
「気をつけてフェイト。発動させたのは、あの2人のどちらかと思うけど、どんな願いかは
 分からない。ひょっとしたら、フェイトの介入を邪魔だと判断する可能性がある」
「分かってる。でも……」

どんな願いをしたかは、分からない。だが、今の状況を望んだとは考えられなかった。
そして、一歩を踏み出した時……

「え?」

フェイトの目の前で、桜色の光が、少年と少女を飲み込んでしまった。

「な、なに!?」
「フェイト!」

眩い光に目を閉じる。やがて、それが収まると……

「今の……?」
「魔法の光?」
「やっぱ…きゃあ!」

今まで立っていた根が、突然消え去り、足場を失ったフェイトは地面の下…根に抉られた穴に
落下してしまった。


366 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 12:06:45 ID:Pq8UXvNO
「イタタ……いったい?」
「ジュエルシードの効果が消えちゃったから、その影響で作られた根も消えたんだよ」
「そっか……そうだ! あの2人は!?」

穴から這い出ようと、壁に手をかけながら登る。

「あの、フェイト……魔法で飛べば?」
「あ?……忘れてた。でも、ここまで来たんだし、下手に魔法を唱えるのも……」

すでに地表近くで言われても困ると思いながら、あと少しだと、自分の手で登る。
そして、地表に手をかけた瞬間……

「やりすぎちゃったぁぁぁぁぁっ!」

……なんか来た。フェイトは身動きできなくなる。

「なのは! 落ち着いて!」
「で、でも……そうだ! 治療を!」
「任せて」

アルフは倒れている少年と少女に治療の魔法を唱える。

「どう?」
「うん。大丈夫。命に別状はない」
「そう……でも、怪我を……」

少年と少女は、たしかに命に関るほどの怪我では無いが、それでも、出血があり、しかも骨が
折れていた。

『マスター、No problem 』
「問題ないことないよ」
『そのような事はありません。よく見てください』
「え?」
『この周囲の状況です。街並みが随分と痛んでます』
「そう言えば……」


367 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 12:07:51 ID:Pq8UXvNO
街の地面には、そこら中に穴が掘られ、建物まで枝で砕かれた部分が見られる。

『状況から察するに、この原因は、そこにいる2人にあります』
「その罰だって言うの? でも……多分、ワザとじゃないと思うよ」
『いえ、ワザとか否か、問題はそこではありません。大事なのは彼等の気持です。このまま彼等が
 無事であれば、自分達の所為で街がこうなったと悩む恐れがあります』

その気は無かったと言っても、もし、事実を知れば、やはり罪の意識に苛まれるであろう。

『ですが、マスターのお陰で、彼等は目出度く“被害者”になることが出来ました。
 自分達も大怪我をしたと』

凄い理論である。

「そ、そうか! うん。だよね♪」
「す、凄いよ! なのは! なのはのお陰で、この2人は助かったんだ!」
「えへへ♪ そんな、計算してやったわけじゃ無いし、褒めすぎだよ。アルフ」
「無意識で助けるなんて、やっぱり優しいや! なのはは♪」
「い、いやぁ〜♪ 照れるなぁ♪」

その凄い理論に本気で安心するマスターと、同じく本気で感心する使い魔。

「じゃあ、もう2,3発くらい撃っとこうか?」
『マスターの優しさに感激しました。及ばずながら力を貸します』
「い、いや、なのは、レイジングハートも……さすがに、これ以上は拙いよ。死んじゃう」
「そう?」
『………残念ながら、殺人は後が面倒です。ここは諦めます』
「じゃあ、ジュエルシードを回収して帰ろうか?」
「うん」
「じゃあ、行くよ! ジュエルシードシリアル10、封印!」
『Sealing Receipt Number X 』

そして、ジュエルシードがレイジングハートに取り込まれ封印される。


368 名前:魔法少女リリカルふぇいと:2008/06/15(日) 12:08:59 ID:Pq8UXvNO
「さてと……じゃあ、帰ろっか? アルフも眠いだろうし」
「うん。でも、その前に何か食べよう」
「そっか……もうすぐ夕飯の時間だよね」
「仕事も上手く行って、ゴハンを食べて寝る。最高だね♪」
「うんうん♪ じゃあ、なに食べる?」
「ファミレスってとこに行こう。そこなら、色んなメニューがあるから」
「へぇ〜、楽しみだね♪」

そう言いながら去って行く主従、フェイトは穴から顔を出し、2人を黙って見送った。

「……ジュエルシード、持って行っちゃったね」
「……うん」
「お、追わなくて良いのかな? ジュエルシード取られたよ?」
「うん。でも、その、何て言うか……」
「……係わり合いに、なりたくない人たちだよね」
「うん」

しかし、フェイトとユーノの思いも空しく、なのは・テスタロッサとはこれから大いに関っていく
ことになる。



続く


369 名前:562:2008/06/15(日) 12:10:05 ID:Pq8UXvNO
投下終了です。
今回はアニメ本編での、なのはが疲労でぐったりするけど、最後に凄い魔法の才で解決な話し。
それを2人の対比として、フェイトは体力には優れているが、なのはみたいに魔法をその場でアレンジ
するのは無理、という話しなんだけど……なんかデバイスの対比になった気が?

それではキャラ紹介

アルフ
なのはの使い魔。フェイトママでなく、なのはママに育てられた。
出会いは本編のフェイトのと一緒だが、リニスはなのはの情緒教育に良いと考え使い魔にさせた。
その結果、効果があったかどうかは不明だが、リニスの盾としての役割は充分に果たしている。
まあ、本人は自分を不幸だとは思っていないから大丈夫のはず。

レイジングハート
なのは専用のデバイス。製作者はプレシア・テスタロッサ。彼女が狂気に陥ってる間に作った。
別に呪いのアイテムではなく、むしろ、なのはと一緒に暴走したお陰でプレシアは冷静になれた。
プレシアにとって、レイジングハートは、あの頃の自分は……と、思わせる、云わば中学の時に
作ったSSのようなもの……凄く冷静になれます。


370 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:15:02 ID:r6zcb4FG
リアルタイムGJ!
良いですねぇ、このユルユルな空気がww
次回も楽しみに待ってます!


371 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:25:55 ID:WbIn9W0j
ちょwwwwwwレイハさんwwwwwwwww黒歴史っすかwwwwww
相変わらず氏の作品の破壊力はパネェ、マジパネェっすwwwwwwwww

ユーノとフェイトの仲がいいなぁ、というか、フェイトさんクウガ見たでしょ、クウガ。
確かにフェイトさんのイメージカラーは黒と金だし、クウガは雷と切っても切り離せない
関係にあるからはまってるけど・・・・・・その、その場合なのはさんがダグバに・・・・・・
あれ?こっちもめっちゃハマり役じゃねぇ?ほら、あっちは白と金だし、最強のラスボスだs(ry
というか、まだマッチョフェレット引きずってるんですかあなたwwww
そんな天然のフェイトさんに萌え狂いました。
というか、フェイトさんとユーノ君、追えよwww関わりたくないのは分かるけど
ジュエルシードもってかれてるよwwwwwwww

そしてなのはさん、あなたフリーダムなキラ様ですか、それともアンチェインなオリバさんですかwww
なんというか、原作と違ってむしろプレシアさんとリニスさんのほうに同情してしまうwwww

そして、原作とはまた違った方向に健気なアルフに一番萌えた。
がんばれアルフ。負けるなアルフ。

長くなりましたが、チラ裏っぽい感想書かせていただきました。
次も楽しみに待ってますw

372 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:28:04 ID:WbIn9W0j
先生、自分の感想を冷静に見直したら、中学校の頃書いたSSや、リリふぇの
プレシアさんにとってのRHさんと同じような文になってた場合どうすればいいでしょうか。

373 名前:337:2008/06/15(日) 12:29:07 ID:7H5n4891
>>369
申し訳ないです。投下途中に割り込んでしまいました。

374 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:29:29 ID:xwispo1b
>>353
人に文句言ったあげくに割り込みか…


ひどいもんだ
>>369
GJ!
中学の時に書いたSS吹いたwwww

375 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:30:47 ID:J4qgcRU3
>>369
GJでした。二人がぶつかり合う瞬間を楽しみにしています
・・・何となく、交通事故、という単語が頭をよぎりましたが・・・

>>372
もしも貴兄が結婚式のスピーチを任せられたときの為に覚えておくと良い
一瞬で頭が冷えるでしょう

376 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:42:16 ID:5OsE5t86
真の黒幕はレイハさんに違いない、と思ったw

377 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:46:39 ID:SIfKboNo
>>369
GJ!
次回楽しみにしてますねw

>>353
正直言って駄々捏ねてるようにしか見えない
いかにも書いた事無さそうな人が深く読みごたえが出ると思うとか言っても何の説得力も無いと思う。
素直に誰か本編設定で何か書いてくれませんかとだけ言えばいいのに
どうしていらん事言うかな。
少なくともリロードもせずに書き込むような事じゃないし。

378 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 12:58:46 ID:XMg6laUN
>>562兄貴、オッスオッス!!
なんという過激派レイハさん、間違いなく黒幕wwww
『さぁ、私に砲撃させなさい!!MOTTO、MOTTO!!』

379 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:05:41 ID:WbIn9W0j
>>378
かなりのロングパスだな、>>562とは

380 名前:69スレ264:2008/06/15(日) 13:09:33 ID:ZE0/GrO4
>>330
差し替え完了しました。

381 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:13:45 ID:J4qgcRU3
>>379
志村。コテ、コテ

382 名前:B・A:2008/06/15(日) 13:21:23 ID:ZmGOSvsO
>>380
お手数おかけしました、ありがとうございます。

383 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:29:02 ID:ACTazmER
>>369GJ
ユーノとバルディッシュの会話を見て
「なんていい子なんだバルシッシュ。どこぞの赤い玉ッコロとは大違いだ」
なんて思ってたらレイハさんは本当に酷い性格だったww
アルフ、二人(一人と一個)のブレーキ役がんばれ超がんばれ

384 名前:337:2008/06/15(日) 13:41:39 ID:7H5n4891
>>377
リロードをしなかったのは本当に不注意でした。

それに本編設定を離れて投下している職人の方々にも申し訳ない発言を
してしまいました。

設定を捏造する中にも読み応えのある作品があることを忘れていました。
ただ、本編設定に沿ったSSをあまり見かけなくなった。そう思っただけです。

385 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:44:03 ID:PqWBn28R

もう来なくてもいいと思う

386 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 13:49:36 ID:37gbCXC5
>>384
言いたいことは分かるが、やはり最初のレスの言い方はないと思うぞ
このスレにも流行はあるし、今はそういう流れなんだと思っていればいい

387 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:12:27 ID:WbIn9W0j
>>381
YATTIMATTA
ちょっとレイハさんに砲撃されてくる


388 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:15:26 ID:IFB1jLSt
>>387
YATTAYATTAに見えた俺はちょっと社長就任してくる

389 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:19:19 ID:p9RBgWk6
流行に流されすぎてつまんなくなってるねこのスレ

390 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:20:59 ID:lu+GQHI5
はっぱか

391 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:29:51 ID:XMg6laUN
>>388兄貴オッスオッス!!
葉っぱ一枚あればいい→
一枚の葉っぱで強力な媚薬が作れる→
とりあえず自分の実験台にしたシャマルさん→
我慢できなくなって手近な男性を→
@ザッフィー
Aユーノ
Bクロスケ
こうですか

392 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:42:08 ID:sncfovBl
自分の好きな流れ→王道。

自分の好きでない流れ→流行に流されてつまらない。

こうですか、わかりません。

393 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 14:51:23 ID:ZmGOSvsO
ちなみに、今の流行ってスカと捏造によるIF話?

394 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:00:04 ID:c9NL2l4Q
>>393
重箱の隅を突くが、
そもそも、本編順守であっても二次創作である以上確実にIFor捏造話だぜ
そのIFor捏造のバリエーションに富んでるのがここの魅力の一つであると
個人的には、思う。創作者の方々にはそれぞれの思うところがあるんだから
好きにそして周りの偏見を持った意見は気にせず、ドンドン投下して欲しい

395 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:19:39 ID:WbIn9W0j
そろそろふんどしが流行になってもおかしくない頃だよな。

ないか、そんな流行(´・ω・`)
フンニーとかありかとおもったんだけd(ry

396 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:22:31 ID:zRJbOPNL
>>395
そんなにレジアス中将とゼスト親分とゲンヤのとっつぁんの褌一丁によるクールビズが見たいのか

397 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:36:06 ID:7EEl0Z62
>>369
GJでっす。あなたの投下を心待ちにしておりました!!
>「テック○ンサー!」→「バルディィィィィッシュ!!!」は爆笑しましたw
そしてついに フェイト&ユーノ組、なのは&アルフ組、この2組の邂逅ですか ・ ・ ・ ・ ・ 次の回も楽しみです。

398 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 15:47:40 ID:tPQll0+2
>>395
>>フンニー

いったい誰がそのフンドシでオナーニするんだよwww!?

399 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:02:34 ID:ZmGOSvsO
>>398
オーリスとかクイントとかギンガとか?
アギトが旦那の服を洗濯しようとしてその中に埋もれてしまうというのもアリか?

400 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:05:02 ID:xTC/NdGu
>>399
どういう層に需要があんだよw

401 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:10:29 ID:dy2SrH8L
ここのSSってオリキャラや半オリキャラが多すぎると思う

402 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:27:44 ID:L3RqzAy2
ここはフンニーよりもストッキングオナニー(ストニー)を提唱したい


403 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:29:53 ID:IFB1jLSt
お前らパンニーの次ッつったらブラニーじゃねぇのぉ?

404 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:32:30 ID:WbIn9W0j
間違った日本文化を愛するリンディさんが褌を身に付けていて、その褌を使って
オナニーしちゃうクロノ君をですね。

で、そんなリンディさんに影響されて褌を愛用するようになったフェイトさんとか
ご先祖様の影響が微妙にずれて残ってるせいでふんどしを愛用してるスバルやギンガとか
妙にムキムキマッチョになって褌を装備してるユーノとかいろいろあるじゃないか!

きっとクロノあたりがクンカクンカしながらオナヌーしてくれるよ!
「はぁぁぁ!ユーノ、ユーノぉぉぉぉ!ユーノのフェレットが収まってたふんd(ry」
とか言って!

405 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:37:09 ID:ZmGOSvsO
>>404
いつだったか、子ども神輿を担ぐ幼女が褌にハッピ姿の映像を見たことがあるな。
何が言いたいのかというと、海鳴の秋祭りでフェイトやなのはが褌にハッピ(r

406 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:40:49 ID:r6zcb4FG
>>405
そ れ だ !!

407 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:42:49 ID:xTC/NdGu
まったく
このスレにはハイレベルなHENTAIが多いぜ

408 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 16:45:36 ID:WbIn9W0j
>>405
アリサとすずかで想像してしまった。

はかいりょくはばつぐんだ!

409 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 17:10:58 ID:zRJbOPNL
>>405
山笠か
BJで慣れてるから大丈夫でしょ?といって褌フェイト誕生
アルフも付き合って褌、フェイトちゃんだけじゃ可哀想っつってなのはちゃんも褌
信じらんない!日本て馬鹿じゃないの!?と言いながらその付き合いで褌アリサ
アリサに無理矢理はかされて褌すずか、アンタもやんなさいよって言われて褌ユーノ
ばっちりね、とか満足そうにしてる褌リンディさんとそれ見て鼻血だしながら隅っこで
蹲ってる褌クロノ
とりあえず、リンディさんは犯罪です

410 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 17:52:53 ID:WbIn9W0j
ふっくらした腰とお尻に食い込む褌か。犯罪的にえろいな>リンディさん

411 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 17:54:24 ID:+jdir0RI
>>409
そこで祭りの興奮にあてられたリンディさんが褌つけて
レティさんもそれに巻き込まれるとか。

412 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/15(日) 18:01:01 ID:5Wptb3fL
で…ではそろそろ昨日の続き。完結編行きます。

・先生またやってしまいました。今回も『なのは×スカ』ですよ。
・本局の人間が活躍してる状況が嫌なレジアスになのはがハメられてスカに売られてしまう
・だからレジアス好きな人注意
・とりあえずレジアスからなのはを買ったスカだけど、改造した方がむしろ弱くなる程の
なのはの完成度に脱帽。で、とりあえず何度も抱いて性の奴隷にする事によって
自分の操り人形にしてしまおうと考えるのだけど………
・NTR注意。(なのはがスカに…と言うのもあるけど、逆に言えばなのはがウーノから
スカを取っちゃうって事にもなっちゃうわけで…)
・エロ(でも後半はエロ度低め)
・レイプ注意
・スカがなのはを抱くSSは以前もやりましたが、今回はもっとこーネチネチ行きます注意
・ほんの少しだけソープネタもあります注意
・最初はスカが一方的に…ですが、次第になのは×スカになっちゃいますw
・なのはが完全にスカ側に付いてしまい、それによって風が吹いて桶屋が儲かる的に
スカ側勝利エンドになってしまう
・ナンバーズが基本的に空気です注意(ウーノは辛うじて出ますけど、それでも空気に近いです注意)
・スカ側視点でハッピーエンドだけど、本編と比較して考えたら鬱かも注意
・負けてしまった後の六課側の顛末に関してかなり悲惨な所あるかもしれません注意
・最後の最後に少しだけオリキャラ(と言うかパロキャラ?)登場
・タイトルは風が吹いて桶屋が儲かるにちなんで『レジアスがハメて管理局崩壊』
・前回、行開けが少なくて読み難いとの苦情があったので可能な限りあけたりしてみました
(その変かなり下手だと思いますが、ご了承下さいorz)
・長いので数回に分けて書きます。

413 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 23 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/15(日) 18:02:37 ID:5Wptb3fL
『風が吹いて桶屋が儲かる』
何気無い行動が後々大きな違いとして現れてくる例えとして良く使われる言葉であるが…
今まさにそれを体現する事が立て続けに起こっていたのである。
そう。レジアスがなのはをハメてスカリエッティに売ったと言う行為は
風が吹いて桶屋が儲かるのごとく、スカリエッティ側を優位に立たせ、管理局側を
苦しめる結果に繋がっていたのだ。

聖王の揺り篭が特に問題無く順調に浮上して行く中、せめて総大将のスカリエッティだけは
逮捕して見せようと、ミッド奥地に存在したスカリエッティのアジトにフェイトが突入していた。
だが、ここでフェイトはバリアジャケットを着用していたなのはと再開する事になるのである。

「なのは!?」
「こんにちわ…久し振りだね…フェイトちゃん。」
快く挨拶するなのはだが、彼女に対しフェイトはバルディッシュを向ける。
「なのは!? どうして脱走なんて事をしたの!? その上何故こんな所に…。」
フェイトは信じられなかった。なのはがスカリエッティのアジトにいた事が。しかし…
「な〜んだ…フェイトちゃんやっぱり信じてたんだ〜。私が脱走したって事…。
何時まで待っても助けに来てくれないワケだよ〜。」
「え!? それは一体どう言う事!?」
笑って答えるなのはにフェイトは驚かざるを得なかった。

なのはは話した。本局の事を良く思っていなかったレジアスにハメられ、そのレジアスと
裏で繋がっていたスカリエッティに売られてしまった事を…

「う…嘘…じゃ…じゃあ…全ては…レジアス中将の…。」
「そう…レジアス中将が私を脱走者扱いにしたのは全て真っ赤な嘘…。」
フェイトは愕然とするしか無かった。しかし、対照的になのはの表情は明るい。
「じゃあなのは! 今直ぐに帰ろう!? その事を全て話せば…脱走者の扱いを
返上出来るかもしれない! だから…だから…。」
フェイトはなのはの手を引こうとするが、なのははそれを払い除けた。
「ありがとうフェイトちゃん…でも私…もう皆の所には帰れないの…。」
「え…。」

帰還を拒否したなのはに驚きを隠せないフェイトであったが…そこでナンバーズが
何人か駆け付けて来ていた。

414 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 24 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/15(日) 18:03:24 ID:5Wptb3fL
「奥様危険です! お下がりください!」
「大丈夫だよ。心配しないで。」
「え!? 奥様!? え!?」
なのはの安全を気遣うナンバーズであったが、フェイトは状況が理解出来ず困惑する。
「え!? え!? え!? どう言う事!?」
フェイトが余りにも困惑気味であるから、なのはも説明する事にした。

「実は私ね、ジェイルと結婚したんだ。」
「またまたご冗談を…。」
フェイトは軽く笑いながら手を左右に振った。確かにフェイトとして見れば、
なのはがスカリエッティと結婚するなど余りにも非現実的であり、子供でも騙されない
レベルの低いジョークにしか聞こえなかった。しかし…これは紛れも無い事実である。
「本当だよ。これが証拠…。」
なのはは自分の左手の薬指にはめられていた結婚指輪を見せた。
ここで初めてフェイトはなのはが言った事が事実だと悟るのである。
「嘘…嘘でしょなのは!? 何で…何でよりにもよってスカリエッティなんかと!!」
深刻な表情で問いかけるフェイト。だがなのはは笑って答えた。
「今ここで語り尽くせない位の色んな事があったんだよ。」
「そんな…。」

なのはがスカリエッティの妻になっていた事にフェイトは愕然とせざるを得なかった。
だが…間髪入れる事無くそれ以上の衝撃を受ける事になるのである。

「それと…つい先日分かった事なんだけどね…。」
なのはは自分の下腹を優しく左手で摩って見せた。それにはフェイトも嫌な予感を感じた。
「ここにジェイルの子供が…ね…。」
「え………………。」

なのははスカリエッティの子を妊娠していた。彼女本人は半ば恥かしそうにしながらも
笑顔でそう報告していたのだが…フェイトにとってはどんな強力な攻撃魔法の一撃にも
勝る凄まじい破壊力を持っていた。この世で一番愛していた相手が、この世で最も
憎んでいた男と結婚し、子供まで妊娠していたのだから…

415 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 25 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/15(日) 18:04:11 ID:5Wptb3fL
「あ…アハハハ…アハハハハハハハハハ…アハハハハハハハハハハハハ………。
なのはが…なのはが…スカリエッティと…アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ…。」

フェイトは狂ってしまった。なのはがスカリエッティの子を妊娠した事実と言う名の
余りにも強すぎる精神的ダメージは彼女を狂わせ、自我崩壊させていたのである。

この後、色々あって聖王の揺り篭は完全に浮上し、管理局をあっさりと打倒。
スカリエッティによる管理局打倒作戦は大成功に終わった。

『勝てば官軍』
何時の時代、世界においても勝利者こそが正義となるのは変わらないらしい。
それ故に、テロリストであったはずのスカリエッティ一派は忽ち正義となり、
彼らに敗北した管理局は悪とされてしまった。無論、それによって管理局は崩壊するのだが、
間も無くしてスカリエッティ一派主導によりそれに変わる新組織、新・時空管理局が発足される。
もっとも、それはスカリエッティにとって都合の良く変成された傀儡機関に過ぎない。
そのトップにはウーノやクアットロ、スカリエッティの息のかかった旧・管理局局員等が
君臨していたのだが、スカリエッティ本人の姿はそこには無かった。

ミッドの片田舎に作られた研究所にスカリエッティの姿があった。
そこで彼はかつて軍団を率いて旧・管理局を打倒した指導者では無く、
一人の研究者として研究に勤しんでいた。

「貴方…今日もお疲れ様…。でも…まだやる事は沢山あるんでしょう?」
自分の研究室で研究に勤しんでいたスカリエッティの所に、彼の妻であるなのはがやって来た。
彼女のお腹の方を見ると、お腹の子もやや成長しているのか、ぷっくりと膨らんでいるのが見える。
それに対し、スカリエッティは疲れながらも笑顔を見せ答えた。
「当然だよ。今まではガジェットや戦闘機人…人造魔導師等々…管理局打倒の為の研究をやっていたが…
これからはそれらを人々の生活を良くする平和利用に当てなければならないからね〜。
それに、かつては違法とされていたが、旧・管理局が崩壊した事によって解禁された技術もある。
それらだって上手く使えば人々の生活を良くする事も出来るんだ。」
意気揚々と論ずるスカリエッティに対し、なのはは少し嫌味を含んだ笑みを見せていた。
「あらあら…。色々と酷い研究ばっかりしてた悪の科学者らしくない優しい事を言うのね?
どういう風の吹き回しなのかな?」
それにはスカリエッティもやや苦笑いせざるを得ない。

416 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 26 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/15(日) 18:06:09 ID:5Wptb3fL
「まあそう言わないでくれたまえ。私だって科学者だよ。そこまで考えていないワケでは無い。
如何なる時代や世界においても、軍事技術が後々平和利用されて人々の生活を豊かにすると
言うのは変わらない。パソコン…インターネット…携帯電話…etcetc…
それらもまた軍事技術を平和利用した結果に過ぎない。だからこそ私もガジェット等の
平和利用の為の新たな研究を始めたのだよ。」

これこそスカリエッティの真の目的だった。科学者の本分である技術発達によって
人々の生活を良くする。その為には魔法至上主義に溺れ、良さげな技術を危険視して
違法とした管理局が邪魔だった。故に、彼は管理局を打倒した。
そして、管理局を打倒する事も所詮は技術の平和利用によって人々の生活を良くすると言う
目的を果たす為の手段に過ぎなかったのである。

「研究ばかりも良いけど…たまにはお休みも取って欲しいな。近い内故郷の両親に
貴方の事紹介したいな…なんて思って…。」
「そうか…なのは君のご両親…一体どんな方なのだろうね? もうすぐ生まれるであろう
私達の子供の事も含めて楽しみにしているよ。」
「そう言えばそうね。一体どんな子が生まれるのかな…。」
二人はそう優しく微笑み合いながら、椅子に座ってなのはの用意したコーヒーを飲んでいた。
平和な一時。最初に二人が出会った時、まさか後にこの様な関係になろうとは
二人は夢にも思わなかったに違いない。まさにこの世はこんなはずじゃない事ばかりだ。

スカリエッティは前述した研究に勤しんでいたが、なのはの方はと言うと
スカリエッティの妻として身の回りの世話をする傍ら、近所に『翠屋ミッドチルダ支店』を
作って、そこの店長も兼任していた。なお、そこではチンクやギンガ、スバル(洗脳済み)が
従業員として働いていたりする。

だが…全ての者達が戦後の世界を静かに過ごせているワケでは無い。
敗者=悪となってしまった旧管理局の者達等がまさにそうだった。

417 名前:レジアスがハメて”管理”局崩壊 27 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/15(日) 18:07:40 ID:5Wptb3fL
フェイトはなのはがスカリエッティと結婚し、妊娠までしていた事実と言う名の
ショックで自我が崩壊し、挙句には幼児退行までしてしまった故、今でも施設でカウンセリングの
人に見守られながら療養中だが、元に戻る兆しは見えていないと言う。

リインフォースUは、密かに恋焦がれていた相手が何時の間にか他の誰かと
結婚して妊娠までしていた事実に発狂した某フェレットに犯され、何故か妊娠し、
フェレットの耳とヒゲと尻尾の生えた子供を出産していた。
ユニゾンデバイスなのに何故フェレットとの間に子を生せたのか?
と言うのは未だ謎に包まれ、密かに研究者の興味を惹いているが、
彼女はもう開き直ってその某フェレットと一緒に暮らす道を選んだ様だ。

エリオは戦いのゴタゴタでキャロと離れ離れになり、また旧・管理局崩壊によって
路頭に迷ってしまったが、そこでちょっと悪っぽい自動車修理工のいい男と出会った。
「ウホッ! いい男っ!」
「(自動車修理工を)やらないか…。」
忽ち恋に落ちたエリオは近所の公園のトイレでの行為を経て、彼の営む自動車修理工場で
住み込みで働きながら自動車修理工としての第二の人生を歩む為の修行の日々を過ごしていると言う。

キャロは戦いのゴタゴタでエリオと離れ離れになり、また旧・管理局崩壊によって
路頭に迷ってしまった故、最初の頃の様な放浪の生活に戻った。その際風の噂で、
エリオが戦いで負けた事によって敵軍の捕虜になり、そこからさらに
奴隷商人に少年奴隷として売られてしまったと言う話を聞き、(勿論デマだがキャロは知らない)
各地に非合法ながら存在した奴隷商人を訪ねてはエリオを探し回った。
無論、そういう所に行けばキャロ本人が奴隷にされそうになる事もあったが、
その都度フリード&ヴォルテールで撃退しつつ…今もエリオを探して旅を続けているらしい。

一つの大きな戦いが終わった。だが人の世は今後も続いて行くのである。
戦いに臨んだ者達もまた、良かれ悪かれそれぞれの道を歩んで行くのである。

                      おしまい

418 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/15(日) 18:08:29 ID:5Wptb3fL
これで完結です…

半ば蛇足的に様々な人々のその後も書いて見ましたが、どうしても思い浮かばなかった
人々はスルーさせていただきました。済みませんorz
後は各自のご想像にお任せすると言う事で…

419 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:13:23 ID:WbIn9W0j
フェイトさんと淫獣とエリオの末路が哀れすぎるwww

というかエリオお前・・・・・・・

420 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:39:30 ID:p9RBgWk6
もう二度とこんなもの書くなクソが

421 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:42:08 ID:IFB1jLSt
アンチが多いのは人気の証と良く聞くが
俺は好きだぜ◆6BmcNJgox2 氏の作品
だから頑張ってくれ

422 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:48:25 ID:/TJZFX8d
>>330
個人的には改訂版もいいですが、やはり以前の紹介の方が好みなんですよね…。
エリオの性欲の塊と言うのは重要なポイント(?)ですし、ルーの説明での夜の営みはエリオが家にいる日も見ててニヤニヤしてしまいました。
改訂前の説明もできれば続けて欲しいです!

423 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:50:11 ID:RzDJ2Euh
GJ!
レジーの奴、本当にバカなことしたなあ……

424 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 18:58:40 ID:hsjwyWov
アク禁の依頼ってできないのかね……

425 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:15:07 ID:sncfovBl
正直、このSSおもしろくないし、気分悪い。
けど>>420は最低だ。嫌ならスルーしろ。

426 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:22:14 ID:uRPEkkoj
>>425
そっくりそのままおかえしーーー


427 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:39:48 ID:ThCh3eL5
おまえらとりあえず落ち着け嫌いなら何も言わずにスルーしろ

とりあえず、俺は楽しんで読んでたぜ

428 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:40:59 ID:UaQcMWTs
だから纏めて透明あぼーんで快適だと…

429 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:41:16 ID:lkidzuTJ
何が投下されたか見えないからよく分からんが、書いてくれた人に理由も無しにそれは無いな>>420
>>425の言うようにスルーも有るんだし、見えてしまうんなら専ブラでNGすれば良いし

430 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 19:45:57 ID:tPQll0+2
>>418
相も変らぬ面白さ、GJにございます。
っつうかすげえ展開wwwもうかなり笑わせていただきました。
氏のSSはギャグとしてダメージが凄すぎです。


あと皆、荒らしをスルーできるようになってから見ような?

431 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:00:52 ID:+EEDfq0X
まて落ち着くんだ皆、ひょっとしたら420は皆のスルー検定を試してるのかもしれないぞ?
きっと奴は極東の隔離板辺りから流れて来たに違いない!!
よってこれ以降は奴が何を書き込もうと一切関わってはダメだ。

432 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:05:32 ID:ZmGOSvsO
ならばエロい話をしよう。
ナンバーズで一番褌が似合うのは誰だと思う?
ちなみに俺はトーレだ。

433 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:07:30 ID:+jdir0RI
俺はドゥーエ姉さんだな。
彼女ならなんでも着こなしてくれるに違いない。

434 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:08:36 ID:tPQll0+2
そもそも、女キャラにフンドシ着せるなwww!!!!

435 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:09:58 ID:PARK6tG2
>>418
なんか独特なテンポに変な笑いがこみ上げてきたw
ともあれ完結乙です!
それにしてもここのユーノの扱いは本当に酷いなww

436 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:15:39 ID:dy2SrH8L
本編と比較して一番優遇されてるのって誰だろうね?

437 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:16:55 ID:F61uYUwx
>>431
お客さんだろうね。たぶんエロパロ内でよく荒らしまわってる人だろう。

ところでシガー氏のレジなのはまだですかい?
最後に投下されてから結構たつ気が

438 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:17:31 ID:ACTazmER
>>436
このスレでってこと?
それなら最近ではレジなのまである中将じゃね?

439 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:19:53 ID:IFB1jLSt
>>438
いやいやスカも捨てがたいぜ
何せキャラが立ち捲くりだからな

440 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:24:28 ID:p9RBgWk6
ひどいやつばっか書くな

441 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:26:15 ID:xTC/NdGu
>>439
でも、本編との比較で考えるとやっぱレジアスかな
スカはザンバー受け止めたりする所とか見せ場は用意されてたし

442 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:27:50 ID:NXhJHisP
スカいいな。
悪人のはずなのに、妙に善人キャラがはまるというか。
頭おかしい(褒め言葉)からギャグも行けるし。
結構使い勝手いいキャラな気がする。

443 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:32:06 ID:WbIn9W0j
>>434
ばっきゃろー!!!!
美女にふんどしほどえろい装備はそうないぞ!

444 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:34:41 ID:tPQll0+2
>>443
そうか?

それよかさ、下着一切なしで浴衣とか着た方がエロくね?

445 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:35:11 ID:zrPH88kq
しかしなんだな、まるで平家物語のような盛者必衰っぷりだ。
だが源氏がレジアス、スカリエッティまでは予想だにしなかったw

446 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:35:25 ID:IFB1jLSt
>>444
アンタって人は〜!!

兄貴と呼ばせてくれ

447 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:43:31 ID:+jdir0RI
>>444
確かにそれもエロいな。

しかしもしもナンバーズの制服が褌だったら、女の子が褌一丁じゃいけませんと
ギン姉の教育で真っ先に服を着せられるだろうな。

448 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:46:59 ID:ZmGOSvsO
>>444
それも良いな。
けどイメージしてみてくれ。

褌一丁のチンク姉が素足で男のアレを踏みつけて擦るんだ。
頬を高揚させつつやや見下し気味に。

449 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:51:30 ID:tPQll0+2
ちなみに、俺の中で下着なし(ノーランジェリー略してNL?)での浴衣が似合うのはシグナムかねぇ。
こう、浴衣では下着付けないのが作法だ、とか言ってさ。

そんでもって髪型は最初ポニテで事後に下ろしてストレートになるんじゃよ。

450 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:53:55 ID:XMg6laUN
ガーターベルト・ニーソ・エロい
それが俺達の正義じゃなかったのか!!

でもたまになら褌もいいね!

451 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 20:57:47 ID:UaQcMWTs
何とうつろいやすい正義かww
ココであえて俺は貞操帯を推すぜ!

…うん、少数派な事は分かってる…orz

452 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:05:48 ID:fXf0OSl+
貞操帯って言葉にちょっとときめいたけどSSにするには難易度が高すぎるぜぇ

453 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:12:21 ID:WbIn9W0j
グリフィスに貞操帯着けさせられてるレティ提督を想像してしまったのは何故だ

454 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:24:00 ID:J4qgcRU3
貞操帯とは本来女性の純潔を守る為の物だが、
逆に中に何か仕込まれた、責め具としての貞操帯というのはどうだろう?

・・・誰もが通った道か



455 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:25:39 ID:ZmGOSvsO
そんなネタあったな。
レイハにバリアジャケットで調教されるなのは。

456 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:25:42 ID:cM32Lcj7
>>454
別にそんなことしなくても、洗浄のときに本人の手で触れられないようにすれば十分な攻め、というか、じらしだよ。
尿道の管理だってわりと簡単なんだから。

457 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:29:07 ID:WbIn9W0j
尿道攻めとかも魅力だよな!

458 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:30:12 ID:mKuIRNlo
>>418

ギャグSSとしてはGJ!

個人的には元凶となったレジアスの末路は書いて欲しかったな。
八神家&ハラウオン家の面々にフルボッコされたあげく、全ての責任負って収監。
刑務所の中でウホッな趣味の方々に「アーッ!」されるとかでOK?

はやてやクロノは新・時空管理局に帰順するもの、閑職にまわされてヒマな毎日を過ごしていそうだw

459 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:33:10 ID:WbIn9W0j
ふんどしに貞操帯にガーターに・・・・・・

そういやオムツネタってあったっけ?

460 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:34:32 ID:qI0Wnqv3
ゲンヤのねちっこい攻めにムズムズするはやてとかも見てみたいです。
スカートたくし上げさせて、シグナムを攻めるヴァイスとかさ

我ながらキモいなぁ。

461 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:37:59 ID:XMg6laUN
さすがの俺も>>460には引くわ・・・

462 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:54:10 ID:mvhmqgVV
いやいや、俺は>>460みたいなねちっこい嫌らしい責め方好きだぜ
恋愛関係じゃないパワハラ的な凌辱だったりするとなお好み

ところでシグナムやヴィータが赤ふんどし一丁で腕組みして仁王立ちしてても何も違和感無い気がした

463 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:59:47 ID:n55zJekh
最近はSSのみならず雑談までもが奇抜ネタありきのウケ狙いの発言ばっか……
素で口をついて出てくるならまだ変態紳士と呼べなくもないが、三流芸人の様なネタ振り
無理に雰囲気だけで笑わせようとする感じだ
自分、卑しくも同じ変態紳士の端くれだが、もう少しネタを一般化しようぜ
普通の流れのなか、不意に飛び出す…それが紳士の格言じゃないか

464 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 21:59:59 ID:NXhJHisP
シグナムなんかは戦闘中に騎士甲冑が破れて胸や尻が丸見えになっても、顔色1つ変えずに戦闘続行しそうなイメージがあるな。
逆にヴィータは顔真っ赤にして動きを止めそうな感じが。

465 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:00:07 ID:XMg6laUN
単に三段オチを狙っただけだ
赤褌が一番似合うのはスカちゃん

466 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:05:17 ID:ZmGOSvsO
訓練中にエリオの一撃がヴィータを掠り、胸元が大きく露になる。
瑞々しい二つの突起を垣間見て赤面するエリオと思わずアイゼンで殴り倒してしまうヴィータ。
その夜、ヴィータは愛用の呪いウサギを手に頬を真っ赤にしながらエリオの部屋にやってくる。
「その・・・・あたしの胸見た責任取れよ・・・・・しかたねーから、嫁になってやる」

467 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:12:09 ID:cCLI3ZAt
>>466
ワッフルワッフル

468 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:12:55 ID:ZmGOSvsO
あ、ただのネタです。
続きなんて一切考えてないです。

469 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:13:32 ID:mvhmqgVV
少なくとも俺はウケ狙いとかじゃなくわりと真面目な意見だったんだが
流れに乗れなくてごめんよ。その流れの時ここにいなかったんだよ…

470 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:19:48 ID:N165gndz
素でネタふるとどうしても達磨とかクヌソとかそういう方向に行きたくなるから自重してるんだが
そうか自重しなくていいか…

471 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:36:58 ID:n55zJekh
>>469
いやスマン
自分の言も多少出遅れ感があったが、どうしても言っておきたかっただけなんだ
>>470
そのネタを一般化した上でなら、口から自然に出てくるんじゃ仕方ない
どういう振りが来るのか、怖くもあり若干だが好奇心がある

472 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:51:26 ID:yBTn9+vF
           リョナニスト
クッ、ついに 特 殊 性 癖 者 の俺の出番が来たか……


473 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 22:52:27 ID:TYr8lY7+
>>472
なのはさんのへその穴に中だししたい><

とか?

474 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:01:21 ID:N165gndz
腹がパンパンになると臍から噴出すのが二次元の定番といってみるwwwwwww

475 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:03:16 ID:MaHgs4CN
か弱い女の子への暴力やめて、とか言ってみる
なのはさんや他の面々相手が、か弱いは言えな……、
あれ、空がピンク色に?

476 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:03:43 ID:Nu+7N5W8
俺は寝取られ系が好きだなあ。
取るほうじゃなくて取られるほう? この間のユーノが偉い人殺しちゃうヤツとか好きだった。
割とどこでも好かれないんで、あんまり大っぴらにいえないんだけどさ

477 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:04:14 ID:ZmGOSvsO
もしそれが現実で起こると、間違いなく臍から雑菌やらが体内に入るだろうな。
ただ臍責めは良いな。まだ幼女で無垢ななのはやフェイトの臍を執拗にくすぐりながら前戯を進めるクロノ・・・・・・あれ、何故クロノ?

478 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:07:04 ID:N165gndz
しかし過激派百合ふたなり原理主義者の俺

最近のひそかなブームが数の子によるスバルギンガ懐妊w

479 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:14:56 ID:Nu+7N5W8
>>477
コレ言うと元も子もないが、一期二期の時点で唯一精通してそうだからじゃね?
んー、今思いついたが、精通してないせいで苦しむってシチュもアリだよなあ

480 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:22:15 ID:cHKdCntc
てか普通に考えたら9歳や10歳で精通なんてしないよなぁ。
それどころかセックスの方法を知ってるかすら怪しい。
そもそも異性に興味がわく年頃じゃないよな。

481 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:23:21 ID:qI0Wnqv3
俺が9〜10歳のころはザリガニ釣りしてたわw

482 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:28:30 ID:tELsZDze
俺はSFCのドンキーコングに泣かされていた

483 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:29:32 ID:WbIn9W0j
俺はクロノトリガーしてた

484 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:29:53 ID:cM32Lcj7
親のAV探し出してオナニーしてましたが何か?

485 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:31:32 ID:Nu+7N5W8
>>484
クロノ乙

486 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:35:04 ID:ACTazmER
そういやクロノは15歳の時になのはに対して顔を赤らめていたけど、真性のロリコンってことでいいのかな?
エイミイさんに修正されたけど

487 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:36:13 ID:SYNMJPn+
その頃は、体育やプールの時の着替えも同じ教室でやってたよな。
別に、その時にちらりと色々見えたからって、おっきはしなかったが……

488 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:38:38 ID:ZmGOSvsO
すまん、9歳で目覚めて10歳でエロ本読んでた。

489 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:43:20 ID:m/upsyW9
>>488
でも10歳でセックスはしないだろ?



え、エリオ!?キャロ!?何やってんの!?

490 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:48:07 ID:F+3mg5Pw
今は項目自体がなくなってるが、昔ギネスでの出産最低年齢が一桁台ってのがあってな

491 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:49:02 ID:ZmGOSvsO
>>489
それを言うならヴィヴィオ(5歳)はどうなる。

ところで、ロストロギアのせいで幼児化するというネタは割とあるがその逆、大人になってしまって困惑するヴィヴィオという電波を受信したぞ。
あの聖王スタイルでなのはママに抱きつき、泣きつき、キャラメルミルク飲んでピーマン嫌いと言うんだ。

492 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:50:37 ID:zRJbOPNL
>>491
ときめくじゃないか

493 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/15(日) 23:57:57 ID:yBTn9+vF
ロストロギで大人になったエリオ×フェイトでひとつ中編書けそうだな

494 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:00:59 ID:+dfY6WgE
時に俺は性王ヴィヴィオの胸もまたけしからんと思うのだが、紳士諸君はどう思うかね?

495 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:02:51 ID:OoY7+wuw
はい!
貴重なロリ要員を潰すより
進んで今あるけしからん乳を揉むのが先だと思います!!
例えばフェイトさんとかシグナムさんとか(ry

496 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:03:32 ID:K5tz8gmT
だからエリオはしつこいって

497 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:03:43 ID:yBTn9+vF
胸なら未亡人のリンディさんが一番けしからん!

498 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:05:07 ID:cjBCCJHi
未亡人…ゴクリ

グッ!また暴れだしやがった…人妻スキーな俺の血が…

499 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:06:21 ID:BXBGcqdf
性王ヴィヴィオで絡ませられるのがユーノしかいない貧相な俺の受信機

500 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:10:31 ID:N7zFk4OC
最終話を見る限り、一応接点はあるからな。
後はざっふぃー……いかん! 初めてが獣姦なんて、そんなの駄目だっ!

501 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:10:33 ID:aXvhC7xa
エリオきゅんのが近いよ!
キャロやルールーに喧嘩売るヴィヴィオ萌え

502 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:10:48 ID:EiA7FGe2
>>499
よし俺がちこっとカスタムしてやろう(カチャカチャ

ほれ、スカヴィヴィの電波を受信できたろう?

503 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:11:58 ID:M5mfOLfk
>>499
ママのお腹に戻りたがるのもいいものだよ…

504 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:14:09 ID:3QQQaKFp
>>500
ザフィーラ×ヴィヴィオの純愛エロSSと?
うん、中々良いシチュエーションだ。

505 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:14:16 ID:K5tz8gmT
そいえば、ヴィヴィオはザッフィーが喋れること知ってるのか?
それどころか三期が初登場の面子は人型のことを知ってるのか?

506 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:15:20 ID:BXBGcqdf
>>497-498
お待ちください、ロリンディたんは未開拓ではありませんか?

507 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:15:27 ID:RczyjSKX
>>502
スカヴィヴィ=レイープが俺の公式
泣き叫ぶヴィヴィオの初めてを奪ったり、ナンバーズ全員でマワしたり、怪しげな触手でいじめたり…
あぁ、妄想するだけで胸がときめく


508 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:18:43 ID:kSQmKLxv
大人化と聞いて俺の受信機が
「仕事の都合で年頃の外見に変身してたヴィータがヴァイスにナンパされて
ヴィータもシグナムいじりの一環として適当に相手して遊んでたら何故かエロい雰囲気にry」
という具合のヴァイス×ヴィータっぽいものを受信した

509 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:31:31 ID:xdqad7bd
ナンパされて困惑して泣き出す大人ヴィヴィオは?
ヴァイスは聖王化したヴィヴィオを知らないし。

510 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:31:50 ID:HwtFseBa
ザフィーラはリリなの界で一番女難という言葉が似合う
と俺は思っている。他の男はまぁ、鬼畜ーな展開が想像できなくもないけど……

511 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:33:31 ID:K5tz8gmT
>>509
その二人ってそもそも接点がなかったような。会ったことあったっけ?
とりあえず>>510とともに書いて投下してください

512 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:47:19 ID:bAvJTRG1
>>501
俺も萌えだ。
ヴィヴィが自分よりもスタイルのいいルーテシアとキャロに突っかかっていく姿が浮かんだ。
そもそもヴィヴィを最初に助けたのはエリオなのに本編でもCDでも本でも一度も絡みがないのはおかしい。
だが4期でお兄ちゃんと呼んでいたら全てを許せる。

513 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:49:35 ID:ISEX+NZZ
投下いいですか?

514 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 00:49:50 ID:3QQQaKFp
OK!!!!!

515 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 00:51:46 ID:ISEX+NZZ
では失礼して、エリオ(ナンバーズサイド)の話

・非エロ
・基本エリ×ルー、でもナンバーズとたくさんフラグ立てたい


516 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 00:53:05 ID:ISEX+NZZ
エリオのごとく


〜ナンバーズと一緒〜
  
エピソード@エリオ戦場に立つ







「くっ…!、てぁああああああああ!!!!!」


ザン

 着地したエリオは振り向きざまに後方の『それ』を叩き斬った
訓練用ガジェットTYPE2.1は、真っ二つにされ分れたリンゴよろしく勢い良く二つになり、数瞬の後爆発した
これで5機全ての活動は停止、予想よりも早い結果に製作者は満足気に唇を指をあて撫でた


「お見事エリオ君…君専用のデバイス…『カロッツェリア』…だ、調子はいかがだったかな?」


ハァハァとエリオは軽く息を弾ませた顔をカメラに向けた

「ハイ、すごいです、こんな…すごい装備…ボクなんかの為に…ありがとうございますドクター」

いやいや、何、とドクターは軽く少年に返した

 モニターに写る少年は自分の背丈ほどもある漆黒の槍を携えて誇らしげに立っている
彼の少年の身につけているボディスーツもまた黒一色で髪だけが炎のように赤い、口元にひとつ
不敵な微笑を浮べるとドクターと呼ばれた若い青年は

「実によい返事だね、ウーノ」

 そう応え、斜め後方のウーノを振り向いた

 はい、とウーノはクスリと微笑した、この整った無機質な美貌
その彼女ナンバーズNo1、ウーノの口元から生まれたその微笑は彼、ジェイル=スカリエッティ
に向けたものか、それとも末の弟のような彼、エリオに向けたものなのか微笑んだウーノ本人にもよく解らなかった

 ともあれ、これでエリオもあの子の念願だった血の繋がらない姉達と同じ戦場に立つ事になったわけだ、後で何か…
ウーノは後で妹達とこの末弟のために、ささやかなお祝いの事を考えていた、そんな事を考えたのも初めてだった
しかし姉妹にできたただ一人の弟はさまざまな変化をウーノ達に与えていた

「人造魔導師、…そしてプロジェクトFATEの残滓、…か、彼の性質はなかなか興味深い…電気変換…ふふ
 かねてからの…機人ハイブリット化計画も進めるべきだろうね、それもなるべく早く、若い方が生き残る可能性も高い…だろうウーノ?」

ドクターは画面を見つつ楽しそうにつぶやいていた、ハッとしたウーノはうわずった思考を即座に振り払い、平静に返事をした

「はい…」

 

517 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 00:53:59 ID:ISEX+NZZ
 そうだ、私達は兵器、忘れてはいけない、私達はこの『人』のために存在するのだ、その理想のために
道具なのだ、私も妹達も…そして、あの子エリオも

「ドクター、エリオには折を見て私から話しておきます」

あぁ、とドクターは頷いた

ウーノは画面を見つめた、溌剌と輝いた表情の少年が写っている、ウーノの瞳がわずかに優しさと憐憫の間で揺れた

 私達はドクターのためにある、でも、だから『その時』がくるまで
私はあの子には優しくしてあげたい、それくらいは、それだけは許されてもいいだろうから



「よろしくカロッツェリア」
 ビュンと軽く『カロッツェリア』を振るとエリオは新しい相棒に語りかけた
ミッドでも最先端の新素材で構成されたデバイス、その瞳が押さえきれない嬉しさに輝いていた

やや広刃の黒刃のデバイスは低めの男性音声で忠実に応えた
エリオにとっては初めて出来た対等の友だった









「お嬢さまが!?」

エリオが駆けつけた時すでに状況はこちらにかなり不利だった


「大ーい丈夫ッスよ…、今セインが向ったから…ってちょエリオ!」
「僕が行きます!」

ツー、通信が着られた、ウェンディはボードに抱えたディエチと目を見合わせた、ディエチが苦笑した

「…まぁ大丈夫だろう…ガリューさんも付いてるし、いざとなればトーレ姉達もゼストさんもサポートしてくれるだろう…」
「…そぉよぉ〜♪第一あんた達も人の事言えないでしょお、まずは私に、お、れ、い、は?」

 腰に手を当てた姉、クアットロがいつの間にか二人の前に出現していた、まったくもって今回はその通りなので
二人の妹ははそれぞれの表情で神妙に姉に頭を下げた、まったく6課の3隊長の戦闘能力はケタ外れだった

 その内の一人限定解除した八神はやてに追いまくられて
からくも逃げ出した二人だった、まったく、正直一対一でアレに勝てる気がしない、実際本当に人間だろうか?

 だが今回はそれが解っただけで充分だった、そして無事に逃げ切れたのは彼女、クアットロの目晦まし
先天固有技能・『シルバーカーテン』のおかげだったいくら感謝してし過ぎは無いだろう

「まぁいいだろう…彼にも戦闘経験を積んでもらう良い機会だ、君達はそのまま引き上げたまえ…」

突然中空に出現したドクターの映像に三人は一様に頷いた

518 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 00:54:44 ID:ISEX+NZZ
「…そこまでよ、動かないでね」

「くっ…」


 オットーは目の前に突きつけられたデバイスを、そしてその先にある栗色の髪の女性を見上げた
凄まじいパワーで彼女のIS・レイストームは貫かれ、ステルスで逃げようとするよりも早く赤い小さな騎士に彼女は叩き落とされてしまった
そして現在、完敗のほんの手前にいる

「なのは〜こっちもOKだ」
「――解ったわーヴィータちゃん」

 なのははオットーを見つめたまま叫び返した、向かいの崩れかけた高架橋の上ではヴィータ、スバル、キャロ、ティアナが
小さな紫の髪の女の子とその使い魔(?)らしき人型を包囲している、ここは廃棄区画の一角

「…さて、と、では、それじゃあ貴方達が何者なのかじっくり」

 言いかけたその時、なのははとっさにレイジングハートを立て、その横殴りの横撃を受けた、
しかしその強烈なパワー自体は完全にとめる事はできずエース・オブ・エースは軽々と宙を舞い吹き飛ばされた

「キャぁ!」
「「なのは!?」」

ヴィータと、本部のモニター前のフェイトは同時に声を上げた




「大丈夫か?」
「騎士…ゼスト、感謝します」


 ゼストはヨロけるオットーに手を貸し引き起こすとルーテシア組の方を見やるとそう呟いた
「先に行け、あちらを拾って帰る…」
ヨロリとしてオットーは頷いた

「…む」

 その時ゼストの半面が閃光に包まれた、爆発が起こった
空中に静止したなのはは煙の中の騎士がダメージを受けていないのを視認して
歯噛みした、半ば予想していたが、無言でエースはカートリッジを換装した



『ダンナ!大丈夫か?くっそあのやろう…!』

「ああ、お前のおかげで助かったアギト…やはりエース・オブ・エース、そうは簡単にはいかんな…」

アギトと融合したゼストは高町なのはに向かい直し顔を上げた

519 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 00:56:01 ID:ISEX+NZZ
一方ヴィータ達

「くっそなのは…、テメェら!…おいスバル、ティアナ、キャロ!とりあえずお優しくすんのは止めだ!
 コイツらさっさと気絶させんぞ!あっちに新手だ!こっち片付けてすぐなのはに加勢すんぞ!」

「「「は、ハイ!!!」」」
うっわヴィータさん怒ってる、ティアナが顔をしかめクロスミラージュを構え直した

(とゆーわけ、…スバル、あんたそっちの蟲みたいな人、ヴィータさんが打ち込むのに合わせて後ろからドつきなさい、思いっきり
 …あたしとキャロでそっちの子押さえるから…)

 ひそひそと相談するとフォワードの二人は別方向に地を蹴った、たちまち激しい戦闘が巻き起こる、ただし紫の髪の子は立ち尽くしているのみだ
ふーと息をつくと落ち着いた声でティアナは語りかけた

「…さて大人しくしてね痛くはしないから、とりあえず…と、縛り上げるから」
「………」

 ティアナを無視するかのようにルーテシアは無言だった、ムッとするティアナをよそに
思念で先ほどからトーレと相談してた、彼女と共にセインもこちらに向ったらしい、…では、とティアナとキャロを見た
…一度抵抗せずに捕まり隙を見て脱出
(その方がガリューも傷付かないで済むかしら…)
ガリューは赤い少女の騎士と青い短髪の陸士を同時に相手どって明らかに苦戦している

 あの二人と合流すれば勝てなくもない(騎士ゼストとアギトも居るし)
でも…やはり、一端降伏して、…それにゼストなら独りなら逃げ切るのは容易いだろう…そう考えた

ルーテシアは思案の末、コクリとティアナ達の方を見て頷いた


二人の顔がホッと安著している
「じゃあそこに…頭の後ろに手を組んで膝をついて…」
「………」
ルーテシアの周囲にバインドの光輪が浮かび拘束された

「ガリュー…」

ルーテシアは顔を向けて戦闘停止を言いかけた、その時

「てやああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」


「え?、きゃっ!!」


 突然凄い勢いで黒いボディスーツの少年が飛び込んできた
デバイスの銃柄で漆黒のデバイス『カロッツェリア』を受けたガンナーの少女はそのままの勢いで道の端まで吹き飛ばされた

「「ティアナ!?」」

スバルとヴィータ二人の注意が一瞬剃れ、ガリューは二人の包囲からからくも飛び出した





520 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 00:56:52 ID:ISEX+NZZ
「え?エリ…きゃっ…」

言いかけたルーテシアのバインドが切り裂かれ少女は少年に抱きかかえられていた

「………!…!」
「?まってて下さいお嬢さん!」

 ルーテシアはややあってコクコクと頷いた、少し息が苦しい、驚いていただけでなく意外と少年の力は強かった
だがそれとはまた別、ルーテシアはエリオの首にしがみついた、少女の胸は高鳴っていた
 こんな風に少年と接近したのは初めてだったし、何よりむろんの事少年に抱きついたのも初めてだったので
ルーテシアのその表情は普段とあまり変わってなかったが、少年が少女の顔をよく見れば彼女の頬が紅潮していたのが解っただろう
その事に思い至ったのかルーはその顔を思わずエリオの胸にくっつけた

「くっ…てめぇ!」
振り向いたヴィータが別方向からの攻撃に舌打ちして飛びすざった、その足元を掠めブーメランブレードがキリキリと舞い戻って行く

「セッテさん、トーレさん!」
エリオは上空を見て叫んだ

「…帰るよエリオ君、ごくろーさま」

足元のアスファルトからセインさんがにょっきりと頭を出して、ニッかりとピースサインをした






「…あっちはどうにかなったようだな」

3度目の交錯の後飛びすざったゼストはチラリとそちらを見て言った

「…ではこちらも去らせてもらうとしよう」

「ま、待って!待ちなさい!」

前に出ようとするなのはの前に刃が突き出された、その圧倒的な威圧感になのはな思わず出しかけた足を止めた

(ッ…!、この人…強い…まだ底が見えない…)

力を温存している、それも使う気なら使えそうな…それは自らはリミッター解除できない自分とは違うものが…

「…止めておけ、見たところお前は何らかの枷がされてるのだろう、それでは俺は止められん…」

「く…」








「…あ」

キャロが伸ばした手の先で3人は地面の中に消えて行った

「くそぉ!」

駆けてきたヴィータが叫んだ

521 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 00:58:40 ID:ISEX+NZZ
「…まぁまだ君もデバイスも調整したばかりだ…あまり無茶はしない事だ」

「す、すいません…」

 アジトに戻り、あまり怒っているふうでもないドクターにそう言われエリオは恐縮していた
結果は良かったが、やはり初陣に舞い上がっていたのは否めない、何より無計画はドクターの趣味では無いだろうし

「まったくです…せめて我々の到着を待つべきでした、それと…」

 ?と言う顔でエリオはトーレの顔を見た、背の高い彼女を見上げるため自然と顔が上を向く
姉妹の仲ではチンク姉と並んで委員長的な存在の固い彼女が指を立ててお説教していたのだが
その表情がふいに悪戯っぽく笑った

「…そろそろお手を離してもよろしいのでは無いですか、お二人とも?」

 ハッとしてエリオは帰還してからずっとルーテシアの手を握り締めていたのに今更ながら気が付いた
パっと手を離した

「すす…すいませんお嬢様!」

赤くなってエリオは頭を下げた

「……!」

実はルーテシアの方でも軽く握り返していたのだがエリオに振りほどかれて、ルーは思わず未練ぽい表情をしてしまった

周りから小さく笑いが起きた


「じゃぁさ、ほら!今回は結果オーライって事でエリオの初陣祝いやろうよ!」

ね、ウーノ姉とセインは姉に振り向いた、ウーノは軽く頷いた口元がまだ可笑しそうに微笑してる

まぁ好きにしたまえ、後で調整は忘れないように、とドクターは歩き去って行った













522 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 01:00:44 ID:ISEX+NZZ
「ふー…まぁしゃあないやろ…今回は痛み分けやな」

 そう言うと八神はやては肩を落とした面々に声をかけた、一味は逃したがレリックは守り通したので
言うとおり痛みわけなのだが、面々の不満そうな顔を見てやれやれと溜息をついて腕を組んだ

「んで、なのはちゃんの方の相手した…推定Sランクオーバーのあの騎士の事は…シグナムが何か知っててー…」

はやての後ろに控えたシグナムが無言で頷き、なのはが真剣な眼差しで頷いた

「一方―――後で飛び込んできた赤毛の子ぉの方はフェイトが知ってるんやな?」


 無言でフェイトが頷いた、キャロと同時期に目をつけていた少年だったがタッチの差で何者かが連れ去っていた
彼女としては、まさか…というところである、それにしても…

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


 ただならぬオーラを感じてはやてはギクリとした

「な、なんや…フェイトちゃん…とキャロ、な、なんか不機嫌そうやな…」


「ええ…」

「…ハイ」


(私がツバつけてたあの子(エリオ)を、よりにもよって…スカリエッテめ…)

(何だろう…この気持ち…あの子(ルーテシア)、去り際…笑った…笑われた(ような気がする)…)



「な、何だか解らないけど二人ともすごい気迫だねティア!」

「…あ、あたしは何だか踏み込みたく無いモノを感じるんだけど…」













「おらーエリオ!あたしの酒が飲めねーってのか!」

「ちょっちょっと待って下さいよノーヴェさん酔って…うわ!」

「…エリオ、私の食べて…」


おわり

523 名前:y=ー( ゚д゚)・∵. ターンA:2008/06/16(月) 01:14:11 ID:ISEX+NZZ
次はエリオ隊長の方を書きます、多分、書けたらいいな…ぐらいで
ハヤテのごとく読みました、で、これはエリオがナンバーズとフラグ立てまくってドタバタする…実はあんまり真面目でもない話
ではでは失礼しました、何かエロイの考えたらまた来ます

524 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:20:51 ID:Li8OHWri
GJ

最後スカリエッティのィが抜けてるよ

525 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:23:07 ID:9oVZ942T
>>523 乙。

エリオ隊長の予告キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
小刻みに濡れ場が入るこのシリーズ大好きです>< (催促

526 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:26:32 ID:Z2POviAL
まて、普通に槍繋がりで
ゼストとエリオの師弟コンビというのを思い浮かんだ俺はいったい……

527 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:43:05 ID:xdqad7bd
>>523
遂に来るんですね、エリオ隊長が。続きが凄く気になっていたんです。

>>526
「エリオのごとく」ならそれもアリだね。熱血的な意味で。

528 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 01:45:37 ID:aXvhC7xa
ゼストが持ってたのって槍というか鉾じゃね?
確かに同じ長柄武器というカテゴリだけど

529 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 08:32:38 ID:CT4KQzF8
>>528
ゼストのは薙刀に近いような? 刺すより斬るのに機能が偏った。
それに鉾は日本だと長柄(武器を含めた)の総称になってる。
神輿の天辺に刺さってる長い飾りも鉾だ。どっちかと言えば、そっちに使われる。


530 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 09:31:08 ID:X8konD+O
>>523
GJ!
ゼストが早くからなのはさんと邂逅するとは良いですね。
こちらも妄想が広がります。
それにしてもフェイトさんはエリオと面識がありましたか。
続きも楽しみにしています。

531 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 09:54:38 ID:KD3WJavQ
久々に面白いのキタwww
もっとやれwww

532 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 09:59:37 ID:+1754/vB
ギャグとシリアスが良い感じに混ざっているな。にしても、フェイトにショタフラグが立ったように見えたのは俺だけか?
後、ここ最近はエリオの嫁の座はルーに天秤が傾いているような気がするのは気のせいだろうか?

533 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 10:25:48 ID:Iq4N1lbW
そこで、エリオを巡ってルーとキャロの熾烈な争奪戦ですよ
で、熾烈な戦いの末、ルーとキャロの間に愛情が芽生えてエリオがはぶられると

534 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 10:40:01 ID:fDnxivah
職人さんたちのナンバーズ勝利フラグっぷりが、
仮想戦記ジャンルみたくてwww

535 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 11:16:28 ID:KD3WJavQ
気になったんだけど、
エリオが抜けた代わりにライトニングに
誰かが入ってるハズだけど誰だろ?

536 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 11:38:04 ID:K5tz8gmT
>>535
アルフがいるじゃないか
ミラクルキャンディーを持ってるかのように大人にも子供にもなれる高性能ぶりですよ?

537 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 12:29:21 ID:gFR6/b41
>>534
書いて見ると分かるが、ナンバーズを負けさせる方が難しかったりするんだよなw

538 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 12:35:50 ID:EiA7FGe2
本編シナリオ相当無理してるなw

539 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 12:40:30 ID:hqybOcrx
>>537
だよなあ
一回外道スカを書こうとしたけどすぐに六課が壊滅する事に気付いてやめちまった

540 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 13:13:30 ID:K5tz8gmT
いやいや、六課の戦術が上手くいったんだよ
敵戦力の分断と各個撃破は基本ですよ。決してスカが戦略考えないでナンバーズをばらばらに配置したわけじゃないんです
指揮役のオットーが前線に出てたり、空中での高機動戦闘を行う二人が室内にいたり、明らかな練度不足でコンビネーションが単調であっさり読まれたのも、最後に残った四番が底が浅い策士(外見も好みじゃないし)だったのもスカのせいじゃなくて、六課の戦略の結果なんです
六課が駄目な連中だと錯覚させることで油断を誘う巧妙な作戦だったんです

541 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 13:17:30 ID:WfNwg+75
>>540
流石にキモイよ

542 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 13:22:31 ID:EiA7FGe2
釣られんなよw

543 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 13:22:35 ID:fDnxivah
主人公勢がスペックで劣るのはもはや様式美だから。
勝つべくして勝ってもつまらない

544 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 13:49:43 ID:X8konD+O
>>529
鉾か……。
どこかで刃部の下が、筒状になってそこに柄を差し込むのが鉾
日本刀の様に柄を着けるのが槍と聞いた事があるのだが。
これはどうなのだろうか?

545 名前:ておあー:2008/06/16(月) 14:39:58 ID:lSgKl9QP
あと5分ぐらいしたら投下します
内容はノーヴェでパンニー、パンツの主はチンクねえ、
好みじゃないって方は退避をお願いしますー

546 名前:ておあー:2008/06/16(月) 14:46:06 ID:lSgKl9QP
約5分経ったので行きます。
前回レス下さった方、ありがとうございました。
あ…ありのまま(略)
『俺の中で突発的にスーパー赤毛タイムが始まった』
まあこのスレで赤毛キャラ(ただしエリオきゅんは除く)は総じて不遇な事に気づいたとか、そんな
チャチな理由だが…

だが書く

このておあーが最も好きな事のひとつは、自分が不遇と思ってるキャラを「SS」で救済してやる事だ…救済できてるかは
別として。

今回の注意
・短編
・エロ。パンニー要素、百合要素あり
・時期はJS事件終了後
・オナる人:ノーヴェ、パンツの主:チンク
・ノーヴェ……(´Д⊂なエンド

ジャンル創設者のMr.P氏に敬礼。タイトル&あぼーんキーワードは『wistful』です。



547 名前:wistful:2008/06/16(月) 14:46:58 ID:lSgKl9QP
「……ったく、ウェンディの奴……」

 隔離施設の廊下を、ノーヴェはブツブツと呟きながら歩いていた。

 ノーヴェは両手で洗濯篭を抱えている。篭の中身は彼女や彼女の姉妹達が着ていた衣類だ。
 入浴する際にノーヴェ達が脱いだ服や下着は、後で決まった当番が全員分をまとめて洗濯室に持っていき
洗濯する事になっている。
 これも彼女達が受講している更正プログラムの一環であり、将来的に外の世界で生きていく彼女達が身に
つけておかねばならない基本的な技能(というほど大袈裟なものでもないが)の一つだった。

 が、どこの世界にも『覚えの悪い者』或いは『覚えが良過ぎる者』はいて、時々自分の番を忘れたり
忘れたフリをしたりする。そんな時は誰かが皺寄せを食う訳で、今回それを受ける事になったのが
ノーヴェだった。

「あの野郎、後でぶっ飛ばしてやる……」

 ちなみにウェンディがどちらの人種なのかは、本人の名誉の為に伏せさせて頂く。
 
 そうこうしている内にノーヴェは洗濯室に到着した。
 洗濯といっても板を片手に手洗いする訳ではない。機械の中に投げ込んでスイッチを押せば、後は彼女の
与り知らぬところで全ての工程が進んでいく。
 ノーヴェは一休みする事無く大型洗濯機の蓋を開けると、手早く篭の中身を移し変えていく。



「……あ」

 小さな声を上げ、ノーヴェが手を止める。一枚の下着が指に引っかかったからだ。

 ノーヴェは自分の指先を見つめる。
 飾り気の無い白のショーツ。
 施設からの支給品であり、姉妹は全員がこれと同じものを着用している。無論ノーヴェが今身に着けて
いるのも同じデザインだ。
 だが他の姉妹のそれと比べてサイズが小さなそれは、記された名前を確認するまでもなく誰のものなのか
わかった。

 だから、彼女の手は止まってしまった。 


548 名前:wistful:2008/06/16(月) 14:47:22 ID:lSgKl9QP
「チンク姉……」


 誰も居ない洗濯室でノーヴェは一人ショーツの持ち主の名を呟く。

 元"ナンバーズ"5番・チンク。
 稼動暦十年以上を誇る隔離施設組一番の年長者であり、かつてはノーヴェの教育も担当していた。強さと
優しさを兼ね備えた彼女はノーヴェにとって正しく憧れの存在だった。

 教育が終了してからもノーヴェは暇さえあればチンクと共に過ごした。
 その慕いようは時に『普通の姉妹以上』だと他の姉妹から揶揄された事もあった。
 別に構わないと思った。
 だって自分は彼女の事が大好きだったから。からかわれても構わないくらい彼女と一緒に居たかったから。
 彼女を好きでダメな理由なんて何一つないと思っていたから。


 自分の感情を何と呼ぶのか知ったのは、この施設で更正プログラムを受けるようになってしばらく経って
からの事。
 それは彼女にとって初めての恋であり……同時に、初めての失恋でもあった。 


「あれ、ノーヴェじゃないか……こんなところでどうしたんだい?」
「う、うわあっ!?」

 不意に背後から声をかけられ、ノーヴェの意識は現実に引き戻された。
 慌てて篭の中身を洗濯機にぶちまけ、滅茶苦茶にボタンを押して走り出す。
 背後で自分の名を呼ぶ声が聞こえたが、それでも足は止めなかった。
 意味を成さない言葉を言い訳のように羅列しながら、ノーヴェは全速力で自室への道を駆けた。


         ◆



549 名前:wistful:2008/06/16(月) 14:48:10 ID:lSgKl9QP
 部屋に戻って鍵をかけると、ノーヴェはふらふらとベッドに倒れ込んだ。 

「……なにやってんだ、アタシ」

 誰にとも無く呟いた。
 自分は何もやましい事はしていない。逃げる必要などどこにもなかった。
 それでもあの場を離れたのは、きっと自分の心の内を誰にも覗かせたくなかったからだろう。そう、
誰にも……
 ゴロンとベッドの上で転がり大の字になる。
 そこで初めて自分の手に握られたままの白い布の存在に気がついた。

「チンク……姉……」

 もう一度、ノーヴェはゆっくりと呟いた。
 よほどの大声を出さない限り外に音が漏れる事はないだろうが、無意識の内に少し声のトーンが下がった。


 仮にチンクに自分の想いを伝えても、報われる可能性は限りなくゼロに近い。
 なぜなら男は女と恋に落ち、女は男と愛を育むのが彼女が学んだこの世界の摂理だからだ。自分達の
創造主である"ドクター"ジェイル・スカリエッティとノーヴェの姉であるナンバーズ1番、ウーノの関係も
おそらくそうだったのだろう、と今になってノーヴェは思う。そして、チンクとあの男も……

 その男――ゼスト・グランガイツの事をノーヴェはよく知っている。
 彼の能力、性格、来歴、個人情報、細かな癖……全てチンクがノーヴェに教えてくれた事だ。
 二人きりの時、チンクはよくノーヴェに彼の話をした。当時のノーヴェにはなぜチンクがこれほど
彼の事を話すのかわからなかった。ロストロギア"レリック"を巡って一応の同盟関係にあったとはいえ彼が
自分達に対して好意を持っていなかったのはノーヴェも気づいていたし、何より彼は他ならぬチンクの
右眼を奪った男なのだ。

 自分から光を奪った男の事が憎くないのか?
 何度もノーヴェはチンクに訊こうとした。しかし訊けなかった。

 ゼストの話をする時のチンクの左眼が、あまりに優しくて。
 彼女の前でゼストを悪く言う事が、どうしても出来なかった。


 ゼスト・グランガイツは既にこの世にはいない。
 『JS事件』と呼ばれるようになったあの一連の戦いの終盤、地上本部に乗り込んだ彼は管理局の騎士に
よって討たれたという。
 この施設に入ってしばらくして、ギンガからチンクに彼が使用していたデバイスが手渡された。
 本来の姿は無骨な槍だったそれは今は武器としての能力を全て消去され、待機形態が解除される事は
二度と無い。

 ただの指輪になったそのデバイスをチンクは大切に持ち続けている。

 薬指に填めるには大きすぎる、と彼女は寂しそうに笑っていた。
 その言葉に秘められた意味を知ったのも最近の事だ。


550 名前:wistful:2008/06/16(月) 14:48:52 ID:lSgKl9QP
 きっとチンクは今はもういないゼスト・グランガイツをこれからも愛し続けるだろう。
 その事実は姉妹である事よりも、同姓である事よりも高い壁となって自分とチンクの前に立ち塞がる。


「チンク姉……」

 三度呟き、ノーヴェはいつの間にかきつく握り締めていた掌を開いた。
 くしゃくしゃになった白いショーツが、まるで彼女の心を投影しているかのように掌の中でじっとこちらを
見つめ返していた。

 どうしようもなく悲しくなって、ノーヴェは視線を逸らした。今までは悲しい事やつらい事があっても
チンクがいてくれた。彼女はいつも小さな体でノーヴェを抱き締め、いつまでも髪を撫でてくれた。
 けれど今回だけはチンクを頼るわけにはいかない。
 今彼女の姿を見たら、声を聞いたら、肌に触れたら。自分は耐えられなくなってしまう。胸に秘めた
想いを残らず吐き出してしまう。だがチンクは自分の想いには応えられない。断るしかない。優しい
彼女は心を痛めるに違いない。姉妹の関係も変わってしまう。おそらくは悪い方向に、そして決して以前の
ようには戻らない。いい事なんて、何も無いのだ。

 だからこんな事を考えるのはもう止めよう。
 昂る自分に言い聞かせ、ノーヴェは起き上がり洗濯室に戻ろうとする。 
 その時、ノーヴェの脳裏に電光のようにある考えが浮かんだ。
 即座に馬鹿馬鹿しいと一蹴するが、その思いつきは抗い難い魔性の魅力を持って彼女の心を包む。

 逡巡した後、ノーヴェはゆっくりとショーツを持った手を顔に近づけた。
 鼻先数センチまで近づけた時、ノーヴェの鼻腔に僅かな匂いが流れ込んだ。


「……あ」


 チンクの、匂いがした。
 戦闘機人は体内に埋め込まれた機械によって知覚器官が強化されている。
 本来は毒ガスなどを感知する為に強化されたノーヴェの嗅覚は、まるでそこに本人がいるかのように
明瞭にチンクを感じ取った。

「チンク姉……チンク姉……」

 ショーツを顔に押し当て、鼻で一杯に息を吸い込んだ。
 傍目から見ればどう見ても"変態"の誹りは免れない様な行為だ。ノーヴェ自身もきっと他人が今の自分と
同じ事をしている場面に遭遇すればその人物に嫌悪感を抱くだろう。
 だが、構わなかった。
 この心の痛みが埋まるのなら、少々の汚名は喜んで被る。
 チンクを感じる手段がこれしかないのであれば、迷わずそれを実行するまでだ。


551 名前:wistful:2008/06/16(月) 14:49:21 ID:lSgKl9QP
「……ぁ……」

 体が疼いているのがわかった。

 愛しい人と一つになったような錯覚に陥った肉体は、精神に先んじて乱れていた。
 熱病に冒されたかのような朦朧とした意識で、ノーヴェは指先を股間へと伸ばす。
 片手はショーツを顔に押し付けたまま、もう片方の手を寝巻き代わりのショートパンツの中に突っ込んだ。
チンクと"お揃い"のショーツ越しに秘裂をなぞると、確かな湿り気を感じた。

「ん……はぁ……っ」
 
 すぐさま隙間から指を入れ、濡れそぼった秘裂を直に刺激する。
 自慰の経験はほとんどないと言っていい。
 更正プログラムで性教育の講義を受けた際、ほんの少し興味を持ってこうやって擦った事があったが、
あまりの気持ち良さと同時に湧き出してくる奇妙な罪悪感に恐れを抱いてすぐに指を外してしまった。
 今も罪悪感は胸を締め付けている。
 大好きな姉を汚しているような気がして、心の何処かが指を動かすのを止めさせようとしている。
 けれど同時に、背筋から駆け上がってくるそれ以上の快感に体は完全に支配されていた。

「……んっ」

 ノーヴェは舌を伸ばし、ショーツの先端部分に這わせる。

 感じ取ったのは僅かな塩味だった。だがこれがチンクの味なのだと思うと、まるで芳醇な果実のジュースを
飲んだかのように体は悦びで打ち震える。

「ぁはっ……チンクねえ……おいひい……」

 ショーツに染み込んだチンクのエキスを全て吸収しようとするかのようにノーヴェは激しく舌を絡ませ
ショーツを舐めしゃぶる。
 下半身もまた舌の動きに刺激されたかのように強く疼き、指の動きも激しさを増してゆく。
 初めは撫でるだけだった指は第二関節まですっぽりと秘裂の中に埋まっていた。覚えた知識を引っ張り
出しながら手探りで陰核を探し当て指で摘むと、それだけで意識が吹き飛びそうになるぐらいの快感が
ノーヴェの中で弾けた。

「っ……はぁっ……ぁんっ……」

 やがて慣れぬ自慰ながら本能で終わりが近いのを感じ取り、ノーヴェの息遣いが荒さを増してゆく。

 脳裏にチンクの姿を想い描きながら、体が求めるままに指が膣中を踊る。



「チンクねえ……チンクねえっ!!」




552 名前:wistful:2008/06/16(月) 14:49:43 ID:lSgKl9QP
 一際強い指の動きと共にノーヴェがチンクの名を叫ぶ。
 同時に絶頂を迎えた体がびくん、と大きく跳ねた。


「……はぁっ」

 しばらくは呼吸も忘れ、生まれて初めての快感に酔う。
 何とか意識を少し取り戻した所で大きく息を吐いた。
 そのまま何度か深呼吸を繰り返し精神と肉体を落ち着かせる。
 
「……くっ……うっ……」

 嗚咽が漏れた。
 肉体から熱が去ると同時に目を背けていた罪悪感が一斉にノーヴェを責め苛み、彼女は自分で自分を
壊してしまいたいほどの激しい自己嫌悪に襲われた。

「うぅ……アタシ……アタシはっ……!!」

 
 自分も、気分も、何もかもが最低だった。
 拭おうとしても後から後から涙が溢れて止まらなかった。
 チンクは自分を一人前にする為、長い時間をかけてノーヴェを教育してくれたのだ。
 それなのに自分は今、そのチンクの下着で自慰行為をするという変態行為を犯してしまった。 

 愛する姉を幾重もの意味で裏切ってしまった気がして、ノーヴェは何時までも泣き続けた。

 この日から、彼女の心は長く深いトンネルの中を彷徨う事になる。
 その先にある答えを求めて……


553 名前:ておあー:2008/06/16(月) 14:50:21 ID:lSgKl9QP
以上です。お付き合いくださった方、ありがとうございました。百合ん百合んでもいいじゃない、
男女比おかしいんだもの。キリスト教の風習がミッドにあってもいいじゃない、理由を思いつかないけど。

あと本当にどうでもいい事ですがノーヴェに声をかけたのはカルタスです。最初オチ要員に使おうかと
思っていましたが前スレで「カルタスってほとんどオリキャラ化してるよね」という声があったので
やめました。彼に変なキャラがついた一因は間違いなく自分にあります。ごめんなさい。しかしおかげで
なんか悲しい話に……おかしいなあ。パンニーってさ、もっとイッツファンタスティック!な話だと思ってたよ……


554 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 15:19:33 ID:wuP/2Pq6
GJです!
声かけたのカルタスでしたか、てっきりセインかと思ってました。

555 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 15:31:21 ID:xgQhC7Rf
>>554
GJ、ノーヴェかわいそかわいいよノーヴェ

>「カルタスってほとんどオリキャラ化してるよね」という声があったので
やめました。
そこまで気にする必要はないのでは?
魔王なのはさんや淫獣ユーノ、腐女子シャマルさんだって二次創作補正でほぼオリキャラなわけだし。
やりすぎなければいい、と言うかカルタスにそこまでのキャラづけはまだできていないというか。

556 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 16:45:06 ID:+1754/vB
>>555
しかし、無個性というかキャラが立っていない割にはソープに行ったり、結婚してたり、出世していたりと恵まれているよな、カルタス。

557 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 17:31:47 ID:ciY2l69L
>>554
やっぱりパンニーは犯罪臭さが味噌なんだなと気づかせてもらいました。
これで六本目か。そろそろ保管庫でタグ登録されるかな?

>キリスト教の風習
あの宗教だと尻を使うのは悪魔の所業らしいから、提督大ピンチw

>>556
しかし同時に嫁の尻にしかれてたり同僚の誰にも名前覚えてもらえてなかったりもする。

558 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 19:32:48 ID:Lwf8ozEx
美味しいキャラであると同時に不憫なキャラでもある訳なんだな、カルタスくんw

559 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 19:34:36 ID:Z2POviAL
>ておあー氏
き、きさまーーー!!ハァハァ
キリスト教の風習……
『聖王様が見ている』ですね。非常によくわります。

>カルタス
キャラ付けを“まったく”してくれなかった続きが悪い
……て言えばいいのか?

>>528
長物はみんな槍だと思ってた俺勉強不足orz
そっか、そういう区分けがあったんだ。



560 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 19:45:06 ID:XREvjfOc
まあ、エンディングのクレジットじゃ「ゼストの槍」だったしな

561 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 19:49:42 ID:+NmuPRF8
ゼストの武器は戟だと思ってた俺が通りますよ

562 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 20:20:01 ID:4nHQKFKt
>>561
違いを分かってくれる同志が何人いることか……

563 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:17:13 ID:3QQQaKFp
>>553
GJうううぅぅううぅ!!!
なんだコレは? なんなんですかコレは? パンニーなのに切ない悲恋ものってありえない!!!

このノーヴェには良い相手が現れる事を祈ります。

564 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:23:00 ID:WqwzOWh/
>>544
多分それで正解です。
私もゼストの武器は戟派ですが、日本と中国では分類が違ったりしますし、細かいところは武板向きの話題ですね……

>>553
GJ!
チンクでパンニーするノーヴェと共に、いつまでもゼストを想うチンクに惚れました!





565 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:51:22 ID:K5tz8gmT
パンニーが一瞬バニングスって見えた

566 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:03:15 ID:xdqad7bd
>>565
アリサ「そういう時は、身を隠すのよ!」

567 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:09:40 ID:loVPju+/
アリサ・パンニーングス

568 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:20:47 ID:xgQhC7Rf
熟れた体をもてあましたリンディさんがクロノかユーノのパンツを思わず手に取ってしまうSSを希望します

569 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:23:14 ID:RVe1Kt45
アリサ・クンニリングスに見えた俺はちと吊ってくるわ…

570 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:31:54 ID:bAvJTRG1
>>523
グッジョオオオオブ!!
エリオのごとくのオープニングの話からずっとファンでした!
ナンバーズの中であうあうあうのエリオ…すごくいいです。
ルーテシアとの絡みもたまりません。キャロ?誰だっけ?
そして俺の妄想では機動六課メンバーに対してはかなりのツンデレエリオになります。
エリオ隊長とともにもう一つ楽しみができました。
どちらも続きが待ちきれません!

571 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 22:36:19 ID:BXBGcqdf
>>553
これが百合の醍醐味だよなぁ。GJ!
>>563
毎回思うが銀さんみたい

572 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:26:02 ID:8atnUdOI
>>544
それは鉾でなく矛と書くほう。読み方が「ほこ」だから一緒くたになりやすいけど、
日本語だと鉾は単に長いものの総称で、矛は武器の名前。多分、漢字が伝わった後、
武器の矛に長い物ってことで「ほこ」と呼ぶようになったんじゃないか?

ちなみに、矛と槍の違いは、氏の言うように穂先の付け方が一応の区分ではある。
でも、刀のように柄に差し込む技術が出来て以降、槍と呼ぶようになったけど、
それ以後に矛と同じような取り付け方をしても槍と呼んでる。
例えばストラーダみたいなのは、矛の付け方だけど、槍と呼んでOK
ぶっちゃげ、古いのは矛で新しいのは槍で良いみたい。


573 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:38:41 ID:7dsF6FGy
ところで俺の股間のパルチザンを見てくれ。どう思う?

574 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:40:45 ID:1diC3E3z
とても……小さいです……

575 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:44:53 ID:BXBGcqdf
>>573
なにこのパルメザンチーズ、ふざけてるの?
チンコ罵倒されるなら
1位レティさん2位プレシアママン3位ウーノ姉様
異論はAMF

576 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:48:28 ID:wuP/2Pq6
クアットロじゃね?キャラ的に。

577 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:49:26 ID:RJPLeQnN
>>575
罵倒なら
1位 九歳はやてちゃんwith車椅子
2位 キャロ
3位 ルーテシア
 だろ、常識で考えて。

578 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:53:27 ID:2gGIzjdP
>>577
このロリコンめがww
慰めてもらうなら
1位 フェイトさん
2位 リンディさん
3位 チンク姉さん
3人とも天然ボケ入ってそうだから素敵な追い打ちが期待できそうです


579 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:55:54 ID:fnZdtDpJ
>>578
高度なMだなお前

580 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:56:52 ID:RJPLeQnN
ロリじゃないよ幼女に罵倒される倒錯に萌えるだけだよ。ホントだよ?

581 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:05:58 ID:ws1QYm16
>>578
フェ「だ、大丈夫だよ?>>578の、ちっちゃくて可愛いよ?」

とかですかわかりません

582 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:11:03 ID:l/lbzKXZ
>>523
エリオのごとく…エリオ隊長とともに長編化して欲しくてたまらないぜ…
ある時絶望していた状況から運命を変える出会いがあり、
お嬢様(ルー)のために命をかけて戦うのですね。すごくよくわかります。
必殺技はもちろんカロッツェリアでの体当たりのエリオのごとく!!
あれ、なんかものすごいピッタリな感じが(ry

583 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:11:50 ID:h6mLUDbR
馬頭されるなら、
1位 ルーテシア
2位 セッテ
3位 聖王ヴィヴィオ

癒されるなら
1位 フェイト
2位 リィンフォースT
3位 チンク

かな。

584 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:14:19 ID:w8BmaDJs
罵倒かあ。このスレだと割と純情設定多いが
わりとそういう方面に慣れてるって設定のシグナムにすげー呆れた顔で「ヘタだな」って言われ……あ、だめだ凹む

585 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:15:53 ID:t2M3nGQr
別ベクトルの鬱ですかw

586 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:15:55 ID:uqac/2Bi
股間のアームドデバイスを見て

リインU「…………プッ」

なんか立ち直れなさそう

587 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:16:19 ID:3M5oIr3h
罵倒されるなら騎士カリム。
蹴り倒されるならレティお姉さん。
殴り倒されるならシグナム姐さん。

綺麗なお姉さんは…好きですか?

588 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:17:20 ID:ws1QYm16
1期の頃のすずかに、夏場一日中ブーツを履いてた足で顔面踏みつけられたい

ごめ、アレすぎたorz

589 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:25:29 ID:heJi+yRg
>>588
同志よ分かるぞ、その気持ち。
さあ、ペンを持ちそれを表に出すんだ。
なに、恐れることはない。
ここは変態紳士ばかりだ、派手に行こう。

590 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:25:58 ID:AfX+3jDQ
鞭の使い方とボンテージに定評のあるプレシアさんを忘れるとはけしからん!

591 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:26:43 ID:hmbv6Og4
ババアリンディとショタエリオとショタユーノになじられたいよ

592 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:31:08 ID:qZqCpWLV
俺はちょいSだからMの人とは見方が違うと思うが、罵倒されるなら昔のやさぐれヴィータがいい
あの余裕のない追い詰められ感が俺の嗜虐心をくすぐるんだ

593 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:39:33 ID:AfX+3jDQ
フェイトさんにプレシアさんの調教を手伝わせたいとか時々思わないですか?w
手伝わせて、それをニヨニヨ眺める自分とか。時々言葉攻めとかw

594 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:41:29 ID:WeKJBshZ
>>591
ババァリンディ?
貴様…外に出ろ!
ボッコボコにしてやんよ!!

595 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:45:23 ID:43P0W7k/
罵倒と言えば定番の女王様がいるけど、流石に定番過ぎるか

596 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:50:02 ID:h6mLUDbR
>>593
プレシアママンを調教するんですか?

597 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:53:03 ID:/OjUb4WR
原作だとクロノの父親って影も形も出てこないな

598 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 00:55:27 ID:AfX+3jDQ
>>596
当然w
屈辱に歪む顔を眺めながら、娘の失敗作と蔑む者に犯されて気分はどうですか?
とか、イったら娘のクローンに責められてイクとは、この変態がッ!!とか、
バインドで空中固定して、前と後ろの穴におもちゃ突っ込んで4時間放置とか。
もちろん目隠し付けます。家を出る前に知人がきますから楽しませてくださいって耳元で囁いて
犯すのは自分。

599 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:05:55 ID:/OjUb4WR
プレシアママンはまぁ……10年ぐらい前ならともかく本編中はトウがたちすぎてる気が、覚えてる表情のせいかなぁ
それにしたってリンディや桃子に比べれば歳食ってるようにみえるんだけどね

600 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:09:55 ID:qZqCpWLV
>>593
ザッフィーとヴィータで書いてある事そのままの妄想した事あるw
俺はフェイトとプレシアママンなら逆の立場の方が好みかなあ
命令のままに平然とフェイトを苛めてるようで、内心はズタズタに乱れまくるプレシアママン
愛憎溢れる娘を自分で苛めるのと他人に苛めさせられるのとでは全然違うんだぜ

601 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:10:57 ID:ZnNerhar
そりゃ1期でも60前だしリンディや桃子に比べればねえ

602 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:11:02 ID:h6mLUDbR
>>598
空中固定してフェイトとの情事を見せつけるとか、ケツに「雌豚」と日焼けで文字をつけたり、
アルフに犬仲間連れて来させて輪姦させるとか。

603 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:18:58 ID:/OjUb4WR
プレシアママンって何歳だっけ?
一期の公式ページ見るとリンディと共に年齢が載ってない。桃子は載ってるのにな

604 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 01:30:10 ID:jyqPWMJM
>>603
そういうときは>>2のnanoha wikiを見るんだ!

605 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:00:15 ID:3HfcXA/y
ちょっと聞きたいんだが、なのはが重傷を負う直前の階級ってどれくらいだったっけ?
StrikerSの9年前に武装隊士官候補生とあったんだがまだ変わってなかったのかな?

606 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:05:12 ID:L5h6RkZM
>>603
っていうか>>601に書いてあるだろうが
60歳前後だ

607 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:13:36 ID:lz0yfvsz
>>605
多分どこにも載ってないと思うぜ
妄想するしかない

608 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:18:29 ID:h6mLUDbR
プレシアとスカと闇の書の意思が翠屋でバイトしているという電波が・・・・・・・。

609 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:24:21 ID:3HfcXA/y
>>607
そうか……それじゃ、早速妄想するぜ!ありがとな!

610 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:26:46 ID:ws1QYm16
やべぇ、すずかドS系でSS考えてたらどんどんどんどんアレな方向に流れていくんだが
明日から出張で2日ほど書き込めないからその間にネタをゆっくりまとめとこう。

ところで、ここって女装美少年のおケツをバイブで掘っちまうってのは大丈夫かな?

611 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:31:27 ID:h6mLUDbR
>610
ただの少年がおケツ掘られたことはあるな。女装は知らんが。
俺もいつか手を出そうと考えている分野だ。カプは決まっているが書く時間がない。

612 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 07:26:14 ID:XPET98WC
スレが紳士で溢れているので、ちょっと欝入ったイイ話、書いてきますね。

613 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 07:38:36 ID:ZnNerhar
>>603
補足しとくと>>601は小説の設定でSSだと40歳らしい
どっちをとるかは個人次第だな

614 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 07:43:54 ID:uXlwtIaa
60の方が燃える、見た目的に

615 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 08:13:53 ID:W+aDmXt9
だが、60であの乳の張りは凄いな。
あの衣装だとブラでの補強を望めないんだが・・・

616 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 08:35:54 ID:hmbv6Og4
俺らホモホモサピエンスとは格が違う

617 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 08:38:38 ID:ZnNerhar
実際、ミッド人は地球人より寿命が長いんだろうな
百歳近い筈のラルゴ・キールが前線に出るくらいだし

618 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 08:46:13 ID:AiLdf4zC
戦闘民族であるタカマチも若い時の時間が長いらしいぜ?

619 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 08:54:29 ID:/OjUb4WR
保管庫でタグ検索かけて、検索結果の次のページに行こうとすると検索結果が消えるのは俺だけか?

620 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 09:09:08 ID:NGKIueA0
>>619
引数の問題でsearchをタグ検索するようになってるな。
とりあえずlivedoorに問い合わせておいた。

621 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 09:14:45 ID:NGKIueA0
よく見たらそれはページ最下段だけか。
>>619
タグ一覧直下、つまり検索結果上の方でページ移動するといい。
下にはsearch?keywords=という余計なものが入ってる。

622 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 11:36:51 ID:/OjUb4WR
>>621
ありがとうございます
おかげでさまでページ移動に成功しました

623 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 11:45:17 ID:PpShoXDT
>>592
うわ、すごくそれ分かるわ。
あの頃の余裕のないヴィータは本当にいい素材だよな。
頭をナデナデしてみたいと思うと同時に、苛めたくなる、というか。

624 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 12:57:45 ID:/OjUb4WR
>>623
よくわかる
2期のゲボ子は素晴らしい

625 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:23:21 ID:0hECDGcf
ザフィーラって女性の名前だったんだな……

626 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 16:28:36 ID:hyvQtwnY
なん……だと?
ということはあの姿は変身後の姿で本当はロリ巨乳だということだな?

627 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 17:55:44 ID:yW7eveHW
ドイツ車っていういから検索してみたら
本来の読みはやっぱりツァフィーラなんだな

628 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 18:15:08 ID:rYLsgaoQ
>>627
ちょっとまて。
ザフィーラはドイツ語じゃなくて英語じゃなかったか?
ヴォクスホールは英国だぞ。

629 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 18:24:34 ID:AiLdf4zC
オナホールはにほn

630 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:16:11 ID:rYLsgaoQ
>>627
すまん、ドイツと名前が違うのはヴィータことコルサと、
マセラティのシャマルだったな。

631 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:19:05 ID:hmbv6Og4
それ言ったらユーノも女性名

632 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:21:49 ID:xi27pF9u
空気を読まずに投下させて頂きます。

・なのはが変身魔法を応用した特殊な薬で一時的にユーノ君を9歳の頃に戻して、
その9歳ユーノ君で色々やったりする話
・逆レイプ注意
・なのはさんの頭が色んな意味でおかしくなってます注意
・エロ
・改行が下手で済みません注意
・フタナリとかアッー! とかもあります注意

633 名前:ユーノ君は世界一なの! 1 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:22:32 ID:xi27pF9u
ある日の事、なのはがユーノに対し一つの飲み物を持って来た。
「ユーノ君、何時も夜遅くまで無限書庫のお仕事で疲れてるでしょ?
だから…ほら、ユーノ君の為に栄養ドリンクを作って来たんだよ。」
そう言ってなのははコップに入った飲み物をユーノに差し出す。
「ありがとうなのは…。」
ユーノは何の疑問も持たずにそれを飲み干すが…それがいけなかった。

「え!?」
そのドリンクを飲み終えて間も無く、ユーノは何か違和感を感じていた。何時もに比べて身体が軽い。
それだけならば、なのはの栄養ドリンクに含まれた栄養素がユーノの体調を
良くしたと考える事も出来るのだが、他にも可笑しな点が幾つもあるのである。
その可笑しな点とは…周囲が何時もより大きく見える点。そして…

「うっ! うわぁぁ!! なのはが…なのはが巨大化した!?」
ユーノは自分の正面に立っていたなのはの姿を見て思わず驚いてしまった。
何故ならば、何時もなら自分より少し背が低いはずのなのはが
見上げる程にまで巨大化してしまっているのだから…。だが、なのはは笑って言う。
「違うよ。私が大きくなったんじゃなくて…ユーノ君がちっちゃくなったんだよ。」
「え!?」
意味が分からず戸惑うユーノだが、なのはは笑いながらユーノに鏡を見せた。
それを見たユーノは愕然とせざるを得なかった。何故ならば、鏡に写っていたのは
かつてまだ幼かった頃の自分の姿だったのだから…。それも、服装までもが
何時ものスーツからスクライアの民族衣装に変わっていたのだ。

「キャァァァァァ!! 9歳のユーノ君可愛いぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「んぶぁ!」
なのははまるで狂った様に喜びながらユーノを抱き締めて来ていた。
その上頬を削り取られてしまっても可笑しくない程激しく頬擦りして来るのである。

「9歳ユーノ君可愛い!! 9歳ユーノ君可愛い!! 9歳ユーノ君可愛いよぉぉぉ!!」
「んぶっ! なのはっ! ぷぁ! くるしっ!」
ユーノの顔を故意に胸の谷間へ埋めながら発狂した様に叫び踊るなのはに
ユーノは慌てる他無い。その上息も中々出来ずに苦しいのである。

634 名前:ユーノ君は世界一なの! 2 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:23:04 ID:xi27pF9u
「なのは!? これは一体どう言う事なんだい!? 僕には意味が分からないよ!」
もはや涙目になっていたユーノは苦しいながらもそう叫んだが、なのはは笑顔のまま答えた。
「さっきユーノ君に飲ませてあげたあの栄養ドリンク…実はただの栄養ドリンクじゃないんだよ。
変身魔法を応用して、9歳に若返る様に調節した若返りドリンクでもあるの!」
「ええ!?」

ユーノはまたも愕然とした。本来19歳のユーノが一気に9歳に若返ってしまったのである。
「と言っても、あくまでも変身魔法の応用だから本当に若返ったワケじゃないし、
数時間しか効果が無いけどね。」
「何だ…たったの数時間か〜。」
ユーノはほっとした。また9歳からやり直さねばならないのかと内心不安になっていただけに
なのはの一言は安心に値する物だった。だが…

「だから残された数時間の間、ユーノ君をたっぷり可愛がってあげるからね〜!?」
「ええ!? なのは!?」
なのははまたもユーノに抱き付き、あろう事か押し倒してしまった。
「なのは! やめてよ! なのはぁ!!」
ユーノは必死に抵抗するが、幾ら相手が女性とは言え9歳と19歳とでは力に差があり過ぎる。
故にユーノは何をやってもなのはにはビクともしない。

「ユーノ君可愛いよ! 一生懸命無駄な抵抗するユーノ君可愛いよ! 可愛い可愛い可愛い!!」
「なのは!? やめてよ! なのはぁ!」
ユーノを抱き締めて『可愛い』を連呼するなのはに対し、ユーノは気味が悪かった。

確かにまだ9歳の頃の…幼き日のユーノは可愛らしかった。
薄い黄土色に近い金髪に、女の子と見間違えてしまう程のベビーフェイス。
翠色に輝く宝石の様な瞳。これを見て可愛いと思わない者はいないと信じたい。
しかし、それを踏まえても今のなのはの反応は異常過ぎる。それに何よりも
ユーノは立派な男の子なわけで…彼にとって可愛いと言われて喜ばしい物では無かった。

「あああ! もう! 9歳のユーノ君がこんなに可愛いなんてどうして今まで
気付かなかったんだろう! 昔の私の馬鹿馬鹿馬鹿〜!」
「なのは…もうやめてよ…絶対可笑しいよ…。」
ユーノは涙目になりながらなのはを説得しようとするが…なのはは止めなかった。それ所か…

635 名前:ユーノ君は世界一なの! 3 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:23:27 ID:xi27pF9u
「高町なのは脳内ギネスブック認定! 世界で一番可愛らしい男の子! ユーノ=スクライア!」
「ええ!?」
突然意味不明な事を叫び出したなのはにユーノは真っ青になった。だが、なのはは言う笑顔で続ける。
「ギネスだよギネス! ユーノ君だって知ってるでしょ!?」
「ま…まあ…それは…分かるけど…。」
なのはの胸に抱かれながら気まずい顔で答えるユーノだが、なのはの笑顔は変わらない。
「だから私の頭の中のギネスブックが9歳のユーノ君を世界で一番可愛らしい男の子に認定したの!!」
「ええ!?」
一体なのはは何を考えているのか…。ユーノはなのはが怖くなった。

「ユーノ君可愛い! 可愛い! か〜わ〜い〜い〜!」
なのはは狂った様にユーノの顔に頬擦りしていた。それにはユーノもほとほと困り果てていたが…
「んぁ!」
ユーノは思わず喘いだ。何故ならば、なのはがユーノのモノをズボンの上から優しく握り締めていたからだ。
「うわぁ〜! ユーノ君のオチンチンの揉み心地最高〜!」
「あ! んぁ! やめてよ! んぁぁ!」
なのはは嬉しそうにユーノのモノを優しく握った状態で上下左右に揉み解して行く。
そうなると自然とユーノのモノも勃起するのである。
「おやおや〜? ユーノ君のオチンチン…なんだか固くなって来たよ〜。」
「あ! やめてよぉ!}
なのははユーノが泣いているのも構わずにズボンのチャックを下ろし、その中に手を突っ込んで
ユーノの勃起したモノを外にほじくり出したのだった!

「高町なのは脳内ギネスブック認定! 世界で一番素晴らしいオチンチンを持ってる
男の子! ユーノ=スクライア!」
「またギネス扱いなの!?」
またもなのはにギネス認定されてしまった。だが、モノをギネス認定されてしまっても
ユーノにとっては少しも嬉しくない。むしろ情けない位である。
「やめてよなのは! 恥かしいよぉ!」
ユーノは目から涙をボロボロ流しながら哀願するが、なのはは止めるどころか
ユーノの勃起したモノを優しく握り、上下に扱き始めたでは無いか。

636 名前:ユーノ君は世界一なの! 4 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:23:54 ID:xi27pF9u
「そんな事無いよ〜? ユーノ君のオチンチン本当に凄いもん! 絶対もっと誇っても良いはずだよ!」
「あっ! やめ! やめ! んぁぁ!」
ユーノにとっては恥かしいモノも、なのはにとっては立派なセックスアピールと言わんばかりに
なのははユーノのモノを何度も何度もシコシコシコシコと扱き続けた。
それに対しユーノは泣きながら喘ぐが…それもなのはを喜ばせる結果にしかならない。
「やっぱりユーノ君可愛いよ! 泣き顔のユーノ君も可愛い! もっと泣いて! もっと泣いてよ!」
「うわぁぁ! やめてよ! やめてよぉぉぉ!!」

ユーノが何を言ってもなのははユーノのモノを扱く事をやめなかった。
そうしている内…ついにユーノは射精意を感じてしまうのである。
「あ! なのは止めて! 出る! 出るよぉぉ!」
「ユーノ君出ちゃうの!? 精子出ちゃうの!?」
やはりなのはは嬉しそうにユーノに訪ねていたが…その直後…

                     ど び ゅ っ

ユーノのモノの先端から真っ白な液体が飛び出し、綺麗な放物線を描いた。
「うわぁぁぁ! ユーノ君凄い出しっぷり〜!」
「あ…あ…あ…。」
射精の快感を感じながらも呆然とするユーノに対し、なのはは手をパンパン叩きながら喜んだ。

「高町なのは脳内ギネスブック認定! 世界で一番射精が上手な男の子! ユーノ=スクライア!」
「ま…またそれなの…。」
またもなのはにギネス認定されてしまい、ユーノはもう呆れる他無かった。
そこでなのははユーノのモノから手を離し、ユーノもこれで終わりかと安心したが…

「次はユーノ君が自分でオナニーしてる所見せて欲しいな〜!」
「ええ!?」
なのははさらっと凄い事を要求して来た。だがそんな事ユーノには恥かしくて出来るはずが無い。
「そんな! 嫌だよ! 恥かしいし…何よりさっき出したばかりなのに…。」
ユーノは股間を両手で押さえながら気まずい顔をするが…なのははやはり笑顔。
「それなら大丈夫だよ。最初にユーノ君に飲ませたお薬は栄養ドリンクも兼ねてるから
ユーノ君のオチンチンだって刺激を与えればまた直ぐにおっきくなるはずだから!」

次の瞬間なのははユーノのモノを咥え込んでしまった。
「な! なのは! んぁぁ!」
「ん…ん…ん…ん…。」

637 名前:ユーノ君は世界一なの! 5 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:24:24 ID:xi27pF9u
有無を言わせずにフェラチオされたユーノは慌てるが、なのはは間髪入れる事無く
口の中のユーノのモノを嘗め回して行く。射精したばかりですっかり萎えていたモノの
先端から根元までを柔らかく温かい舌が丹念に這い回り…なのはの言った通り、モノが勃起した。
それを確認するなりなのははユーノのモノを口から離し…

「高町なのは脳内ギネスブック認定! 世界で一番オチンチンが美味しい男の子! ユーノ=スクライア!」
「………………。」
やはり例によっとギネスに認定されてしまい、ユーノも突っ込む気にもならなかった。
「さあさあユーノ君! オチンチンも勃った所でオナニー見せてよオナニー!」
「え…嫌だよ…。」
いくらなのは相手でも自慰行為を見せるのはユーノにとって恥かしい。
だから必死に拒否していたのだが…そこで突然なのはがユーノに対して自分の股をおっ広げたでは無いか。

「じゃあ私もユーノ君にオナニーしてる所見せてあげる! だからユーノ君もオナニー見せてよ!」
「ええ!?」
顔が真っ赤になるユーノ。だが、なのはは構う事無く自身の股間に指を突っ込み、弄り始めたのだ。
「あ! んぁ! ユーノ君…んぁぁ!」
「あ…なのは…。」
ユーノの目の前で恥かしげも無く自慰に浸ると言う痴女振りを発揮していたなのはだが…
それがユーノにとってはこの上無い程にまで美しかった。それを見ているとユーノの
ただでさえ勃起していたモノもよりムクムクと膨らみ…

「んぁぁぁ! もう我慢出来ないよぉぉぉ!!」
なのはの自慰を見てムラムラ来てしまったユーノは我慢出来なくなり、ついに自分で
自分のモノを握り締め、激しく上下に扱き始めてしまった。それを見てなのはは喜ぶ。
「凄い! 凄いよ! オナニーするユーノ君凄く可愛いよぉ〜!」
ユーノの自慰に触発され、なのはもまた興奮して激しく自身の股間を掻き回す。

こうして激しい自慰合戦を繰り広げていたなのはとユーノ。結果、なのはがイくと
同時にユーノは射精していたのだが…。

638 名前:ユーノ君は世界一なの! 6 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:24:48 ID:xi27pF9u
「高町なのは脳内ギネスブック認定! 世界で一番オナニーの上手な男の子! ユーノ=スクライア!」
「やっぱりそれだけは絶対にするんだ…。」
例によったお約束の発言が来て、ユーノも射精の快感がすっかり萎えてしまった。
しかし、なのはは続けて新しい事を要求して来るのである。

「ユーノ君ユーノ君! これからちょっと面白い事をするから見ててよ。」
「え…。」
なのはは待機状態のレイジングハートを自分の股間へ差し込んだ。一体何をしているのか?
とユーノも首を傾げるばかりだったが…その直後、なのはの股間が桃色に輝き、
何と男の股間に生えているそれと寸分違わぬモノが現れたのである。
「え!? え!? えええ!?」
「どう!? ユーノ君! 立派なオチンチンでしょ!?」
突如としてなのはの股間に生えたモノにユーノも目を疑うばかりだったが、
その後でなのはは説明してくれた。

「簡単な事だよ。これも変身魔法の応用。レイジングハートで私のお股にオチンチンが
生えた様に見せているだけだから。」
「なんだ…そうなの…ちょっと安心したよ。」
ユーノもほっと胸を撫で下ろしていたが、油断大敵。次の瞬間には再度なのはに
押し倒されていた。

「ええ!? なのは!? 一体何をするの!?」
「良いから良いから!」
なのははユーノを無理矢理うつ伏せにさせ、ズボンとパンツを下ろすと共に
露となったユーノの柔らかな尻肉を掴んで左右に開いた。

「うわぁ〜! これが9歳のユーノ君のお尻の穴なんだね〜!」
「な! なのはぁ!? やめてよぉ!」
尻の菊門を見られ、ユーノの顔は真っ赤になった。しかしなのはは喜んでいる。
「どうしてそんな恥かしがるの? 9歳のユーノ君のお尻の穴凄く可愛いよ。
高町なのは脳内ギネスブックで、お尻の穴が世界一可愛い男の子に認定したい位だよ!」
「んぁ!」
ユーノは喘いだ。何故ならなのはがユーノの菊門に指を突っ込み、弄くり始めたのだから。

639 名前:ユーノ君は世界一なの! 7 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:25:21 ID:xi27pF9u
「やめてよなのは! そんな所弄っちゃだめだよ! 汚いよぉ!」
「そんな事無いよ! 9歳のユーノ君のお尻の穴とっても綺麗だよ!」
菊門を弄られ涙目になっていたユーノに対し、なのははやはり笑顔のまま。
そして…次は何と、先程見せたレイジングハートで偽装したモノを
ユーノの尻菊へ押し当てたでは無いか。

「え!? なのは!? 一体何を…。」
「何って…これからとっても可愛い9歳ユーノ君のお尻を掘るんだよ。」
「ええええ!?」
ユーノは真っ青になった。だが、なのはは無情にもモノをユーノの菊門へ押し入れる。
固く閉じられていた菊がより固いモノの一押しによって徐々に開かれ…奥まで押し込まれた。

「んぁぁぁぁ!!」
ユーノは思わず叫んだ。あくまでも菊門に挿入されたのだから、女性の破瓜と違って
痛み等は無いが…それでも何とも言えない様な感触と共に、尻を掘られてしまったと言う
強い精神的ショックがユーノを包み込んでいた。そしてなのははやっぱり…

「高町なのは脳内ギネスブック認定! ケツマ○コ世界一な男の子! ユーノ=スクライア!」
言ってる事がかなり矛盾してる気がするが、いずれにせよなのははユーノの
菊門に感激している様子であった。

「ユーノ君良いよ! ユーノ君のお尻最高だよぉぉ!」
なのはは四つん這いになったユーノの腰を両手でガッチリと掴み、尻を激しく突いた。
普通ならば、なのはが四つん這いになってユーノに突かれるべきだが…
完全に立場が逆転していた。ユーノはもはや尻を犯されるしか無かったのである。

「ユーノ君イイ! ユーノ君最高! 9歳ユーノ君のお尻の穴最高だよぉぉぉ!」
なのははユーノの尻の締りに酔いしれ、一心不乱にユーノを突き続けた。
それに対しユーノは腰を動かし、股間の勃起したモノをゆさゆさと揺らしながら耐えるしか無い。

ユーノを突き続けた結果、なのはも射精意を感じた。モノはレイジングハートを偽装させた物であるが、
その辺の感覚だけは本人に伝わる様に作られていたのである。
「うっ! 出る!」

                  ど び ゅ っ

ユーノの腸内はなのはのモノからぶちまけられた精液で一杯になってしまった。
「うわ〜。これが射精って言うんだね? 何だか長い間オシッコ我慢して…やっと出せた後みたいな
そんな感じだよね? とにかく凄く気持ち良かったよ〜。」

640 名前:ユーノ君は世界一なの! 8 ◆wYTVB6S73Y :2008/06/17(火) 19:27:14 ID:xi27pF9u
笑いながらユーノの尻からモノを引き抜き、変身魔法を解いてモノを元のレイジングハートに戻して
自身の股間から取り出していたが、ユーノは笑えなかった。笑えるはずが無い。
なのはによって、男としての尊厳の全てを打ち砕かれてしまったのだから…。

「もうやめてよなのは! お願いだから元の姿に戻してよ!!」
目から涙を飛び散らせながら哀願するユーノ。しかしなのははやっぱり笑いながら…
「いや…だから数時間は効果が続くんだって。それに私だってまだまだやりたい事があるんだよ?」
「え…。」
ユーノは絶句し…真っ青になった。そして思った通り…なのははまたもユーノを押し倒していた。

「ユーノ君の唇…舌…凄く甘い…凄く甘いよ…。」
「ん…ん…んぁ…。」
なのははユーノの唇を奪い、舌同士を無理矢理に絡ませていた。
「ユーノ君のキス味も舌の甘さもギネス級だよ〜!」
「ん…んぁ…。」

なのははユーノの唇と舌に酔いしれていたが…その後、さらなるギネスを要求して来たのである。

「それじゃあユーノ君! 次は世界一高町なのはを孕ませるのが上手な男の子ギネスに挑戦しよっか?」
「え!? ええええ!?」
笑顔でさらっと凄い事を言うなのはに対し、ユーノは真っ赤になった。
要するになのはは9歳状態のユーノとのSEXを要求していたのである。

「そ…そんな! なのは! それは…。」
「どうしたの? 今度はユーノ君にさせてあげるんだよ。良いじゃない?」
戸惑いうユーノに対しなのははユーノの幼いモノを握り締め、自分の股間へ押し当てた。
「ユーノ君が嫌がるなら無理矢理やっちゃうから〜!」
「ええ!? やめて! やめてよなのはぁ!」
「や〜だ!」
嫌がるユーノなど構う事無く、なのははユーノの幼くも固く勃起していたモノを自分の股間へ押し込んだ。

「んぁ!!」
挿入の瞬間、なのはは一瞬ビクッと全身を硬直させた。そして…

641 名前:ユーノ君は世界一なの! 9 ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:28:42 ID:xi27pF9u
「高町なのは脳内ギネスブック認定!! 世界で一番高町なのはとのSEXが上手な男の子!!
ユーノ=スクライア!!」
やっぱりそれに尽きていたが、真面目な話。なのはとSEXした男などユーノ以外に存在しないのだから
必然的にユーノが世界一であり、(なのはにとっての)ギネス認定されても可笑しい話では無い。
だがユーノにとっては迷惑千万だ。

「はっ! はっ! はっ! はっ!」
「んぁぁぁぁ! なのはぁぁ! やめてよぉぉぉ!」
嫌がり泣くユーノを他所に、なのはは一心不乱に腰を動かした。

「ユーノ君可愛いよ! 9歳のユーノ君可愛いよ! 可愛い! 可愛い! 可愛いよぉぉぉ!!」
もはや今のなのはには、(9歳の)ユーノしか見えてはいなかった。
「もうやめてよ! やめてよなのはぁぁぁぁ!!」
ユーノがどんなに泣き叫ぼうが今のなのはには聞こえない。
9歳ユーノに対し一心不乱に腰を動かす事しかもはや考えていなかったのだ。

数時間後…やっと薬の効果が切れて元の大人の姿に戻ったユーノだが…
なのはに無理矢理子供の姿にされ、一方的に弄ばれた事実は変わらない。
何よりも…ユーノが大人に戻った途端になのはの態度が先程までと
明らかに変わってしまっているのである。

9歳だろうが19歳だろうが…どっちもユーノ=スクライアな事には変わらない。
それに対し、まるで9歳のユーノにしか興味が無いと言わんばかりのなのはの態度は
ユーノの心を大きく傷付けていた。

「汚されちゃった…僕…汚されちゃったよ…。」
もはやユーノは泣くしか無かった。しかし…寝入ったりはしない。
それがユーノ=スクライアと言う男なのだから…

それからしばらくして…ほとぼりが冷めた後でユーノがなのはにお菓子を持って来た。
「この間の出張先で現地の人にお菓子を貰ったんだけど、
僕一人じゃ食べ切れなくてね。だからなのはにもあげるよ。」
「わーありがとう!」

何の疑問も持たずにユーノから貰ったお菓子を食べるなのはだったが…
するとどうだろうか。なのはの身体がみるみる内に小さくなって行くでは無いか!

「え!? え!? ええ!?」
なのはは9歳の頃の姿に戻っていた。その上着ていた服まで小学生の頃の制服に
変わっていたのである。
「ま…まさか…。」
なのはは嫌な予感を感じた。だが、その時にはユーノがなのはに思い切り抱き付いていた。

「うわぁぁぁ! 9歳のなのは可愛いなぁぁぁぁ!! 僕の脳内ギネスブックで
世界一可愛い女の子に登録したい程だよぉぉぉぉ!!」

                      おしまい

642 名前: ◆6BmcNJgox2 :2008/06/17(火) 19:32:07 ID:xi27pF9u
大人なのは×子供ユーノの話は以前にもやったし、
今作に関しても当初は…

ユーノは過去何者かに逆レイプされた事が原因でSEX恐怖症になっていた
→それを知ったなのはが絶望→「まだSEX恐怖症になる前のユーノ君となら…」
→なのはが何らかの方法で過去にタイムスリップ→幼き日のユーノを無理矢理搾り取る
→最初に戻る(実はユーノをSEX恐怖症にしたのはなのは自身だったオチ)

ってな感じで、以前やった大人なのは×子供ユーノもタイムスリップ要素あったけど
今回は結構重い(?)話に…って予定だったんですけど
結局実際書いた通りの馬鹿話になってしまいました

後、>>640は書き込んでる時に「連続投稿ですか?」が出たので
「jane Doe View α」から書き込んだ際に同じトリップで書いたはずなのに
別のトリップになってしまっただけで、私の書き込みなので
そのまま通して下さい。

643 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:58:25 ID:ZFFbQee9
>>575>>589
お前達、山猫だな?

644 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 20:04:46 ID:zbkK+5zB
僕はなのはに薬を飲まされ、気が付いたら

身体が縮んでしまっていた!


これなんてバーロー?ww

645 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 20:31:37 ID:3M5oIr3h
バーローのふいんきを出すために『体が…熱い!…骨が溶けてるみてーだっ…』の台詞が欲しかったな。

646 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 20:46:21 ID:otUYmgKW
>>642
GJ!なんか「かぁいいねぇ!お持ち帰り〜!」とか言い出しそうななのはさんに噴いたww

647 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 20:51:00 ID:X6PfX0oq
九歳児を掘って喜ぶか、この変態どもめ!

いいぞ、もっとやれw

648 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:05:09 ID:hmbv6Og4
変態の真髄の一端を垣間見た気がする

649 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:09:01 ID:2ajSd2KA
良かった

650 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:13:28 ID:t2M3nGQr
>>646
なるほど>>642の続編は
小さいなのはさんをティアナが、か

651 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:40:28 ID:D2Zy0uW/
>>650
頭冷やそうかの一件を実は根に持っていたティアナが9歳のなのはさんなら勝てると思い
薬を飲ませるも逆にフルボッコにされると……


652 名前:ザ・シガー:2008/06/17(火) 21:43:07 ID:UR5QrR67
さぁ〜て、投下いくよ?

久しぶりのレジなので。
無論(?)非エロ、レジアスとなのはがありえないくらいピュアですwwwそういうのがダメな人は頑張ってスルーしような。

653 名前:ザ・シガー:2008/06/17(火) 21:43:48 ID:UR5QrR67
ある中将と教導官の日々4


機動六課隊舎の会議室、その室内に数人の男女が佇んでいた。
なにやらその雰囲気はひどく重苦しい、まるで鉛のようだ。呼吸の度に肺腑が重くなるような錯覚すら感じる。
そして、会議室に鎮座する長大なテーブルの前に座った数人の男女の内、長髪にメガネの青年が席を立ち上がり口を開いた。


「調べたところによると、レジアス中将は10年前に奥さんを亡くされてから特に女性関係が浮上した事はないみたいだよ。
その亡くなった奥さんとは結婚してから不倫やこれといった問題は無し。そして入局以来、異性間のトラブルも一切なし。あれくらいの高官にしてはかなり潔癖な部類だね」


青年は管理局に関する様々な資料を会議室のスクリーンに映しながら説明を述べる。
その資料はかなりの量であり、中には機密情報に属するモノも多いがそれは問題無い。
なにせ彼は管理局の情報資料を統括する無限書庫の司書長なのだから。


「そうなんか。ありがとうなユーノ君」


テーブルの一番奥に座した少女、機動六課部隊長八神はやては静かにそう答えた。
はやてがそう言うやユーノは再び席につき、次いで今度は緑色の髪の青年が立ち上がり更なる調査結果を説明し始めた。


「僕も猟犬で色々と調べたけど、交友関係その他局内での人間関係でも女性の影は無し。しかし、ここ最近の休暇の際は“ある”女性教導官と一緒にいる姿を何度も目撃されているようだけど・・・」


青年はそう言いながら自分の有する無限の猟犬が集めた様々な情報をその場に出した。
この敏腕査察官が持つ猟犬はひどく鼻が利く、細大漏らさずあらゆる情報を嗅ぎ分けるのだ。


「了解やロッサ」


そして次に金髪の女性執務官が立ち上がる。
彼女は特にこれといった物的な情報を持っている訳ではないが、ターゲットと最も身近な存在である以上は彼女の証言は現段階におけるどんな物的証拠よりも強い説得力を持っているだろう。


「宿舎に帰ってからも、なのはは中将の事をよく話してるよ・・・あれは中将の事をかなり好意的に思ってると考えて良いんじゃないかな」


その証言は今まで提出されたどんな情報よりも強固な確信をその場の全員に与えた。
証言した執務官も自分の言葉に少しばかり“信じられない”と言ったような顔だが、司書長に至ってはまるで死人のように顔面蒼白となっている。
無限書庫司書長である彼にはよほどこの事実がショックらしい。

これらの報告を受け、この場の最高指揮者であるはやては手を組みながら静かに口を開き呟いた。


「つまりターゲット“N・T(なのは・高町)”が“G・G(ジェネラル・ゲイズ)”と何らかの個人的な接触を持っとるんは確定っちゅう事やな」


一通りの報告を受けたはやてはその場で立ち上がり、会議室に集まった全員を一瞥する。


654 名前:ある中将と教導官の日々:2008/06/17(火) 21:44:50 ID:UR5QrR67
司書長・査察官・執務官・提督・教会騎士、管理局でも高名なそうそうたる面々を前に毅然とした表情を見せた。


「でほ本“なのはちゃんの恋愛事情を観察する会”の今月の定例会議を持ちまして、なのはちゃんの中将好き好き疑惑をややグレーからかなりグレーにランクアップ! そして本会の捜査方針をセカンドフェイズに移行します!!」


はやては高らかにそう宣言しながら“バンッ”と力強くテーブルを叩いた。
“なのはちゃんの恋愛事情を観察する会”、つい最近発足されたこの会は徐々に事の確証に近づきつつあった。

それは、本人達もまだ気付いていないような恋の兆しだったのかもしれない・・・





「ふう・・・」


たっぷりと時間をかけて処理の済ませた大量の書類を前に、レジアスは一つ大きな溜息を吐いた。
それなりに年を重ねた身には長時間のデスクワークは相応に堪えるものだ。
身体に広がる疲労感は若い頃の何倍もきつく感じる。
そんな彼の前に横合いから湯気を立てるカップが差し出され、デスクの上に置かれた。
カップからはコーヒー特有の良い香りが湯気と共に漂い、ひどく鼻腔を刺激する。
レジアスはコーヒーを差し入れてくれた娘に僅かに口元を綻ばせた。


「ああ・・・すまんなオーリス」
「お疲れ様です中将」


そう言葉を交わすと、レジアスはカップを傾けてコーヒーを口に運んだ。
心地良い苦味が舌に広がり味覚を楽しませ、鼻腔を駆け抜けた香ばしい匂いが嗅覚を楽しませる。
レジアスは忙しい合間の数少ない楽しみに心を癒されるような憩いを感じた。

そんな彼の下にメール受信を告げるコール音が響く。
送り主の名前の欄にはN・Tのイニシャルがある、レジアスは迷わずそのメールを開いた。
内容はいつもの如く休日のお誘い、レジアスは娘であるオーリスにも最近では見せた事の無い優しい笑みを浮かべながらそのメールを読む。
父のだらしない(オーリス主観)顔を見たオーリスは不機嫌そうにムスッとした顔になって大きく咳をした。


「オホンッ! 中将、まだ勤務中ですのでそういった事はお控えください」
「ああ! すまん・・・」


レジアスは慌ててメールを閉じると少しだけ残念そうな顔をした。
そんな彼の様子にオーリスはさらに不満そうに視線を鋭くする。
どうも彼女には尊敬する父が若くて尻軽の(オーリス主観)娘っ子にうつつを抜かすのが気に入らないようだった。

そんな愛娘の様子にレジアスはいささか肝を冷やした。
オーリスは彼の血をしっかりと引いているようで、凄むとそれなりにすごい気迫を発する。


(いかんな・・・どうもあの子の事となると気が緩む・・)


そう考えながら脳裏に駆けるのは、あの少女、高町なのはの笑顔。まるで太陽かと思うほどに明るく、見る者の心を温かくする微笑。


655 名前:ある中将と教導官の日々:2008/06/17(火) 21:45:31 ID:UR5QrR67
そしてその一転も曇りのない透き通っ綺麗な瞳、人を気遣う優しい心、以外にしっかりと肉付きのある胸や尻・・・

そこまで想像したところでレジアスは思わず顔を振って脳裏に現れた映像を消した。


(いかん! ワシはナニを考えているんだ!? 相手はオーリスよりも年下だぞ!?)


あろう事か、彼は一瞬とは言えどなのはに淡くときめくような感情を覚えた。
レジアスは鉄の理性で“これはあってはならない事だ!”と自分自身に言い聞かせる。
だが何度も追い払っても、なのはの声や朗らかな笑みが彼の頭から消える事はなかった。


(ワシはいったい・・・まさか・・な)


レジアスは自分の胸の内に芽生え始めたある感情を否定した。
何故なら、それは彼が亡き妻に始めてあった日に生まれた感情だったから。






「あ! 返ってきた♪」


高町なのはは返信されてきたメールを見て、思わず嬉しそうに言葉を漏らした。
相手は最近親密になっているイニシャルR・Gという中将、返ってきた返事の内容は“今度の休日は空いている”という喜ばしいもの。
なのはは心から嬉しそうに朗らかな笑みを零しながら、今度の休日のプランを考え出す。
そんな親友の様子に寮の相部屋である親友は呆れたような顔をした。


「なのは、嬉しそうだね」
「え? そう見える?」
「うん、とっても」
「なのはママうれしそう〜♪」


親友であるフェイト・T・ハラオウンも、最近出来た義理の娘であるヴィヴィオもなのはの表情をそう評した。
なのは自身は自覚していない事実だけに彼女は意外そうな顔をする。


「メール、中将から?」
「うん♪ また次の休みも一緒してくれるって」
「ふぅ〜ん・・・」


心から嬉しそうに満面の笑みで答えたなのはに、フェイトはなにやら含みを込めた視線を向ける。


「えっと・・・フェイトちゃん?」
「ねえなのは、なのはは中将の事どう思ってる?」


656 名前:ある中将と教導官の日々:2008/06/17(火) 21:46:01 ID:UR5QrR67
「どうって、別に・・・仲良くしてる年上の知り合いとか? かな」
「本当にそれだけ?」
「うん」


フェイトの念を押すような質問に、なのははいつもと変わらぬ調子で答えた。
だってそうだ、中将は彼女にとって“少し年上な知り合い”それ以上でもそれ以下でもない筈だったから。
そう、その筈だった・・・

なのははフェイト言葉を受けて少しレジアスの事を考える。
ガッシリとした身体に広い背中、髭を蓄えた男らしい精悍な顔立ち、だけど意外なほど優しい瞳。
そして彼の事を思い描いた瞬間、なのはの胸の鼓動が僅かに高鳴る。それは彼女が今まで感じたことの無い種類の感覚だった。


(あれ? なんだろ・・・中将の事考えると・・凄く胸が苦しい・・)


高鳴る胸の鼓動がひどく切ない、まるでギュッと締め付けられるような感じだった。
なのはの胸に去来する感情、淡く胸の燃える小さな火種がなんなのか、まだ彼女は知らない。
それは恋という名の儚い感情だった。





休日のその日、待ち合わせ場所である駅前の多くの人でごった返す時計下にレジアスはいた。
腕時計で頻繁に時間を確認し、彼女が来るのを今か今かと待ちわびている。
そして、昨日改めて自覚し始めた心の高鳴りは今もなおレジアスの胸を焦がしていた。


(気のせいだ・・・これは気のせい。ワシがあんな若い娘に・・)


そう考えを巡らせた瞬間、待ちわびていた少女の声が彼の耳に届いた。


「ゲイズ中将〜♪ お待たせしました〜」


振り向けば、そこにはサイドポニーに結った栗色の髪を揺らした少女がいた。
輝くような笑みを浮かべ息を弾ませて駆け寄るなのはの姿にレジアスの心はどうしようもなくざわめく。
それはまるで初恋のように淡く胸を焦がされる想いだった。


「どうしました?」
「いやっ! なんでもないんだ・・・では行こう」


少し赤くなった顔を伏せて隠しながらレジアスはなのはをそう促す。
あまり彼女に顔を見られていると自分のこの動揺を悟られるのではないか? そんな錯覚が彼にそうさせた。


657 名前:ある中将と教導官の日々:2008/06/17(火) 21:46:26 ID:UR5QrR67
そんなレジアスの様子を、なのはは首を傾げて不思議そうに眺めるが、そんな仕草もまたひどく彼の心を揺らしすものだった。

二人はそのままかねてからの予定通り、駅周辺のショッピングモールへと向かう。
そしてそんな二人を人込みに紛れて見守る(覗き見る)影がチラホラ・・・


「こちらコードネーム“フェレット”・・・・ターゲットはどうやら駅西口のモールへ向かう模様・・・」


人込みの中に紛れながら、連れ添って歩くなのはとレジアスをひどく辛そうな顔で眺めながら、メガネをかけた長い金髪の青年が念話通信を送った。
相手は無論、あの二人の仲を探っているおせっかいな部隊長である。


『こちらチームリーダー“チビ狸”、状況了解。っていうかユーノ君大丈夫なんか? 随分ショック大きいみたいやけど』
「いや・・・うん・・平気だよ。ハハハッ・・・」
『ああ・・・まあ元気出しや』


チビ狸ことはやては苦笑しながら10年来の友人に慰めの言葉をかける。
そしてコホンと一つ咳をすると、気を取り直して作戦司令官としての職務に戻った。


『まあ、それはともかくとして。引き続き尾行作戦を続行するでぇ〜♪』
『『『了解』』』


念話通信を受けた某提督やら某執務官やら某査察官、その他大勢のはやてに集められた有志(半強制参加)達が彼女の言葉に答える。

なのはとレジアス、奇妙な取り合わせの二人組みをはた迷惑な友人達が追いかけ始めた。


続く。


658 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:48:21 ID:2ajSd2KA
これとっとと終わってほしい

659 名前:ザ・シガー:2008/06/17(火) 21:49:37 ID:UR5QrR67
投下終了です。
徐々に恋心に気付き始めた二人、次回は何か進展をさせると期待してくれ!

しかし・・・ここまで書くのが大変なSSもねえぜ・・・中年と美少女の恋愛なんて前代未聞過ぎるwww

660 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 21:51:27 ID:16CtbPxM
>>657
GJ!

あれはあれ、これはこれ。で、毛色の違うSSを同列に扱うのはおかしいかも知れませんが。
最近ハードが続いたので、清涼剤っぽくていいですね。
この多種多様ッぷりがこのスレに通う楽しみですよ。


661 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:00:36 ID:Q/ti8mlv
>>659
(・∀・)ニヤニヤ 何かテンション上がって来たああああGood Job!!
いいなぁこのCP。お互いに頬を染めてるんだろうな。
>意外にしっかりと肉付きのある胸や尻・・・
ピュアといいつつやはり中将も男の子w
あとコードネームフェ○ットでアセロラドリンク吹いたw

662 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:15:44 ID:L5h6RkZM
>>659
GJ!
これ最近のこのスレで一番楽しみにしてるぜww
続き待ってますね!

663 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:29:10 ID:2zGavUEb
GJ!!
いやあ本当に良いですねえ。このこそばゆさがたまりません。
レジィに感情移入して、こちらもなのはさんにときめいてしまいました。

664 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:37:44 ID:lz0yfvsz
ID:N2cTe2n2
ID:p9RBgWk6
ID:2ajSd2KA

どうみても同一人物です。本当に(ry
今までスルーしてきたけど、リア厨みたいな感じするしビシッと言った方がいいのかも知れないと思った。

665 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:42:08 ID:WeKJBshZ
軍隊のトップが援助交際かよwww

いやな軍隊だなwww

666 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:42:44 ID:vM/JNFD5
>>664
反応したら駄目だって、ああいうお馬鹿は現実にお友達がいないから相手して欲しいだけなんだから

667 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 22:45:36 ID:16CtbPxM
>>665
おいおい、某島国の政治家スキャンダルだってもみ消さ……あれ、こんな時間に客か…?

668 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:04:40 ID:h6mLUDbR
もうこのまま結婚すれば良いのに、とか考えてしまうな。
IFルートに分岐してハッピーで終わって欲しいなぁ。

ところで、なのは×レジアス、はやて×ゲンヤはあるけれど、フェイトは誰か年配の男性をカプになったりしないのかな?
まあ、スカはある意味年配ではあるけれど。


669 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:18:52 ID:rAahhCG7
他に年配と言えば、グレアム提督やレティ提督ぐらいかな?

670 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:21:37 ID:vM/JNFD5
>>668
公式の年配ってグレアムしか残ってないような?……老人なら三提督と三脳がいたか

ところでカリムのCPネタだと大半が相手はクロノになるわけだけど、三期でクロノが独身だったとしてこのCPは立場上可能だと思う?

671 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:23:46 ID:DSIEE4li
>>659
こういうのも( ・∀・)イイよね!!

>>665
どうみても純愛系で援助交際じゃないだろw
それにもうなのはさんも成人するんだか(ジュ

672 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:32:46 ID:WeKJBshZ
>>671
自分たちは純愛、他人からは援助交際…
世間の目なんてそんなもんよ…

673 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:33:59 ID:eXIKmArP
年配とはいえないがクロノがいいなぁ

674 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:35:27 ID:FIrm5LOO
>>659
こんなにニヤニヤしたのは久しぶりだwwwwwww
GJ!

ついでにひとつ気になったことが・・・
>“G・G(ジェネラル・ゲイズ)”
ってだれだww
レジアス・ゲイズじゃないのか?wwwwwww

675 名前:ザ・シガー:2008/06/17(火) 23:45:54 ID:UR5QrR67
>>674
ジェネラル=中将っすから。

ダメですかね?

676 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:47:52 ID:vM/JNFD5
>>674
中将=ジェネラルなんじゃね?

677 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:48:11 ID:7L34zbV2
>>675
単純にジェネラルだけなら大将です><

678 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:51:44 ID:i7Tn0wsS
ゲイズ将軍だから合ってる
上級者だからいいんじゃね?

679 名前:ザ・シガー:2008/06/17(火) 23:52:25 ID:UR5QrR67
OK、了解です。
では>>653の以下の文章はまとめの際は訂正でお願いします。


「つまりターゲット“N・T(なのは・高町)”が“G・G(ジェネラル・ゲイズ)”と何らかの個人的な接触を持っとるんは確定っちゅう事やな」
        ↓

「つまりターゲット“N・T(なのは・高町)”が“R・G(レジアス・ゲイズ)”と何らかの個人的な接触を持っとるんは確定っちゅう事やな」


680 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:55:32 ID:16CtbPxM
「つまりターゲット“N・T(なのは・高町)”が“R・G(リアル・ゲイ)”と何らかの個人的な接触を持っとるんは確定っちゅう事やな」

オケ、把握した。

681 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:58:46 ID:XctqD17a
年配と言えばじじばば。じじばばと言えばヴィータ。
老人×ヴィータの年の差カップルとか見てみたいと思うが、俺以外には需要ないだろうな。
海鳴老人会で性的な意味で可愛がられるヴィータとかミゼットばーちゃんに性的な意味で可愛がられるヴィータとか。

682 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 23:58:59 ID:t2M3nGQr
ジェネラル・ゲイズ佐藤

683 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:00:02 ID:Q/ti8mlv
>>680
こら、リアル・ゲイって何だよ。妙な把握の仕方すなw

684 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:00:33 ID:16CtbPxM
どうでもいいが、最近各キャラネタとレスがやたら被っている気がするんだw

685 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:06:06 ID:h+zlczM7
さらにどうでもいいがユノレティはまだか

686 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:08:23 ID:oaOImFUl
>>642
乙!なんだこの似たものバカップルはw思考パターンが同じすぎだろwww

>>659
乙です!なかなか悪くない組み合わせですね、レジ×なの。
恰幅の良い中年男と娘より歳の離れた2人を見ると、
思わずGUNGRAVEのビッグダディとマリアを彷彿としてしまいましたよ ・ ・ ・ ・ 

687 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:11:26 ID:RrHuCm4r
つまらん

688 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:16:22 ID:RrHuCm4r
早く終わってくれないかなつまんないんだけど

689 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:20:19 ID:x+kyG9mp
>>681
実は性的な知識が皆無だったので、老人会のじいさん達にエロいこと教わって、
毎週ヒイヒイ言わされるんだな・・・・・・・・良いじゃないかw

690 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:25:22 ID:NU9DyxjN
レジなのもいいが、ファザコンオーリスも可愛いなw

691 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:26:14 ID:yB0N/tLG
>>681
なにその超年の差ガチレズ
しかもヴィータが年上w

692 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:30:06 ID:5JdNieOH
>>690
同意せざるを得ない

693 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:31:45 ID:t1EqwVcw
キャンベルとメイリンぽいな

694 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:34:44 ID:x+kyG9mp
>>693
グレアムとクロノでヴォルギンとライコフ?

695 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 00:59:42 ID:HTg80dcY
>>668
恭也×フェイトを考えているんだがそれはロリコンになるのか?

696 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:06:09 ID:9eN9BtVP
お話中、投下よろしいか? 特になにもなければ数分後に。

697 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:08:28 ID:w73L6BP8
>>696


698 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:10:13 ID:Gxo+kziY
>>691
ミゼットがまだ幼いころ、当時の闇の書の蒐集中だったヴィータと偶然出会って一目惚れ
一度は儚く途切れた想いだったけどヴィータに再会したことでまた恋心に火が灯りry
>>696
カモーン

699 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/18(水) 01:10:28 ID:9eN9BtVP
 では。
 総レス数3
 タイトルは「この子の七つのお祝いに」

 人によってはちょい鬱かも。


700 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/18(水) 01:11:23 ID:9eN9BtVP
      1

 お腹が痛い。
 なんだろう、この痛み。始めての痛み。
 ……痛い。
 ウェンディはお腹を押さえてしゃがみ込んでしまった。
 痛いよ。痛いよ。
 痛いよ。




 老朽化して、取り壊しの決定したステーションビルに爆発が起こり、一部が崩落。
 知らせを受けた特別救助隊はすぐに現場へと向かった。


 災害救助は始めてではない。自分の能力から選んだ道だ。
 自動的にスバルの指揮下に入ったのも仕方がないとはわかっている。戦闘機人である自分たちをあっさりと受け入れる部隊が他になかったのだろう。
 いつも通り、と自分に言い聞かせて、ウェンディはライディングボードを操る。
 背後にはスバルのウィングロードの気配。

「ウェンディ、そのまま真っ直ぐ行って。セインは地下を。あたしは右へ行くから」
「了解ッス」

 いつもの手順通り、三つに別れて生存者の確認。
 
「“レスキュー02。マーク65に反応。確認してください”」
「“こちら02。指示を確認。マーク65に向かうッス”」

 ゆっくりとボードを降ろすと、確かに人影が見える。ガレキに埋まっているように見えるが、なんとか挟まれずにいるようだ。
 ただ、動くに動けない状況なのだろう。

「“こちら02。生存者一名を目視。救助に向かいます”」
「“こちら01。フォローは必要?”」
「“今のところ大丈夫ッス。必要なら申請します”」

 ウェンディはボードから降りて要救助者に向かう。
 声を掛けると反応はある。やはり、回りの状況から逃げられなくなった一人なのだろう。
 これだけの崩落事故である。動けなくなるのは仕方がない。なにしろ、安全地帯が全く不明なのだ。どこを歩いても、床が崩れそうに思える。
 声の方向へ行きかけ、ウェンディは一瞬歩みを止めた。
 二人いる。
 要救助者は二人。しかも、一人は重傷を負っているらしい。この距離からでも血が見えている。
 そして、もう一人はまだ幼い子供、というより赤ん坊だ。
 ウェンディはすぐにスバルに報告し、セインを呼び出した。セインなら、床崩れを全く気にせずに近づくことができる。
 ところが、セインは既に救助を始めていた。逃げ遅れた人間がいるのはここだけではないのだ。

701 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/18(水) 01:12:17 ID:9eN9BtVP
      2

「やったね、ウェンディ」
「よくやったね」

 なんだろう。スバルやセインに褒められてもあまりうれしくない。
 というより、気になっていることがある。
 救助したときの光景が、未だに忘れられないのだ。


 落ちてきた天井に足を挟まれ、それでも何とか赤ん坊は守りきったのだろう。子供は無傷に見える。
 駆け寄ったウェンディは辺りに目を配る。戦闘機人の力なら足の上の瓦礫は撤去できるだろう。
しかし、それによって別の瓦礫が倒れてこないとは限らない。そうなってしまえば救出どころか自身も巻き込まれかねない。

「この子を…」
「安心するッス。だけど、貴方も一緒に逃げないと」

 赤ん坊を躊躇泣く受け止め、それでもウェンディはその場から動かない。
 そして気付いた。
 要救助者は結局三名だ。一人は、母親の腹の中にいる。

「この子だけでも…」
「う、動かないで! 大丈夫ッスよ、絶対助けるッス! “こちら02。03、至急応援を求む。要救助者は妊婦”」
「お願い。わたしはどうでも、お腹の子だけでも」

 それは無理だ。妊婦を無視してお腹の中の子だけ救出など。
 だけど、無理だとは言えなかった。いや言わせてもらえなかった。
重傷の彼女からは、ウェンディに有無を言わせないだけの気迫が漂っていた。
 だから、ただウェンディはこう言った。全員を救ってみせると。
 お腹の中の子と一緒に助けると。
 そう言い聞かせながら、ウェンディの中の冷静な部分が考えていた。
 これが、母親というものなのか。女性でも妻でもない、「母親」と呼ばれるものなのか。
 自分には全くわからないモノだ。これまでも、そしてきっとこれからも。

 同じ戦闘機人とは言っても、ギンガやスバルとはまた違う。自分たちは完璧に戦闘用なのだ。
だから、ナンバーズには出産はできない。愛し合う相手がいたとしても、決して子供は産まれないのだ。

 結局、セインが間に合い、救助は滞りなく進んだ。妊婦自身も赤ん坊も無事だという報告を受けた。
 ウェンディはホッとしていた。要救助者の無事を聞けたときは、自分も捨てたものではないと思うことができるから。

702 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/18(水) 01:13:16 ID:9eN9BtVP
      3

 助けた妊婦から、入院先に面会に来てくれないだろうかと言われたとき、ウェンディは首を傾げた。
 きちんとお礼が言いたい、と言われても…
 どうして自分なのか。助けたのはセインである。自分はただ、セインが来るまでの時間を稼いでいただけだ。
 それでも、ウェンディをご指名なのだとスバルが機嫌良く言う。
 傍についていてあげたのだから、充分にえらいことだとスバルは言い、セインも納得している。
 スバルもセインも着いてこないと知ったウェンディは猛抗議したが、緊急出動もある部署なのに、
そんなに大人数を割けない、と言われてしまうと何も言えない。

 訪れた病室には、当たり前だが助けた妊婦がいた。一緒にいるのは夫だろうか。
 ウェンディのおかげで二人目の子供が無事生まれそうだという。
 それは良かった、と定型の返事を返しても、ウェンディには何となく実感がない。子供が生まれるということがよくわからないのだ。
 ただ、出産という行為に関しては凄いとは思っている。視線が自然と、膨らんだお腹に向けられていた。
 すると、妊婦がウェンディの手を取った。
 え? と訝しい顔になるウェンディ。その手は、妊婦の腹へと持って行かれる。
 不思議な手触りだった。服の上からでも何か人間の皮膚ではないものに触れているような気がする。
 そして言われるまま、ウェンディは耳を膨らんだお腹に当てる。
 赤ん坊が動いているのがわかった。
 
 ここに、一つの生命がある。
 人間の女性がそこに宿すことのできる命がある。
 人に作られし命。それは、自分たちとは違うニュアンスだ。
 自然に育まれるべき命。恵みを受けた命。望まれた命。祝福される命。
 鈍痛が自分の腹部に広がったような気がした。
 痛みを隠して、ウェンディは微笑む。産まれてくる子供に祝福の言葉を残し、恩人への言葉を受け取って。

 痛みが大きくならず、ただし消えもしない。いつまでも腹の中に鈍痛が残っていた。

 痛い。お腹が痛い。
 この痛みは……
 ああ。そうだ。ここにもいたんだ。命が。自然でなくても、恵みを受けなくても、そこに命がいた。
 子供を作れぬ戦闘機人の腹の中に、子供は確かにいたのだ。
 ドクターのクローンが。
 この痛みは生まれなかったクローンの痛み? 命を奪われたクローンの痛み?
 だとすれば、この痛みを受け入れよう。
 自分は気付いてしまったのだから。命を奪ったことに。

「……ごめん」

 お腹が痛い。だけど、自分は生きている。命を長らえている。
 
 自分たちは子供を産めない。今となってはその真似事もできないのだろう。
クローンを腹に仕込むなど、まともな人間のやることではないのだから。
 もう二度と……

 いつの間にか、腹の痛みは消えていた。

 その代わりに、ウェンディは泣いている。
 失ってしまったもの……あらかじめ失われていたものの大きさに気付いたから。

703 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU :2008/06/18(水) 01:14:32 ID:9eN9BtVP


以上、お粗末様でした

704 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:20:31 ID:xzByCqFN
>>703
ああ……せつないなぁ。・゚・(ノД`)・゚・。
全てが終わってから、自分のお腹の中に「いた」命の重さに気付く……。
望まれない命ってこんなに悲しいものなんスね……。GJ!

705 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:23:49 ID:SqUvoIsG
掻爬の映像を不意に思い出した……

706 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:24:28 ID:dW36Z/Md
翌日、そこには数の子妊娠SSを書く職人の姿が!!


GJデース、ウェンディは一番気にしそうだなぁ…

707 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:26:08 ID:m9yPerNE
そういえば本編でも取り除いたジェイル達はどう「処分」されたのか気になったな
個人的にはこういうのはトーレあたりが演歌っぽくて似合いそうだけど、考えてみりゃ彼女は投降しない組だったな
あっちの組は取られた事を恨んでそうだなぁ…
そういう意味では深く考えずに堕胎(?)して後で考え込むのはウェンディ達のが向いてるのかもしれんね

708 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:26:16 ID:Gxo+kziY
スカクローンについてはちょっと気になるところだよなあ
中絶=殺人なわけで、他の姉妹も自分の身に起こった事を理解した時に辛い思いする子がいるだろうね
ノーヴェなんかはそう簡単に割りきれなさそうだ

709 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:31:55 ID:V8bbYB3s
GJっす。
ところで、お腹の痛みは実は初潮で、
「子供……あたしも子供、産めるんすか?」
とウェンディが泣き出すエピローグはまだですか?

710 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:33:53 ID:26i4Mz8o
それこそ6課の中でも大きく揉めそうだな>ナンバーズのスカクローン。

フェイトやエリオ、ヴィヴィオもお腹の子?とある意味同じような存在だし。



711 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 01:56:10 ID:v0NLT+F3
これを機に命の重さについて議論しあう戦闘機人達、
解答が出るのはいつの日だろうか……
ともあれ、GJでした。



ところで話をぶった切って申し訳ないが、先ほどスレの
『ヴィヴィオはとんでもない発情災害を〜』
を見て「姦染」シリーズを思い浮かべてしまった。
あのシリーズの騒ぎがミッドで起こったらどうなるんだろうか。


712 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 02:07:49 ID:TB5OfDxn
>スカクローン
大丈夫
きっとドクターなら性染色体をちょろっといじる位のお茶目を披露してくれるよ
「もし私が女だったなら歴史がどうなるか、そのIFを見てみたい」とか言って
オニャノコなら我々は扱いには困らn(ry

713 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 02:21:26 ID:6RbtliNF
>>703
GJ
サンホラの「生まれてくる前に死んでいく」なんてフレーズが頭に浮かんだ

714 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 02:38:50 ID:BVrmN/p8
>>713
このスレにもサンホラー(造語)がいたことに感動した。
あれ、いいよな。

715 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 02:45:44 ID:v9oaAYTV
>>523
遅レスだがGJ!
激しくもっとやれと支援
数日の差がエリオの運命分けたこのストーリー…すごく続きが見たい
エリオ含むナンバーズファミリーVS機動6課はみごたえがありすぐる
キャロではなくルーやナンバーズとのフラグをちゃくちゃくと構築するエリオもイイ!
もちろんエリオ隊長の方も期待大。

>>664
ついでにこれも追加で。俺も突っ込みたくて仕方がなかったんだ…
つID:RrHuCm4r

>>703
GJ!
普通にしんみりしてしまった
産まれてくるはずの命…でも生まれてはならない命…
仕方がなかったというのは簡単だけど悲しいな

716 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 02:50:11 ID:QF2INWCh
>>713-714
こうですか?わかりません
            , ´        ゞ-へ::::::::::::::ヘ
            /              `ヾ;:::::::::ヽ,
         /                      ゞ;:::::::::〉     おかしいなぁ どうしちゃったのかな、イヴェール
         /               i       〉::::::ヽ
        ,'  /     /      /l     |:::::::::∧    がんばってるのはわかるけど、人生は遊びじゃないんだよ
        ! ,'    /  /  //   !     .!:::::::::} ',   
          l  !    /  / ,イ/_   |       !:::::::ノ   !   朝夜収録時だけロマン探す振りで、家でサボるなら
          {  l  ,ノ-−' "  ´   ̄j       !:::::/   ! 
        l   `〈 |<圷示 ∨|ー-|:./」  _,  j::::/    !  生まれて来る意味、ないじゃない
.         |ヽ  ´{l ゞ='   ヘ| 'イ圷示/´   j´ら     !
           l    .∧   ,    .ゞ='     /ひ'1    }  ちゃんとさ、自分も働こうよ
          !   ,'  ヘ  ′   ー=C     /   !    |
          /   ,イ   ゝ  ` `     ソ   /    !    l  ねぇ 私の言ってること
          / / !     > __ , .イ  /‐v'     l    j
.         /‐ '    !     {::<不>ノ_ノ‐'7        ,'   私の探してきたロマン そんなに間違ってる?
            __,ゝ-‐r‐' f〈ノ|_〉/  _,r{        /
         ,r'7´.:.:.:.:.:./   ヾ}_/ノ´ )'´::_,.へ, -、     /
       /:.:.〈.:.:.:.:.:.:./(三ニ〈薇〉<. ̄ __/‐-、`_ー-、/
     /.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.l f / ,イ | \_,Y´co3 co3 `ヽ:>、   少し、頭冷やそうか…
.    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{.:.:.:.| { 〈_,ノ |__ト-イco3  co3 co3}co3
.   ,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.:.! 7 _,r'´co3 {  co3 co3 _  ノco3
.    !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾト-v'co3  co3ゝ  co3r'´ノ/co3
   l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ-{   co3 co3` ー--'‐'三>、


717 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 02:58:33 ID:xzByCqFN
もしも、クローンじゃなくて正常な方法で受胎していたら、ナンバーズに宿ったスカリエッティの子は生まれることができたんだろうか……。

718 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 04:44:56 ID:t1EqwVcw
>>716
いつだったか俺の作ったAAじゃねぇか…

719 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 07:25:08 ID:TdccLGVm
>>710
普通のクローンならまだしもスカの記憶を持ってるからな

あー、でもスカ本人は死刑じゃないみたいなのにクローンを処分するのは問題か

720 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 08:53:33 ID:0GfMqm8e
いっそ全員産んじゃえョ!!
ある日エリオに12人の弟(全部スカ)が!!

721 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 09:11:55 ID:J0+yJH32
>>719
まあどのくらいの状態かにもよるわな。

722 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 11:02:58 ID:0FMr4A51
ここに、参加しませんか?

【リリカルなのは】時空管理局なりきりスレPart13
ttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1183314612/l50

723 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 11:56:23 ID:0GfMqm8e
無茶いうなwww
空気濃すぎるわwww

724 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 12:01:15 ID:KcnGMIYy
なりきりは懲りた。
職人のほうが気楽さね。

725 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 12:26:34 ID:8IHvC8Gt
俺は昔参加してたなw
過疎ってきたからやめたけど

726 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 12:28:24 ID:+yVBC0RS
なりきりの空気は知らないが……
それぞれの「脳内でのキャラ設定」でなりきりそうな気がするな。

うん、危うきには近寄らないようにしよう。

727 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 13:49:27 ID:Fr/m43Ej
>>720
なぜか染色体の設定を間違えて12人の妹ができるんですね?わかります

728 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 13:51:15 ID:kRxZDW3v
なりきりスレを覗いてみた
これを纏めたら最低SSになるんじゃね?

729 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:20:27 ID:LFob9Xvz
>>727
フラグによって実の妹になったり赤の他人になったりするのか。

730 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:26:04 ID:T2Dp4fGx
>>729
何回やっても赤の他人だったな
しばらく経ってからだもん実妹エンドあるって知ったの

731 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:33:16 ID:9bDATFcZ
>>727
12人つっても全員ビジュアルに差がねえw
誰に育てられたかによって性格はかなり差ができそうだが



732 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:41:56 ID:0q1r/w3u
何故か性格が母に引きずられるスカクローンとかw
アホそうな行動してても、実は物凄い天才。
もしくは、スカの記憶や知識を理解も出来るけど無限の欲望がないとか、エリオやフェイトと同じで精神が違うから
知ってるだけになってしまうとか。各分野に天才とかも面白そう。
軍略にたけるスカ、執務官なスカ、デバイスマイスターなスカ、天才外科医のスカ、教導隊所属なエースなスカ、暗殺者なスカ、潜入工作が得意なスカなどとかw
12人いれば世界の一つや二つ救えるw

733 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:50:45 ID:9bDATFcZ
>>732
つまり機動ス課結成だと……!?


734 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:51:39 ID:8IHvC8Gt
>>732
デモンベインでアイン・ソフ・オウル使った時みたいだなw

735 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:53:36 ID:8IHvC8Gt
あれ? sage忘れてた

736 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 14:55:08 ID:OpSXWEZV
ある日孤島にスカクローン集めてはやて部隊長が一言。
「え〜今日は皆に殺しあいしてもらうで〜」


めんどくさいから生き残った最後の一人を後継者って事で。

737 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 16:04:20 ID:9bDATFcZ
>>736
スカクローンが徒党を組めばあっさり部隊長を出し抜けそうだから困る


738 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 16:09:26 ID:OpSXWEZV
>737
そこはスカクローンだけに協調性とか信頼とかに難が・・・

「このゲームに乗ったスカクローンが!」

となるわけで。

739 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 16:14:52 ID:dW36Z/Md
クローンに間違われた本人がクローン同士の殺人ゲームに巻き込まれる話を…

740 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 16:17:08 ID:KcnGMIYy
>>737
スカ複数による部隊長リンカーンですね、わかります。

741 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:11:21 ID:/8ZnLb4w
>>739
火の鳥であったなそんな話。で、それまで主人公として話進めてた本物があっさりシボンして
別のクローンに主役が変わったりする。

742 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:11:44 ID:Fu7J9+Xq
>>739
手塚先生乙

743 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:20:27 ID:0GfMqm8e
ある日戦場帰りのスカローンが寄った待ちで管理局員に冷たくされる。
ただ食事をしたかっただけなのに逮捕され拷問を受けるスカローン。
その時、昔戦場で受けた拷問が脳裏に甦り恐るべき反撃に出る。

744 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:24:41 ID:dW36Z/Md
シルベスタ・スカローンが身体に電気を流される拷問で胸元から鼻が赤くなってポップコーンが飛び出すんですね
局員「痛みに慣れてるようだな」
スカ「娘を抱えているものでね…」
局員「…」
スカ「12人」
局員「アチャー」

745 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:33:47 ID:LFob9Xvz
>>744
ホットショット2か。
あのノリでリリなの作ればそれはそれで面白そうだ。

746 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:45:42 ID:/8ZnLb4w
ホットショットシリーズみたいな戦争コメディ映画って他にも無いのかしら

747 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:49:48 ID:dW36Z/Md
一部の戦争映画は存在自体がコメディ

ホットショットは1がトップガンメインのパロだからやれそう

748 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:07:24 ID:0GfMqm8e
ホットショットは見たこと無いけどコメディなの?
あらすじ読んだけどわかんね。

749 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:20:01 ID:L2mBkquB
>>748
色んな映画の名シーンのパロディがよく出てくるから、ネタがわかる人が見ればそれなりに面白い

750 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:24:33 ID:a+vqnMKR
>>747
邦画は特にな

751 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:38:12 ID:BiiYac52
>>747
「パール・ハーバー」とかはいろいろとひどいよな

752 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:43:54 ID:OpSXWEZV
>746
「トップシークレット」(戦争ってかスパイ物だが)とか「ピンクノーベンバーを追え」なんかどうよ?

普通に戦争コメディだと「博士の異常な愛情」とか「1941」とか。
後、コメディーじゃないはずだか「性本能と原爆戦」は笑うしかない内容だったりする。

753 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 19:44:03 ID:x+kyG9mp
>>749
よく出てくるというより、八割がたがパロとギャグで構成されていたような。
しかも、登場人物は至極真面目に演技しているものだから余計に笑えるという。

754 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 20:20:49 ID:Fr/m43Ej
携帯から覗いたら一瞬映画板を開いたかと思ったww

755 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 20:39:58 ID:acV9M6Tj
とりあえず、これ以上は他所でな?

756 名前:鬼火 ◆RAM/mCfEUE :2008/06/18(水) 20:44:15 ID:+eX6kzPX
しばらくしたら短編いくぜモルァ!

757 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 20:44:29 ID:9eN9BtVP
さあ、職人に電波を送る作業に戻るんだ。

758 名前:最後の模擬戦:2008/06/18(水) 20:50:31 ID:+eX6kzPX
「あの、なのはさん。本当に本気でやってくれるんですよね?」
最後の模擬戦を前にして、唐突にティアナがそんな言葉を師に投げかけた。
なのはが「全力全開、手加減なし!機動六課最後の模擬戦!」と宣言した直後のことだった。
目を軽く見開いて、なのははティアナを見つめた。その顔には困惑が浮かんでいた。
先ほど「全力全開で」と言ったばかりなのに、一体どうしてそんな事を言うのか。
ティアナはなのはを見つめたまま目を逸らさない。
ティアナの後ろでは、スバル、エリオ、そしてキャロがティアナを
援護するかのように、熱い視線を一斉に彼らの教導官に注いでいた。
なのはの後ろでは、ヴィータとシグナムがそれぞれの
獲物を手にしたまま、「若いな」「そうだな」と老人のような会話を交わしていた。
実際、彼女らはこの場にいる誰よりも年を重ねているのだが。
さらにその後方では、フェイトが目を泳がせながら、心配げに事の成り行きを見守っている。
少々、挙動不審だが、慣れているのか誰もそのことを気にする者はその場にはいなかった。
「なのはさんは強いです」
「まあ、そこそこは」
なのははティアナの言葉を否定はしなかった。
しかし完全に頷きもしなかった。
主力としている砲撃魔法は一見、派手で強力な印象を人に与えるが、
なのはとてひとりの人間。その莫大な魔力量にも限りはある。
強いとはいっても、それはスーパーマンのような絶対的な強さではないのだ。
かつて、初代リインフォースに傷一つ付けられなかったように、或いは
フェイトと2人がかりでAAランクのコラード教官に完敗してしまったように。
自らの力に溺れず、決して驕らぬその姿勢は、幾多の激戦を経て
なのはがここまで生き残ってきた大きな理由のひとつであった。
だが、まだ戦闘魔導師としての入口に足をかけたばかりである
ティアナにはその一言の深みまでは理解できない。
「どこが"そこそこ"なんですか」、と叫びたい衝動を堪えつつ、
ティアナは表面上は冷静を保って、淡々と話し始めた。
「ええ、そうですね。そんなことは、六課に来る前からわかっていた。けど」
「けど?」
「接近戦に持ち込めば、簡単に貴方を倒せるって思っていた時がありました」
あれは六課に配属されて2ヶ月ほどたった時のことだったか。
当時のティアナは早く強くならなければと焦燥に駆られていた。
さらに実戦の場で誤射をしてしまい、期待を裏切ってしまった失点を取り返そうとした。
ティアナは模擬戦で師に一撃入れられば、自分の強さを実感でき、認めてもらえると考えた。
そのために、なのはが教えた教科書通りの射撃型の基本戦法を無視して、
にわか仕込みの肉弾戦に持ち込もうと、ダガー片手に突っ込んでいった。
本来はなのはに突っ込んでいくのは前衛であるスバルの役目で、
ティアナは基本的に後方からの援護射撃に徹するべきだった。
だが、それでは例えなのはに一撃入れられたとしても、ティアナ・ランスター個人が
高町なのはに勝ったということにはならないと彼女は考えた。


759 名前:最後の模擬戦:2008/06/18(水) 20:51:46 ID:+eX6kzPX
また、奇襲を仕掛ければ、ミッド式の砲撃魔導師であるなのはは、
接近戦は不得手であろうから、対応できないだろうという思い込みもあった。
「知っての通り、スバルともども盛大に頭を冷やされちゃいましたけど」
ティアナはそう言って、気まずそうに笑いながら肩をすくめた。

「ハハ……」
その後ろでスバルが頬を掻きつつ、相方と同じような苦笑いを浮かべていた。
「あれは怖かったなぁ……」と小さく呟く。
あの事件はティアナだけでなくスバルにとっても忘れられない出来事だ。
自慢の拳が素手で止められた時の、なのはの感情を押し殺したような低い声は
今でも背筋をはいあがった震えとともにまざまざと思い出すことが出来る。
「ええ、ちょっとびっくりしちゃいましたね…」
キャロが隣で、やはりささやき声でスバルの呟きに相槌をうった。
エリオも無言でコクコクと首を縦に振る。
「でもその後も、私はなのはさんに勝とうって、追いつきたいってそう思って戦ってました。
 それは、きっと……他のみんなも同じだと思います」
スバルが当然だとばかりに大きく頷いた。
最初から負ける気でやるのは熱意をもって教えてくれている教官たちに失礼というものだ。
エリオやキャロもまた同意をしめすようにうなずく。
「結局、一度も勝てませんでしたけど。でも、いつも、もう少し頑張れば届きそうな気がして」
ティアナの言うことを、なのははじっと黙って聞いていた。
(そりゃ、そうだ。なのはがやってるのは、単なるケンカじゃなくて、
 戦闘技術の教育・指導のためのもの、つまり『教導』なんだからな)
ヴィータもまた腕組みをしながら、教え子の言うことに耳を傾けていた。
(碁で言えば、いわゆる「指導碁」のようなものだな。
 圧倒的な力で完璧に打ちのめしては、指導にならん)
シグナムは抜き身のままのレヴァンティンをさすりながら相槌をうつ。
レヴァンティンは彼の主と同じく、戦いの中で充実感を得るタイプのデバイスだ。
どうやら折角の出番だと思ったら、お預けをくらって拗ねてしまったらしい。
(あはは、シグナムの趣味は相変わらず渋いなぁ)
はやても突然のことで話に割り込むこともできず、ヴィータ達の念話に加わる。
周囲がやや遠巻きに見つめるなか、ティアナは苦しげともとれる表情でなのはに言う。
「本当はずっとずっと強くて、本当なら一瞬で勝負がつくんですよね?
 でも、なのはさんはいつも本気は出さずに、わざわざ私達の
 レベルに合わせて戦ってくれていた。そうですよね?」
それは疑問形だったが、確かな確信が込められていた。
ティアナが一端、言葉を切った後も、なのはは微妙な表情のまま口を結んでいた。
(ティアナの奴……)
ため息をついたシグナムがすかさず横から、突き放すように言った。
「そうしなければ、お前などは実力差のあまりに真っ先に潰れていたと思うがな」
以前の事件で少し苦手意識をもっている上官の言葉にもティアナは怯まなかった。
「はい。わかっています。私達のためにしてくれたことですし」
ティアナはひとつ息を吸って、なのはに一歩近づいた。そして頭をさげた。

760 名前:最後の模擬戦:2008/06/18(水) 20:53:32 ID:+eX6kzPX
「最後まで、生意気なことばかり言ってすみません。
 でも、最後ぐらいは『教導官』でなく、一介の魔導師として本気を見せてください」
ティアナに続いて、フォワード陣も頭をさげる。
「僕たちからもお願いします!」

彼ら4人が熱っぽく自らの思いを語り、師に対して頭を下げている間も
ヴィータとシグナム、はやては念話でひっそりと会話を続けていた。
(まさかとは思うが、あいつら、なのはがここにきてまで手を抜くとでも思ってるのか?)
(まあ、タカマチはずっと奴らの良き『教導官』として振舞ってきたからな……)
(なのはちゃんに限って、それはありえへんよなぁー。うん、ありえへんわー)
そこに、ずっと置いてけぼりを食らっていたギンガが遠慮がちに割り込んできた。
(……あの、話がよく見えないんですが)
(そうか、ギンガも知らねーか。あいつの本性を……)
(隊長陣以外じゃ、武装隊あがりのヴァイス君くらいやね。分かってたのは)
(ええと……?)
(そのうちお前にも分かる)

愛弟子達が頭をさげて、手加減抜きでやってほしいと訴える。
師ならば当然、それに応えるべきだろう。
「もちろん全力で――」
そこまで言いかけて、なのはは逡巡した。
もともと、なのはは言われずともティアナの希望通りに
最初から全力全開でやるつもりだった。宣言に嘘はなかった。
だが、ここにきて急に気が変わった。
そろそろ師としての、教導官としての仮面を脱いでみてはどうか?
そう思うと同時に、なのはの内側で少々の悪戯心が頭をもたげる。
なのはは続く言葉を断固とした口調で言った。
「――お断りします」
一瞬でその場の空気が凍りついた。
「え?」
なのはの言葉の前半部分に反応して、
頭をあげかけていたティアナが呆ける。
桜の花びらすら場の空気を読んだかのように舞い散るのをやめた。
フォワード陣は絶句していた。どの顔も信じられないといった表情をしていた。
フェイトのオロオロ具合がますます激しくなるのと対照的に、
ヴィータとシグナム、はやてと年長者らしく静観の構えを見せている。
ギンガは興味津々といった面持ちで傍観している。
「なのはさん、どうして……どうしてなんですか!!」
スバルが肩を怒らせながら真っ先に叫んだ。
スバルはなのはを睨みつけたが、なのはは視線を合わそうとしなかった。
「まだちょっと早いかなぁ」
「そんな!」
無慈悲にスバルの叫びを切り捨てる師に向かって、
今度はティアナがすがるように声をあげる。
「私達は――!」
が、なのははティアナに最後まで言わせなかった。

761 名前:最後の模擬戦:2008/06/18(水) 20:54:28 ID:+eX6kzPX
「昔ね、新人相手に全力全開でやるなって上司に散々怒られたんだ」
「……?」
「潰れちゃうからって。そのとき初めて自分が異常だって気づいた」
そう言ってなのはは自嘲した。
ティアナにはなのはが笑っていると同時に泣いているように見えた。
天才には凡人の気持ちがわからない。
しかし同様に凡人にも天才の苦悩はわからないのかもしれない。
そこにある悲哀に気づきながらも、ティアナはなのはを真直ぐに見返した。
「もう六課に入ったばかりの頃とは違います。私は……いえ、私達は潰れません」
「そうかもしれないね。でもそうじゃないかもしれない」
「……ッ!」
苛立つ。ティアナの顔が憤りに歪んだ。
この人は自分達をまだ完全には認めてくれてはいないのだ。
それが悔しくて、ティアナは思わず奥歯をギリッと噛みしめた。
しばらく誰も何も言わなかった。
張り詰めた空気の中、フェイトがたまらずなのはに念話を送る。
(なのは……)
(大丈夫だよ、フェイトちゃん。でも、ちょっと…意地悪しすぎた?)
(( Don't worry.<いいんじゃないでしょうか > ))
(よ、よくないよ! ああ、キャロなんか泣きそうになっちゃって……)
(あー、うん。ちょっと、キツかったかな)
(もう…なのははやっぱり厳しすぎるよ。まだ年端もいかない子たちに、あんな――)
(フェイトちゃんが甘すぎるからちょうど釣り合いが取れていいじゃない)
チクチクウジウジと文句を言ってくる心配症な親友からの念話を強制カットすると、
なのははひとつ息を吐いた。そして、ティアナ達に向かってゆっくりと声をかけた。
「自信、あるの?」
「え……は、はい!」
なのはの突然問いかけに、フォワード陣は一瞬、意味をはかりそこねたが、
すぐに全員が力強く頷いてみせた。
「じゃあさ、証明して見せて」なのはは続ける。
「私の本気が見たいなら」ティアナ達ひとりひとりに向かって
「自力で」一語一語叩きつけるように言う。
「私を本気にさせてみせてよ」
そして愛弟子達に向かって挑戦的な笑みを見せた。
それは今までスバルたちが見たことの無い種類の笑みだった。
妙な圧力がのしかかってきて、それに飲み込まれそうになる。
その魔導師の目は語っていた。できるものならやってみせろ、と。
自分達の師はこんなに好戦的な目つきをしていただろうか?
まるで限界まで引き絞られた弓。
そこから放たれる寸前の矢を前にしているかのような錯覚を抱いた。
「同じ一介の魔導師としてね」
続けて発せられたその言葉にフォワード陣は揃ってはっとした。
「は、はいッ!!」





762 名前:最後の模擬戦:2008/06/18(水) 20:55:03 ID:+eX6kzPX
話がついたところで、隊長陣は集まって陣形や大まかな戦略についての方針を立て始めた。
戦闘前であるというのに、その顔つきはどの顔も嬉々としていた。
「フォーメーションはどうする?」
「定石なら1・2・1型で、シグナムが先陣で切り込むことになるね」
「いっそのこと、思い切って3トップでいこうよ。私は後ろで様子見で」
「なのは……おめー、最近、何気に性格悪くなってねーか? 」
「え、どこが? それはともかくフェイトちゃん、久々にアレやろうか?」
「いいよ、じゃあタイミングを見て。アレは久々だね」
「何だよ…。結局、テスタロッサもなのはもやる気なんじゃねーかよ」
「ふっ、中々面白い戦いになりそうだ。血が踊る。お前もそうだろう?レヴァンティン?」
<< Jawohl !!!!!! >>

不気味に笑う隊長たちを遠目に見て、フォワード陣は
内心、少々怯えながらもティアナを中心に作戦を練った。
テキパキと他の3人に作戦上の役割を振り分けながらも、
ティアナは今更ながらに、不安を抱えていた。
本当にあのなのは相手に本気を出させることができるのか。
「大丈夫、大丈夫だよ!ティア!」
スバルが力強くティアナの背を叩いた。
バチンと大きな音が響く。
「痛ッ…! あんた…何すんのよ、この馬鹿力娘!」
「あはは、ごめーん。ほら、そろそろ行かないと」
我先へとフィールドに向かって進んでいくスバルの背中が、なぜかティアナの目には頼もしく見えた。
ティアナはスバルの背に誰にも聞こえないよう小さく声をかけた。
「ありがと」
その瞬間、スバルがにこりと微笑んだのを後ろにいたティアナは知るよしもなかった。
「行くよ、みんな!」
スバルが檄をとばせばそれにこたえて、応、とフォワードチームが気勢をあげた。


今、機動六課最後の模擬戦が始まる。



END


763 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 20:57:14 ID:+eX6kzPX
以上だ。では雑談の流れに戻ってくれ。

764 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:07:14 ID:t1EqwVcw
ええええええええええええええええ!!!

この血のたぎりをどうすればいいんだ


なのは系熱血MAD| λ...

765 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:20:00 ID:J0+yJH32
おお、なのはさんがちょっと意地悪だ。
だがここであんな意地悪をするとは、俺達に出来ない事をする。
そこにしびれ(ry
GJ!

766 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:22:41 ID:9eN9BtVP
なに、この寸止め。
うおおおおお、続きが気になるぅ〜〜。しかしGJ

767 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:29:52 ID:07kSufWY
…GJ……うんGJですよ、地雷踏みまくってる気がしないでは無いですがwww
それと↑の方の話題でフルメタルジャケットを進めようとしたけど、
とっくに話題が変わってた俺涙目…超涙目orz

768 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:33:41 ID:yB0N/tLG
>>762
駄目だこのフェイトさん…
こいつが一番殺る気全開だろwww

769 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:33:49 ID:x+kyG9mp
続きは脳内で保管してくれって感じだな。
まあ、確かに最後の模擬戦はぼかした方が奇麗にまとまりはするけれど。

770 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:40:08 ID:7RjwVPqp
ボロボロになりながらも、最後にはなのはの額にクロスミラージュ突き付けて
「…私たちの勝ちです」
って言うティアナを幻視した

771 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:41:27 ID:qJ1HARZK
最後の模擬戦ちゃんと書ききったSSって今までにあったっけ?
鬼火さんのせいでめっちゃ読みたくなってきちまったぜww

772 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:42:44 ID:dW36Z/Md
その直後にぽん、とティアの肩に手を置くフェイトさんが見える

773 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:45:17 ID:9eN9BtVP
機動六課最後の模擬戦…

――それが私、ティアナ・ランスターの最後の実戦になるなんて……

774 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:45:40 ID:TdccLGVm
まあ、実際にやったらフェイトやシグナムに斬り込まれて分断→各個撃破だろうな

775 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:46:56 ID:a+vqnMKR
横綱相撲に違いない

776 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:49:16 ID:pGGGxIQ1
新人組は……というか六課は、敵が分散したら自分たちも分散するからなw

777 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:51:55 ID:dW36Z/Md
じゃあ此処は別方向のガチ戦に

1 パイプ椅子を二つ向かい合わせに置く
2 術者二人が向かい合って座る
3 物理誘導弾のみによる殴り合い、気絶かギブアップまで勝負が続く

778 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:54:42 ID:x+kyG9mp
>>777
ナイフエッジデスマッチを思い出した。
射撃系の魔導師ならそういうシチュで決闘とかやりそうだなぁ。
超至近距離でも魔力弾の撃ち合い。弾道を読み切れずに迎撃し損ねたら即死。

779 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:57:12 ID:dW36Z/Md
で、パイプ椅子毎吹っ飛んだティアナが鼻血をフンッと吹いて
パイプ椅子を立て直してもう一度挑むと

なんか模擬戦トトカルチョやってるの見ると決闘禁止法無さそうだしwww

780 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:01:16 ID:pGGGxIQ1
『寝そうになった奴は殴っていい』ルールでガチバトルとか?

ちょっとおかしくなったなのはが「フェイトちゃんは目を開けて喋りながら寝てるの!」とのたまって連打を繰り出すも、あまりの眠気にセブンセンシズ覚醒したフェイトのクロスカウンターで相打ちに終わる。




……巣に帰ろう。

781 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:01:47 ID:m9yPerNE
ティアナの幻術上手く使えば勝てる気もするけどね、おびき寄せたとこでキャロのヴォルテール一発

782 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:02:57 ID:9eN9BtVP
ガチバトルで思い出した。

笑ってはいけない機動六課。

とかなw

783 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:19:44 ID:TJvrrvZ7
>>782
八神はやて部隊長へのバツゲーム
「揉んではいけない機動六課24時」

なーんて思いうかんだ

784 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:21:10 ID:dW36Z/Md
もう風雲!やがみ城だな

785 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:21:36 ID:x+kyG9mp
レイハさんへの罰ゲーム
「カートリッジロードしてはいけない機動六課24時」

786 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:35:07 ID:TY/KCMwa
一期・二期クロノorユーノ及びエリオへの罰ゲーム
「セクハラされてはいけない時空管理局24時」

787 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:39:38 ID:/XYFP97s
されてはいけないなのか?
リーゼ姉妹呼んできたら開始5秒でクロノが脱落しそうなんだが

788 名前:海鳴老人会×ヴィータ:2008/06/18(水) 22:54:16 ID:7p3fdaLg
どうしようもない小ネタで流れ豚斬るけど
>>689を見て、海鳴市老人会改めヴィータちゃんを愛でる会の様子を試しに書いてみた
セリフのみだから読みにくいかも


「…んっ…んぷ……ぷはっ……はぁ…はぁ…」
「んじゅ、じゅる……ふうう〜、やっぱりヴィータちゃんのさくらんぼみたいな唇は美味しいのう」
「胸の先っぽにも小っちゃなさくらんぼがついとるわい。ほ〜れほれ」
「あっ、や……じっじーちゃん、それ…あっ……な、なんかヘンな感じ…んっ」
「ほっほ、可愛いのう。そんならどんな感じがするか言ってごらん」
「えぇと……んっ…く、くすぐったい感じ…?…あんっ……でもちょっと違う感じが…」
「ふむふむ、どう違うのか詳しく述べてみい」
「え〜難しいよ〜…ふあっ…んと、奥の方?がムズムズして…  ひぎゃっ?!い、痛いーっ!!」
「なっ…どうしたんじゃヴィータちゃん?!」
「ああっ!源さんそこで何しとるか!」
「何って、ビータちゃんのオマンコに指を入れとるんじゃい。おおお、キツキツじゃあ〜」
「…いっ…ぅあっ……や、だ……ぬ、抜いて……ひっ」
「こっこの耄碌ジジイが!その節くれ立った指を早う抜かんか!ヴィータちゃんが痛がっとるじゃろーが!」
「嫌じゃあ!ビータちゃんの初めてはワシのもんじゃあ!」
「お、おのれ〜貴様それでもヴィータちゃんを愛でる会の一員かぁ!表へ出ぇい!」
「やっ…やめてよじーちゃん達!あたしなら平気だから、ケンカなんかするなよぉ!」
「ヴィ、ヴィータちゃん…しかしじゃな…」
「ほ、本当に平気だからさ……さっきはちょっと驚いたけど、こ、これくらい、全然痛くないから…
 だから……だから、ケンカなんかしないでよ…!」
「ヴィータちゃん……くうっ、なんて良い子なんじゃ…!」
「本当にのう…!わしの孫なんて正月にお年玉やる時にしか優しくしてくれんのに…!」
「すまんかったビータちゃん…ワシは心を入れ替えてもう乱暴はせんよ!
 これからはもっと優しく丁寧に、ねっとりじっくり色々なことを教えてあげるからのう〜!」
「え?あっ…ひぁんっ……ちょ、ちょっと待っていきなりはっ……んにゃっあああん!」



こんな感じ?なんかごめん

789 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:57:41 ID:TJvrrvZ7
>>788
地の文付きの完全版で投下するまで全裸で待ってる

790 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 22:58:16 ID:acV9M6Tj
>>788
お前バカだろ(褒め言葉)。

いや、最高だったわwww。
まさかあんな流れの会話で実際に文章にする猛者がいるとは驚きだ。

791 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 23:52:14 ID:h+zlczM7
ヴィータエロっていつ以来だw?

792 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:10:17 ID:+Qloffe3
>>791
俺の脳の記憶野には、
次元犯罪者に嫁いでHAPPY END

なSSが未だに残ってるんだ!
これを上書きするようなヴィータ・ラヴなSSを誰か、頼む!!1

793 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:12:06 ID:7lKg/EP1
>>792
あれが良いと言うなら、相手がオリキャラの男でも良いんだな?
それで良いなら努力するがよ。

っていうかヴィータに合う男キャラっていねえし・・・やべ、なんか哀しくなってきた。

794 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:18:43 ID:5YO365Fc
>>771
許されるならちょっと挑戦してみようかな
ここの書き手を退いて久しいですが

795 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:23:02 ID:07PC+2/K
>>791
約一年・・・・細かく言うと9ヶ月くらいだ。

796 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:34:18 ID:YpaeXpWD
>>795
3ヶ月くらい前に八神家乱交話があった。

797 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:41:57 ID:HKp11AIk
>>792
それってなんてやつですか?
俺が覚えてるそれっぽいのはヴィータさんが捕まって洗脳されてコピられて
黒化して成長して敵として登場ってやつなんですが。

798 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:43:13 ID:xNc1+Thk
最低SSの再評価から、即エロをより短くした
台本のような最低エロパロが派生するとは、
このとき、誰も知る由はなかったのだ……

799 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:44:59 ID:zn3gtSmG
エロは地の文こそ命・・・じゃないかなあと言ってみるテスト
セリフで誤魔化すみとしえては

800 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:47:14 ID:oRGsKUky
ヴィータのエロが足りねえええええ!と思ったから需要を作るために
ザフィ×ヴィとか触手(蒐集対象)×ヴィとか触手付きエリ×ヴィとか教え子×ヴィとか
自力で書こうと試みたけど、俺の貧弱な作文力ではまるで形にできなかったんだぜ…
今はザ・シガー氏の外道主シリーズに期待してる

801 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:52:14 ID:xNc1+Thk
いまいちヴィータの魅力が分らない
誰かご教授願う

802 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 00:53:50 ID:ekBjum2N
熱くて一途
体は子供で頭脳はオトナ
ツンデレ
ウサギ萌え属性
でじこ

803 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:27:16 ID:HT21UV6R
少数派だろうが三つ編み萌えなんだ。
正確にいうと三つ編みが解けたときのちょっとウェーブ萌えだ。
すまん。今すごく酔ってる。

804 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:34:38 ID:zn3gtSmG
ここ数日の流れをかんがみた結果、次にはやる新ジャンルは
「ヴィータちゃんに罵倒されながらも見事に受精してもらう」

805 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:39:18 ID:aPkMcVT0
このスレは本当に何処に行くのか…w

しかし、何か1000に行きそうな勢いだな
珍しい

806 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 01:44:58 ID:BFvi+g4j
>>805
カオスの彼方へw

807 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 02:58:43 ID:07PC+2/K
>>801
なんと言うか、あの喋り方かな。
「睨んでねーです」はツボだった。


808 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 03:55:25 ID:ZB5E5ptg
>>794
書いてくれるの?期待して待ってても良いのかな?かな?

809 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 04:01:50 ID:JGKmY4ri
>>776
まあ治安組織である以上陽動だから放置ってわけにはいかんからな。分散するのは
しかたない。
もっとも6課の場合、そっから先の配置のまずさがすごいわけだが。
ホテルの時なんかもう。
3人娘に屋内警護任務なんて役立たずを通り越して害にしかならんし。

810 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 04:12:21 ID:1S5qx/wb
>>809
機動六課は軍としては間違いだらけだからな…

ティアナが殴られる理由がわからん…
なのはのリハビリ姿は同情が欲しいようにしかみえん…
あんなの見たら、この人について行って大丈夫か?と思うが…

811 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 04:12:40 ID:Y7v1XDIh
>>779
そのままパイプ椅子で殴りかかるのかと思った。

812 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 05:02:00 ID:mKRqCO8R
>>810
むしろ管理局とは関係なかったころに何故監視されて映像が残されているのかについて
明らかに上空から撮ってるし、ユーノと会った後、クロノ初登場前のやつもあるのがな

813 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 05:06:18 ID:W1vG2kHC
ユーノの個人的な盗撮動画が接収されたと見た

814 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 05:27:31 ID:p0qZ2Ipr
>>810
ティアナが殴られたのは必要以上に上官にくってかかったからじゃないか?
殺傷設定で切りかかった上、上官に反論だからな。
ホントの軍隊とかであんな事やったらもっとひどいことになりそうな……
紛争地帯の軍だったらそれこそ殺され(ry

っていうかそもそも管理局は軍隊とは別だと思うから
軍として間違いだらけという意見は根底からおかしいような気がするが

815 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 05:59:24 ID:JGKmY4ri
>>809
管理局って軍でありながら治安組織だからな。
まあそのあり方自体が間違ってるんだが。
軍隊にまっとうな治安維持なんてできん。
というかミッドって行政府あるんだろうか?
警察も軍も管理局が握ってるんだがもしかして軍政か?

>>814
あれって殺傷設定なのか?血が出てたのは単なる映像的見栄えだと思ってたんだが
殺傷設定の刃を素手で握ったらあんなもんじゃすまんのじゃないかな?
それにいくらなんでもそこまで暴走してたら軍隊だろうがなんだろうが法律的に
ひどい目にあうと思うんだが。
まあそれでもティアナが殴られた理由はわかるんだが、ティアナの気持ちもわかる。
部下(生徒)の創意工夫を「そんなこと教えてない」って問答無用で制裁しちゃまずい
よ。さすがに。


816 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 06:14:16 ID:/iG5Dzjw
なんかレジアススレでやれな内容になってきたな

そんなことより誰が一番エロイ尻を持っているか考察した方がいいんだぜ?

817 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 06:19:36 ID:EaODPavV
俺的エロイ尻
本命 フェイト
対抗馬 シグナム
単穴 リンディ

ダークホース レジアス

818 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:13:10 ID:ZaCJLXHv
>>809
近接戦の出来ないMAP兵器のはやて、砲撃戦主体のなのは、高機動戦闘が主体のフェイトが屋内担当って適材適所を考えてないよなぁ
むしろ外にいたシグナムやヴィータの方が屋内戦に向いてたはずだし、フェイト以外は屋内での警護に向いてないだろ。
隊長連中の指揮振りの方がある意味ティアの誤射より酷いのにな
そいやティアの件って六課内部で終わってるんだっけ?

819 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:15:02 ID:YpaeXpWD
下らん俺様論は他所で語ってろ

820 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:22:11 ID:EaODPavV
>>819
そこは隊長陣の指揮のせいではなく、視聴者サービスという名の脚本演出のせいだと思うのよね。
あれだ、なんでドラえもんの静ちゃんはいつも真っ昼間に風呂ばかり入っているのかと同じレベルだと
思うんだよ。突っ込んでも仕方ないと思うぜ。


821 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:31:05 ID:aMNNY/Of
そのどーでもいい下らない議論いい加減に止めてくれ

最近、いくらなんでも雑談多すぎるだろ……
雑談用に避難所でも作った方がいいんじゃないか?

822 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:44:23 ID:2kHDl8mr
気持ちはわかるが、「避難所行け厨」が発生しかねないのが辛いところ。

823 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 07:50:36 ID:0qCnSkeD
>>821
いいだしっぺの法則
まあ、作っても過疎るだろうけど

824 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 08:06:57 ID:xNc1+Thk
俺のチンコは殺傷設定

825 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 08:07:42 ID:lMWWnXYr
StSの設定厨はほんと自重しないからな。
だから避難所つくったりテンプレで自制を促しても無駄だと思う。
諦めてその時々で対応するしかない

826 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 08:24:13 ID:HNRGZOad
>>817
トーレ姉を忘れちゃいかんぜよ!

827 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 09:04:17 ID:qmYnYbPA
楽しい雑談だったらOKだけど、
延々同じ内容の話をくり返すのはマジ勘弁。

828 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 09:11:17 ID:u6SigEP1
>>817
果たしてはやては尻は育てなかったのか?

>ダークホース レジアス
こう相撲取りとうかなんというか。


829 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 09:31:55 ID:2kHDl8mr
つか、六課制服自体、尻エロのためにあると言っても過言ではない。

830 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 10:49:43 ID:AdiPFzuS
みんな、スバルを忘れてないか? 彼女も結構いいケツしてるぜ。

831 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 10:55:32 ID:mKRqCO8R
六課の制服って言うか陸の制服だな
しかしバリアジャケットのほうのデザインを統一したほうが組織っぽい

832 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 11:23:49 ID:xqllKRCL
コミケグッズの温泉絵の、はやての尻はエロかったw

833 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 11:51:13 ID:iQXAxXLh
>>831
六課全員スク水フォームと申したか?

834 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 12:22:38 ID:HNRGZOad
>>833
ばっかおめー、スク水フォームなんか採用したら格差社会が浮き彫りになるからあの部隊長が採用するわけないだろ。
ここはパッドやよせてあげるブラで誤魔化せ、さらにセクハラしても違和感のない服装、メイド服フォームとかがええんちゃうか?

835 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 12:28:50 ID:1+fn3+rK
>>831
通常バリアジャケット言われてるのはあの胸当てみたいなやつや、緑の作業服みたいなのだろ。一応、一般局員たちの装備としては統一されてるみたいよ?
ただ、魔力でバリアジャケット編める人たちにしてみりゃ、大量生産品よりは、自前の方が信頼がおけるんじゃない?
それだけの実力がある人は自由なんだろうと思う。

836 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 13:02:58 ID:AdiPFzuS
>>834
ならば定番中の定番、体操服フォームを推奨しよう。
スパッツは不可、ブルマーのみ。ちなみにノーブラで。

837 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 13:47:00 ID:iQXAxXLh
いっそのことマイクロビキニフォームで…



いや、なんでもない…

838 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 13:51:55 ID:HT9wyl21
さすがのスバルやフェイトそんでもスリングショットは恥ずかしくて無理に違いない

839 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 15:12:15 ID:ZaCJLXHv
>>834
なんでメイド服だとセクハラしても違和感がないんだ?

840 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 15:26:08 ID:wpuVqh0d
メイド追っかけるハーブ園の主人なんてのがいるからねぇ

841 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 15:37:43 ID:AdiPFzuS
日本におけるメイドのイメージは半分奴隷みたいなもんだからなぁ。
実際のメイドは髪は短いかまとめて結い上げていて、それをズン帽で落ちないようにしていて、エプロンも汚れて汚いのがデフォ。清純さと可憐さからは程遠い重労働だが。

842 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 15:41:12 ID:MnhujRTd
>>834
寄せて上げるブラのメイドと言われて即効浮かんだのが
PADty(ザ・ワールド

843 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 16:02:32 ID:brbL4O9d
PAD長と聞いて

844 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 16:56:21 ID:xNc1+Thk
大胸筋を鍛えれば胸が大きくなるとか小耳にはさんで腕立て伏せをしようと思ったら
10回もいかないうちにべしゃっと崩れ落ちる軟弱なはやて(12)とか可愛いじゃないか

845 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 17:14:08 ID:1S5qx/wb
>>844
大胸筋矯正サポーター…

金玉が浮かんだwww

846 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 17:15:04 ID:yzCTDNxl
ここのスレ本当にいろんな人いるな
東方でたりサンホラでたり

ためしに言うがフェアプレイズ知ってる人何人いるんだ?

847 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 17:23:53 ID:/iA4ndrL
>>846
なつかしいなフェアプレイズ 
文房具が武器になんだよな

中途半端に終わってしまったのが残念
結構おもしろかったのに……

848 名前:ザ・シガー:2008/06/19(木) 17:25:32 ID:7lKg/EP1
うわ! ちょっと帰ってスレ見たら凄まじく雑談で伸びてる!!
このまま1000行かせちゃ不味いので急遽投下します。

以前投下した「風の癒し手 恋をする」 の番外編でオリキャラの男がメインの話、シャマル先生に会う前の前日譚的な話です。
非エロの上にリリなのキャラは一切登場しませんのでご了承を、そういうのがダメな人はくれぐれもスルーしてくださいね?

849 名前:風の癒し手 恋をする:2008/06/19(木) 17:26:44 ID:7lKg/EP1
風の癒し手 恋をする 番外編 彼の場合(前編)


青年、ケビン・D(ダニエル)・スミスの朝は早い。
朝日が出て間もない頃、ベッドの枕元に置かれた目覚まし時計が耳障りな音を立てる数分前に目を覚まして時計の目覚ましスイッチを押す。
目覚まし機能をオフにされた時計は今日も変らず沈黙を守り、静かに時を刻み続ける。


「ふぅ・・・」


目覚めたばかりでまだ正確に稼動しない脳に覚醒を促しながら、彼は小さく息を吐いた。
今日もいつもと変らぬ平穏な朝を迎えた事に感謝しつつ、その大柄な身体をベッドから起こす。
窓の近くへとゆっくり歩み寄りカーテンを開ければ外界から眩い陽光が射し込んできた。
今日も変らず下界を照らす朝日の輝きに、彼の心身は早くも好調に稼動を始めた。


「今日も良い天気だ」


ケビンはそう呟きグッと背伸びをする。
190センチを越える大きな身体がしなり、全身を覆う発達した筋肉が収縮して服を押し上げて逞しいラインを描く。

青年は深呼吸を数回して新鮮な空気を肺に送ると、そのまま冷蔵庫に向かう。
冷蔵庫のドアを開ければ一人暮らしの男にしては豊富な食材が整頓されて収まっている。
彼はその中から迷う事無く一本のペットボトルを取り出した。
中に満ちているのは野菜やフルーツにビタミン剤やプロテインを混ぜた特製ミックスジュース、それを出すと同時に一気にノドに流し込む。
朝から冷たい飲み物を胃に送るのはあまり良い気分ではないが、これから行う“慣らし”を考えればどうという問題は無いだろう。

彼はそのまま洗面台で顔を洗いぼさぼさの短い髪を軽く手櫛で整えると、トレーニングウェアと履き慣れたバッシュを身に付けて外へと出かけて行く。
部隊宿舎の門を潜ると、朝もやの広がる中を緩やかなペースで駆け出す。
もう何年も続けている習慣、朝の恒例となったランニングである。
決められた時間、決められたペースで、決められたコースを走る。その日も一分の誤差もなく同じコースを消化した。
ランニングのコースにある生花店の店主がケビンを見ると気さくな笑顔で手をふって挨拶をする。


「おはようございます」
「おはようダニー(ダニエル)、今日も精が出るねぇ」


いささか年を食った年輩の主人にケビンも軽く会釈して挨拶する。
彼が今の部隊に配属されその宿舎に住むようになってから数年間、ほとんど毎日の恒例行事となった光景がまた今日も行われた。

その後、合間合間にプッシュアップ(腕立て)等の筋トレを挟みながらアップダウンのある数キロのコースを走るとクールダウンの為に軽いウォーキングへと移行、余裕を持って宿舎へと帰る。
汗に濡れたトレーニングウェアが少しばかり不快感を感じさせるが、それももはや日常的な事であり慣れたものだった。
宿舎に帰るとそのままシャワーに行き、冷たいシャワーと熱いシャワーを一定の間隔で交互に浴びてクールダウンを終える。


850 名前:風の癒し手 恋をする:2008/06/19(木) 17:27:43 ID:7lKg/EP1
そして着替えを済ませると、ケビンはようやく宿舎の食堂に向かった。

ケビン・D・スミスの朝はこれでようやくスタートする。





トレーの上に栄養バランスと消化効率を考えた食事をたっぷり乗せたケビンはいつも指定席である開いた席に向かう。
その隣には同じ部隊の同僚が既に陣取ってスプーンとフォークで存分に食事を楽しんでいる。


「おう〜、おはようダニー。今日もまたトレーニングか?」
「ああ」


人懐っこい笑顔で挨拶をしてきた同僚の言葉に軽く答えながらケビンも席に着き、すぐに食事を口に運び始める。
逞しく大柄な身体を最高のレベルで維持する為にトレーの上に盛られた食事の量は半端ではないが、ケビンは黙々と口に運び順調にトレーの上を空にしていった。
その様を見ていた同僚は呆れたような顔をして口を開いた。


「まったく・・朝からよく喰うねぇ〜」
「そうか?」
「そうだよ」


これもまたいつもしているような会話。
だがここで同僚はいつもと違う事を口走った。


「そうそう、聞いたか? なんでもよその部隊から医務官の先生さんが来てるらしいぜ?」
「よその部隊から? どうしてだ?」
「いつものバートン先生は病欠、近い部隊の医務官先生は講習の為に出張だそうだ」
「そうか」


ケビンは事情を聞くとそれで興味をなくしたのか、小さく返事をした。
だが同僚はそんな彼の首に突然腕を回して肩を組むと、耳打ちする。


「実はよぉ、ここに来る医務官の先生ってのは“あの”機動六課の先生らしいぜぇ〜」
「機動六課ってあの機動六課か?」
「他になんの機動六課があんだよ? あのエースだらけの実験部隊に決まってんだろ」


機動六課の噂はケビンも知っている。
あちこちから腕っこきのエースばかり集めたという新設の実験部隊。
中には高名な教導官や優秀な執務官、特殊な技能・才能に溢れた隊員で構成された隊と聞いていた。
不必要に集められた強大な戦力に疑問を感じたのがひどく印象に残っている。


「それも凄い美人らしいぜ〜♪ どうよ? これで少しは気になっただろ?」
「いや別に」
「おいおい! 本格的につれねえじゃねえかよぉ〜。一緒に見に行こうぜ? なんか理由作ってさぁ〜」


851 名前:風の癒し手 恋をする:2008/06/19(木) 17:28:28 ID:7lKg/EP1
「遠慮するよ。子供じゃあるまいし」
「かぁ〜、マジにつれない男だなぁお前は。美女に興味はねえのかよ?」


ケビンは下心丸出しの誘いを軽くあしらいながらその後も絡んでくる同僚と言葉を交わしつつトレーの上の食事を次々に胃に送る。
そうして適度に腹を満たした時には、若干の余裕を持ちながらも隊の仕事が始まる時間が近づいていた。


「そんじゃ、そろそろ行くかねぇ〜」
「ああ」


二人はそう言うとトレーを片しながら襟元を正して部隊の勤務に向かった。





地上本部所属第87部隊。
隊員全員のランクはお世辞にも高いとは言えないながらも、地上本部に所属する部隊の中でも叩き上げの腕っこきが集まる部隊として知られている部隊だ。
前線要員の大多数が陸戦魔道師と少数の空戦魔道師で構成されている。
部隊構成や人数は極平均的、無論だが特殊な能力を持った隊員など一人もいないがそれを補って余りある程に部隊の連携や戦闘錬度は高い。

そして今日もまた、87部隊の男達は激しい訓練に明け暮れていた。


ミッド地上、地上本部の室内訓練場。
全天候・地形・建造物の全てを魔力で仮形成可能な訓練場、その今日の状況は凄まじい暴風雨だった。
訓練場の武装局員は通常の局員とは違う、上着部分の袖や裾のない軽装なデザインのバリアジャケットを着想しデバイスを手にしてその中を駆けていた。
打ち付ける豪雨やぬかるむ地面を気にもせず、武装局員達はその逞しい五体を躍らせてガジェット型仮想敵ターゲットが撃つ弾幕を駆け抜ける。
向かうは遮蔽物となる仮想建造物の陰、鍛え抜かれた屈強な隊員達はその強靭な脚力を以って全力で突き進む。
無論、その合間にもデバイスでの応戦射撃と防御障壁の展開を組み込み仮想敵への対応は忘れない。
敵の射撃が豪雨にも勝るような量の火力で降り注ぎ、防御魔法障壁に当たっては火花を散らして霧散する。
その度に展開した障壁は軋みを上げて徐々に削られていく。
訓練とは言えど寿命の縮むような思いをするが、隊員は誰一人として泣き言など言わない。
もはやこの程度の荒行は日常茶飯事となっている、彼らにはこの程度の事は慣れっこだった。


「弾幕薄いぞ!! 防御陣形はそのまま、後衛は適時膝撃(ニーリング)で敵ターゲット掃討!! 残りはさっさとカバーポイント(遮蔽物)にケツ隠せ!!!」
「「「「Sir ,yes sir(了解)!!!」」」」


小隊長が怒声を以って指揮を飛ばす。隊員はまるで最初からタイミングを合わせていたかのように完璧なタイミングでこれに応えた。
先行する隊員はギアを一段上げて走り抜け、後衛の隊員はその場で膝射を行い敵ターゲットにさらなる弾幕を叩き込む。
まさに一心同体、極限まで錬度を高めた叩き上げ部隊の見せる連携である。
隊員達はぬかるむ大地を駆け抜けながら防御と応戦射撃を続け、順調に敵の数を減らしながら次々に目標の遮蔽物へと到達した。

残った後衛の隊員は一定の間隔で膝射を行いながら先行する隊員達に一人また一人と追い付いて行く。
そしてその時、後衛を務めていた一人の隊員がぬかるみに足を取られて転倒した。


「ぐおっ!」


常の彼らならばしないであろう失態、偶発的に起こったアクシデント。
さらに倒れた隊員に残存する敵ターゲットの射撃攻撃の掃射が襲い来る。


852 名前:風の癒し手 恋をする:2008/06/19(木) 17:29:10 ID:7lKg/EP1
実戦的な訓練を想定した仮想敵ターゲットには容赦などという生易しい言葉はない。
後衛の一人の隊員がその場で倒れた仲間をカバーする為に立ち止まって応戦しようとした。


「大丈夫かローランド?」
「クソ! 俺なんざ放っておいて先に行け! このバカ!!」
「黙れ、舌を噛むぞ」


自分を見捨てるように促した男に彼はそう答えながら、その筋肉質で太い腕を男の腰に回した。
すると、まるで軽い荷物でも持つかのように男を肩に担ぎ上げ、今までと少しも変わらぬ速度で走り出した。
そして射撃魔法での応戦も忘れてはいない。

仲間を助けながら、彼は先行した隊員の待つ目標地点へと全速力で駆け抜けた。
良い標的となった彼に敵の射撃が次々にかするが、それでも彼は怯まない。
何発か直撃してバリアジャケットを焦がし削られても止まりはしない、ひたすらに鍛え上げた足を使って走り続ける。

弾幕の雨を掻い潜り、彼が目標地点に辿り着いた時にはバリアジャケットのあちこちを焦がし傷だらけになっていた。
そんな彼に分隊の小隊長は鬼のような形相で出迎えた。


「ダニー! 訓練で英雄気取りか!? このマヌケ!! この程度の訓練で傷増やしてんじゃねえ!!!」
「すいません隊長・・・」
「うるせえ! さっさとローランド連れて医務室にでも行けタコ!! 他の連中も解散しろ、今日の訓練はこれにて終了だ。さっさと汚え身体でも洗ってこい!!」
「「「Yes sir!」」」


小隊長のいつもの怒声を受けてこの日の訓練は終了。
泥まみれになった隊員一同はバリアジャケットを解除しデバイスを待機状態にして早々に身にこびりついた汚れを落としに行く。
僅かながらも負傷したケビンは同じく傷ついた仲間に肩を貸して医務室に向かう。
そんな彼らに他の隊員達は少しばかりのふざけた調子で声を掛けた。


「お〜い、ダニー、ローランド〜。例の医務間の先生によろしく言っといてくれ〜」
「この部隊にゃあ、良い男が“よりどりみどり”だってなぁ〜♪」
「そうそう、特に“俺”とかなぁ〜♪」
「バァ〜カ、鏡で一片見直してきやがれ」


彼らのふざけた言葉に、ケビンに肩を貸されたローランドが苦笑して言い返した。
ケビンはそんなやり取りを“ヤレヤレ”といった具合に呆れて傍観。
冗談交じりの会話の応酬をした彼らはそのまま医務室に向かった。

嗅ぎなれた消毒液の独特の臭気を嗅ぎながらケビンは医務室のドアを開けた。
これが彼にとって運命の女性との出会いになるとは、その時の彼には思いも寄らなかった・・・


続く。


853 名前:ザ・シガー:2008/06/19(木) 17:32:05 ID:7lKg/EP1
投下終了です。
とりあえず、こういうオリキャラがメインに来る話はかなり冒険なんで色々と恐いな・・・ちゃんと書けてるかどうか。

まあ、この後シャマル先生と初めて出会うという話で。

854 名前:ザ・シガー:2008/06/19(木) 17:33:56 ID:7lKg/EP1
ああ、速攻で誤字発見だよ・・・

>>852の以下の部分はこうしてください。
「お〜い、ダニー、ローランド〜。例の医務間の先生によろしく言っといてくれ〜」
        ↓
「お〜い、ダニー、ローランド〜。例の医務官の先生によろしく言っといてくれ〜」


で、お願いします。

855 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:09:05 ID:qmYnYbPA
GJだ!

まぁ、たまには雑談で1000いくのも良いんじゃない?

856 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:10:24 ID:XOD8xNzE
シガー氏のオリキャラは嫌味がなくていいのぉ〜。

857 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:17:11 ID:07PC+2/K
まったくもって。
うちのオリキャラにも見習わせたいな。

858 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:17:56 ID:5/Uv9Jpt
>>854
GJでした
そして次はヴィータの話を期待、してもいいですか……ヴィータは最近本当に
エロがないので……


859 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:26:16 ID:cEog7nFO
原作の出番に反してここで出番がないのは誰だろう…

860 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:33:07 ID:5/Uv9Jpt
>>859
性的な意味で出番がないならスバルだろう……

861 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:36:36 ID:cEog7nFO
ロボ娘の需要がないのか…
あれ、でもナンバーズは(ry

862 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:39:35 ID:xqllKRCL
今回もGJでした!

個人的にシガー氏の作品では、「甘党艦長と俺物語」が好きなんだが、義理の娘との禁断の関係を描いたStS編が読みたいと思うのは俺だけでしょうか?
バッドルートは勿論、リンディさん激怒でnice boatな結末に。ハッピーエンドでは仲良く親子丼とかw

863 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 18:47:05 ID:rb8Nvv+S
スバル×ヴィータでアイスプレイでもすればエロ不足が解決するじゃないか!
好物が被ってるのに何故誰もアイス同盟を組ませようとしないのか

864 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:53:16 ID:wpuVqh0d
そういやこのスレって百合の需要どんなものかね

865 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:56:50 ID:07PC+2/K
>>864
たまに欲しくなるな。

866 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:57:58 ID:QEFUzTeM
むしろ三途の向こうがメインでこっちがサブ

867 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:19:16 ID:qmYnYbPA
リリカルふぇいとマダー?

868 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:21:49 ID:p0qZ2Ipr
>>864
書いてくれるなら歓迎。
需要が無いわけじゃなくてこのスレでは百合の職人さんが少なめなだけだよ。
百合は個人サイト持ってる人が多いし百合スレもあるしでこのスレで若干少なめなのは
仕方ないかなとも思う。

869 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 20:58:54 ID:/NUh6sEf
以前に百合書いたことある者だけど、やっぱりこっちでも需要あるのかね?
場合によっては書いてみたい話がいくつかあるんだけれど。
個人的には是非とも>>860の意見を具現化してみたい、もしくはして欲しいと思った。
まあその場合は某見習い執務官とにならぁな。


まあその前に連載終わらせないとな。

870 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 21:03:12 ID:aMNNY/Of
>>869
ぜひ書いて欲しい

871 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:34:45 ID:zn3gtSmG
俺の記憶では
ヴィータ、ティアナ、すずか、エイミィ、レティのエロがここ最近みてない

872 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:35:44 ID:wpuVqh0d
>>868
ふむ、百合多数派の作品でありながらあまり見かけないのは
やはりそう言うワケか
まぁ個人的には全く受け付けないので助かってたりw
無論書く事にどうこう言うつもりはございません

873 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:35:46 ID:07PC+2/K
>>871
すずかはアリサとのがあったと思うけど。
エイミィは・・・・・・通販?

874 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:36:37 ID:u6SigEP1
GJ!
ダニーも部隊もなかなかかっこいいですね。
しかしシャマル先生が男の園に一人行って大丈夫でしょうかw

875 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:17:52 ID:LECkTO7O
B・A氏とy=ー( ゚д゚)・∵.ターンA氏の光臨が待ちきれません!!

876 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:20:22 ID:8yxLIsfd
サイヒ氏の投下を心待ちにしている俺がいる

877 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:24:57 ID:LbyfB0fe
じゃあ俺は246氏を待つとしよう

878 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:31:52 ID:WuZQzMfQ
>>854
ザ・シガー兄貴の男臭い、いや雄臭い物語が大好きです。
朝のトレーニング描写が、精緻かつ熱が篭っていらっしゃる。
やっぱり、ザ・シガー兄貴はリアルガチムチに違いないっ!


879 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:33:03 ID:07PC+2/K
俺は暗愚丸氏を待っている

880 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:47:10 ID:j9LaTmZX
( ゚Д゚) ◆kd.2f.1cKc氏の「歪んだ素直」を待っている。

881 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:55:05 ID:Zm/ND8iN
y=ー( ゚д゚)・∵.ターンA氏の『ユーノ君の華麗な性活』は俺の中で至高の作品
あの話のヴィータのエロ可愛いさは俺に衝撃を与えた

882 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:02:34 ID:yzCTDNxl
夕方にフェアプレイズと書き込んだ者ですが、
あれってユニゾンデバイスっぽい気がします

883 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:07:31 ID:OTJcz6Mt
ユーノとキャロが恋人同士になるssの続きを待ってる
しかも次回は話の山場のようですし

884 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:19:47 ID:QhXiqwyj
住人一同、貴方の作品の投下をお待ちしております

885 名前:サイヒ:2008/06/20(金) 00:23:04 ID:3YYxgvOS
どうも。
陵辱と3Pのお勉強用に買ったエロゲが面白すぎてEnterキーばっかり叩いてた男です。
ミッドチルダにも粘膜接触による性魔術ってないかな。
あと「性魔術するなの」とおっしゃる地の魔神なのは様とか。最終的には淫獣専用最強デバイス&バリジャケに変身。


あと十日ぐらいはエロスのチャージ期間にしようと思ってたんですが、
1000阻止のためにクロエイ・クロフェ・クロカリの三時空クロノ話など投下しに来ました。
今回は全員エロです。ただし本番は無し。
細かいことですが、いつもはエイフェイカリの順番なのが、エイカリフェの順番になってます。

886 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳:2008/06/20(金) 00:24:31 ID:3YYxgvOS
 結婚して数年。子供も産んだ今ともなれば、夜の営みにマンネリが生じるのもやむ無しといえばやむ無
しだが、そこはまだ二十代の若さであり枯れるには早すぎる。
 だからちょいとそういう雑誌を買ってみたり、義母にご指導ご鞭撻を願ったりして知識を得て、新しい
試みなどしてみることにした。
 子供達を寝かしつけたところで夫の部屋に行き、とりあえずひん剥いてからおもむろに自分も全裸になっ
て、脇に置いておいた小瓶をクロノに手渡す。

「……なんなんだこれは?」

 小瓶をひねくり回したり栓を抜いて匂いを嗅いでいるクロノには答えず、エイミィは自分の胸に手を当
てた。

「よいしょっと」

 乳房の下側から側面までを手で掬い上げ、中心に寄せて、上げた。いつもは浅い谷間が、大きくかつ深
くなる。
 しかしこれでもまだリンディやフェイトには及ばない。かといって、エイミィが小さいわけではない。
立派に人並み以上はある。家族に高スペックなのが揃いすぎているだけだ。

(まあ、君の胸は好きだってクロノ君が言ってくれるから、悔しくなんかないけど)

 強がりでもなんでもない真情を頭の中で呟きつつ、まだ何をするのかよく分かっていなさそうなクロノ
に指示を出す。

「その中身、ここにかけて」
「……胸でするのか?」
「へえ、やっぱりこういうの知ってるんだ?」
「……それはまあ、僕だって男だからな」
「昔から部屋の掃除してもエロ本の一冊も出てこなかったのにねえ。アレックスとかランディから聞いた
の?」
「黙秘権を使わせてもらう」

 もうちょっと突っついても面白そうだったが、性交前の雰囲気としてはあまりよろしくないので追求は
そのへんにしてエイミィは上体をせり出した。
 その上に、クロノが瓶の中身を垂らしていく。透明でひやりと冷たいジェル物質が、胸と押さえる手を
濡らした。指の力はそのままで、エイミィは手の平で胸全体で皮膚、特に谷間に塗りこめていく。粘度が
高いためかあまり音はしないが、指の合間で糸を引くのは女の身でもいやらしとかん自他。

887 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳:2008/06/20(金) 00:25:43 ID:3YYxgvOS
 べったりと汚れきったところでエイミィは手を止め、身体をずらしてこちらは何もしなくてもすっかり
準備が出来ているクロノの肉棒にくっつかせた。
 しかし手の力を借りても、エイミィのサイズでは挟めないため柔らかい表面でふにふにと擦るのが精一
杯だった。
 とにかく弾力を伝えるべく強めに押しつけることを心がけつつ、クロノがちょっとでも気持ちよくなれ
るようにと、エイミィは人差し指でくにくにと亀頭を弄くった。残りの指は、乳に触れていない部分を軽
く撫でていく。

「…………どう?」

 手はともかく胸でするのは初めてのことなので加減が分からない。少ししたところでどれぐらい感じて
るかを訊ねた。

「気持ちよくなかったら正直に言ってくれていいよ」
「そんなことない。そこそこ……いや、かなりいい」

 気遣いだけでないのは、眼を閉じて少しだけ皺を寄せた眉間と、対照的に緩んだ口元で分かる。
 夫が悦んでくれていることをエイミィも嬉しく思いながら、サービスとして頭を下げてぺろぺろと亀頭
を舐めた。
 あらかじめこうすることも考えていたため、口に含んでも無害なローションを使っている。味も無味で、
慣れ親しんだ先走りの苦味がちょっと薄れただけだった。
 さらに、触れさせている胸の場所も変える。

「うわっ……。エイミィ、何を……!?」

 けっこう劇的に感触が変化したらしい。クロノが慌てて眼を見開いた。ちょっとだけ身体を引いて、エ
イミィは自分が何をしているのかはっきりと見せてやる。
 エイミィがしていたのは、硬くなりつつあった乳首で陰茎を弄くることだった。特に雁首の裏側をくに
くにしてやるのがいいようだと判断したエイミィは、そこを集中して攻めながら尿道口の割れ目を舌で何
度も往復する。
 無理に作った谷間で擦るよりも、あるものをそのまま使いその分だけ技巧を凝らす方が気に入ったらし
い。腰がさっきより大きくぴくぴくと震えている。
 エイミィも、クロノの肉棒を淫核の次に敏感な部分で触れ合わせることで、高まっていく。乳を使うと
いう当初の予定とはやや違えど、初めての乳奉仕は準備として水準以上の効果を出していた。

(んっ……ちょっと早いけど、そろそろ出るかな)

 ひくつき具合から、もうすぐ射精することが知れた。
 苦味と熱さについてはけっして他の物には変えられない液体が放たれる瞬間を求めて、エイミィは乳首
と舌をただただ激しく動かし続けた。

888 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳:2008/06/20(金) 00:26:46 ID:3YYxgvOS
          ※




「ふふっ」

 妖しく笑って、カリムは暴発寸前の肉棒から口を離した。
 たっぷりなすりつけていた唾液が、ちゅぽりと卑猥な音を鳴らして唇と先端を繋ぐ。その水音よりもな
お小さい呻きがクロノの口から漏れたのを、カリムは聞き逃さなかった。
 そして声以上に、切なく震える赤黒い物体が、寸前で止められたクロノの苦しみを表していた。

「だめですよ。私は一ヶ月も待たされたんですから、ちょっとぐらい我慢してください」
「しかし……教会への用件がそうそう作れるわけにも……」
「でしたら、私がクラウディアへ行きましょうか?」
「それは…………くっ!」

 蠢動を煽るようにゆるゆると裏筋を指でなぞり上げながら、カリムは逆の手で胸のボタンを外していっ
た。黒い法衣の下から淡いベージュ色の下着と、日に当たることなく静脈が透けるぐらい白く大きな乳房
の上面が顔を覗かせる。
 胸が全部露出したところで背中のホックを外し、ブラジャーだけを法衣の合わせ目から抜き去った。
 真っ先にカリムの眼を引いたのは、双丘の大きさに比して慎ましやかながらも色が濃くなりつつある乳
首。ちらりと眼を上に向ければ、クロノの視線も軽く起き上がりつつある突起に集中していた。
 一度ゆさり、と身体を揺さぶって胸を波打たせる。目線が乳首から深い谷間へと移動した瞬間、膨らみ
で陰茎を包み込んでしまった。
 初めてこんな胸の使い方があると知った時にはあまりに変態的だ思ったものだが、今ではクロノを悦ば
せるのと同時にカリム自身も性的刺激を受けられるのでちょくちょく行っている。
 指で握るのも躊躇していた女が、いつのまにかここまで淫らになっていた。

「責任を取って、いっぱい出してくださいね」

 クロノではなくその分身に語りかけるように囁いて、カリムは少しずつ上下に揺れた。すぐに動きは激
しくなり、下乳が腿とぶつかってぱちりと鳴る。

889 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳:2008/06/20(金) 00:27:34 ID:3YYxgvOS
 カリムの唾で濡れきった肉棒は、胸のクリームのような柔らかさもあって引っかかり無く上から下まで
擦り上げられるのを受け入れ、にちゃにちゃと猥雑な音を立てた。
 乳肉に埋れながらも、長大な欲望の象徴は先っぽだけは頭を覗かせている。奥が見えてしまいそうなぐ
らい入り口を開けた切っ先に、カリムは唇を落とした。はしたなく漏らし続けている鈴口を、新しく湧き
出た唾で濡らし、舌でぬろりと舐め上げる。
 カリムの唾液を押しのける勢いで零れ続ける先走りは、秒毎に苦味を増していた。そのうち、とろみよ
りも粘りの強い真っ白な液体も出てくるだろう。
 だがあえてカリムは挟む力を弱め、舌だけの動きに変えた。
 まだ出させてやらない。最初の一回だけは徹底的に焦らそうと最初から決めていた。長期航海に出かけ
たわけでもないのにメールも念話も送ってこず一ヶ月音沙汰無しな薄情者には、これぐらいの仕置きは必
要だ。

「あ……ぐぅ……ああっ!」

 胸でぐにぐにと揉み擦り、舌で鈴口を穿り返し、クロノを啼かせる。腰を浮かし肉棒が本格的に痙攣を
起こす一テンポ前になれば、こちらのテンポもスローに落とす。
 そんなことを何度も繰り返すうちに、クロノの汗にまみれた手の平がカリムの頭を強く押さえこんでき
た。口淫ならそれなりに効果もあったかもしれないが、クロノの肉棒の大部分を包んでいるのは口内粘膜
ではなく乳房で、カリムの鼻先が埋まっただけである。
 無駄な抵抗はやめなさいと軽く歯を立ててやれば、ようやくクロノの口が意味ある言葉を吐いた。

「お、おねがい、します。騎士カリ……ム」
「何をですか? きちんと口にしてもらわないと分かりませんよ」

 にっこり笑ったその口で、ずずっとわざと下品な音を立てて先走りを吸い上げる。

「がっ……! だ、出させてください」
「ですから、何を、どこに?」

 一語一語区切ることで、完全に降伏しないと解放させてやらないという意思を伝えた。
 額にも汗を垂らして苦しそうに数度呻き、ようやくクロノは膝をついた。

「僕の精液を……あなたの、胸でも口でもいいので、出させて……ください……っ!!」
「ええ、よろしいですよ」

 肉体的にも精神的にも自分より遙かに強い男を一時的なものとはいえ従えたことを密やかに笑い、カリ
ムはこれまで以上に深く挟んで、身体をグラインドさせた。激しい上下運動で、腰まである金髪が舞い踊
り視界にまで入ってくる。
 崩壊は、あっという間だった。

「くはぁっ!!」

 クロノの背と肉棒が、大きく仰け反る。出すというよりぶちまけると表現するべき勢いで、精液が噴出
した。
 口中を焼く精の熱さに瞳をうっとりさせながら、カリムは喉を鳴らし続けて愛人の白濁液を噛み潰すよ
うに飲み続けた。

890 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳:2008/06/20(金) 00:28:24 ID:3YYxgvOS
          ※




 最後の一滴まで体内に納めるとフェイトはほぅと満足の吐息をつき、潤みを増した瞳で上目遣いにクロ
ノを見た。

「昨日もいっぱい出したのに、すごく濃いね。……美味しかったよ」

 クロノを射精させた乳淫はかなり時間をかけて焦らし気味に行ったので、溜め込まれた精液は量だけで
なく苦味と青臭さを強いものだった。
 昔はとても飲めるようなものではなかったはずが、今や香りだけでくらくらするぐらい美味に感じてい
る。クロノの手による開発は、フェイトの性感だけでなく味覚や嗅覚にまで及んでいた。
 全部口で受け止めるつもりだったが、最後の最後で突き出された腰のせいでタイミングが一秒ずれ、一
部が顔に飛び散った。フェイトはそこにも食指を伸ばす。

(次はどうするのかな?)

 量が少ない分ゆっくりと指についた精液をしゃぶりながら、フェイトは考える。
 だいたい前戯でフェイトが攻めに回った場合、お返しとばかりにクロノは激しくいじめてくる。今の体
勢はクロノの足の上にフェイトが乗っている状態なので、その気になれば阻止するのは可能だろうが、ど
ちらかといえば抱くより抱かれたかったフェイトは特に動かず黙ってクロノを見つめ続けた。
 フェイトが顔についていた残滓を残らず舐めるぐらいの時間をかけて身体の内部に残る射精の残響がよ
うやく収まったのか、クロノはふぅと小さく深呼吸して言った。

「もう一回、胸で出させてもらっていいか」
「珍しいね」

 胸や口で射精するのは、たいてい一回。フェイトの舌や乳房が気持ちいいといっても、やはり膣には敵
わないらしい。だから連続で、それも同じ場所というのはかなり稀有なことだった。

「胸でしてもらうのは久しぶりだったしな。もっとも、今度は僕がさせてもらうけど」

 ちょっとだけ言葉の意味を考えたフェイトだが、すぐに納得するとクロノの上からどいてベッドに横た
わった。

891 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳:2008/06/20(金) 00:29:10 ID:3YYxgvOS
「君は察しが早くて助かるよ」

 くすりと笑ったクロノは、猛る肉棒をこれ見よがしに二、三度しごいてから、フェイトの上に跨った。
そのまま乳房の間に挟みこんでくるかと予想したのだが、クロノの標的は違った。
 幹ではなく切っ先が、フェイトの乳首を圧迫しそのまま乳肉に押し込んでくる。

「んっ……!」

 神経の集まった突起をぐにぐにとへしゃげさせられることで、指ではない熱さと湿り気を持った肉の感
触を脳へと届かせ、さらに回りまわって子宮へと至り、たらりと蜜を一滴垂らした。
 そのままクロノは、ちょっと腰を引いては何度も何度も突き入れてくる。さらに乳房が根元から絞り上
げられ、ますます乳首が飛び出した格好となった。
 厚い脂肪の層のおかげで胸骨までは届かないし、むしろ指で揉まれた方が激しい。
 それでも、胸が犯されているという実感を、これまでに無いほど強く感じた。

「へ、変だよこんなやり方」
「言っただろ、僕がさせてもらうって。方法もこっちに任せてもらう。……それに、君だってけっこう気
持ち良さそうだけど?」

 反対側の乳首をきゅっと捻られ、さっき自分で乳淫をしていた時より大きい快感を与えられれば、クロ
ノの言葉が正しいと認めないわけにはいかなかった。
 まだ頭の片隅に残っていた理性が働いて言葉にはしなかったが、正直な肉体は全身をだらりと脱力させ、
そのとおりだからもっとして欲しいと意思を体現する。
 なおも十数回クロノは腰を突きこみ乳首と乳房を揉み上げて遊んでいたが、ついに本腰を入れてフェイ
トの乳を使い出した。
 今もなお成長し続けている巨乳が左右に開かれ、鉄塊のように思える怒張を招き入れると再び中央に寄
せられたかと思うと、一拍の間も置かず腰が揺すぶられた。

「あんっ……。強い、よ……!」

 手で揉まれるだけでは微妙に刺激を受けにくい内側の乳肉が激しく擦りたてられる。性的興奮によりい
つも以上に張りを増した乳房は、皮膚の下の性感までも敏感さを助長させており、フェイトの自制心を壊
してだらしなく喘がせた。
 胸という媚肉を攻め立てるのは肉棒だけではない。指が力いっぱい握りつぶし押しつけて、形良い胸を
ぐにゃりと歪ませる。

892 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳:2008/06/20(金) 00:30:08 ID:3YYxgvOS
「あ、やあぁん……! おっぱい、そんなにいじめないで……!」
「そんな感じてる顔で言っても説得力無いぞ、フェイト」

 数秒だけフェイトのおとがいを持ち上げ目線を合わせて愉しそうに笑うと、クロノはいっそう激しく腰
と手を加速させた。

「おっぱいめちゃくちゃにされながらイきたいんだろう。いくらでもイッていいぞ。僕も出してあげるか
ら」

 その言葉に偽りはなく、どんどん胸に感じるクロノの剛直が大きくなってくる。血が上りきって馬鹿に
なった脳味噌も、それだけははっきり知覚していた。

「出してっ……! 顔に出して! それで私、イッちゃうからっ!!」
「ああ。…………ほら、出すぞっ!!」
「ふああぁぁんっ!!!!」

 顔面いっぱいにぶちまけられた奔流。肉体への刺激よりも、鼻腔に直接入ってきた精液の匂いと熱でフェ
イトは達した。
 唇まで垂れてきた精液を舐め取る元気も無く、快楽の涙で潤んだ瞳でフェイトが天井を見つめていると、
腰が持ち上げられた。
 のろのろと頭を起こして腰に眼をやると、二回出したというのにこれまで以上大きくなった錯覚すら覚
えさせる肉棒が、フェイトの股間に狙いを定めていた。
 一度たりとも触れられていないのにすっかりぬかるんだ秘裂が、指で大きく開かれた。続いて、熱く硬
い肉の槍が貫いてくる。

「やんんっ!!」

 背筋を走る電流に身体が浮き上がる。喉からは苦しげな啼き声。
 だがそのまま何度も連続して胎内に響く衝撃に合わせて、フェイトは自分から腰を律動させていた。



 肉欲のままに乱れ尽くす夜は、まだ明ける兆候を見せない。




          終わり

893 名前:サイヒ:2008/06/20(金) 00:32:23 ID:3YYxgvOS
以上です。
「先生!若干一名パイズリになってない気がします!」
「パイズリを和歌の枕言葉として使う時は『乳擦り』と書きます。動詞だと『乳擦る』。
 この言葉が示すように、挟むのが本義なのではありません。乳を使うことに意味があるのです」


三時空クロノ書く時はそれぞれ別次元の話だと分かるように工夫してるんですが、今回はちょっと無理でした。
他作品知らない人が保管庫で読んだらただのクロノハーレムですな。
まあ、ブロンド3Pはまさにそんな時空の話でいくわけですが。
いいじゃない。魂の友である淫獣のハーレム時空がけっこうあるのに、エロノは二、三時空ぐらいしかないんだから。

894 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:37:59 ID:ldsToYX6
GJでした!
羨ましいぞクロノこのやろー!
氏のエイミィさんのエロ可愛さを見習いたいところであります

できればどなたか次スレお願いします
誰もいなければ、1時間後くらいには埋め投下行きたいです

895 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:41:07 ID:+7Tq9Tye
他にいないなら立てようか?


896 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:48:00 ID:+7Tq9Tye
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213890379/


立てたよ〜

897 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:50:17 ID:JtVvKLH3
ナイス胸
ナイスオッパイ
ナイス乳

898 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 00:56:00 ID:VoG3qebD
>>897
なんという川柳


899 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:01:50 ID:LGThr7bW
ベェ〜リ〜グッドオッパイ〜!!

いやぁ、オッパイって良いよね、本当に良いよね。
このいやらしさ、もう見てるだけで心が癒されましたサイヒ師。

個人的にはやっぱカリムが一番良いなぁ、教会の人間という立場が漂わせる背徳の香りがひどく淫らに飾り立ててる気がする。
よろしければもっと彼女に出番を! サイヒ師はこのスレのカリムマスター(主にエロ方面)みたいなもんっすから。

900 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:03:06 ID:fmZFBUWw
誰か「乳擦り」まで使って短歌でも作ってくれ

901 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:04:55 ID:+7Tq9Tye
蝉時雨
なのはとフェイトの
乳擦り
暑苦しくも心地よいかな

902 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:09:16 ID:CIh00nH/
>>711悲惨
誰にも触れられてない

903 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 01:29:37 ID:JtVvKLH3
>>901
なんという短歌
情景を思い浮かべただけでおっきした
この男は間違いなk(ry

904 名前:26-111:2008/06/20(金) 02:10:49 ID:ldsToYX6
予告の時間から少し遅れました
投下予告です

・メインはエイミィさん、リンディ提督。JS通販ネタです
・エロ有り
・リンディ提督の年齢?あの人は永遠の27歳デスヨ?
・使用レス数16レス
・タイムテーブルに関しては、70スレ投下の「エイミィさんの休日」の数日後というつもりです
・タイトル:エイミィさんは独り寝が寂しいようです

前スレで蒼青氏が落とした「少女ハ歌ウ」にインスパイアされました。同タイトルで登場した設定を一部勝手に借りています

では、投下します



905 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:11:24 ID:ldsToYX6
「はぁ、はぁっ・・・んっ、やぁっ・・・」

薄暗い寝室に満ちているのは、微かな水音と、濃密な“何か”の匂い
汗と愛液に塗れた身体をくねらせて、彼女:エイミィ・ハラオウンは寝台の上に熱く火照る裸身を横たえていた
くちゅ、ぐちゅ、という、粘液を掻き混ぜる音が彼女の股間から聞こえてくる。浅く挿し込んだ指先でまさぐられる度に、秘部ははしたなく涎を垂らしていた

「ん、あ、あっ・・・もう、ダメ・・・我慢、できない・・・よぉ・・・!!」

仰向けに寝そべっていた身体をうつ伏せに返して、乳房をシーツの上に広げたバスタオルに擦り付けながら膝を立てて腰を持ち上げ、己の秘部を指先で広げてみせる
タオルの上に垂れ落ちるほどの愛液を零しながら、彼女は懇願した

「クロノ・・・きて・・・」

ずぶり、と秘部に侵入してきた感触に、彼女は指を噛んで押し殺した嬌声を上げた
隣の部屋では子供達が眠っているから・・・だから、我慢しなくては・・・だけど、そんな彼女の我慢を嘲笑うように、秘部に突き込まれた剛直は激しくエイミィを責め立てる

「くっ、うっ・・・あっ、あんっ・・・!やだ・・・はぁっ・・・・!!」

身体の芯を突かれる度に、痺れるような快楽が身体を蝕んでゆく
薄暗い照明の下で、汗塗れになった裸体が怪しく濡れ光る・・・寝室の中は、噎せ返るような“雌”の臭気に満ちていた
喘ぎ声を堪える為なのか、敷かれているバスタオルに齧り付いているが、それでも唇の端からは涎と嬌声が漏れてくる
そんな彼女の乱れた姿に応えるように、秘部に挿入されている剛直の抽送は激しさを増し、愛液が飛沫となってシーツの上に染みを作った

「んっ、んっ・・・んんーっ!!あ、だめぇっ・・・っ、っく、ぅぅんっ・・・!!」

一際深く、膣中を圧迫される感触に、エイミィはびくりと大きく身体を痙攣させ、そしてその身体がくったりと弛緩する・・・



息を切らして、乱れたシーツとタオルの中に一人倒れ込んでいる彼女の股間からずるりと、愛液で濡れ光る男性器を模した張り型が抜け落ちた



○エイミィさんは独り寝が寂しいようです


906 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:11:57 ID:ldsToYX6
「・・・はぁ」

エイミィは割とでっかい溜息を吐いた

視線の先には、汗やら何やらでべたべたになった寝台と下着。そして男性器を模した形の淫具・・・でっかく「クロノ」と書いてあるのは彼女の趣味だろうか?
彼女は3年前に結婚し、今は双子の子供も授かり、円満な家庭を築いている・・・のだが、夫:クロノは現在、管理局の新造次元航行艦:クラウディアの提督として単身赴任中
勿論、簡単に帰って来れる筈が無いし、育児に忙しい自分には、こちらから会いに行ける機会も滅多に無い

「・・・はぁぁ」

エイミィは更にでっかい溜息を吐いた

視線の先には、「クロノ」と書かれたバイブレーターが転がっている・・・“JS通販・ナイトライフ部門”から購入したものだ
『独り寝のお供に最適!貴女の愛した男性の性器を完璧に再現して見せます!』という謳い文句を最初は鼻で笑ったものだったが・・・嘘では無かった
“超合金DANKON”とかいう余りにもいかがわしいネーミングの金属塊に同梱されていた小さな機械装置を接続し、モニターで再現される形にアレコレと手を加えてゆくと、
想像以上に簡単に、自分の身体にぴったりと合う、正に「クロノ」の逸物が完成していた。堅さも各部分単位で設定可能で、竿のカチカチから亀頭のぷにぷにまで自由自在
数パターンのバイブ機能を備え、完全防水、リモコン操作、抗菌素材製の皮膜もセットという優れ物である

一つだけ欠点を述べれば、抗菌皮膜の着色も自在という説明書きを見て、色艶までリアルに再現してみたら凄まじくグロテスクだったという点だろうか
軽くスプラッタな外観に思わず悲鳴を上げてしまったという経緯もあり、現在「クロノ」の色はデフォルトの、真っ白なままである

「まさか、こんなモノに頼っちゃうとはねぇ・・・はぁぁ・・・」

士官学校時代の出会いから彼の補佐官となり、艦船アースラのクルーを経て、結婚に漕ぎ着けるまでに数年・・・何かと大人ぶっていた少年はすっかり大人の男に成長した
逞しくて、頼もしい旦那様だ。少々照れ屋でウブな所は10年前から少しも変わっていないけれど
思い起こせば、新婚初夜など大変だった。彼は真っ暗な部屋の中であってさえはっきりと解るほどに顔を真っ赤にして、色々カチコチに緊張しきっていたのだった

そこまで思い出すと、彼女は赤くなった頬を隠すようにシーツに顔を埋め、裸の胸に大きな枕を抱き締めた
抱き締めた感触は柔らかいものの・・・やはり、愛する夫の抱き心地には程遠い

「・・・会いたいなぁ・・・」

907 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:12:29 ID:ldsToYX6
そんな独白が叶う筈が無いことはわかっている・・・シーツには、甘く香る自分の匂い・・・自分だけの匂い
昔は、クロノの身体が汗臭いと文句を言ったこともあったが、今はそんな匂いさえも恋しく思える

クロノに会いたい
クロノに抱かれたい
クロノを感じたい

「浮気とかしてたら、承知しないんだから・・・」

少しだけ、涙の湿りが混じった呟きを漏らして、ぎゅーっと枕を強く抱き締めた

――― このまま眠ってしまいたくもあるが、ちゃんと後始末をしなければ・・・あまりにも寂しい現実に盛大な溜息を吐き出しながら、のっそりと身を起こそうとして、



ベッドの縁から顔を覗かせているリンディと目があった



「・・・はい?」

思わず目を擦る。見間違いではない。見ようによってはベッドの端にリンディの生首が鎮座しているような格好で、彼女はシーツの上に顎を乗せてエイミィの裸身をじっと眺めている
咄嗟に身体を隠そうとして失敗し、勢い余ってベッドから転げ落ちてしまうエイミィであった

「か、か、かあさん!!?あの、あの、その、えと、えぇっと、い、い、いつから!?」

リンディとは反対側の縁に転げ落ちたエイミィは、慌ててそう尋ねた
完全に恐慌を来しているエイミィとは対照的に、リンディはいつもの穏やかな表情のまま、頬に指先を当てると・・・

「そうね、確か・・・『もう、ダメ・・・我慢、できない』っていうあたりからかしら?」
「ほ、ほとんど最初からっ!!?」

908 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:13:01 ID:ldsToYX6
恥ずかしさと情けなさで真っ赤になったエイミィは、リンディと同じような格好でベッドに顎を乗せ、そのまま顔をシーツに押し付けた

「あの、ごめんなさいね、エイミィ・・・ちゃんと相談しておこうと思ったんだけど、その、声を掛け辛かったから・・・」

無敵の笑顔でじっとりとした抗議の視線を迎撃しながら、リンディはそう言った
声を掛けるも何も、部屋の様子を伺った時点で自重すれば良いでしょうが。とエイミィは考えてしまうが・・・義母の言葉に少々引っ掛かるモノを感じて、彼女は尋ねた

「あの、相談って・・・?」
「えぇと、その・・・クロノの事で、あなたが寂しい思いをしてるんじゃないかって・・・そういう相談だったんだけど・・・やっぱり、寂しいみたいね」

ベッドの上に転がっている男性器・・・「クロノ」と大書きされたモノを手に取りながら、リンディは溜息混じりにそう呟いた
エイミィは慌てて腕を伸ばして、「クロノ」を奪還しようとするが、リンディは先んじて取り上げた
羞恥に震えるエイミィの姿に、リンディは脳天気な顔で、しかし少々困ったような笑顔を見せながら言葉を掛ける

「あのね、別に責めてるわけじゃないの。ただ、親子揃って同じだったら、あなたが辛いだけだし・・・寂しい気持ちは、私もよく分かるもの」
「・・・え?」
「何もかも、あの人そっくりなのよね・・・仕事熱心であんまり家庭を顧みないで・・・愛が無い訳じゃないんだけど、それが逆に辛いこともあって・・・
一人でするのも、そのうち空しくなってくるし・・・満たされない自慰なんて、心の健康にも良くないし」
「・・・あの、母さん?」
「ん、何?」
「・・・もしかして、私が、その・・・自分でしてたこと・・・知ってた?」

口にするのが恥ずかしくてそんなセリフになってしまったが、エイミィの言葉を何一つ包み隠さずに明記すれば、
「ここ数日毎晩オナニーしてたことに気付いてた?」となる。そんな彼女の言葉にリンディは朗らかに笑って、

「それは気付くわよ。夕食の片付けや洗濯を手早く済ませて、毎晩アルフに二人を預けて寝かしつけて貰ってるでしょ?」
「ぅっ」
「それに、ここ数日は深夜か、随分と朝早くから洗濯機を回してた事も有ったし・・・でもまぁ、決定的な証拠は何も無かったのよね」

恐るべし、女の勘
エイミィとしては、眼前の、魔神のような笑顔を浮かべている姑には全てを見透かされていたという事実に愕然とするばかりだ


909 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:13:36 ID:ldsToYX6
煤けた顔で黄昏れてしまうエイミィに、リンディは慌てた調子で手を振って、

「あのね、だから責めるようなつもりは全然無いのよ。むしろ、クロノを叱らなきゃ・・・結婚3年目で、奥さんをこんなにも寂しがらせるなんて本当にあの子は・・・」

艶やかな唇から溜息を吐き出し、リンディは息子の不甲斐なさを大袈裟に嘆く
だが、エイミィとしてはクロノが忙しいと言うことくらいは百も承知だし、彼を支える妻としては、無用な心配を掛けたくない
だけど、リンディの瞳に浮かんだ深い憐憫の色に、エイミィは反論を口にできなかった・・・

クロノの年齢は25歳・・・丁度、リンディの夫:クライド・ハラオウンが殉職した時と同じ年齢になる

想像したくもないが、もしも、クロノが事故か何かで永遠に帰らぬ人となったら?
自分はどうなる?カレルとリエラはどうなる?夫に続いて息子までも失ったリンディは?

絶対に有り得ない事ではない。いつだって、クロノの立場は命の危険と隣り合わせだ

考えもしなかった想像に打ちのめされて、エイミィは鳥肌の浮かんだ裸の胸を抱き締めると、心なしか青ざめた顔を俯かせた
エイミィの顔に、ただならぬ翳りが浮かんでいることに気付いたらしい、リンディは慌てて明るい表情を浮かべると、お気楽な口調でエイミィに言う

「だ・か・ら、独りの寂しさは私にもわかるから・・・」

ぅふふふーん、と奇妙な含み笑いを漏らしながら、リンディは「じゃーん」とベッドの下に隠していた左手を上げて、“ソレ”を出して見せた
にこやかな女性の笑顔と共に並ぶにはあまりにもシュールな・・・男性器を模したバイブレーターである

「・・・かあさん、なんで、おなじの、もってるの・・・?」

引き攣った笑顔のエイミィは思わずそう尋ねる。「同じの」と言いはしたものの、実のところ根拠は無い
既製品にしてはあまりにもリアルに細部が再現されていて、そしてどこもかしこも真っ白な素材でできていた。というのが一応の根拠ではあるが、
何より決定的と言えたのは、その剛竿にはマジックでデカデカと「クライド」と書かれていたことが最も大きいであろう


910 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:14:07 ID:ldsToYX6
「ふむふむ、こうして比べてみると・・・「クロノ」の方がちょっと小さいのね」

エイミィの問い掛けには何一つ答えようとせず、リンディは二本の剛直を手に持ったまま、双方の違いをつぶさに検分し始めた
親指と人差し指で輪を作ってそれぞれの竿の径を計ったり、指を広げて掌全体を裏筋に押し当てて長さを計ったり、
口元には悪戯っぽい笑みが浮かんだままだが、その瞳は何処か潤んでいて、酷く艶めかしい匂いを醸し出している・・・

「か、かえしてっ!」

エイミィは、咄嗟に「クロノ」を奪い取・・・ろうとしたが、やはり、間一髪でリンディの方が素早い
全裸のまま、べちゃっとベッドに突っ伏した格好のエイミィは恨みがましい視線を母に送るが・・・無敵の笑顔で黙殺された

「どうしたの?エイミィ・・・びっくりするじゃない?」
「あ、いや、その・・・な、何か、その・・・」

必死の形相とは打って変わって、彼女は口籠もる・・・・

“クロノに、悪戯してるみたいに、思えちゃったから”

という本音は胸中で呟くに止めておいた・・・思えば、ただのクロノのを模したバイブが弄られてただけで、何をムキになってるんだ
もしも実際に、クロノがリンディに迫られるようなことなどある筈が無いのだし、悪戯が過ぎるようにも思えるけれどここは一つクールに、

「んふ・・・ちゅっ・・・はぁっ・・・」
「か、かあさんっ!!!?」

内心、取り戻しかけていた余裕はリンディが「クロノ」にしゃぶりついた瞬間、一瞬で消し飛んだ
息子の、いや、正しくは息子のムスコを模した物だが、そんなモノにしゃぶりつくとは何を考えているのか。そう糾弾しようと、エイミィは柳眉を逆立てて彼女に掴み掛かり、
ベッドの縁に顎を乗せるような格好をしていたリンディの裸の肩が見え、裸の胸が見え、裸のお腹が見え、両サイドを紐で結ぶスタイルの黒いショーツを穿いた腰が、

「やん、乱暴ね。エイミィ」
「な、な、な、な」

思わず唇を戦慄かせるエイミィであった。先日、風呂場で自分の裸身をアレコレ検分した結論としては、「まぁ良い感じ」という評価を付けてはいたが、
そんな自身が木っ端微塵に砕け散りそうなほど、リンディの身体はメリハリに満ちていた


911 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:15:19 ID:ldsToYX6
何故に、裸なのか
いや、その前にその身体は何でなのか
エステ?こっそり肉体改造?それとももしかしてリンディ母さんって実は夜な夜なうら若い女性の精気を啜って、それじゃあ私も吸われてた!!?

突拍子もない妄想が一気にアレコレと噴き上がるが、結果としてエイミィは唇を開閉させるばかりで意味のある言葉を何一つ紡ぎ出すことができていない
実際は、JS通販で購入した健康食品によるものなのだが、勿論そんなことを思いつけるはずがない
そんな彼女の内心を知ってか知らずか、リンディはにっこりと、しかして淫蕩な笑みを浮かべて、エイミィの身体をそっと押し返し、そのままベッドに押し倒した

「あ、あのー・・・母さん?一体、ナニを・・・???」
「んふふ、言ったでしょう?一人の寂しさは私にもよく解るから・・・だから・・・」

同性の目から見ても扇情的な、リンディの身体がのし掛かってくる様を呆然と見守りながら、彼女は耳朶に掛かる熱い吐息に背筋を小さく震わせた

「寂しんぼう同士、気持ち良くなりましょう・・・?」
「え?あ、え、あ、あの、母さん?」
「あぁ、心配しないで?これでも昔はレティと一緒に色々無茶をしたものよ・・・ふふ、懐かしいわぁ・・・」

遠い目をして過去に思いを馳せるリンディである。どんな無茶をしてたんですか、とエイミィは内心でツッコんだ

そんな彼女の内心を余所に、リンディはエイミィの腿に腰掛けるような格好で馬乗りになったまま、腰の結び目を解いて穿いていた黒いショーツを取った
良く良く見れば、女性の下着というには飾り気が全くなく・・・皮革製なのだろうか?

「そして、これを・・・ん、しょっと・・・」

全裸になったリンディは「クライド」を手に取ると、ショーツに取り付けた。別段、取り付け用のパーツが付いていたわけでもないのに、カチリと固定されている

「・・・はい?」
「んふふ、凄いでしょ?これも通販で買ったの。もしかしたら使う機会があるかも知れないと思って」

“JS通販・ナイトライフ部門”が自信をお薦めする商品の一つが、これ「DANKONハーネス」である。ネーミングに関しては触れないでいただきたい
一見してただの紐パンだが、超合金DANKON製のバイブレーターを自在に着脱可能で、膣への挿入を最適な角度に補正し、着用者の苦痛を軽減してくれる優れ物である
もう一つの特徴して、二つのDANKONの連結にも対応しており、双頭バイブとして使用する場合にも補正機能は活躍する
つまり、

「・・・う、うそっ!!?」


912 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:15:51 ID:ldsToYX6
思わずエイミィは驚嘆の声を上げてしまった
ショーツに取り付けられた「クライド」と、その反対側に「クロノ」が取り付けられ・・・ぐぐっと、反り返ったのだ
横から見ると、ほぼVの字に近い格好だが・・・

「ん・・・ふ・・・はぁっ・・・うふふっ、どう?エイミィ」
「ど、どうって・・・」

腿の上に座り込んで、リンディは股間の逸物を・・・「クロノ」を撫で上げながら淫蕩な笑みを彼女に向けた
ショーツの内側に取り付けられた「クライド」を己の秘部に挿入し、腰の紐を結び直す。そうすれば、実に自然な位置に、実に自然な角度で、彼女の股間に「クロノ」が聳え立った

「それだけじゃ無いのよ?それに、こうして連結してやるとね・・・うふ・・・ん、んっ・・・!!」

きゅっと唇を噛み締め、リンディが何やらぐっと力む・・・そうすると、突然「クロノ」がびくりと打ち震えた

「面白いでしょう?片方に圧力が掛かると、もう片方のバイブ機能がオンになるの♪」
「そ、それって、面白い事なの?」

少なくとも、開発者(スカリエッティ)は面白がって作り上げました

「どちらもが気持ち良くなれるように設計されてるなんて、素敵じゃない?」
「そう・・・かなぁ・・・?」
「気が付いたら受け攻め逆転もありえるなんてスリリングじゃない。“使用者の体験談”にもそう書いてあったわよ?」
「それは、流石に・・・有り得ないんじゃないかと・・・」
「ん、もう。つれないわね」

ぷっくり頬を膨らませるリンディである。全裸にペニスバンド装着という格好では、そんな可愛らしい仕草はそぐわない事この上ないけれど
そんな、膨れっ面を拵えたリンディはエイミィの腿に腰掛けたまま、彼女の脚の付け根に・・・はっきりと言えば、先程までの自慰の余韻で微かに咲いている秘部に指を伸ばした

「ひぁっ!!?か、母さん!!?」
「・・・うん、たっぷり濡れてる。これだったら、ローションも要らないわね?」
「そ、それは大丈夫と思うけど・・・でも、その・・・あの、ほ、本当にするの・・・?」

913 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:16:23 ID:ldsToYX6
「私はしてあげたいって思ってるけど・・・エイミィが嫌なら、仕方無いわね」

頬に手を当てて、リンディはそう言った・・・嫌だ、と言う筈が無いのは承知の上で
身体こそ恐いのか小刻みに震えているが、エイミィの潤んだ視線は先程から股間の「クロノ」に注がれたままだ。“アレに犯されたい”という気持ちが透けて見えるほどに

返答を待つ時間は、そう長くはなかった

エイミィはもぞもぞ姿勢を変えてリンディの尻に敷かれていた脚を抜き出すと、羞恥に赤く染まった顔を背けながら、

「・・・し、して、欲しい・・・です」

怖ず怖ずと股を開いて、小さく懇願した
リンディはにっこりと笑みを浮かべると、慣れた様子でエイミィの膝を抱え込むように両腕を回し、

「だぁっ、ちょ、ちょっとストップ!!」
「え?何?どうかしたの?」
「そ、その・・・できれば、えっと・・・クロノ君っぽく、して欲しいけど・・・」
「んー・・・?例えば、どんな風に・・・?」

旦那の性癖を暴露する様で気が引けるが、エイミィは絶対秘密にしてねとしつこく前置きをして、蚊が鳴くような声音で呟いた

「・・・その・・・焦れったいくらい、優しく・・・」

その言葉に、何とも名状しがたい顔になってしまうリンディである

「あの・・・母さん?」
「流石に、実の親子でもこんな所は似ないのね・・・クライドは、結構激しかったのよ。クロノが正反対のタイプって言うのは、ちょっと意外だわ」

同性の目から見ても扇情的で、艶めかしい色香を放つリンディの肢体を見れば、クライドの気持ちは判る気がするエイミィである

――― じゃあ、クロノはもしかして ―――


914 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:16:54 ID:ldsToYX6
脳裏に滑り込んできた思考に、エイミィは顔色を失った

「・・・ねぇ、母さん」
「何?」

どこか暗い口調で呼び掛けられて、リンディはエイミィの顔に視線を移し、息を呑んだ
彼女の顔が、泣き崩れる寸前だったからだ

「・・・私の身体、どこか、変なのかな?私が、私が美人じゃないから、母さん、みたいに、綺麗じゃ、ないから・・・だから、クロノは私を ―――「違うわ」

アルカンシェルを放つ直前でさえ、これ程までに毅然とした顔ではなかった。とエイミィは後で思い出す事になる
有無を言わさずリンディはエイミィの背中に手を差し入れ、抱き起こしてやりながら、しゃくり上げる彼女の身体をぎゅっときつく抱き締めた

「馬鹿な事を言わないの。エイミィ。心配しなくても、貴女はとても綺麗よ」
「でも、クロノは、いつも、激しく、してくれたことなんて、無くて、最近は、通信も、声だけで、顔も見せて、くれないし」

小さく、リンディは口の中で毒付いた

(あンの馬鹿息子が・・・)

これはやはり、叱らなくてはなるまい
仕事にかまけて愛妻をこんなに寂しがらせておいて、しかもそれを自分の所為だと己を責めている彼女を慰める言葉さえ掛けてやれないなど、男として失格だ。論外だ

「わかったわ、エイミィ。近い内に絶対、クロノに会えるようにしてあげる。絶対に絶対、あの子に休みを取らせる」
「でも・・・そんなこと」
「できるわよ。私を誰だと思ってるの?時空管理局総務統括官っていう肩書きは、飾りじゃないのよ?あの子が提督で艦長で執務官であったとしても、そんなの関係無いわ」

珍しく不敵な笑みを浮かべた母の顔を思わずまじまじと見詰めてしまうエイミィであった
だが、リンディの無茶な言葉には思わず喜色を浮かべてしまい、そんな顔を俯けて、彼女は小さく呟いた

「・・・クロノ君の事を考えたら、こういうのは良くないことだけど・・・それでも、ありがと。母さん」


915 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:17:32 ID:ldsToYX6
ようやく笑顔が戻った娘の姿に、リンディもほやっと笑って、ぎゅっと彼女の身体を抱き締めた

「どういたしまして・・・それじゃ、今度はこっちの方ね」
「え?あ、うわぁっ!?か、母さん!!?」

くちゅり、と膣口にナニかが当たった感触に慌ててエイミィは腰を浮かせようとしたが、背中に回って抱き締めてくるリンディの拘束は存外に強い
気が付けば対面座位の格好になってしまっている

「こら、暴れないの。クロノの代わりなんてつもりは無いけど・・・いきなり激しくされたら身体が吃驚しちゃうから、練習しておきましょ?」
「・・・それは、つまり、その・・・」
「んふふ、単に私がもう我慢できないからっていう理由もあるけど・・・ね、良いでしょ?」

彼女の言葉を裏付けるように、股間に生えた「クロノ」がびくりと打ち震えた
愛する夫のモノと同じ逸物がそそり立つ姿にエイミィは思わず生唾をごくりと飲み下し・・・リンディは、そんな姿を了承と勝手に受け取った

「それじゃあ、行くわよ。エイミィ。うんと激しくしてあげるから・・・うふふ、「クロノ」をいっぱい感じてね」
「は、はい・・・」
「私が変身魔法の一つも使えれば気分も違うんでしょうけど・・・どうも、あの系統の魔法は苦手なのよね」
「あー、でも、流石にこんなモノ身に付けたクロノ君の姿って言うのは、ちょっと・・・」

股間にペニスバンドを着けた旦那の姿というのは、シュールを通り越して最早ギャグのレベルである
二人でそんなクロノの姿を想像してしまったのか、想像の突飛さに揃って噴き出しながら、リンディはエイミィの身体を抱え直した
そして、「クロノ」の先端を、エイミィの膣口に宛がう

「・・・あ・・・っ!」

丸い亀頭の先端が浅く埋まり、膣口を割り広げる感触に、エイミィは小さな喘ぎと共におとがいを反らした

「ん、くぅぅっ・・・!」

自分の手での挿入とは違う。“誰かに挿れられる”というだけで、感じ方は全然違うものだった


916 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:18:08 ID:ldsToYX6
触れ合う素肌の柔らかさと温もりはそれだけで心地良い
まして、こんな風にぎゅっと抱き締められるのは随分と久しぶりで、こんな風にぴったりくっついた格好でのセックスなどクロノとさえ経験したことがない
顔が近くて、全身で抱き付ける。こんなにも気持ち良い体位を何故クロノが恥ずかしがるのか

「あっ、あ、ふぁぁぁっ!!!」
「ん、はぁっ・・・んふふ、「クライド」がすごくブルブルしてる・・・やん、エイミィそんなに締めないで?」

ずるり、と「クロノ」が呑み込まれると同時に、二人は熱い溜息を吐き出した
リンディの膣中に埋まっている「クライド」は、エイミィの締め付けの強さを物語るようにブルブルと震え、彼女の膣中の「クロノ」も、リンディの膣圧によって小さく震えている
まだまだ余裕がありそうな顔のリンディだったが、すっかり火照った顔のエイミィは首筋にしがみついたまま、挿れただけだというのに息も絶え絶えの有様で、

「ご、ごめんなさい、母さん・・・ふぁっ・・・やぁっ!でも、これ、気持ち、良すぎて・・・っ!!ブルブル、奥まで、痺れるみたい・・・きゃぅっ!!」
「あんっ、「クライド」がまた激しくなったわ・・・ふふ、でも、まだまだこれからよ?」

首筋に唇を押し当てながら、リンディは膝の裏に腕を回して抱え込んだエイミィの身体を支え、柔らかいベッドに尻を沈み込ませた
ギシリ、とベッドが軋み、スプリングの弾力に押し上げられたリンディの腰が、「クロノ」の剛直が、エイミィの膣中をずぶりと抉る
そんな動作を、二度、三度
ベッドが軋む音と共に、あられもない嬌声がエイミィの唇から迸った

「ふぁっ!あっ!き、うぁっ!!はぁっ、か、母さん、重く、ない?大、丈夫?」
「そんなにヤワじゃないわよ・・・でも、ちょっとこのままは苦しいかしら・・・?」

そんな呟きと共に、リンディはエイミィの頬に唇を押し当てると、抱擁を解いて彼女の身体をベッドに投げ出した
一度、「クロノ」も抜いてしまう・・・甘い香りと共に、小さく泡立った愛液がとろりとシーツの上に垂れ落ち、そんな己の浅ましい痴態にエイミィは思わず顔を背けてしまうが、

「こんなにも感じてくれる、可愛らしい奥さんを放ったらかしだなんて、本当に駄目な旦那様ね」
「そ、そんな事、無い・・・と思ってるけど・・・」

それでも夫がこき下ろされるのは看過できないらしい。やはり、彼女は良妻である。とはいえ、語尾が濁ったのは独りが寂しかったという本音も有る所為だろう

「思ってるけど、何?」

917 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:18:39 ID:ldsToYX6
少しだけ意地悪な笑みを浮かべて、リンディは頬を染めているエイミィに尋ね返した
彼女は、枕に顔を埋めるようにして、朱に染まった頬を隠しながら、もごもごと喋る

「けど・・・でも、やっぱり・・・一緒に居て欲しいし、たまにはクロノとエッチな事もしたい・・・そんな我が儘、言いたくないけど・・・」
「言えば良いのよ。我が儘なくらいが、丁度良いの」
「・・・うん」

こくり、と頷いたエイミィの頭を優しく撫でると、リンディは仰向けに寝そべる彼女の腰をぐいと抱え込んだ。所謂、正常位の格好である
両手に敷布を握り締めたエイミィの潤んだ眼差しに笑いかけながら、

「それじゃあ、激しくするわね?」
「う、うん。激しく、してっ・・・いっぱい、いっぱい、はげしく・・・ひ、ぃあぁぁぁぁっ!!!!」

激しく、という宣言に間違いはなかった
打ち込まれた剛直はエイミィの最奥を強引にこじ開けるような強さで押し込まれ、引き抜き様には絡みつく肉襞を掻きむしるように亀頭が通過してゆく
クロノ本人ならば絶対に有り得ない強烈な抽送に、エイミィは悲鳴を上げ、それでも身体の芯に走る快感の強さは目が眩むほど気持ち良い物だった
じゅぶ、じゅぷ、という粘液を掻き混ぜるような音と共に、二人の股間からは微かな機械音が鈍く響いていた

「ふあぁぁっ!!くぁっ、ん、はぁぁっ!!こんな、中、掻き回されるの、駄目、ダメェっ!!気持ち、良すぎて、変に、あうぅぅっ!!!」
「はぁっ、んっ、私も、ふふっ、エイミィ、凄く締め付けてるのね。膣中で「クライド」が暴れ回ってて・・・あ、はぁっ、壊れ、ちゃいそう・・・!!」

お互いに、うねる肉襞がバイブに絡みついて、その圧迫でバイブ機能が作動し、抽送の刺激だけでなく、直接膣中を掻き回される感触に二人は腰を震わせていた
エイミィは激しく突き込まれると同時に、弱めのバイブで膣の奥まで刺激される感触に打ち震えている
リンディの方は攻めている側ではあるが、当初の余裕は既に無きに等しい・・・エイミィの膣圧で締め上げられているバイブの“反撃”は想像以上に強く、
腰を振る度に、穿き込んでいるハーネスと股間の隙間から愛液が飛沫く程に感じてしまっている

「ふ、あっ、あ、んっ、んんーっ!!やだ、エイミィ!そんな、強く締めたら、あ、ふぁっ!ん、くぅぅっ!!」
「か、母さんこそ、ひゃうぅ!腰、止めてぇっ!ずっと、バイブの所為で、ちっちゃいのが、来てて・・・・っ!!苦しい、からぁっ・・・!!」

快楽と苦悶が入り交じり、涙と涎で汚れた顔でエイミィはそう懇願するけれど、リンディとしても腰が止まらない
突き込む度に、エイミィの膣が「クロノ」をぎゅっと強く締め上げる所為で、彼女の膣中で「クライド」が暴れる・・・その感触が、堪らなく気持ち良い


918 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:19:13 ID:ldsToYX6
「ん、はぁぁっ・・・!!だ、駄目、私も、腰、止まらない・・・っ!!あ、ん、んっ、あぅぅっ・・・!!

ガクガクと身体が震え、崩れ落ちそうになる上体を何とか叱咤しながら、リンディは更に深く、早く、抽送を激しくする
汗と涎が組み伏せられているエイミィの身体の上にも降り掛かるが、互いにそんな事を厭わしく思う余裕は何処にも無い

「はぁっ、ふぁっ、ん、はぁぁっ・・・これ、すごいっ・・・こんなの、こんなのぉっ・・・!!」
「うあああぁぁぁぁっ!!クロノ、クロノっ、クロノぉっ・・・!!ん、あっ、あぁぁぁぁっ!!!!」

そして、トドメを刺すような、一際深く、抉り込むような突き込みがエイミィの膣中を貫き、

「ふぁぁっ、やぁぁっ!!ぃ、ひううぅぅぅぅっ!!!!」

彼女は身体を弓なりに反らして、絶頂の高みに押し上げられた
勿論、エイミィを絶頂に導いたリンディもただでは済まない。先程まででさえ、エイミィの膣圧によって「クライド」は強すぎる程のバイブで彼女の膣を蹂躙していたのだ
そんな“反撃”が、絶頂という最も強烈な収縮で跳ね返ってくる

「う、あ、ふあああぁっ!!!!」

頭を切り落とされた蛇を秘部に突っ込まれたような、強烈に膣中を掻き乱す「クライド」の責めに、リンディもまた絶頂に達してしまう
そのまま、糸が切れた様に弛緩した身体がエイミィの上に倒れ込んだ

「はぁっ、はぁっ・・・はーっ・・・」
「ふぅ、ん、はぁっ・・・」

しばらく、荒い息遣いだけが部屋に響く・・・

「はぁっ・・・ん、やん、くすぐったいわよ。エイミィ」
「ん、んっ・・・ご、ごめんなさい。母さん」

汗で滑る身体が擦れあった感触に、リンディは身を捩らせて小さく抗議した
エイミィとしてはわざとでは無かったのだが、豊満な乳房が滑り、乳首が擦れた感触に、小さな痺れが胸に走ったのだった


919 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです:2008/06/20(金) 02:19:45 ID:ldsToYX6
「んっ!?や、ちょっと、エイミィ?」
「・・・んふふ、母さん。可愛い」

再び、膣中で「クライド」が小さく震えた感触に、リンディはエイミィに抗議しようとしたが、
エイミィは覆い被さっているリンディの身体を抱き締めると、彼女の腰に両脚を巻き付けた。リンディの身体にしがみつくような格好になると、

「ん、んっ・・・!」
「ひゃんっ!?や、やだっ、やめ、やめな、さい・・・エイミィ・・・!」
「今度は、私の番でしょ?それに、母さんも感じてるの分かるよ・・・「クロノ」がぴりぴり震えてる・・・お返しは、きっちりするからね」
「ふぁっ!?だ、だめ、こんなっ・・・!!く、はぁっ・・・!!」

抱き締められて、互いに身動ぎ一つできない格好だというのに、秘部に納まっている「クライド」だけは縦横に暴れて、肉襞を掻き回す
腰が跳ね上がり、反射的に逃げようとするが、エイミィの脚に絡め取られている所為でそれは叶わない

「母さんの感じてる顔・・・凄く綺麗で、色っぽい・・・もっと、見せて?私も、見習わなきゃ・・・」
「ん、くっぅっ・・・お、お願いだから、脚、解いて・・・強すぎて、感じ、過ぎちゃうから・・・っ!!」



薄闇の中で、そんな風に艶姿を踊らせる影が有ったとか・・・







920 名前:エイミィさんは独り寝が寂しいようです・おまけ:2008/06/20(金) 02:20:17 ID:ldsToYX6
艦船クラウディア、その艦長室に併設されている仮眠室のベッドに、クロノは横たわっていた
視線を横に向ければ、幾つかの写真が目に入ってくる

端から、自分とエイミィのツーショット
自分とエイミィとリンディ、義妹であるフェイトと彼女の使い魔:アルフの5人で映った家族写真
そして、カレルとリエラが加わった現在のハラオウン家の姿

眠りに就くべき時間である筈なのだが、頭の中にとある感情がこびりついて離れず、クロノは寝付けないで居た
エイミィと結婚してから3年・・・彼女と知り合ってから結婚するまでのおよそ10年は、思えばいつも一緒に居たように思う

「・・・エイミィ」

写真を手に取り、妻の名を呟く
寂しい、などという言葉は、艦長職として艦船を預かる身の自分に許されるはずがない。だけど、妻の傍に居られないことは寂しく、悔しい事だった
己の責任を何もかも放り出してしまいたい衝動に駆られた事は何度もある・・・それでも、“艦長”として“提督”として“執務官”としての使命感が、それを許さなかった
彼としては、当たり前の事だが

クロノは、ベッドから起き上がると家族写真の写真立てをそっと伏せ、小さなデスクに向かい、自分とエイミィが並んで映っている写真を机の上に立てた
そして、引き出しから小さな箱を取り出す・・・でっかく、「JS通販」と書かれているのは見間違いではない



『JS通販が贈る新商品!独自開発で生み出された新素材、超合金:MANRIKIが貴方の怒張を情熱的に包み込みます!!』
『単身赴任中の旦那様に特にお薦め!愛する奥様の性器を完璧に再現!最早右手など用済みです!!』



そんな謳い文句を最初は鼻で笑ったものだったが、実際に試したところ謳い文句に嘘は無かった

「・・・はぁっ、はぁっ、エイミィ・・・エイミィっ・・・!!!」

張り詰めた性器に超合金:MANRIKI製のオナホールを被せ・・・クロノは空しさを噛み殺しながら、手淫に耽る我が身を呪うのであった



そんな彼に、母:リンディからお叱りの言葉と共に有給休暇3日間が強制的に与えられるのだが・・・それはまた、別のお話


921 名前:26-111:2008/06/20(金) 02:29:08 ID:ldsToYX6
以上です

26スレからちまちま投下をさせていただいて、早登板49スレ
エロも非エロも、色々書き散らしては来ましたが、未だにクロノとユーノはメインとして“使った”ことがありません
エロでも非エロです、一度たりとも、です。何なんでしょうね?ふははは

役立たず司書からの私信です
司書業を引き継いでくださった69スレ264氏
「私がやります!」とか言いながら結局ずっと放置してました。改めて、ごめんなさい
そして、引き継ぎ感謝です。私の勝手な都合を言えば、夏にかけては忙しくなりそうだったので、ほっとしていたりします
そんなだから駄目な司書なのですがね。ホントに、申し訳無いです

一書き手としては、プロットがアレコレあるのでまだお世話になりそうです。今後ともよろしくお願いします
それでは、ボチボチ埋まりそうなので


☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第75話☆
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213890379/l50


922 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 02:30:26 ID:5jy775xv
スカは相変わらずの才能の無駄遣いですな。

>実は夜な夜なうら若い女性の精気を啜って
実際あり得そうだから怖いwww

923 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 02:30:52 ID:ldsToYX6
IDがToY。つまりは玩具・・・見透かされていた・・・!?



924 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 08:20:23 ID:baAiarDO
ちっちゃいリインのマムコを
僕のデバイスで埋めたいですぅ
ゴブリンちっくに

925 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 09:02:27 ID:4kusQuD2
>>921
GJ! オチ(?)のクロノには不覚にも萌えたw

926 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 10:18:02 ID:vtDyCLfE
>>921
久しぶりにエイミィSSキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
てかオチがわらったw
母はわかってらっしゃるww

927 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 15:33:58 ID:Vrn2kjzu
>>921
GJです!!そしてクロエイのアブノーマルな本番を書いてくれればもっと
いいんですけど・・・

928 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 16:20:18 ID:wZ595Cte
>>921
GJ!えろいなーw
司書業もお疲れさまですた

929 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 18:18:00 ID:LGThr7bW
GJだ、最高にエロいぜリンディさん!!

しかし、そろそろ誰か埋めて・・・

930 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:23:41 ID:PS4AU55Q
埋めAAが楽しみです><

931 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:02:23 ID:d2hx8grL
教授!トーレさんのラブラブエロエロモノが読みたいです!

932 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:10:48 ID:18Absx0I
俺はセインさんのが読みたい。
存外ないんだよね。

933 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:12:15 ID:3xjX7hJn
じゃあ俺はディエチさん希望。

934 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 20:19:17 ID:4tNxbxKz
数の子周りの男の影って、スカ、ゲンヤ、カルタスだけだからかなぁ?
ゼストは何故だかチンク専用みたいなイメージがあるんだ……

935 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:31:53 ID:D5Uc6Zt5
そのためのソープナンバーズだろ。

936 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:43:39 ID:LGThr7bW
>>931
トーレは難しいなぁ・・・性格的にラブまで以って行き難いし、彼女を愛せる男ってのも中々いないだろうし。

誰か良いアイディアはないか?

937 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:45:01 ID:+7Tq9Tye
ふたな……、いや、なんでもない。

938 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:50:15 ID:n6XAKpSw
>>937
そ れ だ

939 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 21:57:50 ID:pUlWu9yd
>>937
ちょっとときめいたけどパンニー第一人者の先生がお怒りになるぞ

940 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:03:55 ID:n6XAKpSw
パンニー卿で思い出したけど、スバルの性転換話、誰か書いてくれないかなあ。

941 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:04:13 ID:ttvnYZBY
>937
ハッ○リ仕事しろ。

942 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:09:31 ID:bfvFtqdE
 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、
  | |  (・)。(・)|  
  | |@_,.--、_,>  
  ヽヽ___ノ  6回チェンジしたらヤクザが来たでござる  の巻

943 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:15:25 ID:VJ9Cccqi
>>940
それだけは御免蒙る

944 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:27:51 ID:QhXiqwyj
あんなにエロいのにスバルエロSSは少ない
てか2,3しかなくない?

945 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:28:42 ID:PS4AU55Q
>>944
肉感的でエロい体だな
グチョグチョに犯したい

946 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:30:59 ID:LGThr7bW
>>944
だから相手がいないんだってwww!!
現状でもユーノ・エリオあたりの鉄板パターン以外は無い、誰か他に良いアイディアあんなら出してくれ。

ちなみに、俺は戦闘機人という特性を生かしてソープに入れるという手を考えている。

947 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:34:17 ID:QhXiqwyj
そうねぇ、
ユーノの応援でなのフェイがゴールイン→二人がユーノにもいい人をと
白羽の矢を立てたのがスバルとか

948 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:34:42 ID:18Absx0I
>>946
ティアナやギンガ相手のもある。
エリオ以外は接点無さ過ぎてなー。
あとユーノが鉄板というのは理解できんわ。

949 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:37:01 ID:LGThr7bW
>>948
元祖淫獣だし良いんじゃね? ってかユーノ嫌いか?

俺の中のエロのチンコ要員で鉄板はユーノ・クロノ・エリオあたりなんだが。

950 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:37:14 ID:ffL9rh/i
接点ないしな、鉄板ったらティアナかなのはか?
……うーん、だったらここじゃなくて百合の方で読みたいしなー
陵辱かコメディのほうが……

951 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:37:17 ID:mhmICTUJ
>>946
パッと思いつく所ではスカラボにテイクアウトされたif設定とか
時系列遡っていいなら候補生の頃のベルカ式野郎連中って手も…モブだけど

952 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:38:52 ID:18Absx0I
あ、もう一人接点あるのがいた。ザフィーラだ。
問題は完全に犬扱いだったこと。

953 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:39:49 ID:2xr+GgFr
獣姦と申したか。

954 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:40:25 ID:ffL9rh/i
>>951
ああ、確かに男の候補生たちとも仲良かったみたいだしな。
モブ陵辱もいいけど、なんか、何回か普通に付き合って普通に別れたことがある、ってのが珍しく似合うなスバルは

955 名前:名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:41:31 ID:we4+NDUL
@埋め
       )
    ' ´.⌒.^ヽ
   | 〈从从))) 
   ! lz゚ ヮ゚ノz| ママ〜あそぼ〜
   ノ⊂)卯!つ
  (  く/_|_〉ノ
   `  し'ノ
         .,ヘ
       ' ´ ̄´ヘヘ ん〜今いいとこ…あっ!
      | ノノソヽソハ  シグナムさんが暇してるから
      ヾl ゚ ヮ゚ノ!.,|っ、 ヴィヴィオが、遊んであげて
       ∩    ,⊃
        ` ̄ ̄ ̄
          ..__________
          ||              || <中に誰もいませんよ
          ||              ||    
          ||              ||
          ||              ||               
          ||              ||
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄
                 ┻┻

)('・A・`)( 「わかった〜」

        アハハ♪
          )   .    /|                )
  −=≡  ' ´⌒^ヽ   /  |            ,'`》'´⌒`彡
 −=≡  | 〈从从)) /   |           ノ,ィ∝ノノ))))
−=≡   !ノlz゚ヮノz|/  (( 仕事 ))    --=≡( (ゝ(l!;Дノ|l Nooooo!
−=≡   ノ⊂)卯!⊃             -=≡ ノ)/ つ_つ
 −=≡ ( (く/_|_〉)             -=≡  '´人  Y
  −=≡  (/J                    レ\フ

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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第75話☆
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